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飯坂温泉「なかや旅館」宿泊記ブログ「小さな神宿はやっぱり最高です」

飯坂温泉 なかや旅館

こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。

飯坂温泉で1番小さな宿としても知られる「なかや旅館」さんに泊まっていました。

有名な共同浴場「鯖湖湯」にも近く、立地も最高で、食事も最高に美味しく、部屋も心地良くて、こういった宿を「神宿」というんだよな〜といった感じです。

今回、なかや旅館さんに泊まっていたことで、飯坂温泉のイメージまでグッと上がってしまったほど。

もしかしたら飯坂温泉って世間的に言われているよりも、僕が今まで思っていたイメージよりもずっとすごい温泉地かもしれないです…。

それではさっそく。

2食付き9350円〜(コスパも最高の温泉宿…というか、値上げされた方がと思ってしまう…)

 

飯坂温泉「なかや旅館」さんにチェックイン

小さな温泉宿って、心が温まるような…家に帰ってきたような気分がするのが魅力。

なかやさんも、不思議と落ち着く環境で、すぐに自分の家のような気がしてきました。笑

笑顔の女将さんにサクッと案内していただきお部屋へと。

こちらのお部屋へ。もともとは鯖湖湯で湯治をするための宿だったそうで、その名残のような感じもしますね。

個人的にこの雰囲気は大好き。部屋の中に入ると…

 

飯坂温泉「なかや旅館」さんのお部屋「最高の居心地」

清潔感マックスで、空気もクリーンであっという間に落ち着ける感じ。部屋からの眺めは、

絶景…、とはいかないものの、落ち着く感じがまた良いです。

テレビやお茶など。ポットは朝、新しいお湯まで持ってきていただき恐縮。これも湯治宿でよくあるスタイルなので、これまた嬉しい。

アメニティはもちろんフル完備。

洗面所やお手洗いは部屋の近くに。こちらも清潔感が抜群でお手洗いも最新。

ふとんの寝心地も最高によかったです。

あと部屋の静音性はそこまで高くないので、気になる方は「耳栓」があると、より快適かと思います。個人的に旅にオススメの耳栓は「モルデックスシリーズ」で「神アイテムの記事」にもまとめています。

では温泉へと。

 

飯坂温泉「なかや旅館」さんの温泉

温泉は1階に。とはいえ飯坂温泉の場合、たくさんの共同浴場があるし、なかや旅館さんの場合、有名な鯖湖湯が近くにあるので、入っても入らなくても…といった感じもありますね。

飯坂温泉 なかや旅館

中に入ると、こんな感じ。この大きさだとやっぱりひとりで入りたいかな。

時々「浴槽が小さいのが残念」といった口コミをいろいろな宿で見かけるけど、「温泉の鮮度」といった意味では小さい方が抜群で、この大きさだとやっぱり気持ちいいです。

詳しくはKindle本「奇跡のかけ流し温泉」にも。

どこからオーバーフローしているのかな?

こんな感じに穴からオーバーフローするという珍しいスタイル。

温泉の温度は、いわゆる「飯坂温泉スタイル」の激アツではなく、適温で熱いのに慣れない観光客でも気持ちよく入れる感じ。

泉質など

共同浴場「鯖湖湯」と同じなので。

源泉名 泉質 源泉温度 pH
湯沢分湯槽 アルカリ性低張性温泉 51.0℃ 8.6

このとおり。

表記がなかったのですが、循環・消毒なしのかけ流しはもちろんで、加温はもちろんなし。加水はすることもあるかと思いますが…。(極上湯だし、あえて確認せず)

さらに24時間OKの温泉でもあって、そのあたりも魅力的!

【鯖湖湯】飯坂温泉の共同浴場「やっぱりすごかった…」

鯖湖湯 飯坂温泉

こちらはすぐ近くの鯖湖湯。

実は「なかや旅館の温泉もかなり良いし、鯖湖湯は熱いし、地元の方がいっぱいいたら…」と思って、行こうか迷ったけど、やっぱり来てみてすごくよかったです。

実は温泉の温度は体感的に46℃くらいと激アツ。

温泉オタクの僕も「やばい…さすがに今回はかけ湯するくらいにして帰ろうか…」と思ったら、不思議なことにかけ湯をしていたら体が慣れてきて、サクッと入ることができました。

すると、「あれ、やっぱりすごい。飯坂温泉ってこの温度じゃないと魅力ってわからないんだ」と今回改めて思いました。

というわけで早朝に再訪してみたら、やっぱり最高で、飯坂温泉に2度惚れしてしまったほど。

ちなみに、鯖湖湯とすぐ隣の歴史ある宿「ほりえや旅館」さんも素晴らしい宿。

共同浴場「八幡の湯」にも

この八幡の湯にも来てみました。不思議とこちらは地元の方に人気なようで、最近はめっきり来ていなかったのだけど、やっぱり最高でした。

やはり激アツ。しかし鯖湖湯とは源泉が違っていて、こちらは少しツンとくるようなイメージを持っています。

この八幡の湯も「なかや旅館」さんから近いので、もし熱いのが大丈夫ならかなりオススメ!

