最高の温泉本を見つけました!
高橋一喜さん(@solosolo_onsen)の著書で、「日本一周3016湯」という本。
温泉オタクのボクの体感としては「10倍の値段の価値があるよな〜」という感じでした。
具体的にレビューしてみますね!
日本一周3016湯について
会社を辞めて温泉巡りに出る
この本の冒頭は、「温泉に入りたいので、会社を辞めさせてください。」から。
会社員になったことがないけど、それでも「すべてを捨てて、温泉旅に出られるかな?」
と思うと、じっくり考えたすえ「たぶん無理だろうな‥」と思ってしまう。
普通の温泉本ではない!
いわゆる普通の出版社が、普通に温泉の写真を載せて、つくったものではないです。
この本を作るのに、高橋さんは「450万円ほどを使い、386日間で、3000の温泉をまわった」と書いてあります。
つまり、この本の制作費用は、450万円…。
さらに個人で1年以上の月日を費やして、ようやく完成した本でもあるのです。
本の中で「これほど高額」でさらに「労力を使った」ものってなかなかないと思います…。
人生で1冊しか書けないと思う…
3000の温泉を2周して本を書く…とは普通に考えてならないかと…。
つまり、普通に考えて、ひとりの人間が「一生に一冊しか書けないような本」といっても過言ではないと思います。
「日本一周3016湯」5つのすごい魅力
これ以上ないほど詳しい温泉本「千葉にも良い温泉があった!?」
ボクも10年ほど温泉をまわっていますので、1000カ所くらいの温泉には入っています。
しかしこの本を読むと「え、こんな温泉があったの!?」と驚くことが多数。
具体的には、千葉県の温泉。
実は恥ずかしいことに「千葉は良い温泉ないしな〜」と思ってました…。
千葉県にもすごく良さそうな温泉があるのですね。
反省しつつ、千葉県に出かけて、このブログにも入れようかと思います‥。
ボリューム大!しかし読みやすい
あたりまえだけど、450万円で日本を一周しつつ3000の温泉をまわっているのです。
ページは、余裕に500ページを超えます。
このとおり。
しかし読みやすい
高橋さんは、もともと出版社に勤められていたそうで、文章のプロ。
さらに現在は、ライティングの仕事にも携わっているとのこと。
正直言うと「このボリュームの本読めるかな?」と思ったけど、驚くほどスラスラと読むことができました。
活字の苦手な方でも、このブログを読めるのでしたら、大丈夫だと思います!
何よりワクワク感を体感できる
この「3016湯」の魅力は、自分が旅に出ていないのに、実際に温泉にいきまくっている自分が想像できる、ということ。
つまり、この本の魅力は「ワクワク感」。
「最近、本を読んでワクワクしたことはありますか?」
心が震えるほどワクワクしたい方は、読んで損はないと思います。
「3016湯」に影響されたこと
それは、、「もう少し長い温泉旅に出ようかな?」ということ。
現在50泊ほど温泉に出かけているけど、5日以上の長期はめったに出かけていないのです。
今考えていることは、「2週間なら行ける」ということ。
「3016湯」は良い温泉を探すのにも役立つ
ボク自身、もともと温泉の湯治効果によってハマったこともあり、「掛け流し」であることには、すごくこだわっています。
高橋さんも掛け流しかどうかは、すごく重視しているようで、良い温泉を探すのにもすごく役立ちます。
注意点あり
写真集ではないので、少しだけ温泉の写真はあるものの、写真で楽しむようなタイプの本ではないです。
とはいえ、温泉名でググればいくらでも、写真は見つかるので問題はないかと。
「日本一周3016湯」のオススメな2つの読み方
- ゆっくりと時間をかけつつ、旅に出た気分で読む
- 温泉ガイドブックとして
つまり、一度は物語として楽しみ、その後は温泉ガイドとして家に置いておく。
こんな感じに重宝するはず。
とにかくゆっくり、ゆったりと豊かな気持ちで読みたい本です。
まとめ:「もし15000円で売られていたら」→結論「秒で買う!」
辞書のようにして15000円くらいで売られている本ってあるじゃないですか?
この「日本一周3016湯」がもしそんな感じに売られていたら、もちろん「書い」の一択。
普通に考えて、15000円以上の価値は十分にあるように感じます。
温泉のガイドブックとしても、これ以上のものはないかと。
さらにワクワク感も味わえる…。
さらに「自分のやりたいことをやる!」ということに、すごく「勇気」をいただきました!
人生に悔いを残したくない方にもオススメできる、温泉本に思います!
終わりです!
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