こんにちは、温泉オタクのKOUです。
温泉オタクのボクがトップ2にたくさん来ている「山形屋」さんに久しぶりの宿泊。（トップは伊東温泉の大東館）
この山形屋さんの魅力は、なんといっても「癒される」ということ。
それゆえ、むかしから「疲れがたまったら湯岐温泉に行こう！」と思ってました。（たぶん来たのは20回目くらいだと思う）
そして今回も、少し大きな仕事が終わったので、山形屋さんに宿泊…
普通なら1週間くらい疲れが取れない疲労も、湯岐温泉なら1日で回復…
と、そんな魅力をもった温泉地・温泉宿です。
疲れが溜まった時の、「癒しの定宿」としても、すごいオススメです！
１泊10000円程度〜【2023年泊まってよかった温泉宿ランキング】でもご紹介してます！
湯岐温泉「山形屋旅館」にチェックイン
落ち着く雰囲気だな〜と。
そしてなんと「チェックインは13時！」
これは「ぬる湯」なので、「ゆっくり時間をかけて湯治をして」という意味かと思います。
チェックイン時間の早い宿に「良い宿」が多いけど、その代表が、この山形屋さんだと思ってます。
この「良い宿」は、アーリーチェックイン・レイトチェックアウトの宿の記事にまとめています。
優しい女将さんに鍵をいただいて部屋へ。
3年ぶりだけど、部屋の扉と洗面所、トイレをリフォームされたようでした。
「山形屋旅館」のお部屋
こちらも、いつ来ても落ち着くお部屋。
ふとんは食後にセルフで敷くスタイル。フカフカで清潔です。
お茶セット。お菓子は「落雁（らくがん）」。そしてアメニティはフル完備。
部屋からの景色は、
本日は、素晴らしい天候！山奥なので静かで、空気は澄んでます。
お手洗いと洗面所。こちらはかなりキレイにリフォームされてました。
以前のややボロいい感じも好きだったけど、やはりキレイなのは良いですね！
部屋の「静音性」は低い
これだけは気になるかと思います。
ですので、ボクが【旅の神アイテム】と思っていると思っている「耳栓」を持っていくのがオススメ。
オススメ「耳栓」は、モルデックスメテオ。常に持ち歩いています。
またもう１つの神アイテムは「アイマスク」と思っているけど、遮光性は高いので、なくても大丈夫！
とにかく、静音性は低くとも落ち着くお部屋。
Twitterでも「自分の家より落ち着く」とつぶやいている方を、時々見るほど。笑
ボクも完全に同意です。笑
「山形屋旅館」の温泉「足元湧出、混浴、極上湯…」
1度、外に出て向かいにある「岩風呂」へ。
こちらは足元湧出で、日本でも屈指のすごい名湯！そして「混浴」です。
中のスペース。
そして温泉。
お湯は神々しいほどに美しい…
こちらの岩の隙間から温泉がぷくぷくと湧いていて、たまに「ポコン」となるのでわかります。
こちらは「上がり湯」だけど、入るのもOKとのこと。さらにシャワーも温泉なのです。
湯岐温泉で起きた３つの奇跡
サクッとまとめました。何10回か来ているので、いくつかの奇跡を体験してます。
- 疲労困憊だった…→翌朝は絶好調で快適！
- アトピーだった→入るとすぐに効果を発揮。すごく次の日も調子良い
- 重症の不眠症→湯岐温泉に入ったら爆睡！
これは実際に体験したこと。
それからこの山形屋さんを「定宿」としているのです。
中風の湯（ちゅうぶ）
湯岐温泉は歴史的に「ちゅうぶの湯」と呼ばれています。
これは「神経に作用する」という意味。むかしは、殿様が湯岐温泉で湯治をしていたとのこと。
ボクが不眠症なのに爆睡できたのも、この神経に作用する効果だと思います。
オススメの入り方
湯岐温泉（ゆじまた）の温泉は、湧出時が39度ほど。浴槽は38度くらいかな？と思います。
それゆえポイントは「ゆっくり入る」こと。
湯岐温泉の伝説でも1時間くらいのんびり入ると効果的と。
ボクが何度も入った感想としては、
- 1日に3時間以上
- １回の入浴は30分以上
これを超えると、驚くような効果を発揮するように感じています。
足元湧出＝鮮度が抜群＝奇跡的に効果を発揮
温泉で1番の極上は？と聞かれたら、間違いなく「足元湧出」であること。
「足元」から湧いている温泉は、空気に触れることがないので、鮮度は抜群！
イメージ「むきたてのリンゴ」と「皮をむいて3時間たったリンゴ」くらいの差が。
もし1度も足元湧出の温泉に入ったことがないなら、その「効果」と「気持ちよさ」に驚くはず。
特に「なんとなく肌の調子がイマイチ」だったり、「肩こり、不眠」などがあると感動するかもです。
混浴の難易度は？「かなり高い。しかし女性も大丈夫」
上記の「岩風呂」は混浴。そして4人くらいしか入れないので、難易度はめっちゃ高い！
ボク自身、浴槽にお姉さまが3人入られていて、入ることを断念したことがあります。笑
しかし女性でも大丈夫。理由は下記です。
