僕は、この那須湯本温泉を愛しています。
その証拠に、10年ほど前にこの温泉にハマって以来もう30回は来ているかと思います。
今回は、その那須湯本温泉の魅力を徹底的にお伝えしていきますね!
那須湯本温泉ってどんなところ?
栃木県の那須温泉の一つで、観光地としての温泉、というより間違いなく湯治場。
泉質は、かなり強烈な酸性硫黄泉で、この街全体が硫黄の香りに包まれています。
癌の治療にくる方や、その他難病を治しにくる方も多くいらっしゃいます。
僕自身、アトピーに効果があるかな〜みたいな感じで2泊してみたことがここ惚れたきっかけ。
調子が良くなった今でも、とにかく何回でも行きたい!
「ちょっと体調が良くないな〜」みたいな時や「最近疲れているな〜」
みたいな時は、間違いなくこの温泉が思い浮かびます。
「鹿の湯」は最高の日帰り入浴施設
こちらは、冬に訪れた時の写真。
ここはとにかく有名なので、栃木県のガイドブックを見ればおそらく載っているかと思います。
休日は、特に混んでいるのでご注意を。
もし空いている時を狙うなら、平日の午前中がおすすめ。
鹿の湯のオススメな入り方
ここって、いろいろな温度の浴槽があるんです。(40度〜48度まで)
なんでかというと、なるべく熱い温度に入るための工夫。
「え、わざわざそんな熱い温泉に入らなくて良くない?」
って思うかもですが、確かに熱い温泉に入ったほうが気持ちが良いし、美肌効果もなぜか高かったんです。
ちなみにこの熱い温泉に入ることで「癌が治った」っていう霊験はこの温泉地にとにかくたくさんあるんです。
民宿街の宿の方にたくさんのお話を聞きました。
それから「かぶり湯」という作法があってこれは絶対にやった方が効果高いですよ。(約200回やるのが伝統)
鹿の湯の営業情報
- 営業時間:8:00~18:00
- 料金:500円(子供300円)
その他の日帰り入浴施設「小鹿の湯」
もし鹿の湯が芋洗い状態でイヤだったら、同じ源泉を使った「小鹿の湯」もオススメ。
場所は、鹿の湯から少し降って、民宿街をすぎたあたりにあります。
料金も鹿の湯と同じ500円でゆっくりと温泉に入ることができます。
詳しくは、下記の記事をどうぞ。
-
那須湯本温泉【小鹿の湯】日帰り入浴記ブログ「駐車場あり」
続きを見る
それでは民宿街の解説に。
那須湯本温泉の民宿街を解説
5つご紹介します。
この民宿街は、鹿の湯から徒歩2分圏内に全てあります。
そして僕自身は、今回ご紹介している民宿で新小松屋さん以外は、それぞれ2回以上宿泊しています。
この民宿街の共通点はというと‥
- 共同浴場「滝の湯」を利用する
- 2食付きで7000円程度〜
- 素朴な湯治宿、でも食事はどこもとにかく美味しい
このあたりは共通点です。
こちらは、民宿街に泊まれば必ず利用する共同浴場「滝の湯」。
中はこんな感じ!湯治場の風情がとにかく最高です!
それでは、それぞれの特徴をまとめてみますね!
