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秘湯「駒の湯山荘」宿泊記「ドバドバ極上湯。すべての毒が消えました」

駒の湯山荘

こんにちは、温泉オタクのKOUです。

7年ぶりに新潟の秘湯「駒の湯山荘」へ。

改めて思ったことは「温泉は化粧水レベルで肌がピカピカ」「食事がとびきり美味しい」「肌だけでなく、体調もすこぶる良い」という感動…。

さらにネットの情報が少なく、電話予約のみゆえ「穴場」で予約も取りやすいのが特徴かな。

すぐ近くの栃尾又温泉なんて、まったくといって良いほど予約が取れないので…笑

とはいえ「山荘」ゆえの注意点もあるので、そのあたりもサクッとわかりやすくまとめてみました。

とにかく「毎年夏に来よう」と思ったほど魅力的な温泉宿。

1泊2食付き9950円〜(新館はプラス1000円で、今回ボクは本館の方に宿泊)

電話予約のみ 090-2560-0305(営業は、4月下旬~11月上旬)

公式サイト公式インスタ(駒の湯山荘)

 

秘湯「駒の湯山荘」にチェックイン

「山荘」ゆえアクセスが大変なのかな?と思いきや、上記のような狭い道はほんの少しなので、運転が苦手でも、基本的には大丈夫かな?といった感じ。

現在は日帰り入浴もストップしているので、対向車もほぼほぼいないはず。

駒の湯山荘

そして山の中にポツンと見えてくるのが、いい感じ。

車を止めて…とその時の注意点【アブの対策】

8月は、中旬〜下旬にかけてアブが発生します。(前回きた時はこの時期で、かなりアブがいました)

アブは、車の排気ガスによってくる修正があるので、車を止めてしばらくしてから外に出るのがオススメ。

アブのメスは、子供を産むために「血」が必要になって、刺しにくるのです。笑

宿の方に聞いたお話では、川の汚れと関係しているようで、完璧に川がキレイだとアブが人を刺すこともないのだとか。

駒の湯山荘の中へ

スタッフの方はおそらく3名で、優しい男性の方に案内していただきました。

中は清潔感があっていい感じ。

 

「駒の湯山荘」のお部屋へ

今回は本館だったので2階へ。ちなみに本館に泊まっていたのはボクだけで、基本的に「新館」に泊まる人が多いみたい。

マンガがずらり。しかし温泉が「ぬる湯」で、ずっと温泉に入っていたので、いっさい読まず。

部屋は山小屋ではあるものの、掃除がピカピカなので居心地は最高。

お茶菓子などは用意くださっていて、お茶うけはクルミのお菓子。

これがかなり美味しく「食事に期待できそう」となるかと思うけど、本当にそのとおり。(後ほど)

虫が入ってしまうので、網戸は開かないけど、このとおりの絶景で空気はよく、眺めももちろん最高。

アメニティなどはフル完備。

食事のあと夜になると、

奥のランプをつけていただけて、これがまたなんとも格別な雰囲気。

またトイレは、1階に。

7年前に来たときよりキレイになっていて、清潔でウォシュレットの洋式も完備してました。

「駒の湯山荘」の部屋で過ごす時の注意点!【暑い日】

先ほどのスタッフの男性に「今日は暑いので食事の前、部屋で過ごしていると、汗が止まらなくなってしまうかもです…」と。

確かに、東京よりは涼しいものの、特別涼しい地域ではないので、ポイントとしては「東京で35度を超えるなら、こちらの部屋でもかなり暑い」

なので、もし東京で35度を超えているなら、直前まで温泉に入り続けて、カラダを冷やしておくのがポイントかと。

さらに夜9時くらいまでは暑いので、もし東京が35度超えているなら、食事の後はすぐ温泉へ。

そして寝る直前くらいまで、温泉に入っておくとかなり心地よく過ごせる印象です!

注意点2【電波は入らない。充電もできない】

基本的に、スマホの電波も入らないし、Wi-Fiなどももちろんなし。

そしてコンセントも使えないので、充電などもできないです。

なのでモバイルバッテリーを持って行った方が安心だとは思います。

 

デジタルデトックスした話

久しぶりにデジタルデトックス(パソコン・スマホ)をまったく見ないという日を過ごしてみたけど、次の日はかなりスッキリと。

駒の湯山荘に来たら、ぜひともデジタルデトックスもしたいところですね。

アイマスクと耳栓は?

山だけど、そこそこ外の光が部屋に入ってくるので、個人的にはアイマスクがあった方がオススメ。

さらに川の音が気になるなら「耳栓」もあった方が快適。

ちなみにボクはどちらも使っていて、オススメの耳栓は「旅の神アイテム」の記事の方で紹介もしてます。

では奇跡の極上温泉へと!

