こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。(プロフィール、X)
先日、山形県の蔵王温泉でプチ湯治を目的に滞在していました。
結論「強烈ないきおいでエネルギーが補充された」という感じ。
全国、いろいろなところで湯治をしているけど「蔵王温泉もすごい魅力だ!」と。
というわけで、メリット・デメリット、注意点などいろいろとまとめてみました。
「どっかでプチ湯治したいな〜」という方の参考になれば幸いです。
» YouTubeではこの記事を補足しつつボク自身が語っています
もくじ
蔵王温泉ってエネルギータイプの温泉!

温泉にエネルギー??と思われるかもしれないけど、温泉オタク的に言うと蔵王温泉は、エネルギータイプ。(経験的に)
どんな温泉がエネルギータイプかというと、
- 酸性泉
- 湧出量が多い
- 山で湧く。標高の高い温泉
- 源泉が高温
同じタイプで言うと、群馬県の草津温泉かな。
とはいえ草津温泉より「源泉の温度」は低めなので、それゆえ蔵王温泉は「癒し」の要素もあると思います。
エネルギータイプの温泉に入ると…
- 不思議とエネルギーが湧いてくる
- やる気、アイディアが湧いてくる
- 湯上がりはスキップしたくなる笑
- とにかく疲れなくなる
- カラダにしっかりと血が巡る感じ
これはあくまでも、全国で山ほど湯治をしてみた体験です。
ではここからは、実際に今回、蔵王温泉でプチ湯治をしてみた体験を日記ベースで。
【日記】蔵王温泉でプチ湯治をしてみた様子

1日目
実は仕事の疲れがあり、ヨロヨロと蔵王温泉に到着…。笑
はじめに共同浴場の「下湯」に入ったけど、一気に癒されました。
そしてその後は、とんでもなく調子が良い。
疲れもスッと消えてくる感じ。
その後、4回「えびや旅館」で入浴。» 蔵王温泉「えびや旅館」さんの宿泊記
幸福度がとんでもなく高い。
2日目
朝から強烈に体調が良い。
昼間は不思議と、とにかく眠い。笑
実は「ちょっと温泉に入りすぎて、湯あたりになっちゃたかな〜」と。笑
蔵王温泉のカフェで仕事をしつつ、ホテル喜らくさんにチェックイン。
宿で、やはり4回ほど温泉に。
3日目
朝からとんでもなくカラダが軽い!
チェックアウトして、山形駅の近くをウロウロ散歩していたけど、とにかくカラダが軽い!
このまま蔵王温泉で、10日とか湯治をしていたら、どれくらいカラダが元気になるのだろう。
と思うほど。
とにかく「やっぱり蔵王温泉はエネルギータイプだ!」と感じる旅でした。
帰宅後
その日は蔵王温泉に朝2回も入ったことだし、お風呂には入らずに就寝。
蔵王温泉は、酸性が強いので、ちょっと肌にダメージがきたかな。(ボクはかなり肌が弱い)
なので、肌の弱い方は、帰宅後シャワーで流すなどをした方がベターだと思います。
肌が強い人は心配ゼロ!
蔵王温泉でプチ湯治をするメリット5つ

蔵王温泉ってプチ湯治にかなり向いていると感じました。
- プチ湯治でも効果を実感しやすい
- 標高が高い
- 共同浴場がある!(蔵王温泉の共同浴場についての記事)
- 観光地だけど、そこまで混んでない
- 温泉がどこで入っても掛け流し
個人的にこの5つ。
1. プチ湯治でも効果を実感しやすい
蔵王温泉って、強酸性の温泉。
このタイプって「短期間でも効果を実感しやすい」という体感です。
なのでガチの湯治とかだと、同じ山形県の「肘折温泉」なども良いけれど、プチ湯治に蔵王温泉はかなり向いているなと。
2. 標高が高い
これってかなり魅力だと思っていて、空気がやっぱり素晴らしいなと。
夏はとにかく爽やかだし、冬も雪景色が美しく、いるだけでテンションが上がるという感じ。
3. 3つの共同浴場がある
蔵王温泉って3つの共同浴場があって「上湯」「下湯」「川原湯」の3つ。
それぞれ個性があって、入り比べもすごく楽しいのです。
「オススメは?」と聞かれても、答えられないくらいどれも魅力的。
すべて300円で入れます。
詳しくは下記に。
-
-
蔵王温泉の共同浴場を解説!「オススメは3つ全てです‥」
続きを見る
4. 観光地だけど、そこまで混んでない
今、草津温泉や熱海温泉など、首都圏からアクセスの良い温泉って混んでいるな〜と。
それに比べると、蔵王温泉ってまったく混んでる感じはしない。
なので、のんびりとした空気感があるのが魅力。
5. 温泉がどこで入っても掛け流し
酸性泉って、基本的にどこで入っても掛け流し。
循環や消毒の必要もゼロ。
というわけで、どこで入っても「温泉のクオリティが高い」というのが魅力。
しっかりとプチ湯治の効果を実感できるわけです。
おまけ:コンビニもある

