こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。（プロフィールとX）
関東の人間って「夏の東北に憧れを感じている」と思っていて（偏見です笑）、実はボク自身、ずっと憧れを持っていました。
そして夢がかなって、たくさんの夏の東北の温泉を巡ることが実現。
ボクと同じく「夏は東北へ…」という方のお役に立つべくまとめてみました。
もくじ
夏の東北「湯治場」5つの魅力
- 涼しい！！
- 湯治の効果も出やすい
- アクセスしやすい
- コスパが良いところが多い
- 穴場の温泉も多数！
今回はサクサクと語ってみようかと思います。
まず涼しい！
東京から向かうと、とにかく涼しい。しかもどこに行っても基本的には涼しい…。
あえて言うと、山形の街中、国道沿いとかは暑かったことがあるかな。
あとはちょっと山奥にでも行くと寒いくらい。
というわけで、夏に東北に向かうと「天国！」って感じがするのです。
暑さに弱い…、夏バテしやすい、汗疹とかできやすい…とこれはボクなのだけど、同じようなかたにオススメです！笑
湯治の効果も発揮しやすい
東北って泉質が強いものも多いです。
例えば「酸ヶ湯温泉」とか「玉川温泉」とか。
すると、とにかく乾燥しやすい。すると逆に肌の調子が悪くなってしまったり…。
これがないのが夏の湯治の魅力だと思っています。
東北ではないけれど、夏の草津温泉（酸性泉）も、同じようにデメリットが出にくい…と感じています。
アクセスしやすい
夏のほかの季節ももちろん東北に出かけることは多いです。
11月に福島をフラフラしていたら、なんと雪！！
ノーマルタイヤだったので、すごく驚くと同時にかなり焦った経験があります。
このほか、真冬の東北で電車が雪の影響で止まってしまったことが何度もあります。
夏の東北って、基本的に安心して行きやすいのが魅力。
コスパが良い
今、一番コスパの良い温泉のある県は？というと、個人的には「山形県」だと思っています。
やっぱり全国ぐるっと見渡しても、東北が一番コスパがいいかな〜と。
コスパ温泉旅をしたい方には、下記にもまとめています
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コスパ「も」良い温泉宿！「安い、値段以上だけじゃない。魅力たっぷり」
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穴場の温泉も多数
東北ってとにかく極上湯の宝庫。
ボクは山ほど東北の温泉に出かけているけど、「まだこんな温泉あったの？？」と驚くことばかり。
ガイドブックにものってないし、基本、地元の方しか知らないような温泉も多数。
普通は名前を知らない温泉とかも、下記にまとめています。
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すごい「穴場」の温泉宿をまとめました「安い・一人旅もOK！」
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余談：湯治の温泉と普通の温泉って何がちがう？【湯治歴15年】
アトピーの湯治で15年ほど温泉に出かけています。
サクッと結論、「湯治の温泉は、病気を治す効果がある」と言うこと。
それで、どんな特徴があるのか？というと、
- まず掛け流しであること
- 循環・消毒はないこと（これは湯治では絶対条件）
- 加水・加温もないほうがベスト（これはあっても湯治の効果ある）
- 鮮度が高い方がベスト（浴槽小さめなど。詳しくはKindle本「奇跡のかけ流し温泉」に）
- 湧出量が多い方がいい
このあたりに当てはまると、間違いなく湯治レベルの温泉。
よく「成分が濃厚で…」などの話もあるけど、成分より「湯使い」の方がずっと重要だと思っています。
あと、このサイトで紹介している温泉は、基本的にすべてこの「湯治レベル」の温泉に特化しています。
おまけ：湯治レベルの温泉の特典
それは、、「とにかく気持ちよく感じる」ということ。あと「肌が若く見える」「カラダが軽く感じる」ということ。
不思議だけど、効果を発揮する温泉ほど気持ちよく感じて、「気持ちよさ」＝「効果の大きさ」だとも感じています。
下記は掛け流しを解説した記事
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温泉オタクが「かけ流し温泉」を完全解説！「天然温泉との違いは？」など…
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ではここからは、具体的にオススメの湯治場・湯治宿を！
夏の東北：オススメの湯治場・湯治宿７選
下風呂温泉2つの宿（青森県）
夏の猛暑だった時に、この下風呂温泉に来ました。
まず、さが旅館さんに泊まったのだけど、女将さんとの会話は「今日は寒いね〜」でした。笑
ホントにそのとおりで、ずっと猛暑にさらされていた身としては「強烈に爽やか！」という感じ。
