こんにちは、温泉オタクのKOUです。
先日、下風呂温泉の有名な湯治宿である「まるほん旅館」さんに宿泊していました。
下風呂温泉までのアクセスは、すぐ目の前の「さが旅館さんの宿泊記」に書いています。
東京からのアクセスは、かなり大変だけど、それを超えるような魅力のある温泉地ですね!
ではさっそく!
1泊1万円程度〜
まるほん旅館の公式サイト(2023年7月現在、公式サイトからのみ予約可能)
まるほん旅館にチェックイン
下風呂温泉は130年続く湯治場として有名だけど、昔からの面影を1番残しているのは、間違いなくこの「まるほん旅館」さんですね。
女将さんに部屋まで案内していただきました。
創業は明治20年とのことだけど、リフォームしつつ建物を残している感じですね。
まるほん旅館のお部屋
昔からの湯治宿という感じで、落ち着く感じ。
部屋からは、海の眺めが!
真夏だけど昼間でも扇風機を付ければ涼しくて、夜は寒いくらい。
アメニティはフル完備で、お茶菓子はなし。お湯のポットは朝食の時に新しいものに変えていただきました。
テレビはないかな?と思いきや、振り向くと小さめのものが。
お手洗いや洗面所は部屋のすぐのところに。
お手洗いは最新の設備でしたよ!
すぐ近くに少しだけ本も。
湯治宿に慣れている方でしたら、かなり快適に過ごせると思います!
では温泉へ!
まるほん旅館の温泉「極上、掛け流し」
このあたりは明治時代のままかな?
昔の日本人は背が低かったようで、こちらも頭をぶつけそうなくらい低い。
しかしこれがまた味があってよいなと。
歴史的な建造物を見学しているような気分に…。
浴槽は、完璧なまでに美しく、にごり方に神秘的な印象を受けました。
明治時代からずっと、人々を癒してきた…そんなオーラが漂う感じ。
温泉の量や、加水も自分で調節ができるようになっていたけど、そのままでちょうど良い温度で鮮度もバツグン。
まるほん旅館の泉質
下風呂温泉で1番良い泉質は、大湯1号泉だと思います(個人的な意見)
詳しい分析書がなかったので、「海峡の湯」の大湯1号泉の分析書を。
これらをまとめてみます!
- 泉質:酸性-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
- ph:2.17(強酸性。しかしマイルド)
- 泉温:56.6度
- 掛け流し、加水あり、循環なし、消毒なし
酸性泉だけど、ここまでマイルドな温泉はかなり珍しいなと。
例えば同じく青森の名湯「酸ヶ湯温泉」だと、目に入るとピリピリが本当にヤバイ‥。
しかし、この大湯1号泉は、全くピリピリ感はないのです。
大湯1号泉に入った感想まとめ
ちょっと特徴的なので、サクッとまとめてみました。
- 海の近く=ナトリウムイオンが強い→ものすごい温まる
- 汗が止まらないタイプ(逆に酸ヶ湯温泉はそれほど汗をかかない)
- 硫酸塩泉ゆえ肌の修復作用が強い
- 入った感じはマイルドで優しい
- 不思議と癒される感じがある
- 湯上りの体調は驚くほど良い
肌あたりは優しいけど、ものすごい効果を実感する温泉でした。
そして下風呂温泉で、いくつかの温泉に入ったけど「温泉の効果」という点では、この「まるほん旅館」さんの温泉がトップ。
長期滞在したら、病気がなんでも治ってしまいそう…とそんな印象でした。
まるほん旅館のお食事「お部屋食でのんびりと」
通常プランでお願いしました。
お刺身が抜群の美味しさ。焼き魚はおいしいけど、冷めてしまっているのが少し残念…
お椀はそうめんで海藻が入って美味しい。
ビールは大瓶が700円でした。
朝食も部屋食で!
朝食の方がおかずが多いような‥笑、と思うけど、
イカの刺身、そして塩辛が抜群においしかったです!
湯治食としては、すごく良いですね!
もし豪華な海鮮料理を食べたい場合は、グレードアップしたプランにするか、お隣の「さが旅館」さんに泊まるのがオススメです。
このさが旅館さんのお食事は本当にすごいです。
まとめ:下風呂温泉「まるほん旅館」宿泊記ブログ
では最後に「こんな方にオススメ」をまとめつつ終わります!
- 歴史ある旅館に宿泊したい
- 最高レベルの温泉を体感したい
- 部屋食が好き
- ひとり旅、カップルOK
個人的には、温泉の「まるほん旅館」、お食事の「さが旅館」という印象でした。
それでは最後までありがとうございました!
*「下風呂温泉」でネット予約できる宿もいくつかあります。下記は参考までに。