こんにちは、温泉オタクのKOUです。
奥蓼科の山奥にある「明治温泉」へと来ました。
奥蓼科というと、渋御殿湯や渋辰野館が有名だけど、この明治温泉も素晴らしいところ。
このあたりは冷たい酸性の鉱泉であることが特徴だけど、この明治温泉ももちろん鉱泉。
この周辺はマイナスイオンがたっぷりで、その静けさや癒される環境がこの明治温泉の魅力かと。
ではさっそく。
2食付き12000円程度〜
奥蓼科「明治温泉」にチェックイン
奥蓼科温泉といったらこの4つの温泉かな。
300メートルほど細い道を通って。大きな車でも大丈夫だけど、暗くなってから通るのは少し気を使うかな?といった感じ。
温泉がぬるめでじっくり入るタイプだし、明るいうちにチェックインするのがオススメ。
館内に入ると、山の宿とは思えないほどピカピカでおしゃれ。
2020年に経営者が変わってリフォームしたとのことで、居心地の良さも最高。
若いスタッフ(若いご夫婦?)が多いようで、女性のスタッフさんにサクッと案内していただきました。
「明治温泉」のお部屋へと「マイナスイオンたっぷり」
もともとは年季が入っていると思うけど、やはりリフォームしてあっていい感じ。館内全体の空気が本当にクリーンな感じ。
部屋に入っても爽やかだな〜と外を見ると…
このとおり窓からの景色は最高。
さらにこの近くには「おしどり隠しの滝」というものがあって、マイナスイオンがたっぷり。
後ほどご紹介するけど、滝の側もすごいマイナスイオンを感じたけど、この部屋も同じような感じ。
以前、奥飛騨の「粋泉荘」さんという民宿が日本一清々しいと書いたことがあるけど、もしかしたらこの明治温泉の方が上かもしれないと思うほどの清々しさ。
アメニティは、廊下で自分で取るスタイル。
洗面所とお手洗いは、部屋のすぐ前に。
お茶と、コーヒーは部屋に完備。
テレビはやや小さめ。冷蔵庫とケトルは完備。
奥蓼科は寒冷地としても有名だけど、東京都比べると6、7度くらい低かったです。
なので温泉も冷たいし、夏には特に最高そうだな〜と。
今は9月の終わりだけど、かなりひんやりとして、暖房はいらないものの、セーターがあるとちょうど良いなと感じるような温度。
では温泉へと。
「明治温泉」の温泉「24時間OK!整う冷鉱泉」
温泉は地下に。中に入ると、
鉄分の香りがプーンと。鉱泉ゆえ「泉質はなし」になっているけど、温泉オタク的な感でもし泉質を書くとしたら「酸性含鉄泉」だと思います。
温度は40度くらいで、のんびりと入れる温度。
もう1つ奥にはこちらが。こちらはいい感じに滝が見えるようになっていて、色が薄いのは循環・濾過をしているため。
温度は38度くらいで、さらにのんびりと入れる温度。
冬はこの温度だと少し寒いので、少し温度を上げてくれるのだと思うけど。
そして名物の源泉が、
打たせ湯になっていて、ルックスのとおり温泉の凄さをヒシヒシと感じるなと。
温度は、源泉そのものなので24度くらい。
張り紙に「はじめは少し寒いけど、肩まで入ると意外なほどあったかい」と書いてあったけど、本当にその通りで、肩まで入るとウソみたいにカラダがほかほかと。
とはいえ、夕方は日帰り入浴のお客さんがたくさんいたけど、この源泉に入っている人はゼロでした。
個人的にはかなりもったいないなと。
やっぱりすごい効果を1番に感じるのは、この鉱泉。
「整う」はサウナ以上…
温泉の成分が見た目のとおり強いせいか、湯上がりはぐったりと。
チェックインしてから3回ほど入ったのだけど、夜9時ですでにうとうとしてくるほど。(普段は0〜1時に寝てます)
そして21時半〜朝6時半まで爆睡…
普段、温泉地でもこんな経験はほとんどないので、やはりこれは鉱泉の効果だと思います。
温泉でこんな体験をしたのは、湯岐温泉「山形屋」さんくらいかな?
