こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。
間違いなく、伊豆で最高の極上湯。
実は、この富久三苑さんに来るのは10年ぶりくらいで、「雲見温泉の富久三苑さんって最高だったよな〜」とずっと思っていて、ブログにもぜひ書きたいなと。
と、今回、久しぶりに来てみたところ、さらにパワーアップされて、魅力が増しているな〜と。
穴場的な温泉でもありますし、雲見温泉の解説などもサクッと加えてみました。
ではさっそく!
2食付き8800円〜
もくじ
雲見温泉の様子をサクッと
富久三苑さんからすぐのところ。散歩すると5分くらいかな。
なんとなく撮影してみたものだけど、山あいにひっそりと佇む温泉地で、個人的には「50年くらい時間が止まっているような」と、そこが魅力だな〜と思っている温泉地です。
あと、温泉民宿がとにかくたくさんあって、かつてはかなりこの民宿が栄えたのかな〜と。
現在は、おそらく営業しているところは、すごく少ないと思います。
雲見温泉の歴史などを
カテゴリ | 内容 |
---|---|
所在地 | 静岡県賀茂郡松崎町三浦地区 |
歴史 | 南北朝期に高橋氏の城あり。戦国時代は下田城攻防で活躍 |
地形・由来 | 山に囲まれた天然の要害。「雲を見るのみ」から命名 |
泉質 | カルシウム・ナトリウム-塩化物泉(松崎三浦温泉から供給) |
見どころ | 雲見浅間神社(烏帽子山) 牛着岩(夫婦岩・富士山ビュー) 千貫門(巨大な岩の穴) 高通山・想い出岬(花の名所) |
体験 | 海水浴、ダイビング、釣り、甘夏狩り、ハイキングなど |
施設 | 旅館・民宿・オートキャンプ場、渚の足湯、くじら館、ダイバー施設 |
アクセス | 【電車+バス】伊豆急下田駅から約1時間30分 【車】沼津ICから約2時間15分 【フェリー】清水港→土肥港→車で約1時間 |
登場作品 | 小説『雲見奇談』、番組『ガチンコ!』『とんび』などのロケ地 |
まとめ | 秘湯感と素朴な魅力があり、自然と海の幸、体験が楽しめる |
「雲を見るのみ」から命名されたそうだけど、たしかに高めの山に囲まれて、なんとなく空を見上げたくなるような…と、そんなことも思うな〜と。
あと、温泉オタク的に言うと、「かなりすごい温泉がある」そして「極上の状態で保持されている(人の手が加えられていない)」ということ。
富久三苑さんの温泉も、循環・消毒・加水・加温すべてなしのパーフェクトな極上湯なのです。
伊豆の温泉って、「自然のまま」がとにかく少ないところなので、貴重だし、湯治文化こそなかったと思うけど、間違いなく「湯治レベル」の温泉でもあるのです。
西伊豆って共同源泉でまとめて塩素を入れてってことも多いのです。
雲見はそんなこともなく、昔のままの極上湯。
とにかく「雲見温泉、最高!」といった感じですね。
雲見温泉「富久三苑」さんにチェックイン
10年ぶりだけど、やはりなんとなくいい感じ。
元気で気さくな女将さんに案内していただきました。
「KOUさんパソコン持ってるけど仕事で来たの?」「いや、観光です」「そっか〜じゃ、普通の領収書で大丈夫だね〜」
「車、木の下だとキズになるかもしれないから、こっちにとめるといいよ〜」
みたいな感じでチェックインしていただきました。
部屋へと。前来たときよりも、なんとなくキレイ。
