こんにちは、温泉オタクのKOUです。
先日、訪れた北海道の「二股らじうむ温泉旅館(宿泊記)」の湯の花をレビューしてみました。
二股温泉は昔から湯の花が豊富な温泉として有名で、なんと大正時代にはこの湯の花を使った療養施設まであったほどなのです。
ボクは「二股らじうむ温泉旅館」で購入して帰宅をしたけど、直接宿に電話でも購入できますし、Amazonや楽天でも購入可能でした。(飛行機で行ったので、帰りは荷物が重かったです…笑)
楽天の方が口コミが多く、参考になると思います。
日本一の湯の花→「二股温泉だと思う」
こちらはボクが実際に、二股らじうむ温泉旅館に来たときに撮影したものだけど、このとおり、あっという間に湯の華が温泉の表面いっぱいに。
日本中の温泉を1000ヵ所以上入ったけど、「湯の華のパワーを感じる」という意味では、間違いなく二股温泉がトップ。
さらに実際の二股温泉がそもそもとして、自宅で湯の華を入れたお風呂に近いということもありますね。
すごいのは世界で1番、カルシウムを含むということ
公式サイトにあるとおり、天然のカルシウム量は世界でも最大。
自宅で天然のカルシウムを含む入浴剤…というと、二股温泉の湯の華のほかは知らないです。
公式サイトから引用すると、
カルシウムは骨や歯を作るだけでなく、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を促進したり、体に様々な影響を与えます。
不足すると、骨粗鬆症や不眠症、新陳代謝の低下、視力の衰え、乾燥肌、不整脈、高血圧などの原因になったりと、様々な症状を引き起こす場合もあります。
実は昔から「アトピーの湯治」としても有名で、ボク自身「ひめの華」という二股温泉の湯の華を愛用していました。
たしかにこの天然のカルシウムが肌を健康にしてくれる効果を、ヒシヒシと感じるのです。
二股らじうむ温泉の湯の華を開封
中を開けるとこんな感じ。
まわりが少しザラザラするので、いかにも人間が詰めた…という感じがまた良い。笑
1回に使う量は、このスプーンに1、2杯なので、1ヶ月くらいは使える感じ。3000円ちょっとなので、1日100円くらい。コスパもそこそこ良いですね。
お風呂に2杯入れてみると、
底が見えなくなる感じ。
二股温泉の「湯の華」の効果とデメリット
実際に感じた効果をまとめると、
- 肌の調子はたしかに良い
- 関節の痛みにも良い感じ
- 二股らじうむ温泉に入っているのと似ている体感
- 効果は本当の温泉の5分の1くらいかな
また二股温泉に含まれる炭酸カルシウムは、水に溶けやすい性質があって「腰痛・神経痛・リウマチ・火傷・皮膚病・不妊症・虚弱体質・捻挫」これらに効果を発揮することが、科学的にも証明されています。
デメリット、注意点としては「溶けにくい」だと思います。
かなり溶けにくく、お風呂に入っているとお尻がザラザラする感じ。
とはいえこれは本物の二股らじうむ温泉に入っていても、そんな感じなのである意味ではテンションが上がるなと…笑
もちろん嫌いな方も一定数はいらっしゃるかと思います。
温熱効果は10分以上入ってこそ
良い入浴剤=「よくあったまって、たくさん汗が出る」みたいなイメージがあるけど、この二股らじうむ温泉の湯の華は、短時間ではそこまで温熱効果が高くない印象でした。
しかしイメージとしては、じっくりと温めて、自律神経を整える感じ。
このとおり袋には「40度くらいのお湯でじっくりと」と書いてあるけど、たしかに10分以上のんびりと入ることで、真価を発揮する…、といった印象です。
しっかりと10分以上入ることで、血の巡りが良くなった感じのホカホカ感は最強レベル。
肌の調子悪さとかも1回で治してくれる感じもあってすごいなと。
これはやっぱり成分の95.75%がなんと炭酸カルシウムということで、これが効果を発揮してくれるわけです。
「10分なんて入れない…」→「いや、不思議と気持ちよくて入れる」
このあたりが二股温泉の湯の花の魅力かと。
「10分か〜」と思っていても、不思議と「もう10分?」と感じてしまう、不思議な気持ちよさがあるのです。
このあたりも本物の二股らじうむ温泉に近いものがあって、魅力を感じます。
そして湯上がりも、この不思議な気持ちよさが続くのが、嬉しいところ!
同じく二股温泉の湯の華「ひめの華」と比較
色も少しだけ違いますね。いろいろと比べてみるとこんなイメージに。
項目 | 二股らじうむ温泉 | ひめの華 |
---|---|---|
コスパ | 1回100〜200円 | 1回300円 |
溶けやすさ | 溶けにくい | 溶けやすい |
成分の濃さ | 薄め | 濃いめ |
効果 | わかりやすい | すごくわかりやすい |
最安値 | 3300円 | 980円 |
ひめの華の方が濃縮してあるようなイメージで、効果としてもわかりやすいです。
あとひめの華の場合、ひめの華の公式サイトから980円で試せるシステムがあるのがすごく良いなと。(別記事でレビューもしています。)
また長く使い続ける場合は、二股らじうむ温泉の方がコスパが良くなりますね。
気持ちよさは、それぞれ変わらないイメージで「濃さ」が違うイメージかな。おそらく湯の花を
風呂釜を痛めない。臭いも気にならないというメリット
湯の花というと、硫黄を含むとどうしても風呂釜を痛めるということと、カラダに臭いがついてしまうということがありますね。
例えば蔵王温泉の有名な「湯の花団子」は、とにかく素晴らしい…!しかし風呂釜が気になるのと、次の日の臭いがどうしても気になる。
二股温泉の湯の花は、そういった心配がいらないのがメリットですね。
ちなみに温泉オタクのボクが二股温泉のほかにオススメしている湯の花は、大分県の明礬温泉の湯の花と伊豆の熱川温泉の湯の花。
2つともレビューを書いています。
また蔵王の湯の花団子も、近いうちレビューを書くと思います。これもうまく使うとすごくカラダの調子が良いのです。
まとめ:カルシウム97%の入浴剤はやっぱりすごい…
これはボクが実際に二股らじうむ温泉旅館でもらったパンフレット。(ちょっとシワシワでスミマセン…笑)
食堂でお話ししたご家族も、医者から勧められて温泉にやってきて、たしかに効果を感じているとのことです。
日本で1番「温泉の効果」の体験談が多いのは二股温泉なのでは?と思ってしまうところ。
もちろん上記の体験談はパンフレットに書いてあるとおり「医学的に証明されたもの」ではないけれど、ボクの肌(最近は手荒れ)にも奇跡レベルにすごく調子が良いのはたしか。
とはいえ最近では研究もあって「別府大学でアトピーに湯の花が効果的と証明(研究レポート)」や「炭酸カルシウムが黄色ブドウ球菌を抑えて痒みを抑える」など色々と証明されつつありますね。
また最近、暑い日が多いのだけれど、のんびりぬるめの湯の花風呂に入ると自律神経が整う感じもすごく良いです。(おかげでよく眠れる)
それでは少しでも参考になれば幸いです。最後までありがとうございました!