こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。(プロフィールとX)
今、流行りの「リトリート」。
リトリートとは「日常生活の喧騒から離れて、心と体を整えるための“非日常の時間”や“静かな場所での滞在”」を意味します。
そして、温泉ばかり出かけているボクとしては「ひとり温泉」と「リトリート」はかなり相性がいいなと。(実際、温泉リトリートという言葉が生まれている)
この記事では、温泉オタクでないとわからない極上温泉と、リトリートにオススメの温泉宿を「関東」に特化してご紹介してみようと思いました。
こんな方にオススメの記事です
- 心と体を整えたい
- ひとりで静かに温泉に浸かりたい
- 人混みや観光地は苦手
- リトリートに興味があるけど、何をすればいいかわからない…
まずはサクッとリトリートについて解説してから!
もくじ
「リトリート」をサクッと解説!
最近よく耳にする「リトリート」。あらためて簡単にまとめると、こんな感じです。
項目 | 内容 |
言葉の意味 | 「退く・立ち止まる・引きこもる」という英語“retreat”が語源 |
現代での意味 | 日常の喧騒から離れて、心と体をリセットする過ごし方 |
過ごし方の例 | 自然の中でぼーっとする、温泉に浸かる、スマホを手放す |
目的 | 心の回復、ストレスの軽減、集中力の再生、内面の整理 |
よくある形 | ヨガ・瞑想・断食(ファスティング)・スピリチュアル合宿など |
昔からある「湯治文化」を現代にアレンジしたような…とも感じています。
リトリートと「旅行」の違いは?
比較項目 | 一般的な旅行 | リトリート |
目的 | 観光・娯楽 | 心身の癒し・リセット |
スケジュール | 詰め込みがち | 余白を大切にする |
滞在先 | 観光地・繁華街 | 自然に囲まれた静かな宿 |
アクティビティ | たくさんこなす | 何もしないを楽しむ |
ゴール | 楽しむ・思い出を作る | 整える・本来の自分に戻る |
たとえば、こんな過ごし方がリトリート…
- 山奥の温泉宿にこもって、ひとりでぼーっとする
- 朝は小鳥の声で目覚めて、温泉に入って、昼寝してまた湯に入る
- SNSやメールを見ないで、自分の感覚だけに集中する
- 誰ともしゃべらず、心の声にそっと耳を傾けてみる
どう考えても「温泉」と「リトリート」って相性が抜群すぎるな〜と!
「温泉」はリトリートに最適です
最近では「温泉リトリート」という言葉もあるほど。
温泉の癒し効果 | 内容 |
自律神経を整える | ぬる湯や高温浴は交感神経と副交感神経のバランスを調整してくれます |
血流改善 | 体がポカポカに。冷えや疲れもゆっくり解消 |
心を落ち着ける | 湯けむり、音、香り、すべてが五感にやさしく働きます |
自分と向き合える | 静かな空間で、情報をシャットダウンできる |
これは一般的なお話だけど、個人的にはもっとあって、とんでもなく肌をキレイにしてくれる温泉や、ものすごく体調まで良くしてくれる温泉があるのも事実。
こういった温泉って、個人的に「パーフェクト掛け流し」とかって読んでいて、詳しくは下記でまとめています。(無料)
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温泉オタクが「かけ流し温泉」を完全解説!「天然温泉との違いは?」など…
続きを見る
また、より詳しくはKindle本「奇跡のかけ流し温泉」で語っています。
そして、このサイトで扱っている温泉は、すべてこの「すごいかけ流しの温泉」に特化しているので、いろいろ参考にしていただけたら嬉しいです。
ではここからは、ガッツリひとり温泉リトリートできる温泉宿をご紹介して行きます。
関東でひとり温泉リトリート【オススメ宿7選】
選定した基準としては、
- 温泉が極上のかけ流しであること(循環・消毒なし)
- 観光客が少ないこと
- 静かに滞在できること
- 実際にボクが宿泊してよかったところ
- 友人・知人にも自信を持って紹介できるところ
このイメージで、温泉リトリートにもピッタリなところに限定しています。
1. 板室温泉 勝風館(栃木県)
板室温泉は、そもそも温泉リトリートに最高すぎる温泉地。
観光目的の方は、ほぼゼロで、基本的に「温泉を楽しむ」を目的にくる方がほとんど。
温泉は「ぬる湯」であることもピッタリで、とにかくのんびり温泉に入ることができるのです。
というか、のんびり入らないと効果を発揮しにくいような温泉で、良い意味で強制的に「のんびり状態」に。
勝風館さんは、部屋食でかなり美味しく、イメージはちょっと豪華な家庭料理かな。
詳しくは宿泊記を用意しています。2食付き1万円程度〜
2. 那須湯本温泉 小林館(栃木県)
那須湯本温泉も、のんびりとした空気の流れるところで、リトリートにピッタリの温泉地です。
昔から湯治の文化が盛んだったこともあり、「癌が治った」というような方にまでお会いすることもあるほど。
温泉はガツンと熱いタイプだけど、強烈にカラダ中の血が巡って、強烈に整ってくるのです。
連泊して、那須の自然の中を散歩するとかも最高のリトリートになるはず。
また小林館さんは、2食付き6800円…!