雲見温泉「富久三苑」さんのお部屋へ
こちらもいい感じで、いかにも伊豆の素朴な民宿といった感じ。実は10年前に泊まった時と同じ部屋で嬉しい!笑
伊豆って高級宿も多いけど、こんな感じの民宿もやっぱり最高なのです。
部屋からの眺めは、
空気がとにかくキレイ…というのが印象的です。
目の前には川が流れていて、散歩もできるようになっているのです。(ここを散歩するのも最高でした)
アメニティはフル完備で、お茶あり、お茶菓子はなしといった感じ。
お湯もかなり美味しい。天然水なのかな?(ボクは水の味に敏感なので…)
お手洗いと洗面所は部屋の目の前に。トイレが男女共用なので、そこだけ女性は気を使うかなと。
共用スペースで、コーヒーなども飲める感じに。昔は、ここで喫煙している人がいたけど、今は禁煙になってました。
これは個人的には嬉しい変化!館内がヤニ臭いのは苦手なので。
近くに共用の冷蔵庫も。
街道に面したお部屋もあるけど、車の通りはほとんどないし、夜は車もほぼゼロなので、静かに過ごすと思います。
では極上の温泉へと。
雲見温泉「富久三苑」さんの温泉「3つの貸切!24時間OK!」
3つあって、いつでも入ることができるのです。
まずは1つ目。
岩風呂。
浴槽の大きさからしたらバッチリな湧出量で鮮度も抜群。オーバーフローもたっぷりと。
海が近いこともあって、泉質はとにかくしょっぱい!
なめてみると、海の味にそっくり。(最近、海をなめていないけど、たしかこんな味だったはず笑)
なので、海をあっためたらこんな感じになるだろ〜という感じ。
そしてもう1つの貸切温泉。
伊豆…というより、東北の名湯のようなルックス…。ガツンとくるほどのパワーと鮮度。
そして露天風呂。こちらだけ、循環装置?のようなものが動いていました。
成分表を
温泉のところではなく、ロビーに置いてありました。
- 泉質:カルシウム・ナトリウム-塩化物泉
- ph:7.3
- 泉温:59.4度
- かけ流し、循環・消毒・加水・加温すべてなしのパーフェクト(露天風呂は枯葉とかを掃除用かなと?)
とにかく伊豆ではかなりレアな極上湯かけ流し。
入った感想「心臓バクバクする…笑」
まず驚いたのが、カラダがあったまってくる前に、心臓がバクバクするのです。
極上湯あるあるだと思うけど、とにかく成分の濃い温泉にいきなり入ると、こんなこともありますね。
ちょっとややこしいので、表にしてみました。
- 1回目の入浴→すぐに心臓がバクバク
- 2回目の入浴→カラダが慣れて普通に入れる
- 目を開けると、ものすごく痛い(塩分で)
- とにかく汗が止まらない…
- 体温の上がり方がすごい
- 肌のしっとり感もすごい
- パワーがみなぎってくる感じ
不思議なのは、2日目から普通に入ることができるのです。
実は、この温泉に感動しすぎて、1泊で5回も入浴したけど、だんだんカラダが慣れてきて、入りやすくなってくるのも面白いな〜と。
注意点としては、お酒を飲んですぐは絶対に入らない方がいいタイプだなと。
とにかく伊豆でも最高レベルであることは間違いないです。
24時間OK!であるのもポイントですね。下記にも追加です。
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24時間「温泉」に入れる温泉宿をピックアップ!
