こんにちは、温泉オタクで「奇跡のかけ流し温泉」の著者のKOUです。
実はこの和泉屋さんは、過去に10回以上泊まったことがあるのです。
10年ほど前に、ボクがこの田沢温泉に惚れ込み、そのときに偶然見つけたのが、この和泉屋さん。
そして温泉好きの大叔母さんを一緒に連れてきたところ、ホントに気に入り「あそこにまた連れてってくれ」ということで、何度も来たのです。
そしてその大叔母さんが亡くなってしまったので、行きたいけど、なんとなく行きにくいなと渋っていたけど、今回思い切って再訪することに。
結論、やっぱり最高すぎる温泉宿だなと。
本当には温泉ブログを初めてから、まっさきに記事を書きたいと思っていた宿。
家族経営ほっこりと、とにかく最高な宿です。
現在、電話予約のみ(おそらく)(楽天トラベルにページあり)
2食付き11000円〜
田沢温泉「和泉屋旅館」さんにチェックイン
清潔感がビシッと清々しい。
人の良いご主人も元気そうで何より。チェックインが14時〜ということでアーリーチェックインなのも嬉しいかぎり。
さらにレイトチェックアウトの宿でもあるのです。
こういった宿って「あたり」が多いなと。このタイプの温泉宿はこちらの別記事で詳しくご紹介しています。
サクッと2階のお部屋へと。この田沢温泉は自然も多くていい感じ。
とはいえ山奥というわけでもないので、ボクが実際にやったとおり、年配の方を招待するのにもオススメかな〜と。
「和泉屋旅館」さんのお部屋へ「清潔で静か。間違いなくお値段以上」
部屋も完璧な清潔感で。
お手洗いと洗面所もしっかり部屋に完備。
お茶菓子など。お菓子は昔「沓掛銘菓」というところの和菓子だったけど、こちらの手作りクッキーに変わったのだとか。
これも絶品。
広縁はこの感じで、
景色は長野の原風景といった感じ。左に見えるのが島崎藤村が逗留したことでも有名な「ますや旅館」さん。
そして右に少しだけ見えるのが共同浴場「有乳湯(うちゆ)」
アメニティもフル完備。そしてパリッと清潔。
では温泉へと。
「和泉屋旅館」さんの温泉「飲めるドバドバ極上湯。やはり最高すぎる…」
温泉は夜は23時半まで。そして朝は6時〜。と時間が長いのも魅力。
オーバーフローしまくっていて、温泉好きなら1秒で「名湯!」とわかるレベル。
浴槽が小さいのも魅力で、鮮度も最高レベル。
この温泉の鮮度について詳しくは、Kindle本「奇跡のかけ流し温泉」の方で書いています。(400円またはKindleUnlimitedで無料)
シャワーも完備。
そして露天風呂。
同じくドバドバとかけ流しで、オーバーフローもたっぷりと。
温泉は、すぐ近くの共同浴場「有乳湯」よりも、少し離れたところにある温泉地「沓掛温泉」の方が似ているかな。
温度も、沓掛温泉に近く37度くらい。
つまり永遠に入っていられるような温泉で、入っているとカラダがふわふわとして天国そのもの。
湯の花も特徴的で、ゼリー状なのも沓掛温泉とそっくりだな〜と。
とにかく全国屈指の名湯だと思います。
飲泉OK=極上湯
このとおり、和泉屋さんの目の前には温泉の飲める飲泉所があるのです。
ご主人に「飲泉所だけでなく、浴槽の温泉も飲んで大丈夫ですよね?」とお聞きしてみたところ、許可をとっているのが、この飲泉所というだけで、浴槽の温泉を飲んでも大丈夫とのことです。
とはいえ許可はとっていないので自己責任で…。ボクはもちろんガブガブ飲みます!笑
成分表など
こちらをサクッとまとめます。
- 泉質: 単純温泉(低張性弱アルカリ性泉)
- 泉温:39.8度
- ph:8.4(弱アルカリ性)
- かけ流し、循環なし、加水なし、加温なし、消毒なしのパーフェクト温泉。さらに飲泉OK
「飲泉OK」というだけで、パーフェクト温泉は当たり前ではありますね!
