こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。(プロフィールとX)
最高の宿に出会いました。
ブログでたまに「神宿」と書くことあるけど、本当に「神宿」といった感じ。(過去には飯坂温泉「なかや旅館」さんや草津温泉「興亜館」さんの記事で書いていたはず)
ではさっそく!
2食付き11000円程度〜(7000円高くても「また泊まりたい」というイメージ。ご夫婦で営まれている宿です。)
もくじ
関温泉「朝日屋旅館」さんにチェックイン
宿の前に車をとめていると、女将さんがとびっきりの笑顔で気さくに案内してくれました。
ひとり旅をしていることもあって、素敵な方は「旅の幸福度を上げてくれる」と。中へと。
ピカピカで清潔感もすごい。さらにいたるところにセンスが光る感じ。
2階のお部屋へと案内していただきました。
関温泉「朝日屋旅館」さんのお部屋へ「ピカピカで居心地すごい…」
季節が「夏」。そして高原の夏ということもあって、部屋までとにかく清々しい。もちろんピカピカにしてくれている…ということもあると思います。
ちなみに東京はかなりの猛暑だったけど、14時にチェックインさせていただいて「クーラーはギリギリいらない」くらいの温度でした。
このとおり高性能なエアコンがあるので、「暑い…」という心配もゼロですが。
ちなみに女将さんに「よる7時くらいなるとかなり冷える」とアドヴァイスいただいたけど、本当に寒いくらいになってきました。
真夏だったこともあり、夜は「温泉に入りあったまる→夜風でカラダを冷やす」を繰り返すのが、なんとも天国だなと。
またボクは実験的に、夜も窓をしばらく開けて寝ていたら、寒くて起きてしまったほど。なので夏でもやっぱり窓を閉めるのが正解かなと思います。
部屋からの景色は、
このとおり高原の爽やかな風景といった感じ。もちろん空気は美味しいし、とにかく静かで快適。
夜になるとさらに静かで癒されるイメージでした。
お茶なども。水の味にかなり敏感なボクでも、朝日屋さんのお湯が美味しい!
テレビも大きめ。布団もふかふかで寝心地バッチリと。
この価格帯なのに、パーフェクトに清潔なお手洗いと洗面所が完備。
温泉の質にこだわりつつ旅をしていると、2万円くらいでも部屋にトイレなしのところも多いので、これはやっぱりすごい。
とにかくパーフェクト…といったお部屋。
では温泉へと。
関温泉「朝日屋旅館」さんの温泉「パーフェクトな掛け流し」
関温泉ってそもそも、すべての宿が「循環・消毒・加水・加温なしの掛け流し」だそうです。
これはボクのブログとも相性が抜群。(こういった温泉に特化しています。)
1階の通路を通って温泉へと。テンションが上がりつつ、カエルの鳴き声がまた良いです。
中へと。
このあたりもホント、ピカピカで。
このとおり、「関温泉」といったらこの赤茶のような素晴らしいルックス。
女将さんにも「温泉の成分が下にたまりやすいから、よく混ぜて入ってくださいね」ということで、混ぜると、
こんな感じに。まったく違うような感じになりますね。これがほんの10分くらいで元の透明感のある感じに戻る感じでした。
いろいろな温泉に入っているけど、こういった温泉はすごく珍しいですね。
温泉から高原が見えるのもまた最高…。
露天風呂もこのとおり。昼も爽やかだけど、夜は女将さんに「この時期は北斗七星が見えますよ」とアドヴァイスいただき、たしかに星がキレイでした。
成分表を
こちらをまとめると、
- 泉質:ナトリウム-塩化物-炭酸水素塩泉
- 泉温:48.4度(源泉として、とにかくちょうど良い温度。掛け流しにしやすい)
- ph:6.4(ほぼ中性。優しいイメージ)
- 循環・消毒・加水・加温すべてなしの掛け流し
さらに女将さんに「低張性なので、湯あたりしにくい」と、たしかに見た目はガッツリ系だけど、心臓がバクバクするとか、そういったこともなく安心して入れるイメージでした。
入った感想を
はじめは「ガツンときそう…」だけど、「あれ、不思議と優しい感じだ」と変化する感じでした。
鮮度の高さもヒシヒシと感じるし、効果もすごい。しかしカラダに優しいという感じ。
東北の湯治場とかを巡っていると、カラダもぐったり…ということがあるけど、そういった「湯あたり」的なものが起こりにくいのも、すごいメリットだと思いました。
個人的なことを言うと、ボクは肌が弱いので、とにかく肌をやられやすい。
温泉で、かえって肌がやられてしまったこともあるほど。
そんな時、この関温泉だと、メリットだけを得られるという意味で、すごい魅力だと感じました。
個人的に「すごく肌に合う」とも感じて、関温泉に正直、惚れました。
24時間OK!
24時間いつでも入れるのはすごい魅力で、チェックアウトの直前まで入らせていただけるのはありがたいかぎり。
久しぶりに朝食の後にも入り、全部で6回も入ったけど、やはり「湯あたり」はなく温泉のメリットだけを得られるという感じ。
24時間OKの温泉は、下記にまとめています。
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24時間「温泉」に入れる温泉宿をピックアップ!
