
こういった疑問にお答えします。
温泉【放射能泉】を解説「効能もふくめ、わかりやすさにこだわりました」
温泉の泉質は全部で10種類。その中の含鉄泉について解説します。
また本記事では、なるべくカンタンに解説すること集中しています。さらに専門的なことを知りたい場合は、他のサイトをご覧ください。とはいえ、必要十分かと思う量の情報をのせています。
放射能泉とは?
ラジウムという放射性の物質が気体になったとき、ラドンと呼ばれる物質になります。
このラドンがふくまれる温泉のことをいいます。
正確には、30×10-10キュリー以上(8.25マッへ単位以上)となっていますうが、ラドンが入った温泉と思っていただければ間違いないかと思います。
カンタンにするためにリストにしていきます。
- ラジウムは放射能物質→ラドンは気体(同じで変化したもの)
- これがふくまれる
- 放射能泉に250時間入る=レントゲン1枚が同じ放射能の量(栃尾又温泉の例)
- なので、体に入っても数時間で放射能がぬけていく

メモ
ホルミシス効果について
ホルミシス効果とは、いっぱいとるとヤバイけど、ちょっととると、体に良いという意味です。
ちなみに、ギリシャ語のhormo(刺激する、促進する)からきています。
入った感じは?
リストでご紹介します。
- 基本的に、無味で、無臭で、透明です
- なのに湯あたりしやすいと言われています
余計なことかもしれませんが、

ちねみになぜそんなに長く入れるかというと、この栃尾又温泉の温度が36℃くらいで体温と一緒だからです。たいていの人が30分以上入っています。
とはいえ良い子は、8時間をもちろん真似しないでください(笑)」
その効能は?
これは意外なことに温泉地によって変わったりします。とはいえリストでご紹介します。
- 痛風、リウマチ、関節の痛みなど
- 慢性の皮膚病
- 自律神経を整える、不眠症など
- 万病の湯と呼ばれるほど、いろいろな病に効くとされている
- 山梨県の増富温泉は、特に有名なガンの湯治場です
ひとことで言うと、

こんな方におすすめ
効能は多いですが、比較的どなたでも入ることのできる温泉です。とはいえ、強烈な放射能泉もありますので、注意してください。
- 妊婦さんが入ることも可能という研究があります
- また、場所により赤ちゃんも入れます
ひとことで言うと、

温泉【放射能泉】の主な温泉地
栃尾又温泉(新潟県)、増富温泉(山梨県)、三朝温泉(鳥取県)
少し具体的に解説していきます。
栃尾又温泉
栃尾又温泉はどこの宿に泊まっても、入る温泉の場所は同じです。もっとも有名なのはこの自在館です。
自在館を公式サイトで調べる(ネットからの予約はこのサイトだけです)
もっと安く泊まりたいという方には、この2食付8000円台~という神風館があります。
増富温泉
湯治できている方が、大変多いところではあります。とはいえ、ボクのように遊びでいく人ももちろん多くいます。食事もどこに泊まっても湯治メニューという感じです。
もっとも有名な不老閣です。
不老閣を公式サイトで調べる(こちらも公式サイトからのみ予約が可能です。)
ネットから予約ができるのは、この三英荘のみです。大変リーズナブルに増富温泉で宿泊可能です。
三朝温泉
もっともラジウムが多いのは、この三朝温泉です。ただ、三朝温泉は湧出量がそれほど多くないので、かけ流しの宿に泊まることをおすすめします。まよった場合こちらの明治元年創業、木屋旅館に泊まれば間違いないです。
温泉【放射能泉】を解説のまとめ
いかがでしたでしょうか?
実は、いまだにこの放射能泉が、本当に体に良いのか悪いのかという議論はされています。それは、三朝温泉で肺ガンになる人が多いというデータがあるからです。
とはいえ、この三朝温泉でガンの死亡率が低いという結果も出ています。
ちなみにボクの知り合いでは、増富温泉でガンが治ってしまったという方がいます。
また、増富温泉に遊びに行ったときに、湯治をしているおじいちゃんと話をしたのですが、ここに1週間泊まると痛風で歩けなかったのが、治って歩けるようになるという方とお話ししたことがあります。
そのおじいちゃんは体が悪くなるとたびたび、増富温泉に湯治にくるそうです。
これは、完全に個人的な意見ですが、世の中で知られていないだけで、この放射能泉で体の調子が良くなった人は、思っているよりもかなり多いのではないか、と思っています。
放射能泉に入ると、なぜか、体の調子が良いことは事実です。
この温泉、まだ行ったことのない方が大変多い泉質かな、と思います。
ぜひこの神秘的な温泉を体感してみてください。