小林館
こちらは、僕も初めて那須湯本温泉に来た時に宿泊した思い出の旅館。
それから3回ほどリピートで宿泊しています。
落ち着いた空間と地元の食材をふんだんに使った食事が最高で、「帰って来てもまたすぐに行きたくなってしまう」
そんな魅力に溢れた湯治宿です。
ネットでの口コミも高いところもポイントで、那須湯本温泉に行くならまず検討してみる価値のあるところ。
コスパ的にも2食付きで6800円と最安。
ブログを始めてからも宿泊してますので、宿泊記があります。
民宿松葉
僕はこちらには、一度だけ宿泊しています。
こちらは、共同浴場「滝の湯」のすぐ目の前。
といっても上記の小林館とも目と鼻の先。ほんの少しだけこちらの方が「滝の湯」に近い感じですね。
趣きは、小林館とも同じ印象で、「食事の美味しい湯治宿」という印象です。
ハッキリ言って那須湯本温泉でどこに宿泊しようか本当に迷ってしまいます。
ちなみに、一人泊でネットから予約をしようとしたら、この民宿松葉と小林館、田中屋の3つ。
どちらもとにかく口コミ評価が高いのも納得です。
次回、那須湯本に行ったらこの民宿松葉にリピートしようと考えています。
民宿田中屋
こちらにも2回ほど宿泊しています。
場所は、小林館のさらにちょっと上。と、それでも「滝の湯」までは1分とかからないのでご安心を。
小林館、松葉と比較すると、いくらかモダンな印象を受ける宿です。
建物の新しさは、那須湯本でピカイチ。
昔、僕が行った時はネットに情報がほとんどなかったけど、最近は楽天トラベルに登録されたようで情報が増えましたね。
食事も美味しくて、さらにちょっと高台にあるので部屋からの眺めも最高な思い出です。
そして楽天トラベルの口コミがものすごく高くて僕も一安心。笑
民芸の宿 藤田屋
この藤田屋さんにも3回ほど宿泊しています。
こちらは、本当にネットに情報が少ないけど、この玄関があまりにもカッコイイので宿泊してみました。
2食付きで7000円で最安レベル。そして嬉しいことにチェックインがなんと14時。
昔の湯治文化を現代に残している貴重な宿だと言えるかと思います。
食事は、どこも美味しい、美味しい、と言っていますが、ここもすごく美味しいです。笑
この民宿街はどこも本当に食事が美味しいのです。笑
場所も「滝の湯」まで20秒くらいかな。(この記事でご紹介している民宿は全て近いです)
公式サイトに電話番号が記載されているので、予約の際はそちらをご利用ください。
新小松屋
すみません、こちらは宿泊したことはないです!
昔は一人で宿泊できたけど、現在は二人以上でないと宿泊できないですね。
この民宿のポイントとしては、那須湯本ではめずらしく内湯があるということ。
外の「滝の湯」まで入りに行くのがめんどくさい!って方はここの一択かと思います。
また予約はじゃらんnetからのみ可能なのだけど、とにかくここも他の宿と同じように口コミ評価が高いのが印象的です。
きっと良い宿だと思います。
その他の民宿・旅館は?
その他にも3つくらい民宿があるけど、ネットに情報が少ないのでまだ宿泊していないです。
この民宿街からちょっと離れたところには、旅館タイプの宿もあるので、一応2つご紹介しておきます。
僕は、民宿に泊まって「滝の湯」に入りに行くのが大好きなので、宿泊はしてないです。
ただ目の前を通りすぎつつ、いつかは泊まってみたいなと思いつつ、民宿に泊まってしまっています。笑
それから、楽天トラベルやじゃらんnetで「那須湯本」と検索すると、鹿の湯の源泉とは違うところまで広範囲に出てきてしまうので、
もし泉質にこだわって那須湯本に行きたい場合は、この記事でご紹介した宿に宿泊することをオススメします。
では旅館タイプの2つの宿です。
中藤屋
こちらは、「鹿の湯」から徒歩2分ほど離れたところに。
なので、もちろん泉質は同じ酸性の硫黄泉。もちろん内湯ありです。
「民宿はヤダ!」って方はこちらを検討してみるのも良いかもです。
それから、こちらでも日帰り入浴が500円でできます。
喜久屋旅館
こちらも上記の中藤屋さんと同じようなところに。
旅館タイプが良い!って方で、那須湯本の温泉に入りたい方はこの2つを検討してみるのが良いかと思います。
そして、民宿と料金もほとんど変わらない。
さらに…那須湯本温泉の上
那須湯本温泉から、車で15分くらい上に上がると、有名な大丸温泉旅館や旅館ニューオオタカさんが。
連泊の場合、こちらも検討してみることがオススメです!
