こんにちは、温泉オタクのKOUです。
先日、青森県の下風呂温泉に来ていました。
名湯であることは本などで知っていたけど、何しろアクセスが大変なこともあって今まで躊躇していました。
しかしものすごい名宿に出会うことができて感激。
青森駅〜下風呂温泉までのアクセスも書きました。
ネット上に情報が少ない温泉宿でもありますので、少しでも参考になれば幸いです。
楽天トラベルなどはもちろんのこと、公式サイトなどもナシ。
これでもすごく人気でしたのでスゴいな〜と。
1泊2食付き12000円程度〜【2023年泊まってよかった温泉宿ランキング】でもご紹介してます!
電話予約のみ。(0175-36-2214 さが旅館)
青森駅〜下風呂温泉へ!
まずはこの青い森鉄道に乗って「野辺地駅」へ。(約1時間)
ちなみに「青い森鉄道」はJRではないものの、青春18きっぷを使うことがOKの有名なエリアです。
なので下風呂温泉は青春18きっぷで行くのも良さそうですね。
別記事【青春18きっぷ】でオススメの温泉の記事もあります。
1両のカワイイ電車、大湊線に乗り換えてまた1時間ほど。
日本で最北端の駅「下北駅」へ。
今度は下北駅からバスに乗ってまた1時間!
青森から普通に3時間くらい…笑
ようやく憧れの下風呂温泉に到着です。
下北駅〜下風呂温泉へバスは要チェック
「むつ線、佐井線、むつバスターミナル行き」となっていたり「佐井車庫行き」となっているバスに乗車。
けっこうバス会社のサイトも分かりにくいので、Googleで「下北駅〜下風呂温泉 バス」で検索しつつが良いと思います。
参考までにナビタイムのページをのせておきます。
いちおう、下北交通のページも。
バス停も途中までしかのっていないけど、このページがそのバスです。
普通にチェックインするなら、下北駅に14:30のバスに乗ることになると思います。
所要時間70分ほど、1240円。
到着すると、、
「海峡の湯」の目の前!
この海峡の湯で、下風呂温泉の2つの源泉(大湯と新湯)に入ることが可能で、帰りのバスもこの海峡の湯の名の前のバス停を利用。
帰る直前まで温泉に入れるのは、最高でした!
と、アクセスの話が長くなったけど、それでは「さが旅館」にチェックインです。
下風呂温泉「さが旅館」にチェックイン
海峡の湯の目の前のバス停からは、徒歩1分ほど。
気さくで明るい女将さんに案内していただきました!
7月で東京は35度ほどだったけど、到着してすぐの会話は「今日は寒いね〜」でした。笑
たしかに半袖だと少し「寒いかな?」と思うくらい。笑
とにかく快適、快適。
部屋へと。階段オンリーで2階のお部屋もあるけど、ボクは3階でした。
もしかしたら年配の方には少しキツイかも?と思います。
ではお部屋に到着。
下風呂温泉「さが旅館」のお部屋「トイレ付き」
良い感じで、清潔感もバッチリ。
気になる部屋からの眺めは、、
海が見えて、素朴な漁師町といった雰囲気で、なんとも癒される感じでした。
お茶とアメニティはフル完備。お茶菓子は「いか煎餅」という地元の名産。
料理の量が多いので、少食の方はお菓子も食べないのがオススメかと…笑
洗面所やトイレも部屋について、この価格帯なのでかなりコスパも良いですね。
ふとんは食事中に敷いていただけるスタイルで、このとおりフカフカ。
朝食の時に片付ける…ということもないので、チェックアウトまでのんびりできました。
では下風呂温泉のすごい名湯へ!
