僕は年間40泊以上温泉に出かけています。
おそらくかなり多い方かと。笑
理由としては、もちろんとにかく楽しいから。
温泉に行くことに全てをかけているといってもいいくらい!
そんなわけで今回は温泉の楽しみ方をたっぷり記事にしてみました!
それではさっそく!
温泉地によっても楽しみ方は違う
温泉地の特徴を大きく分けると3通り。
- 賑やかな温泉地(観光地になっている場合が多い)
- 静かな温泉地(湯治場であることも多い)
- 秘湯の一軒宿
順番に特徴や代表的な温泉地をご紹介していきます!
賑やかな温泉地
イメージとしては、温泉の湧いている観光地といった感じです。
町中から温泉が沸いていると、それだけでさらにテンションを上げてくれるのでその辺りも魅力的ですね。
パッと思いつく限りで代表的な賑やかな温泉地をご紹介しておきます!
- 草津温泉(群馬県)
- 箱根温泉(神奈川県)
- 熱海温泉(静岡県)
- 鳴子温泉(宮城県)
- 蔵王温泉(山形県)
- 下呂温泉(岐阜県)
- 道後温泉(愛媛県)
- 別府温泉(大分県)
このあたりは特に賑やかな印象。
温泉を楽しみに来たというより、単純に旅行を楽しんでいるだけの方が多いのもこのタイプかと思います。
なので温泉だけでなく「温泉街の散策も同時に楽しみたい!」
という方にこれらの温泉地がおすすめです!
静かな温泉地
このタイプは、もともと湯治場だった文化があったり、単純にそこまで栄えていないだけだったりと。
なので「人混みがキライ!」という方や「静かに療養したい」
という方におすすめの温泉地です。
では具体的に温泉地をご紹介してみます。
- 四万温泉(群馬県)
- 肘折温泉(山形県)
- 田沢温泉(長野県)
- 温泉津温泉(島根県)
- 那須湯本温泉(栃木県)
これらで、あまり世間では知られていない名湯や名旅館、その他コスパの良い温泉宿がたくさんある印象。
賑やかな温泉地に比べると年齢層が高くなるかな。
とはいえ僕自身20代半ばの頃から行っているし、若い人もいますよ!
秘湯の一軒宿
最近はすごい人気ですね!
すごい名湯や霊泉と呼ばれるほど効能のすごい温泉もあったり、とにかく純粋に温泉を楽しむには最高です。
デメリットとしては、宿の外を散歩するような雰囲気でないことが多いことかと。
雪が深かったり、今にも熊さんが出てきそうだったりといった感じ。
それから「秘湯の一軒宿って一人だとハードル高いかな」
って思われがちだけど全くそんなことないですよ!
スタバに一人で行けるなら大丈夫!笑
では僕が特におすすめする秘湯の一軒宿をいくつかご紹介していきます!
その1:酸ヶ湯温泉(青森県)

出典:酸ヶ湯温泉
言わずと知れた青森の有名な秘湯。
湯治と旅館に分かれていて、それだけに温泉の効果も抜群!
湯治目的でなくとも、湯治プランだとコスパ良く宿泊できるのもいいですね。
泉質は日本屈指の酸性泉で、傷があるとものすごくしみて痛いほど強烈!
何しろ名前からして「酸っぱいお湯」ですからね。本当にめちゃくちゃ酸っぱいですよ!
僕もここは3回ほどリピートしていますが「また行きたくて仕方のない宿」の一つ。
青森の山奥ゆえに、ちょっと気合を入れないと行けないのが難点かと。
それゆえ到着した時はいつも感極まる感じです!
詳しくは宿泊記にもしています↓
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酸ヶ湯温泉【湯治部】宿泊記ブログ「混浴!日帰りもおすすめ!」
続きを見る
その2:甲子温泉(福島県)
こちらは福島県の有名な秘湯。
実は昨年、ここに2回目の訪問だったのだけど、あまりにも食事、部屋、温泉とどれも素晴らしかったので「2020年泊まってよかったランキング」で1位にさせていただきました。
秘湯でありながら設備はとてつもなくキレイですし、万人に安心しておすすめできる温泉だと思っています。
また霊泉と呼ばれるだけあって、一見すると普通のお湯なのになぜか体の調子がものすごく良いのがとにかく不思議。
ここの温泉に入ると「なぜ昔から霊泉と呼ばれているのか?」
とそんなことがわかります。
詳しくは、宿泊記をどうぞ!
