こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。(プロフィールとX)
2024年も「夏にオススメの温泉」といった記事を書きました。
今回、夏こそ「隠れ家的」なところが最高だな…ということで、まとめてみました。
ではさっそく!
もくじ
隠れ家的な温泉についてサクッと
- 普通の人はあまり知らない
- ガイドブックで紹介されることもレア
- 落ち着いて滞在できる環境
普通の人はあまり知らない温泉
「隠れ家」といったら、やっぱり普通は知らない…だと思います。
ボク自身、温泉オタクとして日本中をグルグルと巡っていると「〇〇温泉に行ってきた」というと「どこそれ?」と言われることがとにかく多いです。
例を「北」の方から挙げてみると、
二股温泉、温湯温泉、湯川温泉、羽根沢温泉、宮下温泉、湯檜曽温泉、折立温泉、角間温泉、下加茂温泉、栃尾温泉、三瓶温泉、湯の鶴温泉
と、このあたりの温泉をもし知っていたら、「地元」であるか、「よほどの温泉好き」もしくは「たまたま旅行で出かけたことがある」のどれかだと思います。
ガイドブックで紹介されることもレア
そして、上記のような温泉って、実は素晴らしい極上の温泉だったり、素晴らしい宿であったりすることも多いけど、とにかくガイドブックで紹介されることはレア。
そのあたりを「隠れ家」にしつつ、夏の温泉を楽しむのもアリだと思います。
落ち着いて滞在できる環境
温泉宿というと、ワイワイ楽しむ…というイメージもあるけど、実はゆったりのんびり癒されるところも多数。
日本だと昔から「湯治」という文化もあって、湯治タイプの温泉はどちらかというと、このタイプが多いですね。
実は最近、「湯治」はかなり注目されているとも感じていて、下記の記事はかなり人気があります。
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【保存版】湯治のできる安い温泉宿「一人泊、連泊もOK!」
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余談:このブログのコンセプトは「掛け流し」など
ボクがもともと、アトピーが劇的に温泉で治ってしまった経験から、温泉にハマりました。
それゆえ温泉の質にはこだわりつつ発信しています。
簡単なイメージとしては、「循環・消毒なしで自然のままの掛け流し」であること。
「こういった温泉はどこにある?」という方は、ぜひこのブログを参考にしていただけたら嬉しいです!
ではここからはガッツリと「夏」に「隠れ家的」にオススメな温泉をご紹介してみます!
2025年】夏の「隠れ家的」オススメ温泉7選
やっぱりわかりやすく「北」から順番にいこうかと思います。
下風呂温泉「つぼた旅館」(青森県)
下風呂温泉は、そもそも夏でもクーラーがいらないくらい涼しいところ。
そしてこの「つぼた旅館」さんは、上記のとおり極上のにごり湯に入ることができるところです。
もちろん掛け流し。循環・消毒もなく素晴らしい極上湯です。
なぜ「隠れ家的?」というと、そもそも気軽に行くような観光地でもなく、青森の辺境の地といっても良いかと思います。
そして素晴らしい食事が「個室」でいただけるのもポイント。
なんと2食付き8000円程度〜で、首都圏や有名温泉ではまずありえない価格だと思います。
ややアクセスが大変…といったことはあるけど、夏旅には最高!と間違いなく言えるところですね。
» 下風呂温泉「つぼた旅館」(じゃらんnetからのみ予約可能)
国見温泉「森山荘」(岩手県)
森山荘さんは、このとおり、とにかく美しいグリーンの温泉が湧いているところ。
「秘湯」=「隠れ家」ということもなく、最近の「秘湯」は基本的に混んでいることも多いです。
しかし、この森山荘さんは家族経営の小さな宿ということもあり、観光客はすごく少ないです。
また夏でも「涼しい」というか「寒い」くらいの気温になることもあり、避暑地としても完璧レベルかと。
また山の幸も最高に美味しく、ボクはこちらで「クマの肉」などもいただいたけど、もちろん絶品でした。
温泉はとにかく濃厚で「飲泉もOK」であることから、湯治の効果もしても抜群と言われています。
2食付き10820円〜
*電話予約のみ。番号などは宿泊記に
羽根沢温泉「加登屋旅館」(山形県)
羽根沢温泉の加登屋旅館さんは、知名度の低さからピックアップしてみました。
とりわけ涼しいわけでない土地だけど、部屋をガンガンに冷やしてくれていたことと、部屋食でいただけるお食事が最高だったこと、そして2食付き8000円〜とコスパもすごいことが理由です。
温泉は日本でトップクラスにトロトロなところで、女将さんのお人柄なども含めて、夏の隠れ家的にぜひオススメしたいところです。
またこの羽根沢温泉の周辺は、山に囲まれていて、古き良き日本をガッツリと感じることもあって、「最高の日本の夏」というイメージにピッタリと合致する印象も持っています!
