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下諏訪温泉「鉄鉱泉本館」宿泊記ブログ「歴史、名湯、美食。運勢も上がる?」

鉄鉱泉本館

こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。(プロフィールX

歴史ある下諏訪温泉「鉄鉱泉本館」さんに泊まっていました。

中山道にあって、明治37年に創業。

以前、この「鉄鉱泉本館」さんの前を通って、すごい宿だな〜と思い、いつか泊まってみたいなと思っていたところでもあります。

ちなみにこの「鉄鉱泉」という名前は、毒沢鉱泉のことで、ここは共同浴場「旦過の湯」と同じ源泉。

下諏訪の魅力ってすごいものがあって、まずはそれから語ってみようかと思います。

2食付き18000円程度〜

» YouTubeではこの記事を補足しつつ語っています

下諏訪温泉の魅力は5つ「やっぱりすごい」

諏訪大社

まずは有名な諏訪大社。諏訪大社って4つあるけど、こちらは秋宮。

日本最古の神社の1つだそうで、鉄鉱泉本館さんからもすぐ近く。

下諏訪温泉って、この諏訪大社の「秋宮」と「春宮」に挟まれたような位置にある温泉で、なんとなくご神域のようなイメージを持っています。

それで、なぜか下諏訪温泉に来ると、なんとなく運気が上がる…、というかいつも不思議と良いことがおきるのです。

このほかの魅力としては、

  1. 共同浴場が多数ある→こういうところは極上湯が多いですね
  2. 下諏訪駅から歩ける→アクセスも良好な温泉地
  3. おもてなし→古くから、もてなしてきた文化を感じる土地
  4. 諏訪湖がある→清々しい。散歩も最高
  5. 諏訪大社に挟まれた温泉地

あと、天候としても夏は涼しいのも魅力。あとは冬は夜になるとかなり寒いけど、雪はそれほど降らなくて、やっぱりアクセス良好な温泉地の印象も持っています。

なんとなく「外人さんにも人気なのかな?」と思いきや、実はまだインバウンドの方に人気はなく、鉄鉱泉本館さんの若女将さんとお話ししてても「猫と中学生しか歩いてないでしょ?」

と楽しくお話しさせていただきました。笑

» 外国人が少ない温泉地という記事も書いています

ではチェックインへと!

 

下諏訪温泉「鉄鉱泉本館」さんにチェックイン

向かいの駐車場に車をとめて。

中へと。

明るい女将さんに案内していただきました。

この下諏訪温泉って、「明るく爽やかにもてなしてくれる…」と、そんな素晴らしい接客をしてくれる宿が多いですね。

梅月さん3代目おくむらさんでも同じことを思いました。(後ほど詳しく)

歴史を感じつつお部屋へと。

すべてに歴史を感じますね。

 

「鉄鉱泉本館」さんのお部屋へ「双葉山関も泊まったところ」

ひとりだったけど、かなり広々としたお部屋。

歴史を感じつつ、キレイな和室。もちろんアジサイなども本物で、書は双葉山が書いたものらしい。

詳しくはこのとおり。

広縁もあり、

窓の外は、中山道の落ち着いた雰囲気。中山道で、現在では唯一の宿だそう。

昼間のうちは少し車が通ったけど、夜になるととにかく静か。

お茶やお茶菓子など。

もちろんアメニティもフル完備で。

部屋にお手洗いなどはなく、部屋の目の前に。こちらを利用するのはこの部屋の人だけなので、個人用といった感じで、もちろん中は最新。

洗面所も、ほかの人に会うことなく、この部屋に泊まった人の専用になってました。

かなり贅沢な感じですね。

ふとんもパリッと清潔。この日は東京は猛暑だったけど、女将さんに「今日はちょっと冷えるからあったかい布団にしておいた」と。

このあたり下諏訪は夏に涼しいというのも魅力かと。

真冬の夜はダウンコートを着ても寒いくらいの記憶です!

とにかく歴史を感じつつ、落ち着くお部屋といった感じでした。

では温泉へと。

 

「鉄鉱泉本館」さんの温泉「共同浴場レベルの極上湯」

温泉の入り口へ。女性用は、1階のロビーの突き当たりにありました。男性用は2階に。

鉄鉱泉本館

風格のある造りで。温泉は共同浴場「旦過の湯」と同じ源泉で極上湯。

循環・消毒・加水・加温すべてなしの掛け流し。

鉄鉱泉本館

もともと旦過の湯は、「熱い」ということで有名で、昔は修行僧が修行のあとに入る温泉だったのだとか。

それをうまく温泉が冷めるように、岩をつたって温泉が入るようになってました。

鉄鉱泉本館

引きで撮ると、こんな感じ。もちろんシャワーも完備。

成分表など「熱いからこそ良い」

湯上がりに、若女将さんから「熱くなかったですか?」と気を使っていただいたけど、この「熱さ」が何よりの魅力だなと。

不思議だけど、普通のお湯とは違って、

  1. 最初はピリッと熱く感じる
  2. しかし入るとそこまで熱くない→(普通のお風呂ならここで我慢できない)
  3. カラダに熱が入り込むイメージ
  4. 驚くほどカラダの調子が良い

こんな流れに感じるのです。

女将さんからも「入ってしまえば大丈夫なんですけどね」と、気を使っていただいたけど、旦過の湯は、この温度じゃないと魅力が発揮できないのです。

なので、「旦過の湯の魅力を損なうことなく、観光客の人も入れる温度…」という強烈に絶妙な温度に設定してくれていると感じました。

本当に感謝です。

これらをまとめておきますね。

  • 泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
  • 泉温:56度
  • ph:8.7(弱アルカリ性)
  • 循環・消毒・加水・加温すべてなし

泉質だけ見ると、「傷の湯」と「熱の湯」のハイブリッドという感じ。

そして、入ってみても「そのとおり」といった印象でした!

