
こういった疑問にお答えします。
温泉【硫黄泉】を解説「効能もふくめ、わかりやすさにこだわりました」
温泉の泉質は全部で10種類。その中の含鉄泉について解説します。
また本記事では、なるべくカンタンに解説すること集中しています。さらに専門的なことを知りたい場合は、他のサイトをご覧ください。
硫黄泉とは?
定義としては、温泉水1kg中に総硫黄が2mg以上含まれている温泉のことを言います。総硫黄とは、硫化水素イオン・チオ硫酸イオン・遊離硫化水素のことを言います。
むずかしいので、これをカンタンにリストにして解説していきます。
- いわゆる、硫黄の香りがする(本当は硫化水素の香りです)
- 箱根の黒たまご。あれは、たまご殻の鉄分とこの硫化水素が反応したからです
- 白いにごり湯が多いです
- 硫黄型、硫化水素型の2種類がある
- 硫化水素型の方がインパクトがつよい
ひとことで言うと、

入った感じは?
白いにごり湯に入ったことはありますか?リストにしてみます。
- たまごのようなにおいがプンプンしている
- 肌への刺激も多少ある(なので、肌がよわい方は、出るときシャワーで流すとよい)
- よくあったまる(特に硫化水素型)
- 出たあとも体じゅうプンプンにおいます
一言でいうと、

その効能は?
いかにも効能がありそうですよね!では、効能についてまとめていきます。
- アトピー性皮膚炎など、肌トラブルに効果あります(しかし、注意も必要です)
- 関節痛、リウマチに効果あります
- 生活習慣病やメタボにも効果が確認されています
- 飲用した場合、便秘、生活習慣病に良いとされています
- 筋肉疲労を改善する
- 冷え性の改善
ひとことで言うと、

こんな方におすすめします!
これは、わかりやすいので、わかってしまうかもしれませんが、一応リストでご紹介します。
- やっぱり温泉といえば、にごり湯でしょ、って方
- せっかくだから、肌のトラブルも治したいという方
- 同じくせっかくだから、メタボをどうにかしたいという方
- わたし寒がりなんですって方
ひとことで言うと、

これだけは注意してください
この硫黄泉は、肌にすごく浸透しやすい性質をもっているので、湯あたりには注意してください。また肌が敏感な方は、シャワーでさいごに流してから出た方がいいです。
あとアクセサリーは黒たまごのように変色してしまうので、持ち込まないようにしましょう。
あと、飲泉する際は、下痢しやすい方は注意してください。
硫黄泉の主な温泉地
意外にたくさんあるのです。有名どころを例にあげていきます。
日光湯元温泉(栃木県)、箱根の小涌谷温泉(神奈川県)万座温泉(群馬県)、月岡温泉(新潟県)、高湯温泉(福島県)、後生かけ温泉(秋田県)
おすすめ温泉宿3つご紹介
硫黄泉といえば、という宿をせっかくなので3つご紹介します。どこも大変有名なところで、人気もすごいところです。
1.万座温泉 日進館
大変、硫黄の濃度が高いのが特徴です。バイキング形式ですが、大変おいしいです。たまに割引もあります。
2.高湯温泉 玉子湯
明治元年創業の老舗旅館です。にごり湯の代表的な宿です。
3.後生掛温泉
秋田県のこちらも有名な湯治場です。東北の湯治場といえば、ココといえます。
自宅で硫黄泉を楽しむには
やろうと思えば、結構カンタンに自宅で硫黄泉って楽しむことができるんです。とはいえ、硫黄の成分はお風呂を痛めてしまいますので、やめた方が無難です。
なので、硫黄泉のような気分の天然湯の花をここで、ご紹介しておきます。こちらはお風呂を痛めることなく、にごり湯を楽しむことができます。しかも天然のものです。
温泉【硫黄泉】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
硫黄泉とはいわゆるにごり湯で、日本中にわりとたくさんあります。日本ってほんとに豊かな国だと思います。
自宅でやるとお風呂が痛んでしまうので、ぜひ、実際に温泉やどに行くことをおすすめします。
温泉に行った気分が一番する温泉といった言い方もできます。なので、テンションが上がること間違いなしです。
温泉に遊びに行かれる際は、ぜひ硫黄泉を検討してみてください!