
「温泉に行くとよく書いてある、塩化物泉ってなんだろう?むずかしいのはきらいだからカンタンに解説してほしいな!」
こういった疑問にお答えします。
【温泉】塩化物泉とは?「効能も含め、わかりやすくカンタンに解説します」
温泉の泉質は全部で10種類。その中の塩化物泉について解説します。
また本記事では、なるべくカンタンに解説すること集中しています。さらに専門的なことを知りたい場合は、他のサイトをご覧ください。
塩化物泉とは?
温泉水1kg中に、溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg以上あり、そして陰イオンの主成分が塩化物イオンのものです。主成分により、ナトリウム塩化物泉、カルシウム塩化物泉、マグネシウム塩化物泉などに分類されますが、日本の塩化物泉の大部分はナトリウム塩化物泉です。
むずかしいですよね(笑)
カンタンにリストでご紹介します。
- 塩化物(塩)をたくさん含む
- 温度は関係ない
- なめると、しょっぱい
- そして、塩の濃度が濃い温泉は、にがい
ひとことで言うと、

入った感じは?
予想がついてしまうかも、しれませんが…
- 体の深部までしっかり温まります
- 塩の効果で、肌がしっとりします
- 塩分濃度が濃いと、香りも強烈です
- 緑がかっていたり、茶色っぽかったりする
- キズがあると沁みる可能性あり
ひとことで言うと、

その効能とは?
塩からイメージされるとおりです。
- キズに効く(良くアトピーにも効果あり、と書かれていますね)
- 乾燥肌の改善
- 冷え性の改善
- うつ状態の改善
- リラックス効果もあるというデータあり
ひとことで言うと、

こんな方におすすめします!
ちなみに、塩化物温泉は、塩をたっぷり含むにもかかわらず、その作用は穏やかだといわれています。ボクも何度も入っていますが、納得です。
それゆえ、年配の方や病気の回復期の方にも安心な温泉と言われています。
ボクはアトピーもちですが、酸性泉のように沁みた経験はなく、よほどひどい方をのぞきアトピーの方でも安心して入ることができると思います。
- 乾燥肌の方
- アトピーの方
- 出産後の方
- 冷え性の方
- 年配の方
- 病気の回復期の方
- 汗をたっぷりかきたい方(笑)
- 神経をしずめたい方

塩化物泉の主な温泉地を紹介します
塩が名前につく温泉が多いです。例えば、
鹿塩温泉(長野)、熱塩温泉(福島)、塩原温泉(栃木)、塩窯温泉(栃木)、塩田温泉(兵庫)
有名どころだと、
熱海温泉(静岡)、登別温泉(北海道)、黄金崎不老不死温泉(青森)、夏油温泉(岩手)、鳴子温泉(宮城)
塩化物泉とは?のまとめ
いかがでしたでしょうか?
安心して入ることができて、そして全国に、比較的たくさんある温泉です。
冬に冷え性で、悩まされている方には特におすすめできるのではないでしょうか。
それに、体があったまると、全体的に調子が良くなりますよね。心にも良く効くようで、うつ病にも効果あり、と言われています。
現代の未病といわれるものに、大変効果がありますし、また全国どこでも探せば見つかると思いますので、日々の健康な生活のために、塩化物泉を取りいれてみてはいかgでしょうか。