こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者のKOUです。
1000を超える温泉に出かけるなか「夏にこの温泉は最高すぎる…」というところにたくさん出会いました。
さらに夏の体調不良を「温泉」で治した経験も、毎年のようにあります。
というわけで、この記事では「夏に最高すぎる温泉」をまとめました。
「北」から順番に…というか、どうしても「夏」ということで「北」の温泉が中心になっています。
「夏」に最高すぎる22の温泉宿
もちろん実際に「夏」に出かけてみて、本当によかったところだけをまとめています。
また短時間で、サクサクと気楽に読めるように工夫しました。
下風呂温泉「さが旅館」(青森県)
下風呂温泉は、青森の温泉で日本では間温泉、桑畑温泉に次ぐ、本州で3番目に北に位置する温泉。
当然、東京から出かけてみると驚くほどに涼しい。
温泉は上記のような美しい塩化物泉で、よく温まるタイプだけど、外が涼しいので驚くほど整った感じがして調子が良いのです。
なぜ「さが旅館」さんをオススメするかというと、食事の素晴らしさ。
下風呂温泉は海沿いの温泉ということもあって、海の幸はとびきり美味しいです。
詳しくは「さが旅館 宿泊記」にまとめていて、さらに言うとネットで予約できない…という意味で、かなり「穴場」の温泉宿だと思います。
酸ヶ湯温泉(青森県)
酸ヶ湯温泉は、日本でもトップクラスに雪の深いところで、夏の気温がトップクラスに涼しいことも有名な秘湯。
あまりに有名な秘湯だけど、やっぱり来てみると特に夏は最高…
もちろん冬も良いけれど、強烈な酸性泉ということもあって、夏の方が肌のダメージが少なく「入りやすい」というイメージを持っています。
もし「夏バテしやすい」「夏に体調を崩しやすい…」みたいなボクと同じタイプの方は、プチ湯治の意味で来てみるのもオススメ。
驚くほど体調も良くなって、快適に「夏」を過ごせるはず。
藤七温泉 彩雲荘(岩手県)
藤七温泉も同じく、ものすごく涼しいという意味でご紹介。
夏だけ営業していることからも分かるとおり、かなり寒いところで、6月に来た時は普通にストーブをつけて過ごしたことがあります。
建物は「山荘」のような感じだけど、驚くほど快適で、さらに山の幸を中心としたバイキングはかなり美味。
酸ヶ湯温泉と同じような魅力で、温泉は藤七温泉の方がいくらかマイルドな温泉ですね。
あと共通点としては、どちらも「混浴」というところ。
詳しい部屋の様子や、食事の様子は「藤七温泉 宿泊記」に載せています。
大沢温泉 自炊部(岩手県)
大沢温泉は宮沢賢治が滞在したことでも有名なところ。
この大沢温泉の周辺は、山に囲まれているせいか、夏でもすごく爽やかで過ごしやすいのが魅力。
ボク自身、夏になると「大沢温泉に行きたいな〜」と思うほどで、なんとなく冬より夏の方に魅力を感じています。(もちろん冬の少し寂しい感じも魅力的)
お値段も夕食が付いて5000円のプランもあったりと、コスパも最強クラスですね。
建物もすごく魅力で「大沢温泉 宿泊記」の方に詳しく。
湯岐温泉 和泉屋旅館(福島県)
湯岐温泉には2つの宿があって、山形屋さんとこちらの和泉屋さん。
どちらも素晴らしい宿だけど、和泉屋さんの持っている源泉の方が、少しだけ温度がぬるいので、あえてこちらをチョイス。
体温に近い温度なので、室内プールのような感覚で入れるのも魅力。
