こんにちは、温泉オタクのKOUです。
湯の瀬温泉というと大きな混浴の露天風呂で有名だけど、実は温泉も極上のかけ流し。
なぜこんな量を「かけ流し」できるかというと、毎分800リットルという湧出量と、源泉温度が50度くらいで「ちょうど良い温度」のため。
さらに食事は部屋食だしコスパも最強な温泉宿。
初めて来たけど素晴らしい滞在となりました!
ではさっそく!
2食付き12000円程度〜
※今見たら「ゆこゆこ」だけ「ゆこ得」というプランで9900円〜というプランがありました。
湯の瀬温泉「湯の瀬旅館」にチェックイン
湯の瀬温泉は、秘湯の一軒宿であるものの、鶴岡市から30分くらいとアクセスは良好。途中、やや狭い道があったけど、よっぽど運転が苦手…とかでなければ問題もないレベル。
中へと。
フレンドリーで優しい女将さんが案内してくれました。方言がきつくて少し聞き取れない言葉を含むのも魅力的…!
ボクの感覚では山形と福島は聞き取りにくい…笑
部屋へと。
「湯の瀬旅館」さんのお部屋「川沿いで癒される」
年季は入っているので、人を選ぶかな?とは思うけど、しかししっかり清掃してくれているので快適。
部屋からの眺めは、
川が流れて、自然が多いので空気もキレイだしいい感じ!
お茶セットなど。
お手洗いは部屋の外に。
このほか、部屋のすぐ近くにもお手洗いと洗面所があって、
お手洗いは想像以上に最新のもの。
部屋の遮光性はバッチリで「アイマスク」がいらないレベルで、遮音性は川が流れていたりもするので「耳栓」があるとより快適かな?といった印象です。(おすすめは下記に)
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温泉旅を快適に過ごす8つの「神」アイテム【旅歴10年のボクが語る】
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では温泉へと。
「湯の瀬旅館」さんの温泉「かけ流し極上湯、混浴!」
なんといっても名物は「混浴の大露天風呂」。
2階にのぼってやや進んだところに。
中に入るとまずは内湯。こちらもそこそこな湧出量でかけ流し。
シャワーも完備。そして外に出ると…
このとおり。有名な草津温泉の西の河原露天風呂と同じくらいかな。
基本「混浴」で、上記のとおり女性専用のスペースがある感じ。
女性の方は「湯浴み着」を着ている方もいたので、調べたところ「貸し出し」もあるようで心配ないですね。
温度は39度くらいかな「湯冷めしない。汗止まらないタイプ」
なので15分くらいは、心地よく入れるけど、しばらくすると温泉の効果もあって「カーッと」あったまってくるようなイメージ。
そして汗がまったく止まらない単純泉ということで、静岡の伊東温泉あたりを思い出すイメージでした。
伊東温泉も同じだけど、とにかくカラダがほてった感じがするので、寝る前は直前でなく、数時間前くらいにしておくと寝やすいようなイメージ。(ちょっとカラダがほてって寝つきが悪くなりそうになった…笑)
この大きさで「かけ流し」はすごい
なんと湧出量は1分間に800リットルとのこと。これだけの湧出量で、さらに湧出量温度が50度ほどなので、温泉をためるとちょうど良い温度になるのですね。
このあたりも伊東温泉と同じだな〜と。(大東館の記事でも同じようなことを書いています)
さらに「加水なし、加温なし、循環なし、消毒なし」のパーフェクトなかけ流し。
湯治場としても栄えたことがあるそうで、それもなっとくの温泉クオリティ!
男女別24時間の温泉も
1階には、こちらの温泉が。こちらは24時間OKの温泉なのが魅力。
「浴槽が小さい=鮮度が高い」ということもあって、温泉レベルとしてはこちらの方が上かな。いわゆるドバドバ系。
とはいえ温度が高めで「長湯」はできないので、どっちが魅力的…ともいえないようなイメージ。
こちらは全国屈指レベルの極上湯だと感じました!
