先日、北海道の上富良野にある、十勝岳温泉「凌雲閣」にこもっていました!
こちらは、北海道で一番、標高の高い温泉で、さらに絶景の露天風呂、「雲海」が見えることでも有名です!
「え、めっちゃ寒そう〜」と、正解です。笑
とはいえ、さすがは北海道で、室内の暖房はとにかく完璧!
ハッキリ東京よりも、あったかいですよ!
そして、温泉は掛け流しの名湯で、超オススメ温泉なので、さっそくご紹介していきますね!
「2021年の泊って良かった温泉宿ランキング」にもランクイン!
(旅館プラン15000円程度〜、この記事は「湯治プラン」というもので宿泊。現在はこの湯治プランはないようです。)
十勝岳温泉【凌雲閣】宿泊記ブログ「絶景の名湯!」
上富良野の駅から向かいます!
上富良野、寒いです…。そしてここまでのアクセスもかなりヘビー。
記事の後半で、凌雲閣までのアクセス方法は解説してます!
ちなみにこの上富良野駅から「凌雲閣」へは、市営のバスで40分ほど。
(バスの中は、TシャツでOK!というくらいに暖かい!一緒に乗り込んだ青年は、一言目に「アツ!」って言ってました。笑)
凌雲閣に到着!
上富良野の駅前は、サラっと雪があるくらいだけど、この凌雲閣の周辺は、完全な雪景色!(12月の上旬です)
宿の人に聞いたけど、なんと寒い時は、氷点下30度くらいになることもあるのだとか!
(しかし、リアルにTシャツで行っても大丈夫なくらいに、この辺りの暖房は完璧です)
こちらはロビー。
お土産も少々。
というわけで、チェックインして部屋へと向かいました!
凌雲閣の部屋の様子は?「ポカポカでした」
こちらは廊下。「廊下は寒い?」というと、とにかく暖かい!
そしてこちらがお部屋。(僕は湯治の2泊プランできましたので、この宿で一番小さなお部屋です)
部屋には、テレビ、冷蔵庫、そしてアメニティは、湯治プランでもフル完備。
そしてお茶請けは「おまんじゅう」で、ほうじ茶が用意されてました。
こちらは暖房となぜか扇風機。笑
洗面所とトイレは、部屋からすぐのところに。
寝る時や、トイレ、洗面所、いつでもあたたかい
結論、なぜか暖房を切っても暖かったです!(そうでないと凍死するかもですしね笑)
そして洗面所に行こうと、トイレに行こうと、1秒でも「寒い」とか「冷たい」と感じたことはなかったです。
これだけ外は極寒なのに、ホントすごいですね!
夕食は食堂で!「2泊してました…」
部屋は2階で、食堂は1階、そして温泉は地下にありました。
僕は、繰り返しになるけど、僕は湯治プランの食事でしたので、普通のプランでしたらもう少し豪華だと思います。
では、、
お刺身と、数の子。
お酒もいろいろとあったけど、北海道限定のビールがオススメとのことなので、一緒にいただきます。
そして、このサッポロビールだけど「ものすごくうまい!」いや、普通のサッポロビールと全く違うのだが。笑
続いて、焼き魚を。
メインは、この地元の豚肉。確かにすごく美味しかったですよ!
そしてご飯とお味噌汁を最後に。と、これで終わりなので、やはり一般的な旅館からすると、湯治プランなので、やや少なめですね。
とはいえ、お肉もしっかりとあって「足りない」という感じではなかったです。
大食いの方は、もしかしたら軽食を持っていくのもアリかもですね。
では次の日の朝食です!
夕食より豪華じゃない?というくらい、ボリュームもしっかりと。
ご飯、お味噌汁、卵、納豆、さらにジュース、コーヒーなどはバイキング形式でした。
そしてそして、、この湯治プラン、なんと昼食も付くんです!
「どんな昼食だろう??」と思いつつ、食堂に向かうと、
「山菜そば」でした!
次の日の夕食は、前の日と似たもので、
こんな感じ!少しずつ変化があるので、「飽きる」ということは、全くなかったです!
相変わらず、この地元の豚肉が特に美味しい!
次の日の朝食は、、
完全に全てがバイキング!
どうやら前の日は、人数が少なかったため、バイキングでなかったようですね。
凌雲閣と言えば「雲海」
いや、僕は知らなかったんですよ!
朝食を食べていたら、宿の方に「雲海が見えますね〜」と。
「雲海?何それ?」という感じだったけど、朝食を食べていたら、バッチリと見えました!
外に出て、撮影したらもっと綺麗に撮影できたかも…。とにかく美しい景色を見つつ、いただく朝食は最高すぎます。
デロンギのコーヒーも飲める
デロンギのコーヒーって美味しいですよね!しかも凌雲閣って、宿に流れる水の全てが天然水なんです。
「山の湧き水コーヒー」って書かれてあるけど、めっちゃ美味しかったですよ!
白銀荘で日帰り入浴!
さらに連泊でしたので「近くの白銀荘の露天風呂は素晴らしいですよ!」
と声をかけていただき、車で送っていただきました。(10分ほど。無料送迎です)
こちらも、全てが掛け流しで、サウナも完備してあるところ。
泉質は、弱酸性の硫酸塩・塩化物泉。(凌雲閣の温泉にやや似ているけど、違う源泉です)
凌雲閣の温泉「絶景にして、類まれな名湯!」
スミマセン、遅くなりましたが、ようやくここから凌雲閣の温泉についてです!
