こんにちは、温泉オタクのKOUです。
奥飛騨はかなり久々だったけど、とにかく清々しい。そしてこちらの「民宿 粋泉荘」さんもとにかく清々しくて、温泉もお食事も最高レベル。
そしてかなりピカピカな館内なので、神経質な方にもバッチリオススメできる温泉民宿。
いろいろと感動することがあり、さらに「福地温泉の知名度は低いかな?」と思ったので、そのあたりのサクッと解説もしてみました。
2食付き10000円程度〜
奥飛騨・福地(ふくじ)温泉をマルっと
こちらは粋泉荘さんでいただいたパンフレット。
平安時代に村上天皇が、湯治をしていたこともあって「天皇泉」とも呼ばれる温泉。
奥飛騨温泉郷は、全国的にも別府・湯布院に次ぐ第3位の湧出量で、奥飛騨温泉の中の1つがこの福地温泉。(ほかに平湯温泉、新平湯温泉、栃尾温泉、新穂高温泉、上宝温泉)
標高は約1000メートル。それゆえ夏は涼しく、冬はかなり雪の降るところ。
さらに日本でも化石がたくさん取れるところで、
こちらは化石館。(無料で入れる)
4億年前、このあたりは海底だったそうです。粋泉荘のご主人に聞きました。(公式サイトにも書かれてある)
このあたりを散歩してみると、今でも自然が豊かで、すごく良い意味で「まったく荒らされていない…」といった感じ。
さらに下記のようにポストしたとおり、素晴らしい足湯が。
おそらく…日本一最高と思われる「足湯」に出会った…
築300年の古民家を改装した「足湯」の温泉でドバドバとかけ流し。湧出量も最高レベル♨️
場所は岐阜県、奥飛騨の福地温泉というところで、福地温泉に泊まっている人だけ「無料」で使うことのできる「足湯」
周りは山に囲まれていて清らか… pic.twitter.com/lUrMkm3pje— KOU♨️かけ流し温泉ブログ【温泉に行きまくってる人】 (@kou_onsenzanmai) June 26, 2024
そして朝市も有名。
朝市とはいえ、11時くらいまでやっているので、チェックアウトしてから行くのも良さそうですね。
中は商店のようになっていて、例えば名物の「朴葉」なんかもこちらで買えました。もちろん買って帰りました!
観光としてはこんな感じかな?それではチェックイン!
「民宿 粋泉荘」さんにチェックイン
すごくキレイなペンションといった雰囲気。
お話上手で、気さくなご主人にいろいろとお話を聞かせていただき、サクッとチェックイン。
ロビーもかなりいい感じで、清潔感も抜群。
2階のお部屋へと。
「民宿 粋泉荘」さんのお部屋「清々しさ日本一!」
いろいろ旅をしているけど、「こんなに清々しいお部屋は今までにないな」と。
部屋からの眺めは、
このとおりで、山の風が本当にクリーン。どんなに耳を澄ましても、遠くに流れる川の音と鳥の鳴き声くらいしか聞こえない…
「車の音とかは?」というと、ほぼ車も通らず。
アメニティやお茶などはフル完備。
ご主人もお話されていたけど、このあたりは水道もすべて「山の水」。つまり普通に極上の天然水なので、とにかくうまい。
奥飛騨の特徴として、どこでご飯を食べても、お味噌汁を飲んでも「あれ?」というほど美味しく感じるのは、この天然水のおかげなのではと。
民宿ゆえ、布団はセルフで。しかしフカフカで清潔感は抜群。
1つあるとすれば、朝食の時に片付けていただくスタイルなので、このあたりは好みが分かれそうだなと。
エアコンも使ってないけど、最新で真夏とかも安心。
とはいえ標高1000メートルなので、かなり涼しく、東京では「エアコンがないとギリギリきつい…」くらいの気温でも、こちらでは快適。
夜は窓を開けると、寒いくらいでした!
真夏の避暑や、静けさから「神経を鎮めるため」にふらりと旅に来るもよいな。といった印象。
それにしても快適で「帰ってきたくなる…」といったイメージ。
「民宿 粋泉荘」さんの温泉
温泉は1階に。自販機にはビールなどもあって、普通の価格。
単純泉ながら、ミネラルをたっぷり含むタイプ。湧き水で加水(温度調節)してあるものの、極上のかけ流し。
湧出量もバッチリで、鮮度も抜群。
まわりの変色からもわかるとおり、鉄分をハッキリ感じるような単純泉で、栃木の秘湯「北温泉」を思い出す感じかな。
あと泉質は違うけど、別府温泉の「文の家」さんの温泉なんかも近い印象。
露天風呂も同じく、鮮度高くかけ流し。
やはりすごいのは、完全に温泉の流れる音と、鳥の鳴き声くらいしか聞こえてこないということ。
ややトロッとしたイメージもあって、間違いなく極上の単純泉!