このとおりローソンが。
なので基本的に、プチ湯治をしていて「困ったな〜」が少ないのもポイント。
蔵王温泉でプチ湯治をするときの注意点5つ!
- かなり寒い、もしくは涼しい
- 小銭を用意しておいた方がいい(共同浴場は300円。無人ゆえ)
- 強酸性。湯あたりに注意した方がいい
- 外食は少なめ。食事付きが良い
- タオル・金属は劣化しやすい(スマホとかも)
1. かなり寒い。もしくは涼しい
標高が高いのが魅力だけど、かなり寒かったりするので、そこは注意点。

こちらは2023年1月の蔵王温泉の共同浴場「下湯」。
このとおり、めちゃくちゃ寒い。そして山形駅からバスで40分だけど、かなりの気温差が。
おまけで…、

これは無印良品の綿100%あったか綿インナー。
これを中に着込んでいたら、先日はすごく暖かくて調子が良かったです。
かなりオススメ!
- 綿100%あったか綿インナー(Amazon)
- 綿100%あったか綿インナー(楽天市場)
2. 小銭を用意!
共同浴場は、無人で300円。小銭をたっぷり用意しておくと便利です!
3. 強酸性。湯あたりに注意
肌が弱い人は水で流す。もしくは「上湯」など、マイルドタイプを選ぶ
4. 飲食店は少なめ
なので、宿は食事付きの方が安心かな。
あと夜、外が寒かったりするので、そこも安心。
5.タオルや金属は劣化しやすい
蔵王温泉って「1年で電化製品が壊れる…」と言われている温泉地。(強酸性の温泉地はすべて同じ)
それゆえ、スマホの管理とかはすごく気をつけた方が良いですね。
あと宿にはテレビとかもたいていは置いてあるので、ありがたい限りだな〜と。
泊まってよかった蔵王温泉の宿を3つ
下記は、ボクが実際に「プチ湯治」で使っていた宿。
同じ宿に連泊…と言うのも良いけれど、ジンギスカンを2日連続とかは、少し食べにくいので、宿を変えてみるのも良いかと思います。
- 蔵王温泉「えびや旅館」さんの宿泊記(ジンギスカン。にごり湯)
- 蔵王温泉「ホテル喜らく」さんの宿泊記(懐石料理タイプ。ピリッとした温泉)
- 蔵王温泉「吉田屋」さんの宿泊記(ジンギスカン。にごり湯)
すべて1万円台の宿です。
山形県の湯治場「肘折温泉」と比較した

山形で湯治というと、肘折温泉が思い浮かぶので、サクッと比較をしておきました。
- コスパよく滞在→肘折温泉の圧勝
- 短期間で効果を実感→蔵王温泉の勝ち
- 温泉のタイプ→蔵王温泉(エネルギータイプ)。肘折温泉(癒しタイプ)
- アクセスの良さ→蔵王温泉の勝ち
肘折温泉の泊まって良かった宿は下記です。
温泉地の様子もわかるかと思います。
- 肘折温泉「西本屋旅館」さんの宿泊記(2食付き5800円〜!)
- 肘折温泉「大穀屋旅館」さんの宿泊記(2食付き11000円〜)
- 肘折温泉「木村屋旅館」さんの宿泊記(2食付き8000円〜)
- 肘折温泉「亀屋旅館」さんの宿泊記(2食付き7000円〜)
このとおり。
どちらもすごく魅力的な温泉地であることは確かです!
ちなみに、蔵王温泉は「短期間でグッと効く」タイプ。
もし「予算を抑えつつ、湯治レベルの宿に長めに泊まりたい…」という場合は、下記もかなり参考になると思います。
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【保存版】8000円以下で泊まれる「極上湯」の温泉宿29選
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おまけ:プチ湯治と相性が良い→「酢川温泉神社」

ここは蔵王温泉の酢川温泉神社。
平安時代からあるそうで、温泉の発見とともに信仰があったようです。
実はボクもプチ湯治の3日間は、毎日参拝(お礼参り)をしていたけど、すごく調子が良かったです。
まとめ:蔵王温泉でプチ湯治は最高でした
では最後に「蔵王温泉でプチ湯治」はどんな方にオススメか?をまとめつつ終わります。
- 短期間で温泉の効果を実感したい
- エネルギーをチャージしたい
- 標高の高いところでリフレッシュしたい
- 新幹線でサクッと出かけたい
- 共同浴場の巡りのが楽しい
- あまり賑やかすぎるところはNG
こんな感じかな。
とにかくカラダが軽く、エネルギーが充実。
中学生の頃のカラダに戻ったような気分でした。
と、これがとにかく最高。
それではこのあたりで終わります。少しでもプチ湯治旅の参考になれば嬉しいです。
最後までありがとうございました!
YouTubeではこの記事を補足しつつボク自身が語っています⬇️
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