あと、24時間いつでも入ることができて、大きな宿でもないので、貸切状態。

チェックアウトのギリギリまで入ってOKというのも魅力でした。

あと隣の「旦過の湯」へ

こちらはすぐ隣の共同浴場「旦過の湯」。

下諏訪には、いろいろな共同浴場があるけど、個人的にはここが一番好きかなと。

ポイントは「激アツ」であること。

鉄鉱泉本館さんは、観光客向きになっているけど、この旦過の湯は完全に昔ながらの「旦過の湯」。

源泉は同じだけど、こちらを体感するのも最高だと思っています!

» 旦過の湯について(300円で入れる)

 

「鉄鉱泉本館」さんのお食事

お品書きを。

歴史を感じるような前菜。

なんとすぐ近くの諏訪湖の鯉。絶品です。

信州サーモン。中のタマネギまですごい美味。とはいえ量も多めなのでお腹がいっぱいになりそうで…笑

ちなみにこういった会場。個室の感じ。

ビールは地ビールを。

お酒のメニューはかなり豊富かな。

そして豚ヒレのステーキ。

玉ねぎとじゃがいものスープ。驚く旨さ。

普通の天ぷらでなく、カニの餡がのった贅沢な一品。

そして信州蕎麦。

そしてご飯とお味噌汁を。さすがに蕎麦を頂いた後だと、入らないほどのボリューム。

デザートは信州のリンゴ。あと漬物も一緒に撮影。

ものすごく美味しく、お酒にもぴったりなイメージ。少食の人はあらかじめ「ご飯はいらない…」といっておくと良いかも。

ボクは、うっかり言いそびれてしまったので。

朝食も

お品書き。

信州の名産が嬉しい。諏訪湖のキビナゴってかなり美味しいものです。

健康的な朝食で。

食事はすべて女将さんと若女将さんが持ってきてくれて、ものすごく明るく気を使ってくれて、1つずつ説明していただけるのもありがたかったです。

このおふたりの魅力もあって、明るい気分で滞在できるのも、この宿の魅力!

 

下諏訪温泉の他の宿と比較

下諏訪温泉 梅月

こちらはすぐ近くの梅月さん。

どちらもそれぞれ魅力で、宿の方が明るくもてなしてくれるのは、下諏訪の魅力だと思っています。

3代目おくむらさんという宿もお気に入りだったのだけど、現在は予約を受け付けていないよう。

というわけで梅月さんと比較すると…

  • コスパ→同じくらい(梅月さんはビジネスプラン1万円というものがある。ボクはこれで宿泊)
  • 温泉→どちらも極上の掛け流し。やや鉄鉱泉本館さんの方が上かも
  • 食事→梅月さんは部屋食。鉄鉱泉本館さんは個室のような雰囲気
  • 歴史→これは鉄鉱泉本館さん
  • 立地→すぐ近く

どちらもそれぞれ魅力に感じました。

あと少し離れてしまうけど、「鉄鉱泉」の由来にもなった「毒沢鉱泉」さんもありますね。(リンクはすべてボクの宿泊記です)

車であれば、効果が抜群…効果ありすぎ…という感じなので、日帰り入浴などもオススメ!

 

おまけ:諏訪湖で散歩もあり

下諏訪に来て、諏訪湖に行かないなんて…!

ということで、諏訪湖まで歩いてみました。

歩いても2キロくらい。すごく良い散歩コースだと思います!!

7月でも余裕で歩けるので、やっぱり下諏訪は涼しいですね。

ちなみに、ここでとれた鯉やワカサギがいただけるわけです。

 

まとめ:下諏訪温泉「鉄鉱泉本館」宿泊記ブログ

古くから中山道の宿を営んできただけあって、なんとも魅力のあるところでした。

では最後に「こんな方におすすめ」をまとめつつ終わります。

  • パワスポ巡りの拠点に
  • 極上の温泉を求めて
  • 駅近の温泉が良い
  • 旅に美食を求める…
  • 歴史が好き
  • ひとり旅・カップル・ファミリーすべてOK

気楽に滞在できるのに「おもてなし」を感じる…というのがやっぱりすごい。

それでは最後までありがとうございました!

YouTubeではこの記事を補足しつつ語っています⬇️

 

  • この記事を書いた人

KOU

「温泉オタクKOU」の温泉ブログ。 温泉で、アトピーが完治するという不思議な体験をして、温泉にどハマり…。笑 現在、湯治とリモートワークを中心に温泉宿に年間50泊ほど宿泊。 泊まって良かった宿だけをブログにまとめています。 温泉の素晴らしさ、魅力が伝わればとの願いを込め、ブログ&YouTube&Xで発信中。 月/最高88万pv

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