「和泉屋旅館」さんのお食事「鯉料理が絶品。ボリュームもたっぷりと」
お食事はこちらの個室で。外の自然が見えるのもまたいい感じ。
はじめにご用意いただいたのがこちら。地元の野菜とのことで、かなりの美味。ご主人はイタリアンで修行をされたのだとか。
お酒のメニュー。
そして鯉の甘露煮。僕の大叔母さんも、これに惚れて何度も来ることに。
実際、常連さんで、これを目当てに来る人も多いのだとか。
量もすごいし、これ以上美味しいの甘露煮は食べたことないです。
しばらくすると、冷たいコーンスープを。こちらも見た目のとおり感動レベル。
そして鯉のあらいを。佐久鯉という鯉らしく、生臭さなどは一切なく、素晴らしく美味。
箸休め的に、トマトのサラダ。
焼きたての厚揚げ。これも抜群な美味しさ。
そして長野らしく、キノコの入ったお蕎麦。不思議だけど長野って蕎麦がとんでもなく美味しいですね。
そしてツヤツヤのご飯、自家製の漬物、そして鯉で出汁をとったすまし汁。全てもちろん美味。
最後に自家製のアイスクリーム。自家製のアイスってとんでもない美味しさだと思ってます…。
朝食も
すべて自家製とのことで、心がほっこりとする朝食。
食事目当てに来る常連さんが多いのも納得で、ボリュームもかなりたっぷりとあるので、大食いの方でもかなり満足できるかと。
田沢温泉「和泉屋旅館」さんアクセス情報など
項目 | 詳細情報 |
---|---|
住所 | 〒386-1601 長野県小県郡青木村田沢2695 |
電話番号 | 0268-49-2017 |
チェックイン | 14:00から |
チェックアウト | 11:00まで |
駐車場 | 10台無料(部屋が少ないので余裕) |
お車を利用(基本的に、車の方がだんぜんアクセスが良い印象です)
- 東京から: 練馬から関越自動車道を通り、藤岡JCTで上信越自動車道に入り、上田ICから一般道で約17km(約30分)。
- 名古屋から: 中央自動車道を通り、岡谷JCTで長野自動車道に入り、麻績ICから一般道で約18km(約30分)。
列車を利用
- 東京から: 東京駅から北陸新幹線「あさま」で約1時間30分、上田駅からバスで青木行き(約30分)、青木バス停から送迎で約5分。
- 名古屋から: 名古屋駅から中央西線「しなの」で約3時間、長野駅で新幹線「あさま」に乗り換え約10分、上田駅からバスで約30分、青木バス停から送迎で約5分。
まとめ:田沢温泉「和泉屋旅館」宿泊記ブログ
おそらく7、8年ぶりの再訪だったけど、改めて「神宿」だな〜と。(上記は和泉屋さんのすぐ目の前の共同浴場「有乳湯」こちらも泉質が少し違うのでオススメ!300円です)
やはり自信をもってたくさんの方にご紹介したいところ。
そして田沢温泉は「夏以外の方が…」と思っていたのだけど、夏も最高でした…笑
ある程度、涼しいし、温泉は無限に入れるような温度。
冬も寒すぎないので、いつ来ても天国だと思います!
それでは最後に「こんな方におすすめ」をまとめつつ終わります。
- 鯉料理、大好き!!
- ぬる湯、パーフェクトなかけ流し大好き!
- 静かな温泉地が好き
- イメージ18000円くらいの宿に感じるかな
- ひとり旅、カップル、ファミリー、グループすべて快適だと思います
それでは終わります。最後までありがとうございました!
現在、電話予約のみ(おそらく)
» 田沢温泉 和泉屋旅館 公式サイト(楽天トラベルにページあり)
下記の「穴場の温泉」記事にも「和泉屋」さんを加えました。
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すごい「穴場」の温泉宿をまとめました「安い・一人旅もOK!」
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