こんにちは、KOUです。
先日、福島県の秘湯「湯岐温泉」にある旅館「和泉屋旅館」さんに宿泊していました。
実は僕はこの「湯岐温泉」の大ファン!
いつもは定宿である「山形屋」さんに宿泊していたのだけど、今回は和泉屋旅館さん。
この和泉屋さんも、素晴らしく魅力的な宿でした。
「2021年の泊って良かった温泉宿ランキング」を書きましたが、ここにも載せたほど!
ではさっそく!
1泊2食付きで12000円程度〜(連泊だと1000円ほど安いので、もし目的が「湯治」なら連泊はかなりオススメ。)
湯岐温泉【和泉屋旅館】宿泊記ブログ
湯岐温泉(ゆじまた)をサクッと解説!
湯岐温泉は、福島県の南に位置する小さな温泉地。読み方は「ゆじまた!」
上記の看板では3つの宿になっているけど、現在営業されているのは、2つの旅館だけ。(山形屋さんと和泉屋さん)
温泉は、アルカリ性のやや強い単純泉。
特に「中風の湯」と言われていて、人間の神経の部分に特に作用するようです。
ボク自身、重症の不眠症の時に、爆睡したことがあります。これは完全に「神経」に作用してますね。
とにかく感動でした。
詳しくは下記の記事にも。
-
【保存版】秘湯「湯岐温泉」を徹底解説!「絶対に行くべき湯治場です」
続きを見る
では和泉屋さんのお話へ。
和泉屋さんにチェックイン!
目の前に駐車場があるので、とめつつ向かいました。
感じの良い女将さんに、温泉の説明をしていただいて、さらに部屋も案内していただきました。
この湯岐温泉ってとにかく小さい温泉地だけど、会う人会う人みんなすごく良い方たちばかりなんですよね…。
どんなに素晴らしい温泉も、そこを守りつつ経営してくれる人がいないと成り立たないので、そういった意味でも感謝の気持ちです。
部屋に到着「感動…。」
部屋は1階で、ふとんはすでに敷いてありました。
ちょうど紅葉の時期だったこともあって、このとおり部屋からは紅葉が!
「連泊したい!」っていうクチコミが多いけど、その気持ちがよくわかりました。笑
別の角度で。
こたつに入りつつ、紅葉を見るなんて最高ですよね?
窓からの景色は、こんな感じでした。
アメニティは、もちろんフル完備。
お菓子。
部屋には洗面所もトイレもないけど、すぐ部屋を出たところにありました。
部屋の外は、こんな感じにプライベート空間になっているので、部屋にあるのと同じような感じですね。
そしてトイレはこの通り、最新なので女性の方にも安心かと。
ふとんも自宅のものよりずっとフカフカで言うことなしです。
僕は今年も、50泊くらい旅行をしているけど、部屋の心地良さでは、この和泉屋さんがトップ!
温泉へ「温泉は2ヶ所。温度が違う」
まずは八幡の湯から。
中に入ると、広い浴槽が一つ。
そして洗い場も一つ。
人によっては「狭いお風呂だな〜」と思う方もいるかなと。
いや、この大きさだからいいんです!
お湯はバンバンかけ流されていて、オーバーフローしてます。
つまり、お湯がとにかく新鮮!ということ。
昔は「混浴」だったみたいで、足元では繋がっていました。
入ってみた感想
温泉の香りが、「山形屋」さんの岩風呂と同じ!
この香りだけで、湯岐温泉だ!って思う感じです。
単純泉なのに不思議ですよね?
温度は40度くらいで、アルカリ性が強いので、ヌルッとした感じがあって、さらに肌はツルツル。
10分くらいは、ゆっくり入れる感じで、その後はすごく体があったまってきました。
源泉は、少しだけ離れたところから引湯しているそうです。
さすがは「中風」の湯
湯岐温泉の特徴は、なんと言っても神経が緩まることにあります。
つまり「よく眠れる、疲れが取れる、緊張が取れる、副交感神経が優位になる、ストレスから解放される‥」
などなどこんな効果がとにかく高いんです。
いろいろ温泉の旅を続ける僕も、ここまで神経の疲労が取れるお湯には、正直出会ったことがありません。
湯上りは「あまりにも絶好調すぎる…」とこんな感じに。
続いては混浴の「鹿の湯」
こちらは混浴だけど、女性限定の時間はありますので、ご安心を。
このとおり!
とはいえ、入ってくる女性の方がいましたが…。(ご夫婦で入られてました)
浴槽は2つで、手前が源泉で、奥の小さい方が、冬季だけ加温している浴槽です。
どちらも湯量が豊富で、ドバドバと掛け流されています。
入ってみた感想
この「鹿の湯」の方がかなり温度が低め。
そして、源泉はこの浴槽のすぐ近くとのこと。
僕の体感としては「足元湧出と同じ感じだよな」という感じ。
つまり鮮度が抜群…。
温度は37度くらいで、つまりいつまでも入っていられるくらいで、短時間の入浴だと寒いくらい。
なので僕は3時間入ってました‥。笑
おそらくややキチガイかもです。笑
で、3時間入った感想だけど、50分くらい入ると、不思議なくらいあったまって上がり湯に入らなくても普通に出ることができますよ!