つまり天国であることは間違いないですね。
オススメ宿としては、
大鰐温泉2つの民宿（青森県）
あえて真冬の大鰐温泉駅の様子を載せてみました。
というわけで、夏はもちろん涼しい！だいたい28度以下の日がほとんど。
そんな時に、
この飲めるほどの極上湯に入るのは、もちろん天国！
大鰐温泉には民宿が2つあって、やっぱり温泉の質では民宿が素晴らしいと思っています。
- 大鰐温泉 民宿赤湯さん（2食付き7000円〜）
- 大鰐温泉 河鹿荘さん（素泊まり6000円〜、貸切OK！）
どちらも最高の温泉民宿だと思っています。
酸ヶ湯温泉（青森県）
秘湯はやっぱり涼しい。たしか日本の夏で一番涼しい記録を持っている温泉は、この酸ヶ湯温泉だったはず。
あとこの周辺の「蔦温泉、谷地温泉」も、真夏に来たことがあるけど、すごく涼しいですね。
酸ヶ湯温泉って、名前のとおりとにかく強烈だから、実は冬は肌に合わなかったことがあるのです。
しかし、夏に来て、肌に合わないということは一度もないです。
涼しいを超えて寒いくらい。もちろん来ると、いつも「天国！」と感じています！
藤七温泉 彩雲荘（岩手県）
藤七温泉は、山奥の秘湯。
実は真夏に来たことはなくて、6月に来たことがあります。その時はかなり寒くて、普通にストーブをつけていたほど。
調べてみると、やはり最高で28度くらいで、夜は10度くらいになるそう。
夏でも寒いくらいのところで入る、上記のような極上湯はやはり最高ですね。
最高なだけでなく、体調までものすごく良くしてくれるようなイメージ。
夏バテなんて一瞬で消えるようなイメージを持っています。
肘折温泉4つの宿（山形県）
山形って東北では「暑いかな？」というイメージが強いです。
この肘折温泉もイメージとして「涼しい」けど、たまにクーラーが必要かな？というくらい。
肘折温泉に来ると、なくても大丈夫だけど、ちょっとつけたい時もあるかも、と感じます。
ではなぜ肘折温泉？と言うと、炭酸水素塩泉で清涼感のある温泉のため。
肘折温泉って基本はけっこう熱いけど、入ってみると不思議と爽やかなイメージ。
というわけで、この爽やかさとあいまって、とにかく天国的。
ちょっとマニアックだけど、一番清涼感が強いのは3号と5号の源泉で、これは西本屋旅館さんで入ることが可能。
オススメの宿は下記です。
コスパもよく、食事も美味しいところばかり！
鳴子温泉（川渡温泉） 高東旅館（宮城県）
夏の東北の湯治場巡りをしていると、最後に鳴子温泉に寄って帰ることが多いです。
何度も来ているけど、やっぱり鳴子温泉も涼しい。
鳴子温泉の中心地も良いけど、この高東旅館さんのある川渡温泉はさらに涼しいようなイメージを持っています。
この涼しい中、ピリっと熱い温泉に入るのがなんとも贅沢。
飲めるほどの極上湯で、整うような温泉。
5000円くらい〜泊まれてコスパもすごいです。
湯岐温泉 和泉屋旅館（福島県）
福島は東北では「少し暑いかな？」と思うけど、湯岐温泉は山奥なので涼しいです。
宿は2つだけの小さな温泉地だけど、山形屋さんの温泉も良いけど、この和泉屋さんの温泉は、36度くらいで、ほとんど体温と同じくらいのぬる湯なのでチョイス。
涼しい温泉地で、体温と同じくらいの温泉に入り続けるって、どう考えても「天国」なのです。
湯岐温泉ってそもそも神経に作用してよく眠れるし、カラダの毒が抜けていく感じがするし、翌朝はとんでもなく調子がいい…。
東京からアクセスの良い東北の温泉でもあるし、サクッと旅をしたい方にも超絶オススメの宿です！！
2食付き12000円程度〜
まとめ：東北の湯治場・湯治温泉って最高です
と、いろいろ書いてみたけど、まだまだたくさんある！
なので、タイトルが「役に立つかも」となっています。笑
ではこの記事でご紹介の温泉をサクッとまとめて終わります。
- 下風呂温泉 さが旅館さん（青森県）
- 下風呂温泉 まるほん旅館さん（青森県）
- 大鰐温泉 民宿赤湯さん（青森県）
- 大鰐温泉 河鹿荘さん（青森県）
- 酸ヶ湯温泉さんの宿泊記（青森県）
- 藤七温泉 彩雲荘さんの宿泊記（岩手県）
- 肘折温泉 木村屋旅館さんの宿泊記（山形県）
- 肘折温泉 大穀屋旅館さんの宿泊記（山形県）
- 肘折温泉 西本屋さんの宿泊記（山形県）
- 肘折温泉 亀屋さんの宿泊記（山形県）
- 肘折温泉で湯治ひとり旅の記事（山形県）
- 川渡温泉 高東旅館さんの宿泊記（宮城県）
- 湯岐温泉 和泉屋旅館さんの宿泊記（福島県）
それではこのあたりで終わります。
最後までお読みいただき感謝しています！
YouTubeではこの記事を補足しつつ語っています
下記は全国版のイメージです
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【保存版】湯治のできる安い温泉宿「一人泊、連泊もOK！」
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