湯野上温泉「山形屋」(福島県)
湯野上温泉は、東京に比べると5、6度くらい涼しい温泉地で、「ものすごく涼しい」というわけでないけど、爽やかであり、今回の「隠れ家的」にピッタリと一致するのでご紹介することに。
とりあえず湯野上温泉は、抜群に素晴らしいところです。冬ももちろん良いし、夏も良いという感じ。
この山形屋さんの温泉は、「単純泉」でありながら抜群の効果を発揮するタイプで、飲泉もできる極上湯。
そして小さな温泉地で、小さな温泉民宿であるこの「山形屋」さん。
もちろん隠れ家的であるし、温泉は貸切の露天風呂もあり、お食事は会場であるものの、プレベート感のある感じ。
つまり「夏の隠れ家温泉」としてもピッタリなわけです。
日本の夏の魅力を再認識できる…というイメージを持っています。
2食付き11000円程度〜
四万温泉「中生館」(群馬県)
東京から1番近い…。ということであれば、この中生館さんがイチオシ。
「四万温泉ってそこまで涼しくない?草津の方が涼しいよ」と思われるかもしれないけど、この中生館さんは四万温泉の中でも最奥地にあって、実は涼しいのです。
ボクは6月に滞在していたけど、普通にストーブが必要なほど。
夏でも山奥に行くと少しヒンヤリしたりするけど、そのイメージに近いです。
温泉は足元湧出があるほどの極上湯。関東でもとにかくレアなほどの極上湯で、鮮度も抜群。
さらに食事は部屋食であることあって、「隠れ家」としてもピッタリのイメージです。
2食付き1万円程度〜
塩原温泉「本陣」(栃木県)
塩原温泉も東京より5、6度くらい涼しく、夏でもある程度は過ごしやすいところ。
本陣さんのオススメ理由としては、まず貸切の温泉がとびっきりの極上湯であること。
さらに創作料理も絶品に美味しく、会場食であるものの、小さな宿でプライベート感もあるので、居心地の悪さなどはゼロ。
いたって隠れ家的です。
周辺の環境も落ち着いているし、観光客がたくさん押し寄せる…といったこともなく、隠れ家的に夏の温泉を楽しめると思っています。
また最高の日本酒を紹介してくれる宿でもあり、日本酒が好きな方にぜひオススメしたいところでもあります!夏&ビールも良いけど、夏&冷酒とかもやっぱり魅力がありますね。
2食付き12000円程度〜
折立温泉「やまきや旅館」(新潟県)
折立温泉のある周辺は、栃尾又温泉や駒の湯山荘さんといったある程度は有名?な温泉もたくさんあって、特徴としては「ぬる湯」であること。
人気、知名度の順番に並べると「栃尾又温泉>駒の湯山荘>折立温泉」の順番だと思います。
つまり栃尾又温泉は素晴らしいけど、夏はとにかく予約がしづらい…。また日帰り入浴とかもできない。
また駒の湯山荘さんも、極上のドバドバ系掛け流しで最高。しかし「隠れ家」というイメージとは少し違うかなと。(もちろんすべて素晴らしいところ!)
そこで1番ピッタリとあうのが、この折立温泉のやまきやさんだと思いました。
食事も美味しく、魚沼産のコシヒカリが絶品。
2食付きビジネスプラン8000円程度〜、通常12000円程度〜
まとめ:夏の「隠れ家」温泉って最高ですね
有名温泉に出かけてワイワイ…と、これも楽しいけど、あまり人に知られていない「隠れ家」に出かけて、癒されつつ夏の温泉を楽しむ。
と、こんな旅も実は最高だと感じています。
それでは今回、ご紹介した温泉をピックアップしつつ終わります。
それでは少しでも温泉旅の参考なれば幸いです。最後までありがとうございました!
YouTubeではこの記事を補足しつつ語っています⬇️
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【保存版】「夏」に最高すぎる温泉はここ…【2024年最新】
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