こんにちは、温泉オタクのKOUです。
先日「日本最古」とも言われ、日本三古湯の1つでもある道後温泉に滞在してました。
道後温泉について、いろいろと調べていると「道後温泉はショボイ」という口コミがネット上に多い…笑
日本中の温泉を駆け巡る温泉オタクのボク的には、「そんなことないけどな〜」という感じだったので、道後温泉の魅力をまとめてみました!
「道後温泉、しょぼそうだからやめておこうかな…」という方の参考になれば幸いです。笑
道後温泉『しょぼい』ではない5つの理由
1. 道後温泉「温泉のクオリティ」をキープ
こちらは有名な「道後温泉本館」
たしかにスーパー銭湯などに慣れていたら「浴槽が小さい、狭い、設備が整ってない、サウナもない…」といった感想になるかもです。
しかし温泉オタク的には、「浴槽が小さい」=「鮮度高い」と逆にいいなと。
こちらは「道後温泉本館」の成分表
実はこれだけの観光名所で、このレベルの温泉をキープできるのは、かなりすごいことだと思ってます。
ポイントは、
- 掛け流し、循環なし
- 加水・加温なし
「消毒なし」だとさらに昔ながらの温泉を味わえて良いけれど、そこは観光名所。
カラダを流さず入ってしまう外人さんも多いらしいので、そこは仕方のないことですね。
ちなみに道後温泉本館より、さらにハイクオリティな温泉に入るなら、すぐ近くの「常盤荘」さん(ブログ)に宿泊がオススメ。
加水・加温がいらないのは、源泉温度がちょうど良いから
道後温泉の源泉温度は、48度ほど。(複数の源泉をブレンド)
つまり温泉が湧いて、これを浴槽にためると、ピッタリの温度になるという神がかった温泉なのです。
全国的にも似た温泉はいくつかあって、有名なところだと静岡の伊東温泉は同じようなタイプ。
別記事で「伊東温泉5つの魅力」を書いていて、合わせて読んでいただくと、より道後温泉の凄さがわかるかもです…。
こんな理由もあって、道後温泉本館のお湯は鮮度が高く、オーバーフロー(浴槽からあふれる温泉)もドバドバと。
驚くほどに温泉があふれかえってました!
3つの外湯【温泉レベルの比較】
道後温泉には、「道後温泉本館、椿の湯、飛鳥乃湯泉」という3つの外湯が。
すべて、掛け流しで「加水・加温なし、循環なし、消毒あり」というのは共通点。
とはいえボクの体感としては、下記のとおり。
施設名 | 鮮度 | 消毒臭の有無 |
---|---|---|
道後温泉本館 | すごく高い | なし |
椿の湯 | 高い | なし |
飛鳥乃湯泉 | 高い | あり |
こんなイメージでした。
これには道後温泉本館の「浴槽の小ささ」が関係しているのかな?と。
温泉を鮮度高くキープできるから「消毒は少なめで大丈夫」ということだと思います。
2. 道後温泉の規模はちょうどよい「しょぼくない」
道後温泉って、ほかの有名な温泉地「別府温泉」などに比べたら確かに小さい…
もし別府温泉に慣れている人からしたら「しょぼい…がっかり…」となってしまいそうですね。
しかしこの規模にも魅力を感じました。
理由は、「賑わいすぎていなくて落ち着く」「ひとり旅もしやすい」という理由。
もし3泊とかするなら「ちょっと飽きてしまうかも…」という感じがするけど、
- 1日目:道後温泉を観光
- 2日目:道後温泉の周辺を観光
という感じで、サクッと旅をするのにもちょうど良いなと。
3. 観光名所、見どころも意外と多い
道後温泉の見どころと言えば、
- 3つの外湯(本館、椿、飛鳥)
- 坊ちゃんカラクリ時計(上記の写真)
- 子規記念博物館
- 道後公園(湯築城跡)
- 円満寺、宝巌寺、伊佐爾波神社
個人的に、道後公園(湯築城跡)はすごく良かったです。
