こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。(プロフィール、X)
島根県の名湯「三瓶温泉」にある「さんべ荘」さんに宿泊していました。
読み方は「三瓶」と書いて「さんべ」。
さんべ荘さんは、山奥の魅力的な国民宿舎といった感じで、大型の施設でありながら、温泉は抜群のクオリティ!(温泉は小さい宿の方が良いことが圧倒的に多い)
どこで、この「さんべ荘」さんを知ったかというと、
この温泉博士本で知りました。「この本で紹介されていれば間違いない…」といった感じ。
また「三瓶温泉って知名度が低い」ということもあって、前半にサクッと三瓶温泉の解説も入れました。
ではさっそく!
2食付き14000円程度〜
もくじ
三瓶温泉をサクッと!
ちょっと「さんべ荘」さんから中心の方へ歩いたあたり。さんべ荘さんの周りは、自然。
さらに降りてくると、住宅街も見えてくるけど、基本的に自然に囲まれた素晴らしいところ。
サクッとポイントをまとめてみました。
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 島根県大田市三瓶町 |
歴史 | 寛政時代(1789~1800年)から湯治場として知られる |
立地 | 三瓶山の麓、大山隠岐国立公園内。自然に囲まれ、キャンプやハイキングも盛ん |
泉質 | ナトリウム-塩化物泉 |
源泉温度 | 32.6〜38℃(ぬるめ!!) |
効能 | 神経痛、筋肉痛、疲労回復など |
湯量 | 毎分3000リットル(全国有数の豊富な湧出量) |
公衆浴場 | 「亀の湯」「鶴の湯」の2カ所。それぞれ異なる趣を楽しめる |
宿泊施設 | 宿は2軒あり、日帰り入浴にも対応 |
イベント | 夏に「風鈴温泉」開催。温泉街が約1000個の風鈴で彩られる |
アクセス(公共交通) | JR大田市駅からバスで約40分 |
アクセス(車) | 中国自動車道・三次ICから約67km |
周辺観光 | 石見銀山(三瓶温泉から車で約30分)、三瓶山のハイキングコースなど |
補足ポイントとしては、湯治文化が今も息づく、静かな穴場の温泉地として注目されていますね。
あと、出雲大社から車で1時間くらいなので、観光の拠点にもできそう。
石見銀山の観光→拠点に!「かなり良いところ!」
こちらはボクが実際に観光した様子。
石見銀山の周辺ってこんな感じで、すごく雰囲気の良いところだな〜と思ってます。
観光として…はもちろんのこと、このあたりを散歩するだけでも楽しいのが魅力。
三瓶温泉「さんべ荘」さんにチェックイン
中は広々と!目の前は駐車場で、山の宿ということもあって、車は停めやすい!
サクッとチェックインしていただきました。
自販機の横のエレベーターで2階へ。
部屋へと。かなりクリーンな感じ!
さんべ荘さんのお部屋へ「かなり居心地良い」
部屋もかなりクリーンだな〜と。部屋からの眺めは、
こんな感じ。もっと長めの良いところもありそうです。
大きめのテレビや、PC作業なんかもできそう。(実際にやってた)
洗面所とお手洗いも、もちろん完備。
アメニティやお茶なども完備。
結論、かなり居心地の良いシティホテルの感じで、和室のタイプもあるそうです。
さんべ荘さんの温泉「温泉のテーマパーク。しかし極上湯…!」
温泉は一階に。まずは概要を…
さんべ荘さんの温泉は、とにかく説明が大変なほど、たくさんの温泉が。(上記は公式サイトから引用)
そしてテーマパークのようなのに、温泉オタクがうなるほどの極上湯であることがポイント。
ポイントは、露天風呂がたくさんあって、すべて「循環・消毒・加水なしの掛け流し」であること。そしてさらに「ぬる湯」の加温なしの浴槽…つまりパーフェクトな掛け流しがあるのが特徴。
あまりに種類がありすぎるのと、大型施設で撮影が不可なので、公式サイトからこちらも引用で…。
パーフェクト掛け流しのものは、ドバドバ系まであるのです…。
これも公式サイトからの引用だけど、「もっと魅力的かも…」とすら思えるほど。
とにかくこの浴槽はとびっきりのドバドバ系でした。湧出量がとんでもないのですね。
大型の施設では普通はないので、これはすごいな〜と。
湧出量が多いことと、周辺に宿泊施設がそれほどないからだと思います。
あとサウナもありました!
