こんにちは、KOUです。

こういった方のお役に立てる記事になっています。

ではさっそく!
湯治場とは「温泉で病いを治す文化のあるところ」
湯治の歴史は古い
どの書籍を見ても、基本的には「湯治の歴史は古い」とだけ記載されてますね。笑
山形県の「肘折温泉」だと開湯1200年、栃木県の那須湯本温泉だと開湯1400年とかだし少なくともそれくらい。
戦国時代に湯治が行われた
「信玄の隠し湯」って聞いたことがないですか?
山梨、長野あたりって実は、信玄の隠し湯だらけなんです。
さらに日清戦争で、体を負傷した兵士は、神奈川県の湯河原温泉で湯治をしたとの伝えもあります。
江戸時代に流行!?「ベルツ博士の功績も」
近代医学の父と言われている「ベルツ博士」は、草津温泉の効能を世界に広めた方です。
上記の写真は、草津温泉の西の河原公園の銅像で、もちろん僕が撮影したもの。
草津温泉では「恋の病い以外は全て治る」と言われているけど、薬が今ほどなかった当時は、すごく人気があったそうです。
昔は自炊が基本だったけど…
昔は「湯治」というと、「自炊するの?」という感じだったけど、現在では2食しっかりとつくところが多いです。
僕が「湯治のできる安い温泉宿14選」という記事を書いたことがあるけど、どこもすごく食事のレベルは高いですよ!
湯治で治る病気って?「薬で治らない病気も治る」
あまりにも多い…。
西洋医学だと、例えば「心臓が悪いとか、腰が痛いとか」って言われるけど、東洋医学ではどこか悪ければ、全てが悪いと考えられています。
つまり温泉によって、免疫力が上がることにより全ての病気に効果があるいうわけです。
草津温泉の「恋の病い以外は…」や四万温泉の由来「4万の病気が治る」から分かりますね。
僕の体験談
実は僕は昔、重症のアトピーでどこの病院に行こうが、どんな薬を使おうが、全く治らなかったんです。
アトピーのひどい方って皆さん同じことをおっしゃるかと思いますが…。
さらに、不眠症とか、腱鞘炎って、薬で根本的には治らないですよね?
結論、僕は温泉で全てが治りました。
もちろん、温泉だけでなく、食事や生活習慣(運動)なども工夫してます。
湯治に付加価値あり
普通、薬を使うと副作用ってすごく気になりますよね?
アトピーの薬「ステロイド」とかって、すごい副作用が強くてそれもイヤでした。
温泉で湯治をした場合は「逆!」付加価値があるんです。
例えば、若返る、肌が綺麗になる、健康的に痩せる、肩こり腰痛もスッキリなどなど。
全身が健康になっていく感じですかね?
「美人の湯」なんて言葉もあるけど、一番は美容効果かな、と思ってます。
病気も治り、美容効果もあるなんて最高ですよね!
湯治のデメリット
「え、いいことばかり!さっそく湯治に行こう!」
と、ちょっと待ってください。笑
当然ながらデメリットもあって、それは「即効性」はないということです。
湯治には「7日で一回り」とか「湯十日」という言葉あるけど、最大限に温泉の効果を得たいなら、やっぱりそれくらい必要です。
とはいえ、最近では「プチ湯治」が流行っているけど、これだと2泊3日くらい。
これでもある程度、効果を実感することができますよ!
さらに「週1回の湯治を、1、2ヶ月続けることで、湯治と同じ効果を得られる」とも言われています。
これはファスティング(断食)とも同じで、プチ断食を何度も繰り返すことで、実際の断食と同じ効果があると言われています。(僕も断食の経験者なんです…笑)
湯治場ってどこにある?
那須湯本温泉(栃木県)
弘法大師、空海も訪れたことある、歴史の長い湯治場です。
日帰り入浴の「鹿の湯」は大人気ですし、この近くの民宿は素晴らしいところが多数です。
「さすがは湯治場!」と言える、素晴らしい名湯で、特に効果を実感できる湯治場です。
最近ではテレワークを兼ねて、という方も増えているよう。
とはいえ、硫化水素ガスが多く、電化製品は傷みやすいのでご注意を。笑
この那須湯本温泉は、下記の記事で詳しく解説しています。
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那須湯本温泉を解説!「鹿の湯で日帰り入浴、民宿街そして観光!」
続きを見る
四万温泉(群馬県)
四万温泉も、昔から湯治場として栄えたところです。
上記は、四万温泉を代表する宿「積善館」で湯治宿でもあります。
千と千尋の神隠しの舞台になったので、知っている方も多いはず!
温泉は足元湧出の硫酸塩泉で、美肌効果は想像を絶するほど。
玉川温泉(秋田県)
もしかしたら湯治場としては、この玉川温泉が一番有名かもです。
特徴は日本で一番phの低い、強酸性であるということ。
イメージとしては「塩酸につかっている」に近いかと。
とにかくちょっとでも傷があると痛いので、注意が必要です。
僕は肌が弱いけど、ギリギリ入ることができました。笑
さらに岩盤浴も有名で、日本で一番「癌」が治った方の多い温泉で有名です。
湯治館の宿泊記は下記です。
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秋田県【玉川温泉】自炊部の宿泊記ブログ【湯治の前にも役に立つ記事】
続きを見る
酸ヶ湯温泉(青森県)

出典:酸ヶ湯温泉
こちらは、青森の山奥にある名湯「酸ヶ湯温泉」。
この旅館には、旅館部と湯治部の2種類があります。
玉川温泉ほどではないけど、酸性度がとにかく強いのでご注意を。
この酸ヶ湯温泉だと、リウマチ、痛風、神経痛の治療が有名ですね。
湯治部と旅館部の違いについての記事も書いています。
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【酸ヶ湯温泉】旅館部と湯治部の違いって?【結論:夕食と部屋】
続きを見る
妙見温泉(鹿児島県)
鹿児島県の妙見温泉も、九州を代表する湯治場で、湯治宿と高級旅館の2種類が存在しているような温泉地です。
泉質は塩分をたっぷりと含む「塩化物泉」で、とにかくよく温まる温泉。
さらに湧出量も豊富で、鮮度もピカイチ。
上記の写真は「田島本館」という妙見温泉を代表する湯治宿で、部屋、食事、温泉とどれも素晴らしく、オススメの宿です。
面白いのは、「傷湯、神経痛の湯、胃腸の湯」と3つの効能に効く温泉があるところ。
宿泊記に詳しく書いています。
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妙見温泉【田島本館】宿泊記ブログ「3つの源泉→感動も3回」
続きを見る
まとめ:最近注目の湯治場とは?
実は、湯治場ってまだまだ、まだまだあります…。
全て、ご紹介していると、とんでもなくこの記事が長くなってしまうので、この辺りで終わりにします!笑
ちなみに僕がこのサイト内でご紹介している温泉は、全て「湯治宿」もしくは「湯治場と同じくらい効果のある温泉」
だけに特化しています。
少々手間をかけさせてしまい申し訳ないのですが、このサイト内を見ていただければ、いろいろと湯治場が見つかるはず。
それではこの辺りで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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