こんにちは、温泉オタクのKOUです。
燕温泉の「花文」さんに宿泊していました。
「極上湯…」ということは知っていたけど、間違いなく想像以上の温泉で、標高が1180メートルということで、清々しく真夏でもとにかく涼しい。
比較してみたところ東京よりも12度低いことが多かったです。
温泉の美しさ、空気のキレイさがあいまって本当に天国的なところ。「日本にこんな素晴らしいところがあるんだな」といったイメージ。
2食付き16000円程度〜
燕温泉「花文」さんにチェックイン
腰の低い、目のキラキラな若旦那さん?に案内していただきました。
到着の直前までは、車でクーラーをかけても暑いほどだったけど、この周辺は霧が出ていて気温も驚くほど涼しい。
昼間は本当に爽やかさのかたまりのようなイメージで、夜は「寒い」くらいかな。
東京は34度だったけど、こちらは22度。爽やかなわけですね!
チェックインの時に「追加オプションがあれば」とのことだったけど、ある程度大食いでないとキツイかな。
ざる蕎麦が人気とのことで、ボクも注文したかったけど、少食なのでやめておくことに。(普通の人にはかなりのボリュームになってしまうかと)
部屋へと。「ホテル」ではあるけれど、かなりの山奥で、しかも年季が入っているのでイメージは「山小屋」だと来てからの後悔などはないかもです。
それでは部屋にチェックイン!
「花文」さんのお部屋へ
いい感じに落ち着くお部屋。
窓の外が白くなっているけど、もちろん「霧」で、外を眺めると、
このとおり。清々しさは伝わるかもですね。
滞在中は、ほぼこの霧で、朝、一時的に晴れている時がありました。
こんな感じ。空気が良すぎるなと。笑
チェックアウトする時も、あまりの気持ちよさに「連泊したい…」と思ってしまったほど。
アメニティなどはこのとおりフル完備。テレビ小さめの扇風機あり。(とはいえ扇風機が必要ないほど涼しい)
お茶菓子など。
部屋にお手洗いと洗面所が完備。ウォシュレットタイプではないけれど、清潔でした。
ドリンク類などは、
こんな感じに売られていました。値段も手頃。
また、
こだわりのアイスがあって、コーヒーは宿泊者はいつでも飲んでOKとのこと。
建物の外観は、かなり年季が入っているようにも見えるけど、中はかなり快適だと思いました。
「花文」さんの温泉「飲める。効き目のすごい極上湯」
温泉へと。
ルックスからして「極上湯」だけど…笑。本当に極上湯。
コップが置いてあって、もちろん飲泉もOK。
温泉は飲んでみるとそれほどクセはない感じ。入った感想としては、
- あったまる前に心臓バクバクする…
- 汗が吹き出す
- 汗が止まらない…
こんなイメージで「さすがは天下の名湯」といった感じでした。
ボクの体感としては、草津温泉で熱いお湯に入った時以上に汗が止まらないので、三朝温泉の「桶屋」さんのラジウム温泉を思い出すほどでした。
湯上がりは「肌がもったり」とする感じもあって、驚くほど美肌効果もあり。
さらに24時間いつでも温泉に入れるのも魅力。
かなり強烈な温泉なので、夜ものんびり入る場合は「お酒を飲まない」というも良いかな?と思ったほどでした。
女性用は露天風呂あり
こちらは女性用の大浴場。
そして露天風呂。かなり汗の出る温泉なので、女性の方が有利かな?朝の7〜9時は男性ようなのだけど、ここでしばらく入っていると湯あたりするほどでした。
歩いていける「無料」の露天風呂!