 

「駒の湯山荘」の温泉「ぜんぶで6つのドバドバ湯」

こちらは、いったん外に出てから。

駒の湯山荘

特に有名なドバドバ温泉の風景で、

駒の湯山荘

もちろん循環・消毒、加水、加温など全てなく、飲んでも大丈夫なレベルで掛け流し。

鮮度がとびきり高く、入っただけで肌がピカピカとなってくる感じ。

湧出量は、この浴槽が1番多いかな?といった印象でした。

まずは混浴露天から

こちらは館内から。ちなみに奥は新館です。

履き替えて外に向かいます。

駒の湯山荘

降りていくと見えてくるワクワク感がすごい…。

駒の湯山荘

このとおり、温泉が溢れかってました。川を眺めつつ入る温泉は最高すぎますね。

ちなみに手前が源泉(33度くらい)で、奥が加温された浴槽。

普通、加温された浴槽はお湯がへたっていたりするけど、駒の湯山荘の場合、加温の浴槽までもが極上湯。

季節によっても変わるけど、10分ごとに源泉と加温を交互に入るのが基本で、暑い日は源泉に入る日が長くなりますね。

この日も、かなり暑い日で、源泉ばかり入ってました。

駒の湯山荘は、24時間OKの温泉で、この混浴露天も24時間OK。

「夜はさすがに暗くない?」というと、ギリギリ行ける…といった印象で、実際に夜も入っている人がかなりいました。

混浴と女性限定

混浴露天から少し進んだところに、混浴と女性限定。

混浴とはいえ、女性は普通は、入らないと思います。笑

駒の湯山荘

同じくドバドバ。こちらは窓があるので、虫が気になる人には良さそうです。

2つの貸切温泉(無料!&24時間OK!)

さらに進んだところに2つの貸切温泉が。(無料)

ぬる湯なので、みなさん1時間くらいは入っているけど、いろいろな浴槽があるせいか普通に空いてました。

駒の湯山荘

1つ目。ロケーションはここが最高かな。個人的にこの貸切風呂が最高でした!

駒の湯山荘

もう1つの貸切温泉。

こちらも眺めは最高ですよ!

資生堂も認めたまるで「化粧水」な温泉

ポストしたとおりで、こちらは宿の方に実際にお聞きした話。

たしかに化粧水レベル…というか正直書くと化粧水なんてものではなく、肌がツルッツルのピッカピカ!

しかしポイントとしては、必ず1時間以上ゆっくりと入浴するということ。

これは宿の方もお話されていたけど、これくらいのんびり入らないと効果も実感しにくいです。

ボクはこの日8時間ほど入ったけど、本当に自分の肌に感動しました。

ちなみにチェックインは13時とアーリーチェックインの宿でもあるので、早めに行くのがとにかくオススメ!!!

飲んでデトックスのお話

先ほどのポストのとおり、飲泉もOKな温泉

宿の女性に「温泉、飲んでも大丈夫ですか?」とお聞きしたところ「大丈夫ですよ!昔はこの温泉を一升瓶くらい飲んで、宿便を出すというのが流行っていたのです。

でも1泊だと大変なのでオススメはしなくて、コップ1杯くらいがいいですよ!」と。

かなり丁寧に教えていただきました。

 

コップ2杯一気飲みしてみた…笑

たしかに、お腹がゴロゴロとしてきて、これ以上飲むとやばい下痢になってしまうと思ったので、ストップ。

しかしその後、お腹が落ち着いてからチビチビと温泉を飲んでいました。

そして驚いたことが、飲んだ量よりも出る量の方が多いということ。

不思議なくらいトイレに行きたくなるので、これも温泉のデトックス効果だな〜という感じで、驚くほどカラダの調子は良い。

むくみが完全に取れて、カラダからガン細胞とか毒素が抜け切ったような感じ。

温泉の泉質&効能など

成分表はいくつかあって、それぞれ源泉は違うものの、入った体感としてはほぼ同じかなと。

こちらをまとめてみます。

  • 泉質:アルカリ性単純泉
  • 泉温:32.5度(かなりぬる湯の温泉)
  • ph:8.6(弱アルカリ性。優しいイメージ)
  • 掛け流し、加水・加温なし、消毒なし、飲泉OK!

個人的に温泉は「泉質より鮮度」と思っていて、単純泉という名前からは想像もできないほどの効能を感じました。

この鮮度については、先日書いたKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の方でも触れています。

とにかく成分表なんてどうでも良くなるほどの極上湯!

ではお食事のお話へと。食事もすごいです!