成分表など
こちらをまとめると、
- 泉温:23.6度
- ph:3.6
- ナトリウム・硫酸塩、メタケイ酸が豊富
- 源泉→パーフェクトなかけ流し
- そのほか→循環・消毒・加温
源泉のほかは「消毒あり」らしいけど、言われてもわからないくらいにわずか。もしかしたら源泉に混ぜるのではなく、時間を限って消毒しているのでは?といった印象でした。
あと鉱泉を加温しているのに「24時間入浴OK」なのは、嬉しいポイント。
鉱泉の場合、加温が必要で入浴時間が短いことが多いけど、これは本当にありがたいかぎり。
「明治温泉」のお食事
食事は1階の食堂で。
ちなみに僕は今回「夕食はカレー、朝食は軽食」の1番料金的にも安いプランで。
はじめにサラダとスープを。
そしてカレーライス。ネパール人に教わったそうで、たしかにスパイスが効いていて美味しい。
これで以上なので、ある程度小食の人でないとオススメはしにくいかな。普通に通常のプランの方が良いかな?といった感じ。
もしこのプランなら、あとは何か買っておいたり、昼多めに食べておくとかの準備が必要かと思います。
ちなみにドリンクメニューはこの通りで、瓶ビールや生ビールはなし。
朝食も
まずコーヒーを持ってきていただき、
食ぱんとゆで卵のセット。
コーヒーもインスタントコーヒーなので、本当に「軽朝食」といった感じですね!
「明治温泉」の周辺の散歩はかなりオススメ!「御射鹿池とおし御射鹿池どり隠しの滝」
宿の外へちょっと出たところ。ワンちゃんがいて、
こちらの階段を降りつつ、
青森の奥入瀬渓谷を思わせるような絶景のおしどり隠しの滝。
宿から数メートルのところなので、宿全体がこの滝に包まれているような雰囲気なのです。
表記もあったけど、とにかくマイナスイオンが豊富なところらしい。
あとは300メートルほど、来た道を戻ったところにある駐車場。これは、
この御射鹿池を見るため。鉱泉の影響で、池の水が酸性になることで、キレイに反射するのです。
おそらく人生で見た、もっとも美しい池!
この池と滝はぜったいに見学するのがオススメ!
明治温泉のアクセス情報など
項目 | 詳細 |
---|---|
公共交通機関 | JR中央本線茅野駅東出口 → バス渋の湯線奥蓼科行き約40分 → 明治温泉入口下車 → 徒歩約5分 |
自動車 | 中央自動車道諏訪ICから約30分 |
最寄り駅からのタクシー | 茅野駅〜明治温泉:5,000円〜6,000円程度 |
東京からの所要時間 | 車で約160分 |
駐車場 | 有り(無料)、収容台数25台 |
チェックイン時間 | 15:00 |
チェックアウト時間 | 10:00 |
推奨チェックイン時間 | 17時まで(夜道が暗いため) |
当日宿泊の館内利用 | 11時から可能 |
チェックアウト日の温泉 | 無料で入浴可能 |
まとめ:奥蓼科温泉「明治温泉」宿泊記ブログ
やはりマイナスイオンたっぷりのお部屋と、整う効果が抜群の鉱泉が、とにかく素晴らしかったです!
食事にこだわる場合は、カレープランでなく通常のプランの方がよいかと。
秘湯の一軒宿、そして「鉱泉」の宿だとイメージとして、一般の宿に比べる2000円くらい高い印象かな?
これは同じく長野の鉱泉「毒沢鉱泉」などでも同じような印象。
それだけ鉱泉の宿って経営が大変なのだと思います。
それでは最後に「こんな方にオススメ」も。
- 秘湯で癒されたい
- 日頃の疲れが溜まっている
- マイナスイオンに包まれたい
- ひとり旅、カップル、ファミリーOK
部屋で寝ていても「マイナスイオンに包まれている…」といった気分は、やはり魅力的。
それでは最後までありがとうございました!