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【宿泊記ブログ】甲子温泉大黒屋「雪ふる秘湯に感激」
続きを見る
その3:玉川温泉(秋田県)
ここは日本で最も有名な湯治場といっていいかと思います。
日本で最も酸性度が高いだけあって、ちょっとでも傷があろうものならものすごく体が痛いです。
ラジウムが豊富で「癌が良くなった」などの体験談が多いことでも有名。
ここほど「山奥の秘湯に来たぞ!」と実感できるところもそう多くはないかと。
温泉好きの憧れの地でもありますし一度「日本一の酸性泉ってどんなところだろう?」
みたいな感じで訪れてみるのもすごく楽しいですね!
僕は昨年ここに来た時は、湯治の方に宿泊しています。
詳しくは下記に書いています。
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秋田県【玉川温泉】自炊部の宿泊記ブログ【湯治の前にも役に立つ記事】
続きを見る
伊豆にも魅力的な一軒宿が多い
秘湯の一軒宿って実は有名なところがすごく多いのも特徴です。
そこで「有名ではないけど、素晴らしい秘湯の一軒宿ってないかな?」
ということで静岡県、伊豆にある素晴らしい一軒宿を2つご紹介いたします。
天城温泉 禅の湯
一つ目は、河津桜で有名な河津近くの温泉「禅の湯」
こちらは、お寺の敷地内にある温泉宿で、温泉は飲泉ができるほど新鮮。
そして岩盤浴も無料で、しかもものすごく食事のクオリティが高い。
そしてもともとユースホステルだっただけあって、コスパもかなり良いところがオススメポイントです。
こちらも詳しくは、宿泊記にしています。
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モダン宿坊「禅の湯」宿泊記ブログ【伊豆の名湯、天城温泉:飲泉可!】
続きを見る
神代の湯
2つ目は、ちょうどの伊豆の中心あたりかな。
ここは楽天トラベルの温泉評価で1位になったこともあるだけに、とにかく温泉の質が高いのが特徴。
湯治宿の一面もあって、食事には玄米菜食のオーガニックプランがあったり、健康的でなおかつすごく料理が美味しいです。
あのサッカーの中田英寿さんも訪れたことがあるようで、流石だなと。笑
部屋にトイレはなく、旅館の雰囲気かというと全くそんなことはないのですが、館内はとてもキレイ。
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伊豆【神代の湯】宿泊記ブログ「ランチOK!12時チェックイン!?」
続きを見る
ではここからは、温泉の泉質と効能の違いによる楽しさの解説をしてみます!
温泉の泉質と効能の違いを楽しむ
こちらは見るからに効果のありそうな含鉄泉(長野県、横谷温泉旅館)
温泉の泉質は全部で10種類
具体的には‥
一応全てのリンク先が簡単に泉質を解説した内容になっています。
もし泉質の特徴を楽しむのなら、インパクトのある泉質がオススメ!
具体的には、
- 硫黄泉→にごり湯
- 酸性泉→ワイルドな温泉
- 含鉄泉→すごい鉄の香り
このあたりはすごく特徴的だと思います。
PHの違いに注目!
PHは、アルカリ性の温泉なのか?それとも酸性の温泉なのか?
ということ。
温泉に行くとたいていこんな感じにPHが書かれている場合が多いです。
こちらは、ちなみに日本一の酸性泉「玉川温泉」のもの。
1〜14まであって、数字が少ないほど酸性。多いほどアルカリ性。
7だと中性で普通のお湯に近い感覚であることが多いです。
いわゆる「お肌がツルツルになった!」
なんて温泉はPHが9以上のアルカリ泉であることが多いです。
またPHが3以下の酸性泉だと、ワイルドな感じや、温泉のパワーが体に入り込むような感覚になるかな。
もちろんこれは個人的な感想なので、ぜひご自身でPHの違いを体感してみることをオススメします!
温泉の温度でもかなり違う!
例えば、温度の高いので有名な温泉は、
草津温泉、那須湯本温泉、熱海温泉、野沢温泉など
こういう温泉って「テンションが上がる」とか「エネルギーが湧いてくる」
とかそんな印象。
サッと入ってサッと帰るところが魅力的!
逆にぬる湯で有名な温泉といえば、
栃尾又温泉、湯岐温泉、川古温泉、沓掛温泉など
このタイプの温泉って30分以上入ってはじめてその魅力がわかるもの。
ゆっくりゆっくり入ることで、自律神経は整ってくるし、湯上りの爽快さは格別。
不眠症の方や、神経の疲労のたまっている方に特にオススメ!
そんなわけで、この温泉の温度に注目して入ってみるのも楽しいポイントです!
温泉の質の良さを楽しむ
「そもそも温泉の質が良いってどういうこと?」
という方のためにまとめてみます。
- 湧出量が豊富な掛け流し
- 消毒をしていない
- 循環装置を使用していない
- 温泉の鮮度が高い
このあたりが特にポイント。
加温もしない方が良い場合が多いけど、このあたりは仕方がない場合も多いですね。
温泉の質が良いと何が楽しい?