そして驚くことは、のんびり1時間ほど入っていると、ものすごく体調が良くなってくるということ。
湯岐温泉は昔から「中風の湯」と呼ばれていて、神経を整える効果は、日本でもトップクラス。
おかげで、乱れがちな夏だけど、感動レベルにカラダを整えてくれるのです。
食事も個室でクオリティの高いもの。
霧積温泉 金湯館(群馬県)
霧積温泉は、東京から1番近い秘湯しても有名なところ。
こちらは完全に山の中なので、涼しいのはもちろんのこと、温泉は「ぬる湯」なので、さらに夏は快適。(冬でも温まる温度なので、秋・冬も良いです)
今は避暑地というと「軽井沢」が思い浮かぶけど、昔は「霧積温泉」が代表的な避暑地だったそうです。
しかし土砂崩れなどがあり、霧積温泉のほとんどの宿は崩壊。
現在、奇跡的に残っているのが霧積温泉で、そんな意味でもありがたいかぎり。
秘湯ゆえアクセスの大変さはもちろん…
しかし真夏でも最高に涼しくて極楽です。
このあたりは「霧積温泉 金湯館 宿泊記」に詳しく載せています。
草津温泉「2つの穴場宿」(群馬県)
夏の草津温泉は、東京よりも10度くらい涼しいのでやはり快適。
あまりにも有名な温泉地なので、詳しい説明などは抜きにして…
最近の草津温泉の注意点としては「混んでいる…」だと感じています。
コロナ後、草津温泉は観光客が過去最高になったりと、若い人を中心に大人気。
ボクのオススメとしては、現在の草津温泉では「素泊まり」が最強かなと。
そんなわけで、素晴らしい穴場的にも最高な素泊まり宿をご紹介すると「はなみづき」さんと「興亜館」さん。
この2つは本当に!素晴らしい温泉宿。値段も安くて快適です。
八丁の湯(栃木県)
八丁の湯は、日光などからさらにずっと奥に入ったところにある「秘湯」。
それゆえ夏でももちろん最高に涼しくて快適。
しかも「秘湯」でありながら、中はかなりオシャレで清潔で、女子旅とかにも良さそうだな〜と感じるほど。
食事もかなり美味しく、特に「鹿の刺身」などは特に美味。
アクセスの大変さがOKなら、やっぱりオススメしたいところ。
また時間が許すなら、連泊の方が快適に過ごせると思います。
詳しくは「八丁の湯 宿泊記」に。
旅館ニューおおたか(栃木県)
名前を聞くと「大きな旅館かな?」と思うけど、実はご家族で経営している宿です。
那須温泉は「夏は暑い」ということがあるけど、こちらのニューおおたかさんは、那須でも1番標高の高いところにあって、本当に涼しくて爽やか。
東京が歴史的な猛暑の時に、このニューおおたかさんに来たことがあるけど、その時もかなり涼しかったです。
さらに食事もかなりクオリティの高いもので、美しい野菜の料理は絶品。
「ニューおおたか宿泊記」に載せています。
燕温泉 花分(はなぶん)(新潟県)
燕温泉は、新潟でも特に気温の涼しい温泉地で、東京よりも12度ほど気温が低いことが多いです。
ボクが真夏に滞在した時も、昼間は窓を開けるとちょうど良いくらいの温度で、夜は寒いので窓を閉めて布団をしっかりかけて寝たほど。
夏は、すぐ近くの無料の露天風呂に気楽に歩いて行けるし、やっぱり夏に最高な温泉地だと思います。
こちらの花分さんは、燕温泉を代表する宿で、食事もおいしく、温泉は「飲泉もOK」な極上のかけ流し。
上記のとおり青みがかったような白濁温泉で、見た目のとおり効果も抜群。
その効果に感動するような温泉です。
詳しくは「燕温泉 花分 宿泊記ブログ」に!