泉質など
こちらをまとめてみると、
- 泉質:含鉄-ナトリウム塩化物泉
- ph値:5.9(少し酸性)
- 湧出量(使用量):1174ℓ/分(かなりドバドバ)
- 自噴泉(掘削ではないのがポイント。泉質が良い)
- ラドンを含む
- 泉温:34.8度
これだけ見ると、本来はものすご〜くあったまるタイプの温泉。
しかし泉温が34.8度ということで、基本的にはぬる湯。
なので、のんびり色々な浴槽に入っていると、じわじわガツンとカラダがあったまって調子が良くなってくるタイプ。
夏は特に最高すぎる…となるかと思います。
かなり極上湯のポイントが含まれていて、詳しくは下記で解説しています。
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温泉オタクが「かけ流し温泉」を完全解説!「天然温泉との違いは?」など…
続きを見る
とにかく「さんべ荘」さんの温泉は「すごい!」というのが結論です…笑
三瓶温泉「さんべ荘」さんのお食事
食事はこちらの会場で。
もともと湯治文化のあったこともあってか、すごく健康的なメニューだな〜と。(海の幸が中心)
アサリとフカヒレの組み合わせなんてすごいですね。お刺身もうまい。
こちらもすごくセンスの良いお味。
まだ蒸す前だけど、銀山の地鶏だそうで、まったく臭みのなく美味。
天ぷらは後から揚げたてを持ってきていただきました。
お蕎麦も後ほど持ってきていただき、かなりの絶品。三瓶そばというものだそう。
お吸い物とご飯はセルフ。少食のボクはご飯が食べられない…。
デザートも素晴らしく、プリンの中にもフルーツがぎっしり詰まったもの。
ドリンクメニューを。「梅の恩返し」というものを飲んだけど、このあたりは梅をすごく大事にしていた土地柄だそうで、すごく美味しいものでした。
道の駅で買って帰ったほど。
朝食も
朝食も同じく会場で。温泉たまごが絶品!
シジミ汁やご飯などはセルフで。
朝も健康的で、実は少し胃腸が弱っていたのだけど、おかげさまでかなり調子が良くなったほど。
余談として、ファミマで売ってる「太田胃酸のおなかサポート」ってのを飲んだらかなり良くなりました。
ボクと同じく「消化不良」ぎみの方にオススメ!(と、かなり余談でした。笑)
おまけ:すぐ近く驚愕の極上湯!!「千原温泉へ」
実はここ「日本百ひな泉」という温泉本で、一位に選ばれていて「いつかは来たい」とずっと思っていたところ。
今回、さんべ荘さんからすぐ近くなので来てみることに。(車で20分くらい)
温泉、最高レベルの雰囲気…。
この温泉って足元湧出で、足元から温泉がぷくぷくと湧いているけど、あまりにも大量なので、天然のジャグジーのよう。
とはいえ「さんべ荘」さんの温泉とも似ているなと。
それだけ、さんべ荘さんの温泉もすごいということ。
とにかく、どちらも感動レベルの温泉でした!
おまけ2:将棋タイトル戦でも
ちなみに「さんべ荘」さんって将棋の王将戦で使われたことがあるそうです。
2023年に藤井聡太さんもこちらで対局。上記に渡辺明九段の写真もありました。
まとめ:三瓶温泉「さんべ荘」宿泊記ブログ
では最後に「こんな方におすすめ」をまとめつつ終わります。
- 石見銀山を観光の拠点を探している
- 出雲大社を観光の拠点を探している(車で1時間くらい)
- ぬる湯のドバドバ系の極上湯を求めて
- 気楽な旅がしたい(国民宿舎なので。このあたりも魅力)
- ひとり旅・カップル・ファミリーすべてOK(ひとり旅の方もかなり多く、会場食でも難易度は低いタイプ)
と、こんなイメージでした!
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございます!
YouTubeでは補足しつつラジオ的にお話ししています⬇️