結論、あまりにも体が絶好調になるということ。
身も心もです。
なので「体はとにかく軽い、そして心もなぜかハッピー」
良い泉質の温泉ってこんな楽しさがあるのです。
じゃ「そんなすごい温泉ってどこにあるの?」
って思うかもですが、スミマセン僕のブログ内でご紹介している温泉は全て自信を持って素晴らしい温泉です。笑
温泉の色を楽しむ
こちらは、もちろん天然の色。
入浴剤ではないですよ!こちらは、青森県の新屋温泉というところ。
続いてにごり湯から。
こちらは、箱根のユースホステル「箱根テント」の温泉。
白く濁った感じがいかにも温泉!という感じでいいですね!
では上記の2つの温泉を混ぜたような温泉を。
ドン!
こちらは、長野県の渋温泉にある共同浴場「大湯」。
それぞれ天然の美しい色で楽しくないですかね?
僕はこの色もすごく楽しくて、温泉の魅力の一つだと思っています!
では最後に、日本を代表する温泉地「草津温泉」の楽しみ方を解説して終わりにしたいと思います。
あとは他の温泉地に応用すればOKです!
日本を代表する温泉地【草津温泉】の楽しみ方
湯畑のまわりを観光
草津温泉に来たら誰でも行くところ、それが湯畑かと。
草津温泉の湯畑で楽しいポイントをいくつか挙げてみます!
- まずは湯畑を眺める(圧倒的な湯力です)
- おまんじゅうなどのグルメを楽しむ(飲食店多数)
- 湯もみショーを見る
- 足湯をする(湯畑の目の前にありますよ)
- お土産をみる(こちらもたくさんあります)
とざっくりとこんなところです。
続いて日帰り入浴施設を。
草津温泉には、無料で入ることのできる共同浴場の他に、魅力的な日帰り入浴施設が多数あります。
こちらもすごく楽しいのでまとめてみます!
日帰り入浴施設をまわる
まずは共同浴場からご紹介です!
観光客向けの共同浴場は3つ!
とこの3つ。実はどれも違う泉質で、これらを比べるだけでもすごく楽しいですよ。
その他の日帰り入浴施設
オススメは3つだけ!
ちなみにこの中で、食事のできる施設は大滝乃湯だけ。
また目の前に駐車場があるのも大滝乃湯だけです!
これらの3つもそれぞれ違う源泉を使用しているので、それらを比べるのもとにかく楽しい!
食事の美味しい宿に宿泊
僕自信、何度も草津温泉には行っているけど、一番感動したのは「滋養の宿 ぶな」さんで頂いた薬膳料理かな。
薬膳料理ということだけあって、材料がとにかくすごい!という印象でした。
こういった素晴らしい料理をいただける宿に宿泊するのも温泉の楽しみの一つですね!
>>> 「滋養の宿 ぶな」さんについて調べる(電話もしくは、楽天トラベルからのみ予約可能)
食事の美味しい宿を探すなら‥
これって完璧に探すのは、本当に難しいですね‥
僕は普段、楽天トラベルやじゃらんの口コミ、その他googleの口コミ、個人ブログなどを参考にしてます。
とはいえ一番手取り早いのは、楽天トラベルの「評価が高い順」で検索するのが簡単でオススメ。
こんな感じの上記の画面になるので参考にしてみてください!
下記に草津温泉ののページを用意しておきます。
草津温泉、真夏は避暑地としても最高
楽しいと気持ち良いを一緒にしていいのか迷ったけど、やっぱり気分がいいと楽しくもなりますね!
というわけで、草津温泉は標高が高いので都心に比べてざっくりと10度ほど温度が低いと言われています。
なので「夏バテした!」とか「あせもが治らないな〜」って方にも夏の草津温泉は最高ですよ。
まとめると‥
温泉街を散歩しつつ、グルメを楽しみつつ、買い物を楽しみつつ、日帰り入浴でさっぱりと。
みたいな感じです。
すごく楽しいがわかっていただけたかと。笑
まとめ:温泉の楽しみ方!
では今回の記事でご紹介した内容をまとめて終わりにしようかと思います。
- 温泉地を選ぶ!(賑やかor静か)
- 泉質を選ぶ!(泉質は全部で10種類)
- 草津温泉を例に具体例
温泉地ってみんなが楽しそうに訪れていますからね‥
その雰囲気でさらに楽しい‥ということもあるかと思います!
ぜひ「あんまり温泉行ったことないな〜」って方や「温泉のどこがいいかわからない」
って方の少しでもお役に立てたら幸いです!
少し長い記事になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます!