
こういった疑問にお答えします。
温泉【含よう素泉】を解説「効能もふくめ、わかりやすさにこだわりました」
温泉の泉質は全部で10種類。その中の含よう素泉について解説します。
また本記事では、なるべくカンタンに解説すること集中しています。さらに専門的なことを知りたい場合は、他のサイトをご覧ください。
含よう素泉とは?
定義としては、温泉水1kg中によう化物イオンが10mg以上含有するもの。となります。実はこの泉質は、2014年7月に改定されることによってできた、新しい泉質です!
これだけでは、なにがなんだかわからないと思いますので、リストでご紹介します。
- よう素とは、消毒液にも使われます(有名なのは、ヨードチンキ)
- うがい薬のルゴールも同じく、よう素です
- なので、殺菌作用があります(そりゃそうだ)
- なんと東京・大手町から湧出
ひとことで言うと、

入った感じは?
気になると思います。こちらもリストでご紹介いたします。
- 色はもちろん、うがい薬の色です
- また、香りもうがいぐすりの香りがします
- 口に含むと苦味があります
- もちろん、うがい薬とは違うので、刺激が強いわけではない
- 肌に沁みたりはしないです。(個人的な意見にです)
ひとことで言うと、

その効能は?
実は、まだ新しい泉質のため詳しくはわかっていません。ただ飲用した場合の効能についてはわかっています。なので飲用の場合を中心にリストにします。(個人的には入浴でも同じ効果があるのでは?と思っていますが、今後の研究に期待します)
- 疲労回復、健康増進
- 脱毛の改善
- 慢性の皮膚炎の改善
- 動脈硬化の予防
- 肌、髪のターンオーバーを早めて美しくする

こんな方におすすめします!
謎は多いですが、一応リストにしてみます。
- うがい薬と似た温泉が気になる好奇心旺盛な方
- 新しいもの好きな方

こんな方にはおすすめできません
じつは、効能はよくわかっていないのですが、入らない方が良いことは、わかっています。
それは、妊婦さんと赤ちゃん、甲状腺機能亢進症の方です。よう素の摂取が体に合わないようです。
含よう素泉の主な温泉地を紹介
実は、東京、千葉に、この泉質が多いのです。何か他の泉質と比べると、大変ふしぎな感じがします。では東京、千葉から3つご紹介します。
全て日帰り温泉でリンクをはっていますので、気になるところをクリックしてみてください。
- スパ大手町(なんと東京のド真ん中です!)
- 東京天然温泉 古代の湯(こちらは東京、葛飾区です)
- 酒々井温泉 湯楽の里(千葉県酒々井町にあります)
※地方にもありますが、含よう素、以外の成分をたくさん含むところがほとんどであり、今のところ目立たない感じになっています。今後変わってくるとは思います。
とはいえ、今新しく情報をいただきましたので、ご紹介します。行ったことないのですが、すごく良さそうな含よう素泉です。ボクも近々行ってみようと思います。
(ホームページに含よう素泉の表記がないのですが、Skima信州さんのサイトでは、含よう素泉と表記されていました。よろしければご確認ください。)
温泉【含よう素泉】のまとめ
まだまだ、泉質としては、はじまったばかりの温泉です。それゆえ、情報も少なく、研究もあまり進んでいないようです。
しかし、うがい薬に似た温泉が、地下から湧いてくるって面白いですね。消毒の効果があるのなら、水虫とかキズに効くのでは?なんて思いますが、まだそれもわからない、ということになっています。
とはいえ、東京にいながらにして、温泉を楽しむことができますし、楽しみながら、この研究が進んでいくことを待ちましょう。
最後に、都心の温泉とあっては、消毒なしのかけ流しってそうとう難しいと思うのです。
実際にやったらたぶん、相当な高額の温泉になってしまいそうですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。