先日、新潟県の雲母(きら)温泉にある「寿荘」さんに宿泊していました。
こちらは、食事が美味しいことで有名で、さらに温泉はザーザーと掛け流し。
「ドバドバじゃなくて??」と思うかもですが「ザーザー」です。笑
入ってみるとわかります。笑
雲母温泉は知名度が低い温泉地ですし、駅からの道のりもご紹介しつつ記事にしていきます!
6000円程度〜(素泊まり)、14000円台〜(2食付き)程度〜(この記事は、9000円のビジネスプランのお食事だけど、現在はないようです)
新潟県 越後下関駅から向かいます「2.4キロ。歩いて30分ほど」
こちらが新潟県の越後下関駅。
Google先生を見るかぎり、ちょうど新潟市と山形市の中間あたりに位置します。
かなり旅慣れた人でも、なかなか訪れないところかと。
実際、僕も「雲母温泉がなければ一生縁のなかった土地なのでは?」と思うほど。
とはいえすごく素晴らしいところ。
駅から2.4キロなので、「青春18きっぷの旅」とかにも良さそうですね。
駅を出たら、歴史も感じられつつ、美しい日本の原風景が広がってました。
こんな感じに重要文化財がたくさんあるんですよね。もちろんこちらも駅から宿に向かう途中。
正直、この道を歩いているだけで「この街が大好き」に。
さらに雪道を進みます。国道沿いを歩いても良かったけど、一本それるとこんな感じで気持ち良いので、こちらを歩いていました。
しばらく行くと、寿荘さんのある高台へ。
ではここからは「寿荘」さんの宿泊記。。
雲母温泉【寿荘】に到着
良いとこに建ってますね!
後ろを振り向くと、こんな感じにさすがの絶景です。
入り口へ。
中の様子。
女将さんに案内していただき、部屋へと向かいました。
寿荘の部屋の様子「あったかい!」
正直、ここまで心地が良いのは、福島県の甲子温泉、大黒屋さんを訪れた時以来かと。
» 甲子温泉 大黒屋さんの記事(2020年の泊まって良かった宿1位にもさせていただいてます)
大きめのコタツが嬉しい!
このシステム、東京だと見かけないけど、石油ストーブの熱をコタツに伝えているんですね。
これ、めっちゃあったかいですよ!
窓を開けると、、
めっちゃ雪が深いですね。
扉は、すごく重厚な感じがするけど、確かにその通りで、部屋全体がしっかりとしていて、なぜかすごく温かい。
おそらく、寒さ対策がしっかりされた造りになっているのだと思います。
アメニティは、全て完備。
お茶菓子は、3つ。
洗面所は、完備でトイレは部屋のすぐ前でした。
ちなみにこの洗面所のお水は、天然水と同じ味。
沸かして飲んだけど、まったく臭みはなく、帰りに空いたペットボトルに入れて帰ったほど。
(かなり水の味には敏感な方です)
最後に、布団はかなりフカフカで、この心地良さも甲子温泉、大黒屋さんと同じレベル。
寒い布団で寝ると、どうしても体調を崩しがちだけど、ホカホカで次の日もかなり体調が良かったです。
それにしてもこの部屋、暖かいし、心地良いし、ずっと住み着きたいレベルでした!
寿荘の食事が美味しいは本当だった
寿荘さんは、食事が美味しいことで有名なことは知っていました。
ではまずは夕食を!食堂でいただきました。
ちなみに僕は今回、湯治&リモートワークの旅でしたので、ビジネスプラン(9000円ほど)です。
なので、普通のプランでしたらもう少し豪華なはず。
まずはこちらを。
たらこ、山菜、漬物、唐揚げ。
どれもすごく美味しいけど、唐揚げが冷めてしまっているのは少し残念。
続いて、鯛の兜煮を。さすが海の近く!
美味しい&大きいで、これだけでもかなりのボリュームがありました。
生ビールもお願いしたけど、このグラスの冷えっぷりに魂がこもっているレベル。
他のお酒のメニューは部屋にありましたのでどうぞ。
さらにお刺身を。こちらもすごく美味しくいただきました。
突筆すべきはお米のうまさ
最後に、ご飯とお味噌汁をいただきました。
このお米、普通に僕の人生の中で美味しいお米トップ3に間違いなく入ります。
たくさん旅をしているけど、その中で間違いなく一番美味しい。
「美味しい」ではなく「これは美味しすぎる‥」といった感じのお米の味でした。
さらにお味噌汁は、銀葉草(ぎんばそう)という海藻で佐渡の名産だそうです。
初めて食べたけど、とにかく美味しい海藻でした!
続いては朝食を!
外の雪景色を眺めつつ、いただきました。さすがの高台!
あまり朝、食事ができないのですが、前日の食材が良かったのか胃がスッキリ!
なので朝食も食欲がバッチリです。
上記が、はじめに持ってきていただいたもの。
「朝のイカのお刺身が美味しい」なんて口コミも多いけど、確かにすごく美味しい!
もちろん、他全て美味しかったです。
ご飯と、お味噌汁は、相変わらずの感激レベル。
写真から伝われば…という感じです。
温泉がザーザー掛け流し
部屋から徒歩10歩くらいのところに温泉がありました。
奥には卓球台も!
温泉はこちら。
中心から、バンバン温泉が湧いていて、淵からザーザーと温泉が出ていってます。
温泉に入ると「ザーザー」と音がするので、これがまた気持ち良いんですよね。笑
脱衣所。
温泉の成分を!
重要なところをピックアップしてみますね。
- 泉質:ナトリウム・塩化物-硫酸塩泉
- 源泉名:雲母2号(金子)
- 泉温:85.6度
- ph:7.4
入った感想のまとめ
- 温度は41度ほどで適温。長湯も可能
- 優しい泉質&少しだけ塩分を感じる
- ナトリウムイオンが多いので、ドッと温まり汗も出る
- 湧出量&オーバーフローが多いので、鮮度をヒシヒシと感じる
文句なしの、素晴らしい名湯でした!
共同浴場は行くべきです
雲母温泉には、共同浴場が2つあります。
そしてすごく魅力的…というか、この土地の文化に触れている感じがなんとも面白いです。
記事が長くなりすぎるので、共同浴場については別記事を用意しました!
こちらもすごくオススメです!100円で入れるので、ぜひ寄ってみてください!
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新潟県【雲母温泉】の2つの共同浴場に入ってみた!
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まとめ:雲母温泉【寿荘】宿泊記ブログ
では最後に、こんな方に雲母温泉「寿荘」さんがオススメ!をまとめつつ終わりにします。
- 静かな温泉が好き
- 新潟で掛け流しの名湯を探している
- 食事の美味しい宿が良い
- 1万円程度で宿を探している
- 寒いのが苦手な方でもOK
アクセスは、僕の主観ではかなり難易度が高めかと思います。
しかし、そこには有名な温泉地、アクセスの良い温泉地にはない魅力がとにかく詰まっていました。
ゆっくりと時間の流れる土地なので、普段ストレスの多い方にも自信を持ってオススメです!
それでは最後までありがとうございました。
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