無料なのに、親切なおじいちゃんが色々と案内までしてくれて、折り紙までいただきました。
群馬の有名な温泉地「草津温泉」は「やることない!」と言われたりもしているけど、道後温泉はそれよりもグッとやることがたくさんあるなと。
» 別記事【草津温泉 やることない!を解決できる記事】も書いてます。
あと「湯神社」も清々しく、良いところでした!(場所は「道後温泉本館」の上あたり)
道後温泉には、意外とパワースポットも多いなと。
ちなみにお気に入りの名著「パワースポット温泉」によると、道後温泉は人間関係に関する運気を上げる効果があるのだとか。
人間関係に悩んだらぜひ道後温泉へ!笑
道後温泉の周辺も観光名所が充実…
とりあえず、
街に路面電車が走っているだけで、東京の人間にとっては見どころかと…笑
さらに有名な観光名所「松山城」へも、道後温泉からは徒歩25分で、路面電車なら10分ほど。(Googleマップ)
江戸時代以前に造られた城は全部で「12」だけで、国の重要文化財に指定されているとのこと。
4. 道後温泉のグルメレベルは高い
道後温泉は、グルメのレベルも高く、温泉地ゆえ「割高!」ということもなく、コスパも良い印象でした。
いくつか個人的に「これは美味い!」「コスパ良い」と思ったものをいくつか…
こちらは道後温泉の名物でもある「鍋焼きうどん」で、「manmam(まんま)」さんというお店。
家庭的な味で、身も心もほっこりとする感じ。750円。
こちらは、伊予食堂「おとら」さんでいただいた道後名物の「鯛めし」。
同じく松山空港でいただいた「鯛めし」。
道後温泉の周辺の「鯛」は名物だけあってか、臭みはなくプリッとして、すごく美味しいなと。
さらに松山城の近く「車井戸」さんというお店でいただいた「かやくうどん」。
こちらはなんと400円!優しいお味で、雰囲気も良いお店。「関東では食べられないな〜」と。
5. 道後温泉へアクセスが良いのも魅力
道後温泉は、松山空港から直行リムジンバスで40分。950円。
例えば別府温泉と比較すると、大分空港から別府駅までは53分で、1600円。
「たった13分…」という感じだけども、なんとなくアクセスの良さを感じます。
さらに松山駅から路面電車を使ってもOK。
アクセスの幅が広いのも道後温泉の魅力だと思ってます!
番外編:道後温泉から7キロのところに「穴場」の温泉あり
こちらは「権現山荘」さんという一軒宿の温泉宿。
道後温泉から約7キロのところの高台にあって、四国でもトップクラスの泉質を誇る温泉が湧いています。
もし道後温泉の観光に飽きてしまったり、道後温泉の周辺の素朴な雰囲気を体感したいなら、かなりオススメ。
さらにすごいのは、かなりクオリティの高いお食事が部屋食で、2食付き1万円程度〜
詳しくは「権現山荘 宿泊記ブログ」の方に。
まとめ:道後温泉は『しょぼい』ではなかった…
日本でトップクラスに歴史が長い温泉地だけあって、魅力的な温泉地でした。
「しょぼい…」と言うのは、やはり誤解だと思います。笑
では「しょぼい」ではないことの「まとめ」を。
- 温泉のクオリティが高い→掛け流し、循環なし、加温・加水なし(外湯の情報)
- 道後温泉の規模はちょうど良い
- 観光名所、見どころも多い
- 道後温泉のグルメレベルは高い、コスパも良い
- 道後温泉はアクセスも良好
- 番外:穴場の温泉あり
こんなイメージでした!
「まっぷる」も役にたつ(無料)
「まっぷる」などのガイドブックもやっぱり役に立ちますね。
AmazonのKindleUnlimitedでしたら無料で読めるので、読むなら「まっぷる」がオススメ。(無料体験あり。いつでも解約OK)
それでは終わりです。最後までありがとうございました!