夏はさらに涼しく、お食事のレベルが高いです。
下記は、旅館ニューオオタカさんの宿泊記。
-
旅館ニューおおたか宿泊記ブログ「温泉と野菜の美味さに感動…」
続きを見る
那須湯本温泉を観光するならココ!
「観光」といっても1時間も歩けば、すぐにこの温泉街を一周することが可能です。
お土産屋さんも少ないし、観光客も少ないので、落ち着いて散策ができるのも魅力的。
何か神秘的な雰囲気のあるところなので、ぜひ散歩してみて貰いたいなっとは思います。
殺生石
こちらは「鹿の湯」から道を渡ったところにあります。
ま〜アクセスは行けば必ずわかると思いますので、省略しますね。
こんな木の道になってるんです。う〜ん神秘的というか、気持ち良い!というかって道で心は落ち着きます。笑
途中、お地蔵さんがたくさんいるんですよ。
いかにも湯治場って感じがしますね。
そしてこの道の終点が殺生石。
硫化水素ガスで植物も生えないけど、人間の体は健康にしてくれるんです。
不思議とここに来るとエネルギーが湧いてきます‥
この殺生石からすぐ隣には橋がかかっていて、ここを渡ると那須温泉神社。
那須温泉神社
途中、山道のようになっているけど、すぐ着くのでご安心を。
熊が出たこともあるみたいだけど、ま〜基本大丈夫でしょうね。
そして、那須温泉神社に到着。
温泉の効能がありすぎて、感謝の気持ちを伝えにきたくなってしまうものです。
この境内には、とてつもなく綺麗な松の木があって、こちらも見もの。
近くには、「生きる」と名付けられた御神木が。
いろいろなエネルギーを頂けるとのことで、僕もとにかくアトピーが酷くて参っていたときに、この木にエネルギーをいただいていました。
もし、湯治目的にこの温泉街を訪れるなら、ぜひ寄りたいスポットかと思います。
足湯
これは、神社から温泉街に戻る途中にあります。
もちろん「鹿の湯」の足湯。
殺菌効果の高い温泉なので、水虫の方はどうぞこちらへ!笑
お土産屋も少しだけ
こちらは、那須湯本のバス停。
この付近に少しだけお土産屋さんがあります。
それからこの目の前は駐車場。トイレもあるし、ここから「鹿の湯」に歩くのも便利ですよ。
アクセスは?
電車なら、黒磯の駅からバスで30分ほど。料金は830円
または、那須塩原の駅から50分。料金は、1020円
どちらも1時間に1本くらいと思っていただければ間違い無いです。
那須湯本のバス停からはすぐなので安心ですよ。
注意点としては、結構このあたりは坂道になっているので、バスを降りてから健脚でないと少しだけ厳しいかもです。
車の場合は、高速を降りて30分くらい。
これはナビで調べれば大丈夫かと思うので、省略しますね。
まとめ:那須湯本温泉を解説!「鹿の湯で日帰り入浴、民宿街そして観光!」
とにかく魅力的なところなので、少しでもこの魅力が伝わりましたら本当に嬉しく思います。
湯治場って本当に年齢層が高い印象だけど、ぜひ若い人にも行ってみてもらいたいな、と。
僕も今は30代だけど、20代の時から行っています。
今でもこの温泉地に来ると割と高い確率で最年少といった感じ。
実は先日、大学生の方から「湯治について調べてたらKOUさんのブログを発見しました!すごく参考になりました!」
とお褒めの言葉をいただいてすごく嬉しかったです。
それでは、こんな方に那須湯本温泉はオススメ!をまとめて終わりにしたいと思います。
こんな方はぜひ那須湯本温泉に行こう!!
- 最近ちょっとお疲れ気味
- 肌をとにかく綺麗にしたい!
- とにかく癒されたい
- 湯治文化に興味あり
- コスパ良く旅行がしたい!
こんな感じかな。
僕自身、この温泉地に敬意を持ちつつ、いつまでも通いたい温泉です。
素晴らしいところなので、ぜひ行ってみてください!
最後までお読みいただきありがとうございます!!
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