僕は温泉も好きだけど、湯の花も大好き。
というのも、温泉で体調を良くした経験はもちろんのこと、湯の花で体調を良くした経験もあるからです。
たまに「湯の花の使い方って難しいの?」と聞かれるけど、基本的には普通の入浴剤と同じ。
そのままお風呂に入れればOK!
本記事では、温泉オタクの僕が、効果的な使い方と注意点について解説してみました!
湯の花って実は日本古来からある素晴らしいものなので、ぜひ本記事を参考に湯の花を使ってみてください!
湯の花の使い方は簡単「3つの効果的な入り方」
ポイントは3つあって、まとめると
- 湧出温度に近づける
- 温泉地の伝統を守る
- 7〜10日入り続ける
ということだけど、少し難しいので、順番に解説してみますね。
1:温泉の湧出温度に近づけると効果がアップ
例えば、草津温泉は100度に近いくらいの温度で温泉が湧いています。
それゆえ上記のように「湯畑」で温泉を冷ましています。(上記は草津温泉に訪れた時のもの)
つまり草津温泉の「湯の花」を使うなら、やや熱めのお風呂に入れた方が心地良くて効果も高い。
逆にぬるい源泉の場合、ぬる湯でじっくりと入った方が効果的ですね。
2:温泉地の伝統的な入り方に合わせる
例えば、上記の那須湯本温泉の場合「短熱浴」といって、短い時間での入浴が効果的、と言われています。
こんな感じに、湯の花を採取した温泉地の伝統的な入り方はチェックしてみるのがオススメ。
僕がイチオシの湯の花「ひめの華」は、二股温泉の湯の花で源泉温度は42.3度。
つまりほぼいつも通りの入浴でも効果が高いことがオススメ理由でもあります。
» 「ひめの華」については、こちらの別記事でレビューしてます
3:湯治と同じで目安は7日〜10日
「湯治」というのは、温泉で病を治す伝統のこと。
この「湯治」では昔から「7日を3回り」とか「湯十日」と呼ばれたりしています。
これに習って、湯の花を使う時も、同じように7〜10日間使ってみると本当に効果的。
一般的に言われている効能は下記です⏬
あせも、いんきん、リウマチ、うちみ、肩のこり、くじき、神経痛、かいせん、しっしん、しもやけ、痔、ただれ、たむし、冷え性、水虫、腰痛
僕の体験談としては、
美肌効果、美容効果、アトピーの改善、不眠症に効果があった、腱鞘炎に効果、疲労回復、体調不良からの回復
このあたりは、自分でも実感しています。
と「湯の花」は本当に凄いのですが、注意点もあるので、まとめておきますね!
「湯の花」を使う時の7つの注意点
7つ先にまとめてしまうと、
- 残りの洗濯はダメ
- 硫黄の香りが体に残る
- アクセサリーやタオルの変色
- スマホが痛む
- 最後に掃除は必須
- 酸性の湯の花は浴槽が痛む
- 湯あたりに注意
これらで、順番にサクッと解説してみますね!
注意点1:残り湯は洗濯に使えない
湯の花ができる温泉は、基本的に成分の強いものが多いです。
つまり、洗濯機が痛んでしまう…。
たいていの湯の花のメーカーで、残りの使用はオススメされていません。
注意点2:硫黄の香りが体に残ることがある
これは硫黄を含む温泉の湯の花で注意が必要ですね。
具体的には、先ほどの草津温泉の湯の花も那須湯本温泉の湯の花も硫黄の香りが体に残ります。
注意点3:アクセサリーやタオルが変色する可能性あり
硫黄は、金属を痛めるし、色の強い湯の花は、タオルを変色させてしまいます。
たくさんの湯の花を今まで使ってきたけど、基本的にすべての湯の花に当てはまるかな?という印象です。
注意点4:スマホを浴室に持ち込まない
コレ、あまりメーカーさんの注意書きに書かれていないのだけど、気をつけた方が良いですね。
浴槽を痛めたり、洗濯にも使えないお湯なので、もちろんスマホにもダメージが。
普段、お風呂に入りつつスマホをいじっている方はご注意を!
注意点5:最後に掃除をした方が良い
これも全ての湯の花に当てはまるけど、浴槽が変色しやすいことは確かです。
とはいえ、最後に掃除をすればOK!
注意点6:酸性の湯の花は浴槽が傷みやすい
最近は酸性の湯の花は「浴槽が痛む」ということで、ネットではほぼ手に入らなくなっていますね。
特に凄かったのは、那須湯本温泉の湯の花と蔵王温泉の湯の花。
この2つはすごく有名なのだけど、現在Amazonなどでも手に入らないです…(現地で入手可能)
ものすごく効果があったのだけど、確かに浴槽が痛むという点で、一般的ではないですね。
(アトピーの痒みが治らない…みたいな方は試してみるのもアリ。オススメは、那須湯本温泉の「鹿の湯」の湯の花)
» 那須湯本温泉 「鹿の湯」の公式サイト(こちらから購入はできません)
注意点7:湯あたりに注意「効能の強いもの」
僕がこれまでに「湯の花で湯あたりしたかも?」と思ったのは、上記の那須湯本温泉の湯の花と北海道二股温泉の湯の花「ひめの華」の2つ。
この2つは感動レベルで効果があるけど、「湯あたり」には注意が必要ですね。
おまけ:オススメの使ってみるべき湯の花
オススメはたくさんあるけど、
- 湯治レベルの効果
- 浴槽が痛まない
- 値段も手頃
このあたりを考慮すると、明礬温泉「岡本屋」さんの湯の花と二股温泉の「ひめの華」がやっぱり良いです。
肌の調子が悪い時、体調が悪い時、ひどく疲れている時、こんな時に上記の2つの湯の花に助けていただいている感じです。
本当にこの2つは癒し効果が高いので、ぜひ試してみてください!
それでは終わりです。
2つの湯の花の詳しいレビュー記事は、下記をどうぞ!
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【すごい】明礬温泉「岡本屋」さんの湯の花を試してみた
続きを見る
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北海道「二股温泉」の湯の華【ひめの華】をレビュー「アトピーにも効果あり」
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