こんにちは、温泉オタクのKOUです。
実は15年ほど前、温泉のことがよくわかっていない頃に、こちらで宿泊したことがあるのです。
あ〜懐かしいな…と思いつつGoogleの口コミを見てみると「この宿があるから生きていける!」みたいな口コミがあって、それでは久しぶりに行ってみよう!ということで宿泊。
さらに女将さんのお人柄を褒めるような口コミが多くて、これは僕の経験上、間違いのない宿。
確かに素晴らしい女将さんで、そのあたりも記事に入れました。
そしてとんでもなくすごい温泉です!
ではさっそく。
素泊まり4300円〜というコスパ!朝食は1100。そのほかアメニティの付くプランなどあり。
小石の湯 正明館にチェックイン
裏の広々とした駐車場に車を停めて。
昔、この前に潰れた大型旅館が廃墟のようになっていて、かなりびっくりしたけど、今はだいぶキレイになっていて「廃墟」ではなくなっていました。(それでもまだ工事中)
あの廃墟がなくなると、本当にこのあたりは自然も多くていい感じだな〜と。
それでは小石の湯へと。
戸倉上山田温泉は、昭和の頃に栄えた温泉で、この宿もそうとう年季が入っていると思うけど、気になるような感じではなくロビーもいい感じ。
気さくな女将さんに案内していただき、サクッとチェックイン。
実はアメニティが付かないプランで予約していたので、「浴衣」だけお願いすることに。
もし「アメニティなし」のプランだったら、「浴衣」だけはオススメかな。というのも汗が止まらないタイプの温泉なので、やっぱり浴衣があると便利だなと。
部屋へと。照明がいい感じで、15年前よりもキレイだな〜と。
小石の湯 正明館のお部屋へ
かなり落ち着くし、静音性もある程度あって、外も静かなので居心地はかなり良いです。
天井の感じがなんとなく、定宿の伊東温泉「大東館」に似ているのもポイント。
お茶、お菓子、テレビも完備で、エアコンも新しいものでした。
やはりこの価格は破格かと…。
広縁と冷蔵庫も完備。窓からの景色は、
普通の住宅街といった感じで、決して悪い感じでないです。
前の道が狭いので、ほぼ車が通ることがなく、静かなのが嬉しいポイント。
この価格帯なのに、部屋にトイレとお手洗いが完備。
極上温泉を完備する宿だと、普通に18000円でも「トイレは別」ということがあるので、これは本当にすごいこと。
布団も寝心地良いです。しかもセルフではなく、この通り敷いてくれている…。あと、
長期滞在が歓迎のようで、洗濯機も廊下の一角にありました。
気になるところは…?
禁煙室がないところかなと。ホテルの喫煙室のように気になることはないけど、完全にゼロではないと思います。
なのでタバコの匂いに敏感な方にはオススメしにくいかな。
あともし僕が温泉旅館コンサルタントをやるとしたら、禁煙室を作ると思います。きっと売り上げが爆増するはず…!笑
では極上の温泉へと。ホントにビビるほどの極上湯!
小石の湯 正明館の温泉「色鮮やかなとびっきり極上湯」
このあたりも照明の感じがいい感じだな〜と。
脱衣所も本当キレイ!中に入ると、
これは美しい…。おそらく温泉人生の中でもトップクラスの美しさ。今のところ下風呂温泉「さが旅館」さんの温泉と双璧です。
素晴らしい湧出量で、温泉はかけ流しはもちろんのこと、加水、加温、消毒、循環とすべてなしのパーフェクト。
いってみれば「自然のまま」で、鮮度をひしひしと感じる温泉。
女将さんに「もし熱かったらお水入れてくださいね!」と言っていただいたけど、やっぱり水を加えない方が気持ち良いし、効果も多い印象。
はじめだけ少し熱く感じるけど、あとはちょうど良い温度に感じるくらいの温度。どう考えても極上の中の極上湯!