栃尾又温泉 神風館(新潟県)
栃尾又温泉は、ぬる湯のラジウム温泉で有名なところ。
宿は3つあって、どの宿に泊まっても同じ温泉に入るという、全国的にもすごく珍しいタイプの温泉。
今回、1番最安値の神風館のご紹介だけど、その理由はボク自身が昨年こちらに夏、3泊してみたところ驚くほど最高の滞在でした。
湯治宿ということもあり、2泊以上でないとそもそも泊まることのできない宿です。(2024年現在は。昨年は3泊以上だったかと)
温泉は36度ほどなので、無限に入っていられる温度。夏はとにかく最高で、ゆっくりじんわり効いてくるのが実感できて、夏バテ、不眠などにすごく最高。
食事内容などは「栃尾又温泉 神風館 宿泊記」に。
駒の湯山荘(新潟県)
上記の栃尾又温泉からすぐのところにある「駒の湯山荘」。
こちらも同じく「ぬる湯」なので、夏には最高…というか、夏(4月下旬~11月上旬)しか営業していないという宿です。
温泉は33度くらいなので、夏は特に気持ちよく、入っていると、徐々に体が冷えてきて、さらにどんどん浄化されてくるイメージ。
さらに食事もこだわりのつまったピカイチな美味しさで、2食付き9950円〜なのでコスパも良いですね。
あとネット上に情報が少なく、公式サイトもなし。それゆえ穴場的で、予約も取りやすいのがメリット。
ボクがブログでガンガン紹介すると、もしかして予約できなくなるかも…といった心配はありますが。笑
とにかく癒され方がハンパではない名宿です。
気温が涼しい温泉地…ではないので、もし「気温も涼しい方が…」という場合は、先ほどの「燕温泉 花分」さんとかの方がオススメです。
角間温泉4つの宿(長野県)
角間温泉は、長野の中でもトップクラスに標高が高く、爽やかで気温も低めなので、夏はとにかく快適。
また夏は、草津志賀道路が開通することもあって、草津温泉や万座温泉からのアクセスも良好。
さらなる魅力としては、昔から角間温泉は「肌を健康にする温泉」としても有名で、美肌効果はピカイチ。
例えば、夏になると「あせも」ができる…みたいな方にもオススメです。
また角間温泉には、4つの素晴らしい宿があって、どこも湯治スタイルの宿。
それぞれ魅力的なので、比較してみてください。(リンクは実際の宿泊記)
山梨のぬる湯
山梨県は「そこまで気温は低くないかな?」という印象だけど、それでも東京よりは涼しくて、何より「ぬる湯の温泉がたくさんある」というのがメリット。
とりあえずイチオシは、上記の写真の「日の出温泉」で、飲泉も可能なレベルの極上で、さらにラジウムが発生している「ぬる湯」の名湯。
温度も36度くらいなので、無限に入っていられる温泉。
まるで「羊水」のようなイメージの温泉で、入っていると、なんだか幽体離脱でもできそうな気分になるのです。笑
このほかだと下部温泉も、古くから有名な「ぬる湯」で、たしかにその効果は本物。
下部温泉に行くと、必ずといっていいほど「爆睡」ができるので、「下部温泉、やっぱりすごい…」といった印象を持っています。
奥飛騨は涼しい「食事の美味い2つの温泉民宿」(岐阜県)
奥飛騨は、それほど「北」に位置する温泉ではないけれど、山に囲めれているのでかなり涼しいところです。
また「食事の美味しい温泉民宿」=「最高」といった説もあるけど、このあたりは本当に食事の美味しい温泉民宿があるのです。
ボクのオススメは、福地温泉「粋泉荘」さんと栃尾温泉「宝山荘」さん。
ちなみに奥飛騨温泉は、平湯温泉、福地温泉、栃尾温泉などの総称。
上記の福地温泉と、栃尾温泉は特に静かな温泉地なので「避暑」としてもかなり快適なはず。
また温泉はとびっきりの極上掛け流しで、食事もピカイチです。
あと、栃尾温泉「宝山荘」さんはチェックインがなんと13時!ということで、もし連泊できるなら栃尾温泉「宝山荘」さんを2泊目にするとかなり快適な旅ができるはず。
「夏」は「温泉」で「感動レベル」に快適に!!
「夏になんとなく体調がすぐれない」みたいな方は、上記の温泉に出かけてみると、感動レベルに調子が良くなることもあるかと思います。
ボク自身、むかしは夏になると「肌は荒れる」「眠れない」などすごく体調が悪かったのです。
現在は、上記のような温泉に出会って、すごく快適に「夏」を過ごせるようになりました。
感動レベルの温泉ばかりですので、ぜひ1つでもお出かけしてみてください!
それでは最後までありがとうございました!
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このブログで取り上げている温泉の特徴もわかると思います。
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