こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。(プロフィール、X)
温泉好きってどんな温泉が好きか?答え→「ドバドバ系」。
「ドバドバ系」が嫌いな温泉好きには、とりあえず会ったことはないです。笑
上記の写真は、新潟の「駒の湯山荘」さんで、ドバドバの代表。
本記事では、この「ドバドバ系」の温泉の魅力と、すごくオススメなドバドバ系温泉のオススメ宿もガッツリとご紹介です。
最高にすごい温泉に出会うキッカケになるはず!
ではさっそく!
もくじ
まずドバドバ系の温泉についてサクッと…
もちろん「ドバドバと温泉が湧いていて、ドバドバと浴槽からあふれかえっている」と、そんな温泉。
このとおり、溢れている様子を見ているだけで、とりあえず楽しい…。笑
ドバドバ系の温泉に入るとどう?
これは温泉オタク的な体感は3つです。
- 驚くほど肌がキレイになる
- 驚くほどカラダの調子がいい
- 浄化された気分がする
この「驚くほど」というのがポイント。
そして常に「水が流れている」ので、カラダが浄化される気分が強いです。
イメージは、滝に打たれたような…ということにも近いと思います。
ドバドバ系の温泉って条件がある…→「湧出量」
まず湧出量が豊富なこと。
先ほどの駒の湯山荘さんは、湧出量が毎分2000リットルと言われています。
これは大きいペットボトルで1000本。
ドラム缶なら10本。
これが一日…ではなく「1分」で湧いているのです。
日本がいかに水が豊かなのかわかる…、というか考えただけで、感動すらするほど。
もう1つの条件は…→「温度がちょうど良いこと」
いくらドバドバ系でも、90度の温泉がドバドバだと、熱くて入れない…。
なのでドバドバ系の温泉って、40度以下のところが圧倒的に多いですね。
なので結論は、
- 湧出量が多いこと
- 温度がちょうど良いこと
のはず。
ちなみに駒の湯山荘さんは、32.5度。と、ほぼ体温に近いようなイメージです。
ではここからは、日帰りで入れるドバドバ系をご紹介して、最後にオススメ宿もマルっとご紹介してみます。
日帰りで入れるドバドバ系の温泉を【2選】
こちらは鹿児島、妙見温泉の「秀水湯」さん。
そしてほかにもドバドバ系の日帰り温泉といったら、山梨の「玉川温泉」あたりが有名ですね。(どちらも昔、ブログ記事を書いています)👇
どちらも凄まじい湧出量。
こんな感じのドバドバ系の温泉をたくさん紹介しているのが、ドバドバ温泉ドバイブルという本で、こちら。
かなり素晴らしい本です。
かなり完成度の高い本で、日帰り温泉も充実。
純温泉協会の山口さんの特別寄稿もあって、これも素晴らしいお話。
(内容は、ドバドバ温泉は鮮度が高いので素晴らしい…みたいな内容)
日帰りドバドバ温泉なら、こちらを参考にするのもかなりアリだと思います。
ではここからはボクが実際に泊まって「最高」と思えたドバドバ温泉の宿をご紹介してみます!
宿泊と日帰りを比較すると「癒しレベル」がまったく違うというのが、正直なところ。
日帰りで入れるところも多数です。
オススメのドバドバ系温泉の宿【11選】
北〜南のイメージになっています。
湯田川温泉 理太夫旅館(山形県)ドバドバ度
湯田川温泉が、ドバドバ系で注目されることは「少ないかな?」と感じているけど、実は東北でも屈指の湧出量をほこるところ。
先日、泊まっていた理太夫旅館さんでもこのとおり、浴槽に対して素晴らしい湧出量で、かなりのドバドバ系。
循環・消毒・加水・加温すべてなしの掛け流しで、湧出量も多くて温度もちょうど良いので、ドバドバ系に!