成分の分析書など
項目 | 詳細 |
---|---|
温泉名 | 佐藤2号源泉 |
泉温 | 49.5℃ |
泉質 | アルカリ性単純泉(低張性アルカリ性高温泉) |
pH値 | 9.1 |
成分(主要成分) | ナトリウムイオン、炭酸水素イオン、塩素イオンなど |
かけ流し、加水なし、加温なし、消毒なし、循環なし
「湯の瀬旅館」のお食事「部屋食で海の幸。ボリュームたっぷり」
食事は、朝も夜もお部屋で。この価格帯では「かなりコスパ良い」ですね。
まず最初にこちらをご用意いただきました。この周辺はカニが名物。湯野浜温泉「真砂子屋」さんと同じくやっぱり美味しい。
わりと山奥なので「山の温泉」と思われがちらしいけど、実は海が近いので、海の幸がたっぷりと。
とはいえ山菜も絶品!
しばらくするとお刺身も持ってきていただきました。やはりこの価格帯なのに1つずつ持ってきていただいて感謝です。
少食なもので、これにご飯とお味噌汁で十分かな?と思いきや…
白身魚のフライとカキフライ。海が近いこともあってか絶品。
さらにこれで終わりかな?と思いきや…
大きなタイの塩焼き。こちらもかなりの絶品。食事だけでも十分に来る価値があるな〜といった感じでした。
女将さんとお話ししていても「今日は千葉と兵庫、埼玉から来ている人がいて、みなさん遠くから来てくれるんですよ〜」とお話しされていて、魅力が惹きつけるのかな〜と。
最後にタイのすまし汁とご飯も絶品。
こちらはドリンクメニューだけど、生ビールが500円で大瓶が700円。温泉宿で間違いなく最安値の価格。
今、ふと思ったけど「山形の温泉ってコスパがすごいな」と思いました。
近いうち「プチ湯治プラン」の山形バーションも書こうかと思います!
朝食もお部屋で!感謝!
温泉たまごはもちろんのこと、やっぱり刺身や右上の魚のフライが絶品!
ご飯とお味噌汁も家庭的でほっこりする感じで、朝からたっぷりパワーをいただきました。
素晴らしいお食事です。
湯の瀬温泉の周辺をお散歩
宿の近くには、クリの木があって、女将さんに「このあたり散歩するところありますか?」とお聞きしたところ、「栗拾いしていいですよ〜」と。笑
さらに池があるとのことで、
来てみると、このあたりは本当に自然豊かで、散歩中も車はゼロ。
静かで癒されつつも、浄化されるような印象を持ちました!
湯の瀬温泉「湯の瀬旅館」のアクセス情報など
項目 | 詳細 |
---|---|
名称 | 湯の瀬旅館 |
住所 | 〒999-7202 山形県鶴岡市戸沢字神子谷103-2 |
電話番号 | 0235-45-2737 |
チェックイン | 15:00~18:00 |
チェックアウト | ~10:00 |
駐車場 | あり |
車でのアクセス | - 鶴岡ICから約35分 - あつみ温泉ICから約30分 - 鶴岡駅から約40分 |
電車でのアクセス | - あつみ温泉駅から車で約30分 - 鶴岡駅から車で約40分 |
バスでのアクセス | JR鶴岡駅から庄内交通バス越川・関川行きで46分、バス停:上菅野代下車、徒歩30分 |
温泉の特徴 | 源泉かけ流しの大露天風呂があり、24時間入浴可能。 |
まとめ:湯の瀬温泉「湯の瀬旅館」宿泊記ブログ
こちらは湯の瀬旅館さんを川の向こうから撮影してみたもの。
温泉雑誌などでも見たことがないし、この魅力のわりに知名度が低いような印象を持ちました。
温泉でお話しした方も「宮城から来た」とお話しされていて、東北ではわりと有名なのだそう。
たぶん東京の人はほとんど知らないんじゃないかな〜(ボクも知らなかった)
とにかくコスパも良いし、温泉も極上で素晴らしいところでした。
では最後に「こんな方にオススメ」もまとめつつ。
- 山奥の極上湯に惹かれる(または混浴大露天風呂)
- 静かな秘湯を探している
- 部屋食が好き
- 建物は山奥で年季が入っているので、神経質な人には向かないかも
- ひとり旅、カップル、ファミリーどれも心地よいはず
帰り際も、気さくな女将さんが「まだぎでね〜」(違うかも?笑)的な方言で、温かい感じの方なので、その辺りもほっこり「良い旅だったな〜」といった感じでした。
それでは最後までありがとうございました!
※「ゆこゆこ」だけ「ゆこ得」というプランで9900円〜というプランがありますね。(2024年9月)
下記、「穴場の温泉」の記事にも追加しました。
-
すごい「穴場」の温泉宿をまとめました「安い・一人旅もOK!」
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