こちらは宿の前の案内図。現在は黄金の湯だけオープンしてました。
霧の中を進んで…
もう少しやばい感じかな?と思いきや意外と歩きやすい。
「熊は出ないかな?」ということで若旦那さんに聞いてみたところ「鈴などをつけなくても、クマが出たことは一度もない」とのことでした。安心のお言葉ですね。
そして到着。男女別になっていて、到着した時には2名先客がいて、みなさん花文さんに泊まっているらしい。
お湯自体は、花文さんよりも湧出量が少なめなせいか、極上湯であるものの、花文さんには負けるかなといったクオリティ。
しかしこのロケーションは「日本に生まれてよかった!」と思えるほどで、魅力はたっぷりですね。
成分表など
この花文さんのものをまとめてみます。
項目 | 詳細 |
---|---|
温泉名 | 中条村公衆浴場 殿様湯 |
湧出地 | 新潟県村上市山北町大毎字福見山 2343-甲番地 |
泉質 | カルシウム-ナトリウム-マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉 (低張性中性高温泉) |
湧出量 | 毎分53.5リットル |
知覚的試験 | 無色透明、無味、微硫化水素臭 |
pH値 | 7.3 |
温度 | 52.2℃ |
溶存物質総量 | 1,225 mg/kg |
成分総計 | 1,320 mg/kg |
ChatGPTに「上記の写真をまとめて」とお願いしたら、こんな感じにまとめてもらえました…笑
最近のAIはホントすごいです。
「花文」さんのお食事
まずこちらをご用意いただきました。山の野菜が美味しい懐石のようなイメージかな。
バーニャカウダー、ニンニクがほどよくきいていて美味しい。
そのほかの小鉢など。やっぱり地元の野菜、山菜がたっぷりとあるのが嬉しいところ。
このあたりはもともと「湯治の文化」があったので、そのなごりなのかな〜と。
山菜は特に感動レベルに美味い。
お酒のメニューは、
こんな感じ。
冷酒、鮎政宗550円をお願いしたけど、思っているよりたっぷりと。キリッとしてクセがなく美味しい。
Amazonで「鮎政宗」を買うこともできるけど、わりと高めのお酒。かなり花文さんコスパもよく感じました。
続いて、豚のロースト。一品ずつ最高の状態で持ってきていただけるのは、ありがたいかぎり。
続いて変わった料理で、車麩を揚げたもの。はじめて食べたけど、美味しいものですね。
夕顔を煮て、冷製にしたもの。会場食なので、ほかの人の声が聞こえてくるけど、この夕顔がみなさんすごく美味しいと。
たしかに、めったに食べることのできないお味で絶品。血がキレイになってくるイメージ。
季節の天ぷら。地元の野菜が中心で、どう考えても絶品。
ひとくち十割蕎麦。これを普通のもりそばでお願いすることもできるようです。とはいえかなり大食いでないと、とても食べられる量ではないです…。
田舎そばの感じでいい感じ。
ご飯とタケノコ汁。ご飯は安定のクオリティで、タコノコ汁は普段食べないこともあって感動しました。
最後にトマトのデザート。最後まで野菜がたっぷりで健康的なのが嬉しいかぎり。
かなり量があったけど、胃がスッキリとしているのは、野菜をたっぷり使ってくれているから。
このトマトもかなりの絶品でした。
朝食も
紫蘇の葉のジュースはセルフで、そのほかはご用意いただきました。
朝食はプチバイキングスタイル。
なんとなく取って、
自家製の梅干しがかなりの絶品。そのほかやっぱり野菜が美味しいなと。
もちろんご飯とお味噌汁も。
「健康的で美味しい」といった感じで、胃腸がお疲れの方にもオススメかなと。
燕温泉「ホテル花文」さんのアクセス情報など【裏ワザあり!】
項目 | 詳細情報 |
---|---|
住所 | 新潟県妙高市燕温泉 |
車でのアクセス | 妙高高原ICより車で30分 |
公共交通機関 | JR長野新幹線経由信越本線関山駅下車、バスで20分 |
バス時刻 | 関山駅発13時半頃、15時半頃、17時半頃(正確な時間は頸南バスに確認) |
駐車場 | 14台、無料、予約不要 |
冬季の注意 | 11月〜4月はスタッドレスタイヤ推奨、チェーンも用意 |
個人的「裏ワザ的」なアクセス方法(車)「関越、湯沢インターを使う」
普通に妙高高原ICを使って向かうのも良いけれど、個人的に関越を使って湯沢インターから燕温泉に向かうのもすごく良いと思いました。
というのも、湯沢インター〜燕温泉までは一般道だけど、景色がよく、さらに「信号がほぼない」という素晴らしい道。
あと有名な温泉である「野沢温泉」にも寄り道しやすいというのもメリット。
まとめ:燕温泉「ホテル花文」宿泊記ブログ「かなり幸福度高い宿」
この燕温泉「花文」さんに来て思ったことは、空気のキレイさ、極上すぎる温泉、年季が入っても心地の良い空間…と「かなり幸福度が高い」という印象でした。
雲に近いこともあって、なんとなく天国的なイメージ。
常連さんと温泉でお話ししたけど、とにかくリピートしたくなるのだとか。
ボクも帰る時になって、まったく同じような気持ちに。不思議とまた来たくなる素晴らしい宿でした。
それではサクッと「こんな方におすすめ」もまとめつつ終わります。
- 真夏の避暑に
- 秋〜春もそれぞれすごく良いらしい(常連さん)
- 飲泉OKな極上かけ流しが好き
- 癒しを求めて、湯治目的
- ひとり旅、カップル、ファミリーOK
ボクが泊まった時も、若い男性のひとり旅、カップル。年配のご夫婦、ファミリーがいらっしゃいました。
「ひとり旅の難易度高い?」というと、低くもないけど、にぎやか宿でもないので、居心地の悪さはほぼないと思います。
ちなみにボクは慣れすぎていることもあって、快適そのもの。
それでは少しでも旅の参考になれば幸いです。
最後までありがとうございました!