そして、のんびりとお湯につかることで、やはりこれまた体が絶好調。
ぬる湯好きの方には、ぜひ入ってみて欲しいですね。
最後に成分表を。
説明不要の名湯なので、あまり語らないけど、phが10に近いので、かなりアルカリ度が強いですね!
下記の記事でも最高の単純泉としてご紹介してます!
-
温泉の「単純泉」についてまとめてみたよ【効能・温泉地あり】
続きを見る
食事は美しく、そして美味しい
夕食は個室でいただきます。こちらが最初に置かれていたもの。
お料理も数も豊富で、見た目的にも美しいですよね!
地元のコンニャク、ゆずの皮を似たもの。
さらに白子ポン酢やアンキモは、まったく臭みがなくて最高です。(湯岐って実は海もそこそこ近いんです)
小鉢は、茶碗蒸しと、里芋をすりつぶしたもの。
お刺身は、ご主人が産地で直接仕入れをしているそうで、とにかく鮮度が高い。
お酒のメニュー。僕はせっかくなので、地酒をいただくことに。
しばらくしたら、天ぷらを持ってきていただきました。
稚鮎とインゲン。出来立てなのが嬉しい!
さらに鉄板は、豚肉。こちらも臭みが全くなくて美味しくいただきました。
最後は、ご飯とお味噌汁、フルーツです。大満足!
では朝食へ。
朝食も同じく個室だけど、朝はこんな感じに田舎の風景が見えていました。
これは食事をしつつ、僕がリアルに撮影したものです。
朝食もまた美しいですよね!
野菜たっぷりで、温玉も美味しかったです。
ご飯とお味噌汁。ご飯は一人用のお釜で、お米も地元の良いものを使っているのだとか。
いうまでもなく、美味しくいただきました。
と、部屋、温泉、食事とどれもやっぱり最高ですね…。
続いては湯岐温泉のもう一つの旅館「山形屋」さんと比較をしてみます。
比較をしてみたい方は、続きもどうぞ!
【湯岐温泉】山形屋旅館と比較してみた
- 温泉:どちらもハイクオリティ。和泉屋さんの鹿の湯が一番ぬるい
- 食事:和泉屋さんが旅館タイプ。山形屋さんが湯治タイプかな
- 部屋:同じく和泉屋さんが旅館タイプ。山形屋さんが湯治タイプ。
- 料金:2000円ほど、和泉屋さんの方が高い
こんな感じです!
山形屋さんは湯治場の風情の旅館だけど、居心地の良さは僕が何度もリピートしているのが証拠です。
では迷った時のポイントを。
- ファミリー:和泉屋さん
- カップル:和泉屋さん(山形屋さんには貸切があるので、迷うところ)
- 一人旅:山形屋さん
- 湯治の文化が好き:山形屋さん、和泉屋さん
そして結論、どちらも温泉オタクの僕が超オススメな旅館なので、両方行ってみて欲しい‥。笑
様々なプランが、それぞれの宿にあります。具体的には、下記のリンクからどうぞ。
おまけの話:エプソムソルトにやっぱり似てる
これはおまけの話です。
「湯岐温泉って本当に神経が緩むから、なんとか自宅で再現できないかな〜」
と実は長年思っていました。
そこで見つけたのが「エプソムソルト」という天然100%の入浴剤。
これはソルトというけど、実際は「硫酸マグネシウム」のことです。
有名モデルさんたちが、「肌がキレイになる」と言って大流行したけど、神経を緩ませてくれる力が強いので、湯岐温泉にも限りなく近い印象になります。
エプソムソルトは実際「不眠症に効果がある」とも言われていますしね。
自宅で、湯岐温泉を再現してみたい方は、ぜひ試してみてください。
入手方法は、下記の記事で詳しくまとめています。
-
【完全版】エプソムソルトはここで買える→「マツキヨ、イオン、ドンキ、ロフト、ハンズ、ローソン」
続きを見る
まとめ:湯岐温泉【和泉屋旅館】宿泊記ブログ「親孝行にもオススメ!」
ではサクッとまとめて終わりにしますね!
- 湯岐温泉は、神経の疲れにすごく効く!
- 食事、部屋のクオリティも高い
- 田舎の落ち着いた温泉
旅館タイプなので、誰にでもオススメできる旅館だけど、温泉の特性上「年配の方にもオススメかな〜」と。
親孝行などしたい方は、この温泉いかがかな?と。
では終わります。最後までありがとうございました!
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