こんにちは、温泉オタクのKOUです。
肘折温泉の歴史ある湯治宿「亀屋」さんに宿泊してました。
大正時代の写真が残っていたので、間違いなくそれより前から営業されているという歴史あるところ。
特徴は、肘折温泉でも特に名湯な「上の湯」に入れるのは、宿では唯一「亀屋」さんだけ。
そして湯治宿ということもあり、2食付きで7000円程度〜
肘折温泉「亀屋旅館」にチェックイン
中に入り、女将さんに案内していただきました。駐車場の場所が少し分かりにくいので、写真を編集しつつ載せておきます!
川沿いを進むと、
亀屋駐車場が見えてきます!
それでは亀屋さんに戻り、
この障子の向こうもなんとお部屋。昔ながらの湯治スタイルが魅力的!
亀屋旅館のお部屋へ「鍵なしの湯治部屋!」
ボクが宿泊したお部屋は、障子のところではなく奥のお部屋でした!
しかし「鍵なし」なので、間違いなく湯治タイプ。これまで色々な温泉に行った中で、鍵がなかったのは那須湯本の「小林館」と霧積温泉「金湯館」の2つかな。
すべて「とにかく良いこところ!」
部屋には小さいテレビと、扇風機。
真夏だったけど、ギリギリセーフというくらいの温度でした。夜は涼しいけど夕方5時くらいまではやや暑いので、暑がりの方は真夏だけ避けた方が良いかもです。
部屋からの眺めは、
「お墓…」ではなく神社の入り口。
のんびりした空気感を感じつつ、車の通りもほぼないので静かで快適でした!(温泉が流れる音はする)
あとアメニティはないものの、お菓子は普通にありました。
このお菓子、わりとボリュームがあって、とにかくお味が良いのです。
ちなみに隣に見えるのは「貴重品袋」で、この袋に入れて預かってもらうシステム。
ボクはめんどうなので、使ってないです。笑
お手洗いやトイレは、部屋のすぐ前でした!
温泉もすぐ目の前なのがテンションあがる!
鍵なし部屋に泊まった感想…
結論、不思議だけど「意外と心地良い」のです。
鍵をかけるという手間がなくて快適快適。鍵をかけたり、開けたりってこんなに面倒だったのかと。笑
もちろん温泉に行く時は、ビニール袋に財布を持って行ってました。笑
「鍵なしでも生活できるくらい治安が良くなったらいいな〜」なんて思いつつ…という感じでした!
亀屋旅館の温泉「2種類の源泉が掛け流しは亀屋だけ!」
中に入るとこ綺麗な感じ。
温泉は2種類の源泉が。奥には観音様?もいらして、これは共同浴場の「上の湯」と同じですね。
湧出量も多めでドバドバ系かな。
温度はややぬるめ。のんびり入りつつ、山から吹いてくる風がなんとも気持ちいい!
あと、写真を撮り忘れてしまったけど、シャワーも普通にありました。
成分表など
こちらをザックリとまとめます。
- 泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
- 源泉:上の湯1~3号など(大きい浴槽。ちなみに混浴)
- 泉温:43.5度
- 掛け流し、加温なし、加水は井戸水、循環なし
前に近くの「木村屋」さん(オススメ)に泊まった時も、「肘折温泉で湯治を目的とするなら、ぜひ上の湯にも入って」とのことだったので、これが宿で入れるのは、良いですね。
共同浴場「上の湯」を超えた!?
亀屋さんのお隣が、この上の湯。(亀屋さんで無料の券がもらえます!)
浴槽。こちらもものすごい名湯!
しかし、亀屋さんは「湧出量」と「浴槽の小ささ」という意味で、温泉の鮮度は上。
それゆえ「肘折温泉で最高の温泉は亀屋さんかな〜」という印象でした!
入ると「全力で癒される……」といったイメージ。その後の体調も驚くほど良かったです。
亀屋旅館のお食事「湯治プランを部屋食で」
夜は6時ごろ、そして朝は7時半にお部屋食で。
女将さんに持ってきていただき、食べ終わった部屋の前に置いておく「湯治スタイル」。
湯治プランでしたので、野菜やキノコが中心。どれも優しい味付けで美味しくいただきました。
ちなみにお酒のメニューなどはないので、となりの売店で買っておくと良いかもです!
隣の売店「カネヤマ」さん。お酒はたくさん揃っているし、なんとコンビニ並にキャッシュレスまで使えました!
缶ビールを飲みつつ、先ほどのお食事をのんびりお部屋でいただくのは最高。
朝食もお部屋で
同じく健康的な朝食をお部屋で。ツヤツヤのアスパラがなんとも美味しかったです!
ちなみに夏の時期は、有名な「肘折温泉朝市」があるので、行くなら朝食の前に。
こんな感じに。
梅干しを買ったら、バカうまでした!500円。すごく楽しい市場ですね!
オススメは以前買ったことがあるけど、「ちまき」。
朝食にボリュームをつけたい方にも良いかなと。
肘折温泉で日帰り入浴も最高…
肘折には魅力的な日帰り入浴施設があるので、3つ
- 共同浴場「上の湯」
- カルデラ館
- いでゆ館
オススメは、上記のカルデラ館で理由は、天然の炭酸水が飲めるから。
めちゃくちゃ美味しい炭酸水!
飲み過ぎるとお腹をこわすので注意した方が良いですよ。(ボクはペットボトルに入れてガブ飲みしたら、お腹を壊した…笑)
肘折温泉のマップもつけておきます。
まとめ:肘折温泉「亀屋旅館」宿泊記ブログ
歴史ある湯治宿は、やはり最高でした。
肘折温泉で1番?の名湯ということで、全国的にもトップクラスにすごい温泉かと思います。
いちおう「こんな方にオススメ!」もつけて終わります。
- とにかくすごい名湯に入りたい
- コスパ良く旅をしたい(2食付き6000円台〜)
- 湯治したい、湯治文化を体験したい
- ひとり旅OK(カップル、ファミリーは向かないかな?)
カップル、グループなら「木村屋」さん(ひとり旅もOK)がオススメかな?という感じです。
肘折温泉は、有名な豪雪地帯なので「また冬にも来てみたいな〜」と。
また違った雰囲気を楽しめるかと思いますし、温泉にものんびり入れるはず。
それでは最後までありがとうございました!