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奥飛騨・福地温泉「民宿 粋泉荘」宿泊記ブログ「日本一清々しい温泉宿!」

奥飛騨・福地温泉 民宿粋泉荘

こんにちは、温泉オタクのKOUです。

奥飛騨はかなり久々だったけど、とにかく清々しい。そしてこちらの「民宿 粋泉荘」さんもとにかく清々しくて、温泉もお食事も最高レベル。

そしてかなりピカピカな館内なので、神経質な方にもバッチリオススメできる温泉民宿。

いろいろと感動することがあり、さらに「福地温泉の知名度は低いかな?」と思ったので、そのあたりのサクッと解説もしてみました。

2食付き10000円程度〜

 

奥飛騨・福地(ふくじ)温泉をマルっと

こちらは粋泉荘さんでいただいたパンフレット。

平安時代に村上天皇が、湯治をしていたこともあって「天皇泉」とも呼ばれる温泉。

奥飛騨温泉郷は、全国的にも別府・湯布院に次ぐ第3位の湧出量で、奥飛騨温泉の中の1つがこの福地温泉。(ほかに平湯温泉、新平湯温泉、栃尾温泉、新穂高温泉、上宝温泉)

標高は約1000メートル。それゆえ夏は涼しく、冬はかなり雪の降るところ。

さらに日本でも化石がたくさん取れるところで、

こちらは化石館。(無料で入れる)

4億年前、このあたりは海底だったそうです。粋泉荘のご主人に聞きました。(公式サイトにも書かれてある)

このあたりを散歩してみると、今でも自然が豊かで、すごく良い意味で「まったく荒らされていない…」といった感じ。

さらに下記のようにポストしたとおり、素晴らしい足湯が。

そして朝市も有名。

朝市とはいえ、11時くらいまでやっているので、チェックアウトしてから行くのも良さそうですね。

中は商店のようになっていて、例えば名物の「朴葉」なんかもこちらで買えました。もちろん買って帰りました!

観光としてはこんな感じかな?それではチェックイン!

 

「民宿 粋泉荘」さんにチェックイン

すごくキレイなペンションといった雰囲気。

お話上手で、気さくなご主人にいろいろとお話を聞かせていただき、サクッとチェックイン。

ロビーもかなりいい感じで、清潔感も抜群。

2階のお部屋へと。

 

「民宿 粋泉荘」さんのお部屋「清々しさ日本一!」

奥飛騨・福地温泉 民宿粋泉荘

いろいろ旅をしているけど、「こんなに清々しいお部屋は今までにないな」と。

部屋からの眺めは、

このとおりで、山の風が本当にクリーン。どんなに耳を澄ましても、遠くに流れる川の音と鳥の鳴き声くらいしか聞こえない…

「車の音とかは?」というと、ほぼ車も通らず。

アメニティやお茶などはフル完備。

ご主人もお話されていたけど、このあたりは水道もすべて「山の水」。つまり普通に極上の天然水なので、とにかくうまい。

奥飛騨の特徴として、どこでご飯を食べても、お味噌汁を飲んでも「あれ?」というほど美味しく感じるのは、この天然水のおかげなのではと。

民宿ゆえ、布団はセルフで。しかしフカフカで清潔感は抜群。

1つあるとすれば、朝食の時に片付けていただくスタイルなので、このあたりは好みが分かれそうだなと。

エアコンも使ってないけど、最新で真夏とかも安心。

とはいえ標高1000メートルなので、かなり涼しく、東京では「エアコンがないとギリギリきつい…」くらいの気温でも、こちらでは快適。

夜は窓を開けると、寒いくらいでした!

真夏の避暑や、静けさから「神経を鎮めるため」にふらりと旅に来るもよいな。といった印象。

それにしても快適で「帰ってきたくなる…」といったイメージ。

 

「民宿 粋泉荘」さんの温泉

温泉は1階に。自販機にはビールなどもあって、普通の価格。

奥飛騨・福地温泉 民宿粋泉荘

単純泉ながら、ミネラルをたっぷり含むタイプ。湧き水で加水(温度調節)してあるものの、極上のかけ流し。

奥飛騨・福地温泉 民宿粋泉荘

湧出量もバッチリで、鮮度も抜群。

まわりの変色からもわかるとおり、鉄分をハッキリ感じるような単純泉で、栃木の秘湯「北温泉」を思い出す感じかな。

あと泉質は違うけど、別府温泉の「文の家」さんの温泉なんかも近い印象。

奥飛騨・福地温泉 民宿粋泉荘

露天風呂も同じく、鮮度高くかけ流し。

やはりすごいのは、完全に温泉の流れる音と、鳥の鳴き声くらいしか聞こえてこないということ。

ややトロッとしたイメージもあって、間違いなく極上の単純泉!

