こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。
伊豆の入り口あたりに位置する「大仁温泉」に来ていました。
コスパ抜群で、温泉は伊豆でもトップクラス。そして食事も最高レベルとすごい宿。
知名度の低い温泉って、こんな感じの「穴場温泉」がたくさんある印象です!
大仁温泉をそもそも知らない方が多いと思いますので、まずは大仁温泉の様子から。
2食付き9000円程度〜
» 大仁温泉「一二三荘」(じゃらんnet。楽天トラベル不可)
(じゃらんで1000円オフのクーポンが、毎月20日から出ているので、オススメ。さらにポイントサイト「ハピタス」を経由して予約することで、さらにコスパが抜群になるのでオススメ)
大仁温泉の様子をサクッと「長嶋茂雄の愛した街」
こちらは、伊豆箱根鉄道の「大仁」駅。
実は駅近の温泉でもあるのですね。駅前にはほぼ何もないので、何か必要なものがあれば買っておいた方が良いかも。
このとおり、昭和12年に発見された温泉。「黄金の湯」となっているけど、お湯が黄金なわけではなく、大仁金山といって、たくさんの金が採掘されていたらしい。
温泉と「金」が湧き出るなんてすごい土地ですね。
さらに長嶋茂雄ロードと呼ばれるものまであって、
それがこちら。ここで長嶋茂雄さんがトレーニングをされていたそうです。
ちなみに一二三荘さんまで、この長嶋ロードを通って向かうこともできます。
もちろん散歩しつつ撮影したけど、たしかに気持ちの良いところ。何かトレーニングしたくなるような土地だなと。
ニコニコと犬の散歩している方も多かったです。
では一二三荘さんにチェックイン。
大仁温泉「一二三荘」さんにチェックイン
伊豆のキビキビ系の女将さんに案内していただきました。館内はビシッとキレイ。
余談だけど、不思議と伊豆のおばちゃん(70代くらい)の人ってわりと迫力のある方が多いなと。
というのも、先日、伊東の交差点を歩いていたら、「兄ちゃん、こっちだよ!!」と道を教えてくれた方がいたけど、何か怒られてしまったのかと…。笑
しかしすごく親切な方でした。こちらの女将さんにも同じものを感じるなと。笑
部屋は2階で、洗面所とお手洗いもビシッと美しい…。
大仁温泉「一二三荘」さんのお部屋「快適。しかし電車の音あり」
お部屋へと。こちらもものすごく清潔で快適。窓を開けると、
すぐ近くに電車が走っているので、これは人によってはかなり気になるかと。
ローカル鉄道なので、本数は多くないものの、だいたい夜11時すぎまで走っているので、子供さんとかは向かないかな。
あとおそらく「トイレ付き」のお部屋の方は、電車に面していないので、そちらの方が静かかと思います。
あと対策としては、モルデックスの耳栓はかなりオススメ。先日も、このモルデックスが重宝したこともあって、下記のレビュー記事を書きました。
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【最強】耳栓「モルデックス」を「旅と日常で1000個は使った」
続きを見る
一二三荘さんに泊まるなら、あるとかなり便利だと思います。
お菓子なしで、そのほかはすべてフル完備。
テレビ、冷蔵庫あり。
そしてベランダあり。朝、このベランダで布団を干されていて、それゆえ、布団もフカフカでありがたいかぎり。
このとおりセルフであるものの、かなり清潔感とフカフカ感あり。
大仁温泉「一二三荘」さんの温泉「こだわりの極上湯。貸切と大浴場」
まずは貸切から。空いていれば、好きな時に上記のマグネットで予約して入るシステム。
そしてこちらは24時間OKの温泉が嬉しい。
いわゆるパーフェクトな掛け流し。(加水、加温、循環、消毒すべてなし)。
伊豆で古くからある源泉は、クセのないタイプが多いけど、こちらはワイルドでガツンとくるような塩化物-硫酸塩泉。
何かエネルギーがヒシヒシ湧いているような温泉で、長嶋茂雄さんは、そんな土地のエネルギーを感じ取っていたのだろうか。
近くでは「金」が取れたこともあって、「癒し」ではなく「パワーを注入される」といったイメージの温泉。
弱っている時に入る温泉ではなく、ある程度元気な時に、さらなるパワーが欲しい。こんな時に入ると最高な印象です!!