またこの温泉の鮮度について詳しくはKindle本「奇跡のかけ流し温泉」で語ってます。
さらに奥に行くと…
なぜか仏像が飾られてあるところ。15年前にこの雰囲気に少しビビったけど、やっぱり今でも少しだけ「お〜」という感じに。笑
とはいえ普通に入っている方もいるので、ここの好みは個人差が分かれそう。
昭和のはじめくらいに、こういうのが流行っていたのかな。
あと写真を撮ってないけど、シャワーも完備。
さらに「24時間OK!」な温泉であるところもポイントが高いですね。これも自然のままだからこそなせる技。
泉質など
こちらをサクッとまとめると、
- 泉温:58.6度
- 泉質:単純硫黄泉
- ph:8.4
- かけ流し、加水なし、加温なし、循環なし、消毒なしのパーフェクト
黒い湯の花が浮いていることもあって、似ている温泉となると、同じ長野の野沢温泉の共同浴場「滝の湯」に近いと思います。
小石の湯の温泉は、これよりもずっとマイルドで優しいイメージ。そしてこの「滝の湯」もすごい名湯だけど、小石の湯にはちょっと敵わないかも…と思ってしまうほど。
それだけ小石の湯はとびっきりの極上。
実は共同浴場巡りをしてから小石の湯に来た
実はこの日、鹿教湯温泉の共同浴場に入り→沓掛温泉の共同浴場に入り→そして小石の湯に来たのです。
この2つの共同浴場は特にお気に入りで「これ以上の温泉はない」と思ってしまうほど極上。
しかし驚いたことに「あれ、もしかして小石の湯の方がすごくないか…」と。
それだけ感動でした。
戸倉上山田温泉で共同浴場巡りも
こちらは散歩しつつ撮影した、超音波温泉。たしか近くの「有田屋」さんにオススメしていただいたはず。
さらにこちらは「国民温泉」で、飲めるドバドバ湯。
正明館さんとは泉質が違うし、共同浴場巡りが楽しいのも戸倉上山田温泉の魅力ですね!
小石の湯 正明館のお食事「朝食あり。夕食は外で!」
小石の湯の周辺は、もともと歓楽温泉だったこともあって、飲食店はスナックなどの居酒屋さんが中心。
探せばあるけど、ちょっともしかしたら見つかりにくいかも…というのが正直なところ。
僕はこの日どうしたかというと、戸倉駅の方に歩いていたところ下記の中華屋さんを見つけたのでこちらへ。
福満楼さんというところ。適当に入ってすごく当たりだったのでご紹介。
変わった容器だけど、かなり美味しい五目そばでした!(麺が刀削麺で、スープも絶品)
ちなみに夕食付きなら、近くの有田屋さんという宿はかなり食事も美味しくオススメ。
-
戸倉上山田温泉「有田屋旅館」宿泊記ブログ「100年の名宿。美しき飲める温泉!」
続きを見る
朝食は小石の湯 正明館で!
実は朝食が苦手なこともあって、宿で食べる予定ではなかったのです。
しかし宿に入ってから、女将さんも部屋も、温泉も素晴らしいので、朝食を食べることに。
そこでまた驚いたのだけど、女将さんに「今から朝食をお願いしても大丈夫ですか?」とお聞きしたら「大丈夫ですよ!では朝朝食会場にいらしてくださいね」と。
実はこの時、名前も部屋番号も聞かれていないのです…。
あれ?と思ったけど、女将さんはすべて記憶をされているようで、「接客のプロだな〜」と感動しました。
こちらが朝食の会場。
こちらをご用意いただきました。
ご飯は炊飯器でたっぷりと。おこわも美味しい。
昭和の頃からずっと続く朝食といった感じがよかったです。
あと今だけかもしれないけど、楽天トラベルで予約したけど、現地で朝食を頼んだ方が少し料金が安いなと…。
朝食1100円でしたので…。
小石の湯 正明館のアクセス情報など
項目 | 詳細 |
---|---|
住所 | 〒389-0821 長野県千曲市上山田温泉1-59-1 |
電話番号 | 026-275-2354 |
最寄り駅 | しなの鉄道 戸倉駅 |
駅からのアクセス | 戸倉駅から徒歩30分 |
車でのアクセス | 坂城ICより8km、車で15分 更埴IC・麻積ICより車で15分 戸倉駅から2km、車で7分 |
駐車場 | 無料駐車場完備(徒歩すぐ。広い) |
周辺施設 | コンビニ徒歩3分 |
観光スポット | 善光寺大本願別院 城泉山観音寺(車で5分、徒歩40分前後) |
実はこの表だけどAIで作っているのです。善光寺大本願別院 城泉山観音寺は近いし行けばよかったなと。笑
まとめ:戸倉上山田温泉「小石の湯 正明館」宿泊記ブログ
やはりとんでもない名湯…
では最後に「こんな方にオススメ」もまとめて終わります。
- 極上温泉を求めて…
- コスパ良い温泉旅をしたい
- ある程度、駅近の温泉でもある
- 善光寺など、観光の拠点に
- ひとり旅、グループにオススメかな
こんなイメージだと思います。
それでは最後までありがとうございました。
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