続きを見る
関温泉「朝日屋旅館」さんのお食事「健康的&地元食材&感動の美味」
お食事は会場で、夜は17時半、そして朝は8時。
結論、「感動しました」。間違いなくプラス5000円の価値がある…と思っただけではなく、地元の食材など、健康的で「心がこもっている」といった理由。
はじめにこちらをご用意いただきました。
手前は地元の海藻を使った(名前は忘れた…笑)もの。血がキレイになる感じ。
豆腐の上にのっている山菜も、地元の珍しいもので(こちらも名前は忘れた…笑)、不思議なほどの美味。
ちなみにこんな感じの会場で。
ドリンクメニューなどはなく、ビールをお願いしたらアサヒの大瓶が800円ほど。朝日屋さんだけに「アサヒ」なのかと…笑
あと、お部屋に日本酒もあると書いてありました。
続いてアジと山菜のタタキを。順番に1つずつ懐石料理のように持ってきていただいてありがたいかぎり。
アジと山菜の組み合わせはたぶん初めてだけど、不思議なほど美味しい。
続いて、フキを包んだもの。上品で透き通った味。
続いてご主人が目の前でタコノコを焼いてくださいました。
山椒みそをつけていただくのだけど、このタケノコは本当に感動。人生で最高のタケノコ。
まさかタケノコの味に感動するとは思ってなかったです。時期によって変わると思うけど、このタケノコをいただくために出かけて間違いなく後悔はないと。
しばらくして焼きたてのカレイを。これも驚くほど旨い。魚の質も塩かげんも焼き方も完璧じゃないとこうはいかない。
こんなに美味しいカレイも初めて食べました。
しばらくして豚バラで野菜を包んだものを。
こちらも焼きたてを持ってきていただいたこともあって、ホントにすごいお味。炭の香りもするし、炭火で焼いてくれているのかと。
しばらくして、野菜と魚の天ぷらを。こちらも名店レベル。
最後にご飯、タケノコのお味噌汁、水菜の漬物を。
かなりボリュームがあったので、ご飯はかなり少なめでお願いしてます。
やっぱりタケノコのお味噌汁は感動レベルで、水菜の漬物もすごい美味でした。
朝食も
こちらをご用意いただきました。
やはり野菜の旨さがとびっきりすごい。
さらに卵焼きのふわふわ感もすごい。
納豆も、丁寧に処理していただいたシソが入って、こちらも最高。
もちろんご飯とお味噌汁も絶品で。(ご飯はやはりほんの少しにしていただいています)
記事の冒頭でプラス7000円でもまた泊まりたい…といったのが伝わったら嬉しいです。
ご夫婦だけで営まれているのに、これほどすべてを丁寧に作っていただけるとは…本当に感謝でしかないです。
関温泉をマルっと…「不動滝など」
関温泉は新潟の小さな温泉地。観光…というより極上の温泉を目当てに来たり、スキーを目当てにといった温泉地。
これでだいたい全部。といった感じ。すべてがパーフェクトな掛け流しの宿であるのはすごいですね。
近くの不動滝へ「歩いて15分くらい」
ちょっと関温泉から出て、不動滝へと。こんな感じの道を歩いていく感じ。
少しクマが出そう…とは思ったけど、たぶん大丈夫なはず。笑
15分ほど歩くと、このとおり「不動滝」が見えてきました。
周りの自然とあいまって「神々しい」と。
このあたりの空気は素晴らしいので、散歩もオススメです!
ちなみに余談として、
これは最近、大人気のHOKAというメーカーの「ホパラ2」という靴。(散歩しつつ撮影しました)
サンダルと靴のハイブリッドのような感じで、涼しいし、歩きやすいし、運転できるし、水に濡れても大丈夫だし、オシャレだしということで、すごく気に入っています。
ファッションYouTuberの大山シュンさんもホパラ2はオススメとお話しされていたし、靴の専門家シューフィッター佐藤さんもHOKAをオススメされているのにも納得。
2万円くらいだけど、その価値を感じました。
夏旅の相棒に最高だと感じています。(ちなみにニューバランスと同じサイズで大丈夫でした)
おまけ:朝日屋さんの周辺で連泊するなら…
「せっかくの新潟!連泊も検討したい!」という方のために、このあたりは特に素晴らしい温泉・温泉宿が多いこともあって、少しオススメも書いてみました。(リンクは宿泊記)
田沢と角間は長野県。
このほか、野沢温泉にも寄りやすいし、長野や山梨あたりも寄りやすいと。このほかは下記の一覧にまとめてあります。
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【保存版】泊まって良かった温泉宿の一覧!【ブログ記事へのリンクあり】
続きを見る
まとめ:関温泉「朝日屋旅館」宿泊記ブログ
露天風呂からはスキー場が見えました。スキーの拠点にも最高そうですね。
そしてやはり「神宿」だなと。
お部屋も、温泉も、お食事もすべてとにかくすごいのに、ご夫婦だけで営まれているのです。
もし人を雇っていたら、この価格では間違いなくできないと思います。
では最後に「こんな方におすすめ」をまとめつつ終わります。
- 極上の温泉を求めて
- 旅先で、最高の食事をいただきたい
- 快適で清潔感のある宿が好き
- 小さな宿で落ち着いて滞在したい
- 穴場温泉を探している
- 避暑地、スキーで
- ひとり旅、カップル、ファミリーすべてOK!
と、こんなイメージで今、ボクが「オススメ温泉は?」と聞かれたら、友人・知人に「関温泉の朝日屋」さんと答え続けると思います。
それではこのあたりで終わります。最後までありがとうございました!
YouTubeではこの記事を補足しつつ語っています⬇️