外を見ると「なんだろ〜」と思ったら、
小さな露天風呂でした。小さいと鮮度も抜群で良いですね。温泉ってやっぱり小さな浴槽の方が気持ちいい!
大浴場もとびっきりの極上湯
こちらも貸切と同じく極上湯。温度はかなり熱めで、「伊豆の温泉宿」というより「東北の湯治宿」の方がイメージが近いです。
というのも温泉に慣れない方や、子供さんはかなりキツく感じるかと。
しかし温泉オタク的にいうと、大仁温泉ってこれくらいの温度で入るのが1番気持ちが良いと思います。(鮮度を維持できるので)
なので「観光客向け」というより「大仁温泉ってこれくらいの温度で入ると気持ち良いから、これで入るといいよ」と教えてくれているようなイメージ。
実際、一二三荘さんのじゃらんの口コミを見てみると「子供はムリ…」もあるけど「素晴らしい泉質だった」というものが。
かけ湯をしまくって入る
女将さんに「熱いからよくカラダを洗って入って」と言われたけど、たしかに何度も温泉をかぶるとだんだん慣れてきて、温泉に入りやすいイメージに。
と、まあそれくらい激アツです。笑
成分など
- 泉質:ナトリウム-カルシウム・塩化物・硫酸塩泉
- 泉温:65.8度
- ph:7.8(ほぼ中性。それゆえ優しいイメージも)
- 掛け流し、加水なし、加温なし、循環・消毒なし
実は記載があったけど、シャワーも掛け流しの温泉なのです。素晴らしい湧出量で、素晴らしい泉質。
カルシウム+硫酸塩=最高の美肌
いろいろな説があるけど、アトピー持ちの温泉として1000ヵ所以上の温泉に入ってきたけど、カルシウム分を含む硫酸塩泉が、個人的に1番「美肌効果が高い」と感じています。
硫酸塩泉は別名「傷の湯」と呼ばれていて、カルシウムを含むとそれが1番効果的になるイメージ。
もしカラダの傷(ササクレ、手荒れ、アトピー)などに悩んでいたら、自宅でも「グラウバーソルト」やカルシウムを含む湯の花「ひめの華」を入れて入浴するとかなり効果的なのでぜひ。
大仁温泉「一二三荘」さんのお食事「間違いなく最高」
お食事はこちらの会場で。
まず結論。間違いなくお値段以上…というか、かなりの美味で、かなりのボリューム。
まず最初にご用意いただいたもの。右は落花生の豆腐だったかな。もちろん美味。
伊豆らしくキンメの煮付け。
そしてお刺身も絶品。この価格帯なのに、1つずつ持ってきていただけるのは、本当にありがたいかぎり。
茶碗蒸しも絶品。
「こんなに美味しいかき揚げ食べたことあったっけ?」というほど美味しい。これにはマイッた。
そして伊豆牛。ん、この価格でこんなに出してしまって利益が心配になってしまう…。これで終わりかと思いきや…
ブリの焼き物。絶品。皮までパリパリ。しかしすごいボリュームでギリギリ食べれるくらい。
ごはんとあら汁ももちろん絶品。
さらにデザートであんこのアイス。ちなみにドリンクメニューはこんな感じ。
朝食も絶品で
ご飯がすすむタイプのおかずで、伊豆らしくアジの干物が絶品。焼き方も最高で感謝です。
後から美味しいお味噌汁も持ってきていただき、幸福度の高い朝にしていただき、本当に感謝です。
まとめ:大仁温泉「一二三荘」宿泊記ブログ
最後にこんな方にオススメをまとめつつ終わります。
注意点としては、電車の音と激アツの温泉かなと。もちろん温泉は最高に気持ち良いし、美肌効果も高いです。
- コスパよく温泉旅したい
- 車を使わずに旅をしたい
- ひとり旅、グループ、カップル、ご夫婦OK
- 子供には向かないタイプかな
- 食事にもこだわりたい(この価格帯でホントすごい…。食事代だけで7000円はしそうなレベル!)
箱根温泉に近いけど、もし箱根に「一二三荘」さんがあったら、間違いなく2食付き20000円だと思います。
知名度の低い温泉ということで「半額」。
さらに温泉へのこだわりがあって素晴らしい宿だな〜と。
それでは終わります。最後までありがとうございました!
» 大仁温泉「一二三荘」(じゃらんnet。楽天トラベル不可)
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