食事も素晴らしく、2食付き1万円程度〜というコスパ。
温泉地の雰囲気やお部屋の様子などは宿泊記に。
塩原温泉 本陣(栃木県)ドバドバ度
塩原温泉で居心地よく、さらに食事も抜群に美味しい宿、本陣さんもドバドバ系の温泉。
浴槽に対して、かなりの湧出量で、鮮度はばつぐん。
もちろん循環・消毒・加水・加温すべてなしの掛け流しで、しかも24時間いつでも入れて、しかも無料で貸切OKというすごい宿。
2食付き12000円程度〜
板室温泉 勝風館(栃木県)ドバドバ度
湯治宿でもある、板室温泉の勝風館さん。
食事は部屋食で、落ち着く環境で、最高に素晴らしい宿。
そして温泉は、ややぬるめでゆっくりと入れるタイプで、ドバドバと掛け流し。
カラダの悪いところがあると、逆に痛みが出て、それから治ってくるという不思議な温泉でもあります。
もしカラダに痛みなどの不調があれば、かなりオススメできる温泉でもありますね。
2食付き1万円程度〜
湯檜曽温泉 林屋旅館(群馬県)ドバドバ度
水上温泉のちょっと北に位置する、湯檜曽温泉。
人のいない「穴場」の温泉でもあって、循環・消毒・加水・加温すべてなしの極上の掛け流し。
食事は部屋食で、落ち着く環境でありながら、駅近で歩いていくこともできるという最高の宿。
そしてもちろん温泉はドバドバ系で、完全な極上湯。
2食付き13000円程度〜
霧積温泉 金湯館(群馬県)ドバドバ度
先ほどのドバドバ温泉ドバイブルでも紹介されてました。
「東京から一番近い秘湯」とも言われているところで、車で行くことができないほどの秘湯。
温泉は、ゆったりと長時間入れるくらいの温度で、飲泉もできて、もちろんパーフェクトな掛け流し。
食事は部屋食で、山の幸が美味で、山の魅力をギュッと詰め込んだ感じ。
カラダを浄化…という意味で最強だと感じいています。
2食付き16000円程度〜
駒の湯山荘(新潟県)ドバドバ度
そして何度もご紹介している駒の湯山荘さん。
実はここ、食事も最高で貴重なコシヒカリを食べることができたり、揚げたての天ぷらを1つずつ持ってきていただけたりと、すごいのです。
温泉は飲んでもデトックス作用がすごく、資生堂さんが「化粧水レベル」と認めたほどの美容効果も。
さらにランプの宿ゆえ、デジタルデトックスもOK。
最高の癒し宿…。
2食付き1万円程度〜
*電話予約のみ。番号は宿泊記に
田沢温泉 和泉屋旅館(長野県)ドバドバ度
この田沢温泉の和泉屋さんも、飲めるほどの極上湯で、ドバドバと掛け流し。
タイプはちがえど、駒の湯山荘さんと同じ「ぬる湯」の温泉。
やや硫黄の香りがして、湯の花もたっぷりで、とびっきりの極上湯。
そして、食事も最高のおいしく、お部屋も快適。温泉地も穴場ゆえの静かさです。
2食付き11000円程度〜(2食付き10000円以下の宿でもご紹介。ちょっと超えてるけど…)
*電話予約のみ。番号は宿泊記に。
甲府温泉 ホテル昭和(山梨県)ドバドバ度
ホテル昭和さんは、ビジホのような雰囲気だけど、温泉が上記のとおり、とびっきりの極上湯でドバドバ掛け流し。
山奥の秘湯でも、こんなに極上な温泉はめったにない…というほど。
なんと朝食が付いて、なんと5000円程度〜。
コスパもすごいし、温泉もすごいと。
あと朝食も心が温まる感じで、すごく美味しいです。
湯村温泉 弘法湯(山梨県)ドバドバ度
山梨は、ドバドバ系の温泉がたくさんところだけど、その中でもとびきりすごいのが、この弘法湯さん。
まるで川の中に入っているようなイメージもあり、「ぬる湯」ということもあって、無限に入れるようなイメージ。
部屋食でコスパもよく、さらに甲府駅から歩くこともできるとあって、アクセスも良好。
寝落ちしてしまうタイプの温泉で、ストレスなんて間違いなくゼロになるところ!
2食付き12000円程度〜
伊東温泉 梅屋旅館(静岡県)ドバドバ度
伊東温泉で最高の温泉は?と言ったら、間違いなく思い浮かぶのが、この梅屋さんの温泉。
なんとツララができる極上の単純泉で、共同浴場の温泉すら超えている…と思えるほど。
あと伊東駅から近いこともあって、日帰りとしてもオススメです。(600円で貸切で利用OK!)
素泊まりの宿であるものの、伊東温泉は、近くに飲食店がたくさんあるので、心配もゼロです。
電話予約のみで、穴場の温泉宿でもあります。
素泊まり5650円
*電話予約のみ。番号は宿泊記に。
三瓶温泉 さんべ荘(島根県)ドバドバ度
さんべ荘さんは、国民宿舎でありながら、ドバドバ系の温泉が楽しめるところ。
国民宿舎とはいえ、かなり食事もおいしく、お部屋も高級感のあるお部屋。
出雲大社へのアクセスがよく、参拝の拠点としてもオススメです。
ちなみに日帰りとしては、
この千原温泉も最高で、近いということもあって、さんべ荘さんの宿泊記の中でご紹介しています。
さんべ荘さんも、これに似たイメージの温泉です!
2食付き14000円程度〜
まとめ:ドバドバ系温泉は、やっぱりすごい…
と、記事を書きつつ、ドバドバ系の温泉はやっぱりすごい…というのが感想です。
日本ってとんでもなく「豊か」なんだな〜と再認識です。
さらにここでご紹介した温泉宿は、すべて温泉だけでなく、食事やコスパ、居心地も最高で「神宿!」と思ったところばかり。
ドバドバ温泉を楽しむ旅は、すごく楽しい旅となるはず!
では最後に、この記事で紹介した温泉をまとめて終わります。
それではこのあたりで終わります。
最後までありがとうございました!
YouTubeではこの記事を補足しつつ語っています⬇️