成分表など

このほかにも、かなり丁寧に検査結果など色々と貼ってありました。いくつかピックアップすると、

  • 泉質:単純泉
  • ph:7.1
  • 特徴:メタケイ酸、炭酸水素イオンが多い
  • かけ流し、循環・消毒なし、加温なし、加水は湧き水

実はあまり有名ではないけど、奥飛騨温泉は全国でも第3位の湧出量を誇る温泉地。

なので奥飛騨で「循環・消毒」の温泉を見たことがないほど。

今回、ひさしびりに奥飛騨温泉に来てみて「やっぱりすごい」「想像以上にすごい」と思える温泉でした!

ちなみに温泉は24時間OKだけど、朝は7:30まで。つまり朝食の後に温泉に入ることはNGですね。

 

「民宿 粋泉荘」さんのお食事「地元食材がうますぎる」

お食事は、こちらの清潔感マックスな食堂で。6月の終わりということもあって、窓の風がとにかく涼しくて爽やか。

まずはこちらを用意していただきました。

地元のものばかりで、お刺身はなんとサーモンとナマズ。

ナマズのお刺身は初めてだったけど、なんのクセもなく、最高のお味。

さらに山菜が驚くような美味しさ。素材を引き立てくれているようなお味。

しばらくして、焼きたてのイワナを持ってきていただきました。

言わずもがなだけど、魂をこめて焼いてくださったイメージで、とにかくうまい。

最後に、ツヤツヤのご飯をたっぷりと、このあたりの名物である「鯉こく」。お味噌汁ではなく「鯉こく」なのがホントに嬉しいかぎり。

朝食も

あいかわらず、全てが「丁寧に」作っていただいているイメージ。

そして奥飛騨に来たら絶対に食べたい…

朴葉(ほうば)味噌というもの。

素朴だけど洗練されたもので、「日本に生まれてよかった」と思えるようなもの。普段はあまりご飯を食べないけど、これがあると、めちゃくちゃご飯がすすむから不思議。

ご飯とお味噌汁も洗練されたお味。

どれも手作り感があって、洗練されていて、「やっぱり食事の美味しい温泉民宿は最高すぎる…」といった印象でした。

 

周辺を観光するなら…「熊牧場」と「ひらゆの森」

熊牧場

福地温泉からは、目と鼻の先にあるのが、こちらの熊牧場。(公式サイト

普段、リアルなクマを見る機会ってめったにないので、そんな意味ですごく楽しい。笑

あと、エサをあげることができるので、それも楽しいです。

ひらゆの森

もう1つは、ひらゆの森

こちらは、福地温泉ともまた違う泉質で、素晴らしいにごり湯がかけ流し。

豊富な湧出量で、もともとボクが奥飛騨に惚れたのは、この「ひらゆの森」が最初。

それから「ひらゆの森以外の温泉も、奥飛騨は素晴らしいな」と気づいていった感じです。

あと「ひらゆの森」の奥のレストランは、本当に森の中にあるようなイメージで、食事も美味しく、さらにちょっとパソコンで仕事したりするのも最高。

 

奥飛騨温泉→可能なら「連泊」がオススメ…!

 

理由としては、わりと山奥にあって、実はそこそこ広い温泉郷。

平湯温泉、福地温泉、栃尾温泉といろいろな温泉に入ってみるのも楽しいです。

また個人的に「最高のオススメの連泊」としては、

なぜかというと、宝山荘さんは、チェックインが13時なので、連泊の2日目としても最高すぎる。

そしてどちらも神がかったレベルに素晴らしい温泉民宿です。

栃尾温泉 宝山荘
栃尾温泉「宝山荘」宿泊記ブログ「食事日本一?な極上の温泉が湧く民宿」

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まとめ:福地温泉「民宿 粋泉荘」宿泊記ブログ

奥飛騨・福地温泉 民宿粋泉荘

粋泉荘さんの背景が入るように撮影すると、このとおりの絶景。

まわりは隣接している建物なのはゼロで、清々しい山の風が吹きとおる感じ。

「日本一清々しい温泉宿」と書いたけど、あながち間違いではなく、本当に清々しさ日本一かもです。

それでは最後に「こんな方におすすめ」もまとめつつ…

  • 自然の多い温泉地で癒されたい
  • 奥飛騨の美味しい地物を味わいたい
  • ひとり旅、カップル、ファミリー、グループなんでもOK!

それでは最後までありがとうございます!

 

  • この記事を書いた人
温泉桶

KOU

「温泉オタクKOU」の温泉ブログ。 温泉で、アトピーが完治するという不思議な体験をして、温泉にどハマり…。笑 現在、湯治とリモートワークを中心に温泉宿に年間50泊ほど宿泊。 泊まって良かった宿だけをブログにまとめています。 温泉の素晴らしさ、魅力が伝わればとの願いを込め、ブログ&Twitterで発信中! 月/最高88万pv

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