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そして富久三苑さんのすごいのは、食事もとびきりすごいところ。
雲見温泉「富久三苑」さんのお食事「期待、超えます」
ボクは富士山世界遺産プランというもので予約しています。
今回はその内容を。
まずは舟盛り。お刺身たっぷりで、海の近くでないといただけないクオリティ。
ホタルイカも処理が素晴らしく絶品で、近くの山菜があって素朴にして絶品。
アヒージョっていうのかな。伊豆の民宿っぽくない?ってこともないけど、中にはキンメまで入っていて美味しい。
あとから焼きたての魚を、女神様のような大女将さんがニコっと持ってきていただきました。
ムツ…だと思うけど、焼きたてで、とにかく絶品。
さらに、しばらくたって、
揚げたての天ぷらを持ってきていただきました。
やはり絶品。というか、この価格帯なのに、順番に持ってきていただいてありがたすぎる。
ご飯と、お味噌汁もたっぷり絶品。
ちなみに会場食だけど、こんな感じの仕切りがあるので、気になる…というはないです。
あと、お酒のメニューはなく、ビールや酎ハイなどはあるそう。たぶん日本酒もあって、焼酎や梅酒はないとのこと。
朝食も絶品でした
これ以上の朝食はないほど…と思いました。
一番上にあるものは、こんな感じにお茶漬けにしていただくもの。ごまだれで漬け込んだもので絶品。
お味噌汁もたっぷりと。
いわゆる「食事が絶品な温泉民宿!」といった感じで、実はボクが一番好きなタイプの食事…でもあるのです。
【食事が美味しい温泉宿13選】という記事も書いていて、ここに加えたいほど。
おまけ:雲見浅間神社は良いところ【人気でした】
予想以上に良いところで、実は人気のパワースポットなようで、意外なほどに人がたくさんいました。
雲見浅間神社は富久三苑さんから、歩いて5分くらいで、車もとめられる。
まずは、
ガッツリ階段を登る。そしてそこからは山道。全部で40分くらい。
登って降りると60分くらいで、スニーカーでも大丈夫だけど、少しだけキツイくらいのイメージ。ちょっと丈夫なスニーカーだとベストかと。
途中、最高な富士山が見えて。
こちらが山頂の神社。
この神社の魅力は、なんといっても絶景が見れるということ。リアルに神社からの眺めです。
「こんな絶景はいつ見たかな?」というほど最高。正直、この写真では伝わらないほど。
近くのお姉さんは「怖い!」って叫んでました。笑
かなり行く価値の高いところだと思います。
なんか、こちらに伝説で「富士山を褒めると、怪我をする」らしいです。笑
詳しくは公式サイトをどうぞ↑
おまけ2:近くの極上湯「野天風呂 山の家」さん
伊豆の最南端の近くにある名湯「野天風呂 山の家」さんへ♨️
まわりは自然、ドバドバかけ流し…と、癒され方がすごい。まさに天国…
人も少ないので、かなり穴場かなと
日帰り600円 pic.twitter.com/2w7I6G6Xov— KOU♨️かけ流し温泉ブログ&YouTube【温泉に行きまくってる人】 (@kou_onsenzanmai) May 1, 2025
こちらのポストのとおり。
富久三苑さんからも、アクセスが良いのでオススメスポット。注意点としては、夏になると虫が多いようです。
しかし、とんでもない極上湯…!
まとめ:雲見温泉「富久三苑」宿泊記ブログ
10年ぶりだったけど、「こんなにすごい温泉だったか」ということと「こんなに食事が美味しかったか」という驚き。
食事の会場も満席だったので、人気なようで納得。
では最後に「こんな方におすすめ」をまとめつつ終わります。
- 伊豆で最高のかけ流し温泉に入りたい
- 穴場的なスポットが好き
- コスパよく気楽に旅をしたい
- 食事の美味しい宿に泊まりたい
- ひとり旅・カップル・ファミリーOK!
あと釣りを目的に来ている方もいました。(釣竿を持っていたので)
それではこのあたりで終わります。
最後までありがとうございました!
YouTubeではこの記事を補足しつつ語っています⬇️
伊豆で湯治をする最高のプランとしてもご紹介しました。
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【伊豆編】湯治をする最高のプラン「安くひとり旅もOK!」
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下記の横川温泉「千代田旅館」さん「南伊豆」さんも近いです。
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伊豆横川温泉「千代田旅館」宿泊記ブログ「穴場。湯治できる癒し宿」
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下賀茂温泉「民宿南伊豆」宿泊記ブログ「すごい名湯…絶景…そして海の幸!」
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