
こういった疑問にお答えします。
温泉【含鉄泉】を解説「効能もふくめ、わかりやすさにこだわりました」
温泉の泉質は全部で10種類。その中の含鉄泉について解説します。
また本記事では、なるべくカンタンに解説すること集中しています。さらに専門的なことを知りたい場合は、他のサイトをご覧ください。
含鉄泉とは?
まず、基準はこちらになります。
温泉水1kg中に総鉄イオン(鉄Ⅱまたは鉄Ⅲ)が20mg以上含まれているものです。陰イオンによって炭酸水素塩型と硫酸塩型に分類されます。
これをわかりやすくリストでご紹介します。
- その名のとおり、温泉に鉄分をたくさん含みます
- 時間がたつと、色が赤っぽくなります(空気に触れて酸化するため。リンゴが赤くなるのと一緒です)
- そのため「赤湯」とも呼ばれます
- 貧血改善や更年期障害に効果があるため「婦人の湯」と呼ばれている
- 基本的に、にごり湯が多いです
ひとことで言うと、

入った感じは?

出典:伊香保観光協会
この色は酸化鉄の色です。見た目はけっこうインパクトがありますね。では入った感想をリストでご紹介します。
- とにかく見た目のインパクトがすごい(上記の写真ではわかりにくいのですが(笑))
- 香りも、いわゆる鉄のにおいがぷんぷんします
- とはいえ肌への刺激は強くない

その効能は?
効き目がありそうですよね。リストをごらんください。
- 鉄不足が原因の病気(たとえば貧血)に良く効きます
- 飲泉することにより、さらに効果をあげることができます
- 冷え性を改善する効果があります
- 慢性の湿疹にも効果あり
- 美肌効果も確認されています

含鉄泉の飲泉について
ココに注意
またもちろん、保健所からの飲泉許可がない場合には、飲泉が禁止されています。有名な含鉄泉の飲泉所では、伊香保温泉の伊香保露天風呂の付近、別府わくわく温泉 かっぱの湯、和歌山県の花山温泉などがあります。
また飲用に関しては、体の状態によっては適さない場合もありますので、注意書きなどをよく読んでから飲泉してください。
味に関しては、ま~鉄の味がするサイダーってとこです(笑)
こんな方におすすめします
ざっくりまとめました。参考にしてください。
- せっかく温泉に行くのだから、お湯にインパクトがほしいよ!
- 最近、わたし貧血ぎみで悩んでます
- 赤い色の温泉なんて、入ったことないです!
- 美肌効果に興味あります!

含鉄泉の主な温泉地をご紹介
有馬温泉(兵庫)、伊香保温泉(群馬)、不老ふ死温泉(青森)
この、不老ふ死温泉は絶景の一軒宿で、大変有名なところです。インパクトでは、日本トップクラス間違いないと思います。また温泉ファンならだれでも憧れるところです。
温泉【含鉄泉】を解説のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この含鉄泉は、インパクトもあって、いかにも温泉らしい温泉といえると思います。それゆえ、家族旅行や、グループ旅行にも高い人気があるように感じます。飲泉した場合、鉄の味がするサイダーみたいですが、これも旅のイベントとしては、もってこいですね。
また、肌への刺激が強くなく、美肌効果も高いため、万人が安心して入ることができる温泉といえます。この見た目からすると意外なことです。ぜひお近くの含鉄泉をさがして温泉旅行を楽しんでみてください。