こちらは内湯。
もう一つの内湯。
やや色が違うように見えるかもだけど、その時々によって、色が変化していましたね。
そしてこちらの小さい浴槽は、源泉が違います。(酸性泉で30度ないくらいの冷泉)
そして露天風呂!
もう一つの露天風呂。
凌雲閣の泉質について
成分表はなかったので、パンフレットや公式サイトを参考にしつつまとめました。
- 全て、掛け流し、循環なし、加温なし、加水なしのパーフェクト
- 源泉は2種類
- 色のあるものは「鉄分をたっぷり含む、カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉」
- 小さい浴槽は「酸性冷鉱泉」
普通、この色だと「含鉄泉?」って思いますよね?
ところが、この見た目でなんと、カルシウムを含む硫酸塩泉なんです!
これって北海道の療養温泉の特徴ですね。
僕の愛用している「湯の花」で「ひめの華」というものがあるけど、これも同じような泉質。
自宅で「凌雲閣」と同じ泉質を試したいなら、「ひめの華」を試してみると良いですよ!
下記の記事も参考になると思います。
-
北海道「二股温泉」の湯の華【ひめの華】をレビュー「アトピーにも効果あり」
続きを見る
凌雲閣の温泉に入ってみた感想!
素晴らしい!ことは、何も言わずとも伝わると思いますので、具体的にまとめてみました!
- 成分が濃く、体にまとわりつくような感じ
- 冷鉱泉との交互浴がとにかく気持ちいい
- 絶景の露天風呂が最高すぎる…(言うまでもないかと笑)
- 白いタオルもあっという間に茶色に。笑
- 酸性泉は、福島の秘湯「微温湯温泉」に似ている
最高の硫酸塩泉と、最高の酸性冷鉱泉の交互浴ができるわけです。
最高すぎますよね……。
しかもサウナもあって、水風呂の代わりに、この冷鉱泉に入ることも可能です。
しつこいけど、ホント最高。笑
オススメのにごり湯の記事でもご紹介してます!
-
行って良かった!オススメ「にごり湯」の温泉宿ランキング
続きを見る
凌雲閣に行くなら「連泊」がオススメ!
理由は3つ。
- アクセスが悪い(いや、そこが良い!?)
- 連泊のプランがある(湯治プラン)
- 雪山に「こもる」感じが最高…
温泉に入りつつ、雪を眺めつつ、のんびりと過ごすのは、イヤ最高すぎますよ!
連泊しないと「白銀荘」に日帰りもしにくいという点でも、連泊がオススメ。
そしてアクセスが悪い、、というか富良野の山奥ゆえに注意点があるので、ここからはアクセス方法についてまとめました。
十勝岳温泉【凌雲閣】「アクセス方法について」
冬に車で行く場合はかなり注意して!
上記の通り、完全な雪国です。
しかも、先ほどお伝えした通り、マイナス30度になることもあるほどの、極寒の地。
宿の方とお話ししていたら「子供の頃は、マイナス30度になると、学校が休みになって喜んでました!」と。
このレベルなので、レンタカーを借りつつ、というのはかなり注意が必要です。
ちなみに僕が、来た2021年12月の上旬は気温が0度前後といった感じで、「すごい寒い」という感じはしなかったです。
新千歳空港?それとも旭川空港?
結論は
- コスパ重視:新千歳→札幌駅からバス(2500円)で富良野駅→電車で上富良野駅→上富良野駅からバス
- 行きやすさ重視:旭川空港→電車で上富良野駅→同じくバスで凌雲閣へ
こんな感じです。
時間は、新千歳空港を使うと、約3時間ほど時間がかかる感じです。(札幌〜上富良野駅は電車だと値段は倍だけど、時間は速いです)
ちなみに僕は、札幌でも宿泊してこともあって、新千歳空港を利用です。
新千歳空港を利用すると「安い」理由は、もちろんLCC(格安航空)が使えるため。(飛行機の値段は3倍くらい変わります)
必要な情報をまとめました
格安航空券は5000円程度〜、下記の記事では最も安い飛行機を探すための記事になっています。
ぜひ参考にしてみてください!
-
国内線航空券「比較サイト」をさらに比較!【オススメあり】
続きを見る
あとの詳しい、電車の時刻などはググりつつお願いいたします!笑
まとめ:十勝岳温泉【凌雲閣】宿泊記ブログ
「連泊が良さそうだな…」と思いますよね??
僕は「あ〜連泊で良かった」と本気で思いましたよ!
さすがに1泊だと、日程がヘビーすぎかもです…。
では最後に「こんな方にオススメ!」をまとめて終わりにしますね!
- 北海道の名湯を探している!
- 絶景の露天風呂が大好き!
- 温泉の質にはこだわりがある!
- ストレス解消したい!
- 雪山にのんびりこもりたい…
- 湯治の効果がある温泉を探している!
- 一人旅OK!ファミリーOK!カップルOK!
こんな感じになりました!
素晴らしい思い出になることは確かです!
ぜひ時間をとって、出かけてみてください!
【僕が凌雲閣に興味を持ったのは、下記の記事で紹介している「秘湯・古湯100」のシリーズで毎回紹介されているためです】
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もう一度行きたい【秘湯・古湯100】をレビュー!「オススメ!」
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【保存版】泊まって良かった温泉宿の一覧!【ブログ記事へのリンクあり】
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