成分表など
このほかにも、かなり丁寧に検査結果など色々と貼ってありました。いくつかピックアップすると、
- 泉質:単純泉
- ph:7.1
- 特徴:メタケイ酸、炭酸水素イオンが多い
- かけ流し、循環・消毒なし、加温なし、加水は湧き水
実はあまり有名ではないけど、奥飛騨温泉は全国でも第3位の湧出量を誇る温泉地。
なので奥飛騨で「循環・消毒」の温泉を見たことがないほど。
今回、ひさしびりに奥飛騨温泉に来てみて「やっぱりすごい」「想像以上にすごい」と思える温泉でした!
ちなみに温泉は24時間OKだけど、朝は7:30まで。つまり朝食の後に温泉に入ることはNGですね。
「民宿 粋泉荘」さんのお食事「地元食材がうますぎる」
お食事は、こちらの清潔感マックスな食堂で。6月の終わりということもあって、窓の風がとにかく涼しくて爽やか。
まずはこちらを用意していただきました。
地元のものばかりで、お刺身はなんとサーモンとナマズ。
ナマズのお刺身は初めてだったけど、なんのクセもなく、最高のお味。
さらに山菜が驚くような美味しさ。素材を引き立てくれているようなお味。
しばらくして、焼きたてのイワナを持ってきていただきました。
言わずもがなだけど、魂をこめて焼いてくださったイメージで、とにかくうまい。
最後に、ツヤツヤのご飯をたっぷりと、このあたりの名物である「鯉こく」。お味噌汁ではなく「鯉こく」なのがホントに嬉しいかぎり。
朝食も
あいかわらず、全てが「丁寧に」作っていただいているイメージ。
そして奥飛騨に来たら絶対に食べたい…
朴葉(ほうば)味噌というもの。
素朴だけど洗練されたもので、「日本に生まれてよかった」と思えるようなもの。普段はあまりご飯を食べないけど、これがあると、めちゃくちゃご飯がすすむから不思議。
ご飯とお味噌汁も洗練されたお味。
どれも手作り感があって、洗練されていて、「やっぱり食事の美味しい温泉民宿は最高すぎる…」といった印象でした。
周辺を観光するなら…「熊牧場」と「ひらゆの森」
福地温泉からは、目と鼻の先にあるのが、こちらの熊牧場。(公式サイト)
普段、リアルなクマを見る機会ってめったにないので、そんな意味ですごく楽しい。笑
あと、エサをあげることができるので、それも楽しいです。
もう1つは、ひらゆの森。
こちらは、福地温泉ともまた違う泉質で、素晴らしいにごり湯がかけ流し。
豊富な湧出量で、もともとボクが奥飛騨に惚れたのは、この「ひらゆの森」が最初。
それから「ひらゆの森以外の温泉も、奥飛騨は素晴らしいな」と気づいていった感じです。
あと「ひらゆの森」の奥のレストランは、本当に森の中にあるようなイメージで、食事も美味しく、さらにちょっとパソコンで仕事したりするのも最高。
奥飛騨温泉→可能なら「連泊」がオススメ…!
理由としては、わりと山奥にあって、実はそこそこ広い温泉郷。
平湯温泉、福地温泉、栃尾温泉といろいろな温泉に入ってみるのも楽しいです。
また個人的に「最高のオススメの連泊」としては、
- 1泊目に「粋泉荘」さん
- 2泊目に「栃尾温泉 宝山荘」さん
なぜかというと、宝山荘さんは、チェックインが13時なので、連泊の2日目としても最高すぎる。
そしてどちらも神がかったレベルに素晴らしい温泉民宿です。
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栃尾温泉「宝山荘」宿泊記ブログ「食事日本一?な極上の温泉が湧く民宿」
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まとめ:福地温泉「民宿 粋泉荘」宿泊記ブログ
粋泉荘さんの背景が入るように撮影すると、このとおりの絶景。
まわりは隣接している建物なのはゼロで、清々しい山の風が吹きとおる感じ。
「日本一清々しい温泉宿」と書いたけど、あながち間違いではなく、本当に清々しさ日本一かもです。
それでは最後に「こんな方におすすめ」もまとめつつ…
- 自然の多い温泉地で癒されたい
- 奥飛騨の美味しい地物を味わいたい
- ひとり旅、カップル、ファミリー、グループなんでもOK!
それでは最後までありがとうございます!