こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。(プロフィールとX)
山形の羽根沢温泉へと来ました。
「泊まってよかった」と思える確率が100%なのでは?と思えるような魅力たっぷりの宿。
実際に、じゃらんの泊まってよかったランキングでも上位らしいですね。
知名度の低い、羽根沢温泉についてもサクッと解説を入れました。
ではさっそく!
2食付き12000円程度〜
もくじ
羽根沢温泉をサクッと解説「小さな穴場!」
鮭川村(さけがわ)にある温泉地ですね。
現在、営業しているのはこの2つ「松葉荘」さんと「加登屋旅館」さんのはずで、前回来た時は「加登屋旅館」さんに泊まっています。
» 羽根沢温泉「加登屋旅館」さんの宿泊記(2食付き8000円程度〜)
近くには川が流れていて、上記の建物は共同浴場。
先ほどの2つ以外は営業している感じではないですね。
温泉地を逆方向から。
とにかく現在は、とびっきり魅力的な宿が2つある。。という温泉地。
では松葉荘さんへチェックインを!
羽根沢温泉「松葉荘」さんにチェックイン
中に入ると、おしゃれな雰囲気もあり、清潔感も抜群!
笑顔の素敵な美人女将さんに案内していただきました。
この羽根沢温泉ってすごい美人の湯だと思うけど、この女将さんが証拠…といったように思います。
あと受付にボクが名著だと思っている小林先生の本「温泉博士が教える最高の温泉」が置かれてありました。
もちろん松葉荘さんも紹介されていて、湧出量が多く素晴らしいと書かれてありました。
この本で紹介されている本は間違いないといった素晴らしいもので、今買うなら最新の本が良いかなと思います。
下記でレビューしています。
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とびきりすごい名著「続・とっておきの源泉かけ流し445湯」をレビュー!
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オシャレな空間を通って部屋へと。
女将さん、若女将さんのセンスの良さかな?と。
羽根沢温泉「松葉荘」さんのお部屋へ「癒される…」
落ち着くキレイな和室で、布団もふかふか。
ひとりだったけど、色々なイスを用意してくれているのはありがたいかぎり。
あと、冬はコタツを用意していただけるようで、かなり癒されそう…と。
広縁と冷蔵庫もあって、中にはビールなどが。
この椅子で休むのも気持ち良い。部屋からの眺めは、
こんな感じで、山に囲まれていて、カエルの鳴き声しか聞こえないくらい。
空気もキレイだし、夏は東京より7度くらい低いイメージに感じました。
女将さんとお話ししていても、街中は暑いけど、このあたりは山に囲まれているので5、6度くらい涼しいと。なので東京に比べるとやっぱり7度くらい涼しいように思います。
お手洗いは部屋のすぐ目の前に。
洗面所も近くに。オシャレなので、なんとなくテンションが上がる!
あとアメニティはフル完備で、お菓子はなし。
オシャレなのに山の中ということで、快適そのものでした!
羽根沢温泉「松葉荘」さんの温泉「パワーあり。とろとろレベル100!」
1階の温泉へ。
脱衣所もオシャレで。
浴槽も照明の感じが素晴らしい。そしてなんとも言えない鉱物のような香り。
もともとは石油の採掘をしていたところ発見された温泉だそうで、そのせいか石油っぽさも感じるのです。
とろっとろ!
どれくらいトロトロかというと、ローションとかに近いかな。なので入っていても、まるで化粧水のよう。
パワーも感じる!
この羽根沢温泉っていわゆる「間欠泉」。
間欠泉って、地面から噴き上げる温泉のことで、こういった温泉ってすごくパワーを感じるのも特徴だと思っています。
あと常に湧いているというより、時間によって噴き上げる感じなので、温度調節がすごく難しいのだとか。
女将さんにも「熱いの大丈夫ですか?」と気を使っていただいたけど、この温泉を加水することなく、うまく調節してくれているのは、ありがたいかぎり。
とにかくパワーのすごい温泉で、カラダの水分を全部もっていかれるくらい汗が出る…!
飲める=極上湯!
実はこの松葉荘さんの温泉、飲んでもOKなのです。
ということは循環・消毒・加水・加温すべてなしの掛け流し。でないと温泉は飲むことができないですからね。
飲んでみると、鉱物の香りがしつつ、塩味も。最初は「うっ」となりそうだけど、よく味わうと美味しい…。
地元の人で、焼酎で割ると美味しいというかたも多いようで、共同浴場の温泉を持って帰る人も多いのだとか。
日本屈指の極上湯であることは間違い無いです。
あと24時間いつでもOKというのは嬉しいポイント。
成分表など
こちらをまとめてみると、
- 泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物-炭酸水素塩泉
- 泉温:45.2度
- 使用:43度(この温度の差が小さいというのも、魅力→鮮度が高いという意味で)
- 循環・消毒・加水・加温すべてなしの掛け流し
炭酸水素塩泉って普通はさっぱりした印象を受けることが多いけど、この羽根沢温泉はガッツリと熱が入りこんでくる感じ。
冬に来たらまた違う印象なのかな?
前回来たのも夏で、その時もガッツリとした印象でした。
熱がガッとカラダに入りこんで、肌にはクレンジングのような効果があり、さらに化粧水をつけた…とこんな感じの美人の湯に思いました。
羽根沢温泉「松葉荘」さんのお食事「美しい美味」
ボクは今回、リーズナブルお手軽コースというもので予約しています。
はじめにこちらをご用意いただきました。お食事も本当に美しいなと。
馬刺しや、下に隠れている煮物もとにかく抜群。
ドリンクメニューを。大瓶が770円なのでお安いですね。
会場食ではあるものの、こんな感じに仕切りがあるので、個室のような雰囲気。
あとから焼き魚も持ってきていただきました。
焼きたてを持ってきていただけるのは、本当にありがたいかぎり。
もちろん絶品。
最後に山形の名物である「芋煮」を持ってきていただきました。美味なのはもちろんのこと、山形に来て芋煮を食べられないのは残念なので、これは本当にありがたい!
見た目以上にボリュームも。
そして山形の美味しいお米を。
デザートはココナッツ。リーズナブルプランだったけど、かなりのボリューム。
かなり大食いの方以外は、このリーズナブルプランで十分なのではないかと。
あと、リーズナブルプランを用意してくれているのは本当にありがたくて、旅館の食事って基本多すぎるのでありがたい!
朝食も
朝食もまた美しい…。そして味も洗練されていて美味しい。
ご飯と、この鮭川村の名物であるキノコも絶品。このあたりってキノコが有名なんですよね。
そして最後にコーヒーを。
大満足といった朝食でした。
まとめ:羽根沢温泉「松葉荘」宿泊記ブログ
では最後に「こんな方におすすめ」をまとめつつ終わります。
- とろとろの美人の湯を求めて…
- オシャレで快適なところがいい
- 静かな温泉地が好き
- 美味しいものが食べたい
- コスパよく旅をしたい(かなりお値段以上かと)
チェックアウトして、ボクが車でこの温泉地を出るまで女将さんが笑顔でお見送りをしてくれました。
オシャレで、極上湯で、美食で、おもてなし…と、さすがに「泊まってよかった100%」になるのでは?
といった印象でした。
山形というと、「蔵王、銀山、上山、肘折、湯の浜」あたりが有名かな〜?と思うけど、こういった小さな温泉地の小さな宿の魅力も、ものすごいな〜と。
山形がさらに好きになるような旅をさせていただきました。
それではこのあたりで終わります。最後までありがとうございました!
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