こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。(プロフィール、X)
肘折温泉で最高の湯治宿に出会いました。それがこの西本屋さん。
居心地は最高…、食事も最高…、温泉はもちろん湯治レベルの極上湯。
そしてなんと2食付き5800円のプランまであるのです。(部屋に鍵なしのお部屋)
ボクは今回、鍵付きのお部屋の7800円でのプランで宿泊です。
食事を楽しみたい…!という方には9800円のプランもあるようです。
20年前くらいまでは、最低でも1週間泊まるというのが一般的だったようで、やっぱり連泊がオススメ…。というか帰りたくなくなる魅力が詰まったところだと思います。
人気記事「湯治のできる安い温泉宿」の中でもご紹介しました。
ではさっそく!
もくじ
肘折温泉「西本屋旅館」さんにチェックイン
いい感じに年季が入りつつ、リフォームしてあり、清掃はバッチリでピカピカと。
想像していたよりもかなりキレイな宿だな〜という印象でした。
素敵な女将さんに案内していただき…
オシャレさもただよう階段を登ってお部屋へと。
肘折温泉「西本屋旅館」さんのお部屋に「心地よい」
照明の感じといい、とにかく「落ち着く」「ゆったり時間が流れる」といった魅力が詰まったお部屋。
布団はすみに置いてあって、自分で敷くスタイル。しかしシーツなどは敷いてくれてあるので、手間はほぼゼロ。そしてふかふかです。
お茶とおまんじゅうも。
部屋からの眺めはこんな感じ。なんの音もなく、とにかく静か。
アメニティやお酒などは別に注文をすることができて、
コタツをお願いすることに。やっぱり冬の湯治宿といったら「コタツ」といったイメージを持っていて、これがあるとかなり心地よいのですよね。
ちょっと準備していただくのが申し訳ないな…と思いつつも、かなり快適に過ごすことができました。
自炊用の設備もあって、
お手洗いも最新で、女性の方でもかなり安心かと。
あと、一階にはもっと大きなお手洗いもありました。(写真、撮り忘れ…)
また部屋の前には冷蔵庫。
そしていたるところに、面白そうな本があるのも嬉しいところ。
あと、一階には洗濯機も。
とにかく、やっぱり「長期で滞在したい…」といった感じでした!
肘折温泉「西本屋旅館」さんの温泉「2つの源泉。どちらも極上湯」
実はこの西本屋さんの温泉は2つの源泉で、それぞれ個性が違う温泉なのです。(ここもまた面白く、長期滞在しても飽きないポイントかと)
まずは名物の「金魚湯」を。
温泉好きの方でしたら「あ〜名湯だ」と感じるようなルックス。
いろいろな温泉に入っているけど、名湯と金魚の組み合わせははじめて。
温泉はかなり熱めということもあって、加水かけ流し。湧出量も多く、鮮度も高く、間違いなく極上のかけ流し。
成分表を。
この金魚湯は、肘折2号泉で、かなりガツンと温まるタイプ。
泉質は塩化物・ナトリウム-炭酸水素塩泉。
岩風呂へ「こちらは爽やかな源泉!良い香り」
こちらはもう1つの温泉の岩風呂。
ミネラルの香りがふわっとして、入る前から極上っぷりがわかるレベル。
男女別だけど、時間によって入れ替わるスタイル。この日は15時、21時、朝7時くらいに入れ替わっていたと思います。
そしてこの温泉は肘折3と5号のブレンド。
不思議なんだけど、入った感じはまったく違っていて、こちらはひんやり感まであるほど爽やかな源泉。
こちらは成分表だけど、同じ泉質ですぐ近くの源泉なのに、これほど入った感じが違うのは面白い〜と。
とにかくどちらも全国屈指の極上湯であることは間違いないです。
とにかくドバドバかけ流しで、鮮度も抜群。温泉の鮮度についてはKindle本「奇跡のかけ流し温泉」で語っています。
「湯治宿=極上の温泉」は間違いないことで、それを代表する温泉のように思いました。
あと、色々な肘折温泉の記事で触れているのでサクッと。
すぐ目の前の共同浴場「上の湯」はぜひ行ってみるのがオススメ。
先ほどの2つの源泉とはまた違ったイメージで、こちらは霊力を感じる…といったタイプ。
西本屋さんでチケットをいただくと、100円で入れます。場所はホントに目の前。
肘折温泉「西本屋旅館」さんのお食事「部屋食でかなりの美味」
女将さんに部屋まで持ってきていただき、そして食べ終わったら部屋の前に置いておく。といういわゆる湯治スタイル。
こちらですべて。見た目よりボリュームもあり、すべてが丁寧に作っていただいているのがよくわかる。とそんな感じのお食事。
ちなみにビールをお願いしたら、
エビスビールの大瓶を。
朝食も
朝食も同じく、丁寧に作っていただいた、肘折の家庭料理といった感じですごく美味しい。心も温まる肘折の湯治料理といった感じでした!
足りない場合は…「9800円プラン、もしくはカネヤマさんへ」
9800円のプランで予約するか、上記のカネヤマさんに買い出しに行くのが良いかと思います。
このカネヤマさんはすぐ目の前。
ちなみにボクは少食であることもあって、すごくちょうどよかったです。
おまけ:2つの温泉グルメ
肘折温泉で唯一のお蕎麦屋さん。寿屋さん。前から気になっていたけど、今回はじめて入ることができました。
田舎そばの雰囲気もあって、美味しいかけそばでした!
もう1つは、
新庄駅から帰宅したのだけど、駅前に末広さんというラーメン屋さんが。こちら、有名なところらしいですね。
メニューにはない「全部のせ」というラーメン。(なんか他の方が注文していたのでマネをして…笑)
もつラーメンに、メンマとチャーシューを追加したもの。
これもかなり美味しいものでした。
もし電車で肘折温泉に行く方はぜひ!
肘折温泉「ほかにも名宿がたくさん」
右が今回、宿泊した西本屋さん。そして右は前回宿泊した亀屋さん。
どちらもそれぞれ魅力的です。
またこのほかにも、
まとめ:肘折温泉「西本屋旅館」宿泊記ブログ
こちらは西本屋さんの看板。「湯治を面白く、もっと豊かに」と。
たしかにそのとおりに過ごさせてくれる最高の温泉宿だと思いました。
湯治目的…も良いけれど、普通に観光としても最高なはず。というか最近はやっぱりボクのように1泊などで泊まりにくる人も多いのだとか。
ご主人とお話ししていると、昔は松葉杖できて、帰りは治って帰るという方も多かったようです。
では最後に「こんな方にオススメ」もまとめつつ終わります。
- 湯治レベルの極上湯を求めて
- 癒しを求めて
- のんびりとした旅がしたい
- コスパ旅がしたい(コスパ「も」最高な温泉宿の記事でもご紹介!)
- ひとり旅、カップル、ファミリーOK(騒ぐことはできない…笑)
とこんなイメージでした。
今でもこんな最高な湯治宿が残っていて感動…でもあるし、ぜひ長く続けて欲しいな〜といった感じです。
それでは最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
YouTubeで補足しつつ語っています