- 女性専用の時間帯がある（14、22、9時〜それぞれ1時間）
- 貸切温泉がある
- 湯浴み着で入るのもアリ
こちらの岩風呂は、湯浴み着で入ってもOKです。実際、今回もそれで入っている方がいらっしゃいました。
貸切温泉は、
こちら。空いていれば自由に入れる感じで、混んでいる時は予約制。
温泉のクオリティは、足元湧出ではないものの「極上」に変わりはなく、上記のとおりドバドバ系。
もしかしたら、こちらの方が浴槽に対しての湧出量が多いかな？と。
岩風呂から引湯しているので、ややお湯の温度は下がるけど、それゆえゆっくりと温泉に入れるし、自分で加温することもできるのです。
というわけで、女性も「安心」かな？と思います！
分析書など
分析書を見るまでもないほどの名湯で、さらに「分析書、以上」の効果があると思っています。
本当に、「まだ科学的に発見されていない成分があるはず！」と思ってます。笑
- 泉質：単純泉
- 泉温：39.3度
- ph：9.6（アルカリ性。けっこうアルカリ度は高い！）
おまけ：湯岐温泉に似ている入浴剤「エプソムソルト」
こちらは、ボクが実際に自宅で使用している「エプソムソルト」
これを入れると、かなり「湯岐温泉っぽく」なります。笑
さらにエプソムソルトの使い方として
- １回の入浴で、150~300g使う（普通の入浴剤は40gほど。なので4倍以上入れるイメージ）
- 10分以上、のんびりと入る
この「10分以上入らないと、効果が少ない」ということも、湯岐温泉にそっくり。
効果も、入った感じもすごく似ているのが面白いところ。
最近、モデルさんや海外セレブを中心に、エプソムソルトが流行っているけど、それだけエプソムソルトの美容効果がすごいから。
購入する場合、普通の入浴剤の4倍は使用することから、ある程度の大量買いの方がコスパが良いです。
ちなみにボクの私物は10キロのもの。
ではお食事のお話へ。
「山形屋旅館」のお食事「お部屋でのんびり…美味」
山形屋さんのお食事は、部屋食で食べ終わったら、部屋の外に置いておく「湯治スタイル」
夜は6時で、朝は8時のスタンダード。そして抜群に美味しいお食事です！
ちなみに今回ボクのプランは、「湯治少なめのプラン」です。
まずは夕食から！
こんにゃくや、魚も地元の名産のもの。
焼きたてで、たくさんの宿の中でもトップクラスのクオリティ。
しばらくすると、揚げたてのメンチカツを持ってきていただきました。
最後に、ご飯、味噌汁、デザートもすごい美味。
お酒のメニューが充実
このとおりズラリと。かなり高級日本酒が。
ボクも以前いろいろと飲んでみたけど、「国権の純米大吟醸」はものすごく美味しかった！
Amazonで値段を見ればわかると思うけど、決して山形屋さんのお値段設定は高くない…。むしろ安いくらい。
ちなみに普通のメニューもありますよ。
このとおり、平均よりやや安いお値段設定になっています。
おまけとして、「ぬる湯」＝「ビールがうまい」と思っていて、下記の記事も参考になるかと思います！
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「うまい！」ビールが美味しい温泉の法則「オススメ温泉あり！」
続きを見る
朝食もお部屋で
素晴らしい朝食！といった感じ。
ものすごくお米にこだわっているそうで、すごく美味しい。「おかわりOKです！」とのことだけど、ボクは食が細く、一度もお変わりはしたことがないです。笑
大食いの方でも安心かと思います！
湯岐温泉の知名度は低い！
温泉好きでなければ、一般的な知名度はかなり低いかと思います。
ガイドブックとかでも「湯岐温泉」の文字を見ることは、かなり少ないはず。
しかし、とにかく素晴らしい温泉地。
また宿は２つだけで、どちらもすごく魅力的…（井桁屋さんは現在営業してない）
詳しくは下記の別記事に、湯岐温泉の様子などをまとめています。
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【保存版】秘湯「湯岐温泉」を徹底解説！「絶対に行くべき湯治場です」
続きを見る
まとめ：湯岐温泉「山形屋旅館」宿泊記ブログ
それでは最後に、「こんな方におすすめ！」をまとめつつ終わります。
- プチ湯治してみたい
- のんびりした温泉地が好き
- チェックインは早い方がいい
- 足元湧出の極上温泉に入りたい
- ぬる湯が好き
- 食事の美味しい宿に泊まりたい
- 不眠、肌荒れ、ストレスに悩んでいる
チェックインが13時とかなり早いので、1泊でプチ湯治したい！という方に特にオススメ！
とにかく温泉オタクのボクが何十回レベルで泊まっている、素晴らしい宿です！
ぜひお出かけしてみてください！
最後までありがとうございました。