千円札は使えるけど、それ以上のお金は両替もできないので、それだけご注意を。

 

飯坂温泉「なかや旅館」さんのお食事「部屋食。最高すぎる食事」

正直…凄すぎると思います。しかもこの価格帯で部屋食…。値上げされた方が…とやっぱり思ってしまうほど。

お料理は一度に持ってきていただけるスタイル。

もちろん天ぷらなどは熱々で、有名な天ぷら屋さんのようなクオリティ。(ご主人が東京の料理屋さんで修行されたらしい)

秋刀魚にカボスとポン酢で。魚はご自身で仕入れまでされているのだとか。

抜群のブリ大根。

しばらくしてからご飯とお味噌汁を。このご飯も全国トップクラスの美味しさで驚いたほど。例えば新潟の魚沼市の温泉宿とかだと最高に美味しいご飯に出会ったりするけど、それと同じかそれ以上のご飯…。

最後にデザートも。こちらも抜群すぎるお味。

ドリンクメニューはなかったのですが、ビールをお願いしたら確か700円でアサヒの中瓶だったはず。

朝食も同じくお部屋で

ご飯にピッタリ合うような素晴らしい朝食。

もちろんご飯も夜と同じく、驚くほどの美味しさでした!

 

おまけ:飯坂温泉を観光…

有名な観光地は他に譲って…。こちらの八幡神社は、なかや旅館さんからも近くすごくよかったです。

同じ名前の「八幡の湯」からも近く、散歩で「八幡神社〜八幡の湯」のコースはオススメ!

あと、福島は「お茶どころ」ではないと思うけど、八幡の湯のすぐ近くのお茶屋さんは、優しいおばあちゃんが美味しいお茶をいれてくれて、買ったこの1000円のお茶も驚くほど美味しかったです。

なぜお茶を買ったかというと、共同浴場に行くための小銭がなかったため。笑

しかし、嬉しい発見でした!

 

まとめ:飯坂温泉「なかや旅館」宿泊記ブログ

なかや旅館さんは、飯坂温泉でも1番小さいと言われている温泉宿。

実は温泉オタクの僕は「小さい宿好き」なのだけど、やっぱり当たり宿がとにかく多いです。

この「なかや旅館」さんも、従業員を雇ったりしていないので、この価格でもやっていけるのですね。

しかし泊まってみた感想として、「13000円でも泊まる」「15000円でも泊まる」「18000円だとちょっと高い」かな?といったイメージ。

改めて、このなかや旅館さんは、現在2食付き9350円〜です。

実は小さくて、魅力的な宿をこのブログでご紹介すると、予約困難となりがち…。たぶん書いたら自分が予約できなくなる…とは思うけど、ぜひ長く続けてほしいなと思っています。

では最後にサクッと「こんな方にオススメ」もまとめつつ終わります。

  • 小さい家族経営の宿が好き
  • 湯治宿の雰囲気が好き。しかし清潔感は最高
  • 飯坂温泉の観光の拠点に(中心地です)
  • ひとり旅、カップル、ファミリー、グループすべてOK(大人数は向かないはず)

「大きな温泉宿が好き」とか「高級宿でないと…」みたいな方でなければ、どなたでも「来てよかった!」と思える温泉宿だと思っています。

それでは最後までありがとうございました!

 

当然、下記の「コスパ温泉宿」の記事にも追加です。

駒の湯山荘
コスパ「も」良い温泉宿!「安い、値段以上だけじゃない。魅力たっぷり」

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  • この記事を書いた人
温泉桶

KOU

「温泉オタクKOU」の温泉ブログ。 温泉で、アトピーが完治するという不思議な体験をして、温泉にどハマり…。笑 現在、湯治とリモートワークを中心に温泉宿に年間50泊ほど宿泊。 泊まって良かった宿だけをブログにまとめています。 温泉の素晴らしさ、魅力が伝わればとの願いを込め、ブログ&Twitterで発信中! 月/最高88万pv

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