「熱海で良い泉質の温泉はないかな〜」って常々思っているけど、正直多くはないかな〜と。
熱海の日航亭は確かに素晴らしい。(日航亭の記事はこちら)
そして、ここ「山田湯」さんは、熱海で同じくらい素晴らしいところでした。
それではご紹介していきます!
熱海温泉【山田湯】日帰り入浴記ブログ
Google マップを頼りに熱海駅から向かいました。
だんだんと昭和の初期に戻りつつあるような感じに。
途中、上記の細い道と橋を渡って進んで行きました。
こちらの黄色い消火栓?みたいなものが目印。
さらに細い道をたんたんと進みます。
「え、これは民家?」という感じだけど、こちらが熱海温泉の共同浴場「山田湯」。
小さなお社もありました。
営業時間は中休みがあるので、15:30〜。
到着が15時ごろになってしまったので、前のベンチでひと休みすることに。
僕の他には、2名の方が。(1人は地元の方、もう1人は温泉オタクかな笑)
時間になると、すごい感じの良い女将さんが出て来て料金をお支払い!
さっそく中へ
山田湯は昭和30年頃に開業。その時はなんと混浴だったのだとか!
なので、このあたりに少し昔の面影があるような‥
昭和37年に男女別にしたそうで、混浴は7年だけだったということですね。
中は非常にシンプル。とはいえ、鍵付きの大きめな無料ロッカーがあるのでありがたい!(パソコンも持ち歩いてるんですよ笑)
では浴槽へ
非常にシンプル。これは全国各地の共同浴場と同じ感じですね。
浴槽は小さめで、大人3人が入ったらいっぱいに。
左奥からどんどんオーバーフローしていて、お湯は新鮮そのもの。
シャワーももちろんなくて、蛇口をひねって使います。
面白いのが、なんと洗髪をすると50円らしいです。(お湯をたくさん使うかららしい‥)
現代では、そういった話は聞かないので面白いですね。
泉質は?
成分分析書もあったのだけど、すごく見にくいので僕がまとめてみます。
- 源泉温度:56.2℃(熱海の共同源泉より引湯)
- 使用温度:42℃くらい(湯加減はお客様次第らしいです。夏は少しぬるめが多い)
- 泉質:カルシウム・ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉
- PH:7.8
お湯の色は、やや白く濁っていました。
この情報ってネット上に全くないのだけど、かなりこの日は「白い湯の華」が浮かんでいました。
長野の沓掛温泉とかを少し思い出す感じ。(沓掛温泉も素晴らしいのでぜひ!記事はこちら)
入ってみた感想
この日はけっこうぬるめな温度(40℃くらい)でした。あらかじめ加水で調整してあったようです。
しかしものすごいあったまる!
特別塩が濃いとか、そういった感じでもないのに、ここまであったまるのは本当に不思議。
熱海、湯河原エリアの温泉の共通点だけど、とにかく汗が止まらない‥
分析書の情報ではわからない何かが温泉にあると思っています。
山田湯へのアクセスと営業情報
- 営業時間:8:00〜11:00、15:30〜21:00
- 定休日:不定休
- 電話:0557-81-9635
熱海から歩いたら20分くらいでした。
帰りは来宮駅を利用したけど、こちらの方が近いです。
駐車場も2台あるらしいけど、とにかくわかりにくいのでご注意を。(今度来た時また調べます)
素晴らしい温泉でした!
雰囲気といい泉質といい、写真や口コミで見る以上に素晴らしい温泉でした!
おそらくこの温泉の魅力は僕のブログでもお伝えできない感じかと思います。
道の分かりにくさ、熱海駅から2キロとけっこう離れている、とこの2点の困難を乗り越えてでも来てみるすごい価値の高い共同浴場でした!
熱海に来たらぜひ行ってみてください!
終わりです!