 

「駒の湯山荘」のお食事「とびきり美味い山の幸」

 

駒の湯山荘の魅力は、温泉だけでなく、「食事の素晴らしさ」にもあると思っています。

こちらの会場で。

赤い食器は、新潟の伝統的なものだそう。

右上は、鶏肉の生ハム、中央は地元「魚沼産の牛肉」など。野菜も素晴らしい味付けで感動もの。

しばらくするとヤマメの唐揚げを。揚げたてで最高のお味。

その後、天ぷらも、

なんと「天ぷら屋さんですか?」というくらい、1つずつ持ってきていただけるのです。

本当に天ぷら屋の名店レベル。

お米は魚沼産のコシヒカリ。(駒の湯山荘は魚沼の温泉です)

と、ただの魚沼産ではなく、なんと品種改良前のすごく貴重な魚沼産コシヒカリなのです。

普通の魚沼産コシヒカリと、この昔ながらの品種改良前のものを食べ比べると、プリッと感は共通点。

このコシヒカリの方が、ややざらつきがあって、コクが強いように感じました。

さらに湧き水でお米を炊いていることもあって、間違いなく絶品中の絶品。

豚汁は、ひとりずつお鍋でたっぷりと。

最後にデザート。草だんごも、もちろん新潟の名物ですね。

お酒のメニューは、

こんな感じ。「ぬる湯の温泉は、ビールが美味しい」というイメージを持っていて、ビールがオススメかな。

別記事【ビールが美味しい温泉の法則】という記事も書いていて、やはりこの法則は間違いないなと、改めて感じました。

では朝食も

相変わらずは、野菜がピカイチな美味しさ。さらに全国の納豆で1位を取ったという納豆も、たしかに最高の味。

そのほか、

お味噌汁と、湯豆腐もいい感じ。

食事の注意点

やはり食堂も「暑い」ので、東京が35度を超えていたら、食事の直前まで「ぬる湯」に入って、カラダを冷やしておくのがオススメ。

こうしておいたら、かなり快適でした。

あと東京が35度以下だと、駒の湯山荘も30度以下になるので、心配はゼロだと思います。

 

おまけ:駒の湯山荘の周辺の絶品グルメ→「長岡生姜醤油ラーメン」

長岡生姜醤油ラーメンは、ご当地グルメで、個人的に日本一美味しいラーメンの種類だと思ってます。

チェックイン前に、塩分補給もかねてオススメ。

「どこのお店が…?」というと、上記は「壱八商店」さん。あとは街道沿いでアクセスも抜群な「らーめんヒグマ」はかなり美味しいと思ってます。

 

「駒の湯山荘」のアクセス情報など

 

項目 詳細
住所 新潟県魚沼市大湯温泉719-1
電話番号 090-2560-0305(衛星電話のため繋がりにくい場合あり)
宿泊料金 9,950円~(税込)
収容人数 25名
温泉泉質 アルカリ単純泉
営業時間 8:00~16:00(受付終了)
定休日 期間中不定休、11月上旬~4月下旬
アクセス方法 関越自動車道 小出ICから国道352号線を大湯方面へ約20分
駐車場 無料
公式サイト 公式サイト

アクセス詳細

この情報は、駒の湯山荘の公式情報や観光ガイドからのデータを基にしています。

交通手段 詳細
電車とバス JR上越線「小出駅」からバスで約25分、大湯温泉バス停下車。宿泊予約者は送迎あり。
関越自動車道「小出IC」から国道352号線を経由し、約20分。大湯温泉からさらに約10分。
浦佐駅からレンタカー 上越新幹線「浦佐駅」からレンタカーを利用し、約40分で駒の湯山荘に到着。関越自動車道を経由し、国道352号線を大湯方面へ向かいます。

 

まとめ:秘湯「駒の湯山荘」宿泊記

駒の湯山荘

夜は露天風呂にもランプが付いて、またすごくいい感じ。

では最後に「こんな方にオススメ」と「注意点」もまとめつつ終わります。

まずは「注意点」を。

  • 虫がキライだとオススメできない(アブ、蛾は普通にたくさんいる)
  • ゆっくり温泉に入るのが苦手(暑い日は特に、部屋にクーラーなどはないので、ぬるい温泉に入り続けるのが必須かと)

では「オススメ」も。

  • ぬる湯に入り続けて癒されたい
  • 山奥でデジタルデトックス
  • 食事にもこだわりあり
  • ひとり旅、カップル、グループ、ファミリーすべてOK

ボクが訪れた時は、新潟県のナンバーが多めで、地元の方が多い印象でした。

ネットの情報が少ないので、こんな感じになるのですね。

栃尾又に負ける?というと、そんなことはまったくなく、夏でもそこまで混んでないので、駒の湯山荘の方が快適なほど。

それではこのあたりで終わります。最後までありがとうございました!

 

当然ながら「夏にオススメの温泉」の記事でもご紹介しました!

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  • この記事を書いた人
温泉桶

KOU

「温泉オタクKOU」の温泉ブログ。 温泉で、アトピーが完治するという不思議な体験をして、温泉にどハマり…。笑 現在、湯治とリモートワークを中心に温泉宿に年間50泊ほど宿泊。 泊まって良かった宿だけをブログにまとめています。 温泉の素晴らしさ、魅力が伝わればとの願いを込め、ブログ&Twitterで発信中! 月/最高88万pv

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