さが旅館の温泉「美しすぎる名湯。加工なし」
1階が温泉。
中の様子。
感激するほど美しかったです…。
ちなみにまったく加工することもなく、スマホで適当に撮ってこの美しさ…。
本物はもっと美しいので、ぜひ見ていただきたいなと。
少し角度を変えて…湧出量も十分でオーバーフローもバッチリ。
舐めるとしょっぱい塩化物泉で、海の水に硫黄を加えてあっためたような、そんな温泉でした。
中性なので肌あたりは優しいものの、塩化物が強いので、エネルギーを消費するほど体があったまって血の巡りがよくなり、体調まで最高に良くなる…
と、こんなイメージ。
シャワーも完備。
泉質について
こちらをもとに。
- 泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
- 源泉名:新湯1〜4号の混合泉
- ph:7.4(中性)
- 掛け流し、循環なし、加水あり、消毒なし
下風呂温泉は3つの源泉がある→さが旅館は「新湯系」
「大湯系」「新湯系」「浜湯系」の3とおり。
もともと「大湯」と「新湯」という2つの共同浴場があって、現在は取り壊されて海峡の湯で2つの源泉に入ることが可能です。
(共同浴場がなくなってしまって、かなりもったいないなと…。地元の方的には最新の設備の方が…という気持ちもわかるけど、共同浴場があった方が、宣伝にもなるような…と思ってしまいます。共同浴場の復活を願うばかりです)
→さが旅館は「新湯系」→しかし海峡の湯と違う感触で面白い
面白いのは、海峡の湯も同じ新湯系の源泉に入れるけど、成分表を見るとph値も違っているのです。
さらににごり湯方も、入った感覚もまったく違う…
「海峡の湯」はキリッとしていて、この「さが旅館」の温泉はマイルドでした。
さらに色もまったく違っていて、温泉は面白いですね。
とにかくどちらも体を心底あっためてくれるところは共通点。
下記の「まるほん旅館」さんはお隣。比較にもどうぞ。(大湯系)
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下風呂温泉「まるほん旅館」宿泊記ブログ「極上温泉の湯治宿!」
続きを見る
ではお食事へ。さが旅館さん、お食事もとにかくすごいです!!
さが旅館のお食事「海鮮三昧!」
1階の会場で。はじめに準備していただいていたのはこちらで、シャケも焼き立てで嬉しい。
それにしてもすごい量!
しばらくするとかなり厚切りのお刺身を持ってきていただきました。もちろん地元のタイやヒラメ、タコ。
めっちゃうまい。
さらにタイのアラ煮。
地元のウニもとにかく美味。もう一度、これで2食付き1万程度〜です。お安い。
飲み物のメニューはないもののビールをお願いすると、大瓶が600円と旅館では最安レベル。(通常、中瓶が700円くらいのところが多いですね)
カツオのカルパッチョも美味で、さらにすごい厚切り。
さらにご飯もたっぷりで、そうめんまでいただきました。
最後にデザートのメロンまで…
今まで、いろいろな温泉宿に泊まっているけど、1番だと思います。
朝食も!
朝食も地元のお魚や、海藻などが美味しい。ところてんも「さすが海のそば」という感じで、人生で1番美味しい「ところてん」をいただきました。
そして下風呂温泉は、イカの産地でもあるけど、当たり前のように最高レベルのイカをいただきました。
食事目的だけでも「さが旅館」さんをオススメしたくなってしまうほど…。
ネットで予約はできないけど、「ネットを使うまでもなくリピーターの方などが多いのかな〜」といった印象でした。
では最後に周辺の様子もサクッと。
下風呂温泉をぐるっと観光
さが旅館さんから徒歩2分ほど。こちらが1番有名なスポットだと思われる足湯。
足湯に入るとこんな感じの風景が。
また、さが旅館さんの近くに地元のコンビニ的なショップもありました。
こんな感じの、珍しい海鮮珍味などが買えてなかなか面白かったです!
まとめ:下風呂温泉「さが旅館」宿泊記ブログ
では最後に「こんな方にオススメ」をまとめて終わります。
- 極上の塩化物の温泉に入りたい
- 美しいにごり湯が好き
- 海の幸をたっぷりといただきたい
- ひとり旅、カップル、ファミリーOK
- 青春18きっぷの旅にも良いかも?
- 本当は教えたくない!小さな温泉宿の記事でもご紹介してます
アクセスは大変だけれど、ここまで来る価値のある、そんな素晴らしい旅館でした!
それでは終わります。
最後までありがとうございました。
1泊2食付き1万円程度〜。電話予約のみ。(0175-36-2214 さが旅館)
*「下風呂温泉」でネット予約できる宿もいくつかあります。下記は参考までに。
泊まって良かった宿の120カ所目となりました。
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【保存版】泊まって良かった温泉宿の一覧!【ブログ記事へのリンクあり】
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