しかも部屋食。しかもとびきり美味しい…。
最高のリトリートになると感じていると思っています。実はボクもアトピーの湯治ではあったけど、連泊してリトリートのように過ごしていたけど、本当に最高で身も心も整ってきました。
3. 湯宿温泉 金田屋(群馬県)
湯宿温泉も、リトリートにピッタリ。
ガイドブックを見ても、「草津温泉、四万温泉、伊香保温泉、水上温泉」あたりは紹介されることが多いけど、湯宿温泉を紹介しているところはごくわずか。
実はものすごい温泉で、飲めるほどの極上湯が湧いているのです。
この金田屋さんも、実はすでにひとり温泉リトリートをする方が多いとのこと。 金田屋さんのXを見るとわかるかと思います。
やることと言ったら良い意味で、温泉、読書、散歩といったイメージです。
朝食付き8680円
4. 四万温泉 中生館(群馬県)
中生館さんは、四万温泉の中でも最奥。実はこの宿に泊まっていて、リトリート温泉の記事を書こうかなと思ったほど。
というわけで、実は冒頭の温泉なども、この中生館さんの温泉なのです。
四万温泉というと、有名な積善館さんなどで、こちらはかなり混んでいる…。
もしリトリートを目的とするなら、こういった観光客がほとんどいない中生館さんなどを選ぶと間違いないと思っています。
食事も美味しく、部屋食で1万円程度〜
ボクは川沿いのお部屋に泊まっていたこともあって、川の音しかしない…。さらに宿にいる間、ずっと森の中に佇んでいるというイメージでした。
この記事の中でも特にリトリートにピッタリな温泉宿だとも思います。
5. 霧積温泉 金湯館(群馬県)
言わずと知れた秘湯で、自家用車では行くことができないくらいの秘湯。
というわけで、人に会うこともなく、観光することもなく、やることと言ったら「極上湯に入る、湧き水を飲む、読書、ぼーっとする」などなど。
温泉リトリートを代表するような温泉宿だとも思います。
実は部屋に鍵のないお部屋もあって、ボクはそこに泊まっていたけど、これが不思議なくらい快適。
先ほどの中生館さんは「森の中」だけど、この金湯館さんは「山の中」に佇んでいるというイメージ。
どちらもリトリートに最高ですね。
食事も部屋食で、山の幸がたっぷりと美味しいです。
2食付き14000円程度〜
6. 秩父温泉 新木鉱泉(埼玉県)
新木鉱泉さんは、埼玉で最高の泉質だと思っているところ。
というのも、飲める鉱泉に入ることができるためです。飲める温泉があるのは、埼玉では、この新木鉱泉さんだけかなと。
ではなぜ秩父の新木鉱泉さん?
というと、秩父の中心から離れて、すごく静かな環境。
というのも、もともとは秩父の観音参り(札所参り)のための宿だったからです。
なので、周辺はお寺がたくさん。
実はボクは秩父の観音参りをするのが趣味で、その時の拠点として利用していたのです。
もし温泉リトリートを目的に出かけるなら、観音参りと組み合わせるのもオススメです。(宿泊記で少し解説あり)
また食事も最高に素晴らしく、コスパもよく感じています。
2食付き12000円程度〜
7. 湯河原温泉 源泉宿ゆっくり(神奈川県)
湯河原って駅前は人が多いし、リトリートにどうなの?
というと、この源泉宿ゆっくりさんの周辺は、とにかく静かでオススメ!
そもそも名前が「ゆっくり」さんだけど、本当にゆっくりできる環境が充実しているのです。
もちろん温泉は極上で、湯河原の中でも最高レベル。なんとかけ流しなだけでなく、一日に2度の換水までしていただいているのです。(ボクが知る限りではそんな宿ほかにないな〜と)
さらに東京からアクセスもよく、なんとチェックアウトは昼の12時!
そして素泊まり5000円程度〜。間違いなく神宿ですね!
まとめ:【関東】ひとり温泉リトリートは最高です
ではサクッとこの記事で紹介した宿をまとめて終わります。
それではこのあたりで終わります。
少しでも温泉リトリートの参考になったら幸いです。
またこの記事の評判がよかったら他の地域の記事も書いてみるかもです。
最後までありがとうございました!!
YouTubeではこの記事を補足しつつ語っています⬇️
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