先日、伊東温泉にあるケイズハウスに宿泊してきました。
ここは国の登録有形文化財に指定されています。外国人向けのホステルかな〜とかってに思って今まで宿泊をしていなかったのだけど、イヤいい意味で驚かされました。
はっきり言ってゲストハウスの名だけど中は高級旅館ではありませんか!
もちろん自分で布団を敷いたり、食事は素泊まりオンリーだったりするのでもちろんゲストハウスです。(ドミトリーもありますしね)
そして、このブログでご紹介する以上温泉の質については僕が自信を持って保証します。(いわゆるドバドバ掛け流しで消毒、循環のない素晴らしい温泉です。)
建物は大正末期に建てられたので鬼滅の刃ファンにもピッタリ!(僕も最近ファンになったのです笑)
ではさっそくご紹介していきます。
伊東温泉【ケイズハウス】宿泊記ブログ
こちらは、反対から撮った写真。とにかくどこから見ても絵になるな〜と。大正時代に建てられたものだけど、もはや芸術作品ですね。
こういう旅館とかゲストハウスって、中がめちゃくちゃぼろくて汚いか、しっかり管理されていてすごく美しいかのどちらかになりがちかと。笑
ちなみにここケイズハウスははっきりと後者。とにかく中は美しく管理されていて高級な老舗旅館と変わらないレベル。
昔は「いな葉」という名の老舗旅館だったそうです。ご主人とお話したところゲストハウスになって10年目なんだとか。
上記の扉を開けてチェックイン。ご主人にいろいろ案内していただき部屋に向かいました。
おっと、部屋は3階だぞ。(もちろんすべて階段。高齢の方とかには向かないかもですね)
伊東温泉【ケイズハウス】部屋の様子
日本の古き良き文化が。すごく丁寧に管理されていて汚い感じなんてみじんもないです。とにかくピカピカでイメージとしては、お城を見学した時と同じような印象です。
部屋の中ももちろんピカピカ。
テレビや浴衣、歯ブラシなどはないです。楽天トラベルで予約をしたのだけど「寝るだけで大丈夫な方向け」って書いてあって正直ドキドキしていたけど「これは老舗旅館ではないか」と。
窓からの風景はというとこんな感じ。
雨戸を引いて見るとこんな感じで、大正ロマンを感じます。
電気や天井も、工芸品のように造られていました。(この時代はすごい文化的だな〜なんて)
トイレと洗面所は部屋から出てすぐのところに‥(トイレ付きの部屋もあります)
いやな感じの全くしないというか、空気もクリーンだしとにかくピカピカ。夜も明かりがついていたし「夜トイレ行くの怖いな」なんて方もこれなら大丈夫。
洋式と和式が。とにかくすべての木材がいいものを使っているようで、扉から何から全てが使いやすいのです。
どこをとってもとにかくスムーズに開くし、鍵もかかるのです。
伊東温泉【ケイズハウス】温泉の様子
温泉は、大浴場と貸し切り風呂の2種類。貸し切りは2カ所のところにあって空いていれば自由に使って良いそうです。
ではまずは大浴場から。
こちらは、もちろんリニューアルしてありました。この辺りもまるで高級旅館のようですね。
中に入っても高級旅館のようでした。そのほか鍵付きのロッカーがありましたので日帰り入浴とかでも安心ですね。
大浴場は、ここから少し階段を降りて半地下のようなところにありました。
このほかもちろんシャワーも完備してありました。
温泉は、ドバドバと掛け流し。もちろん消毒と循環もしていないです。
伊東には、単純泉と塩化物泉があるけど、ここケイズハウスは塩化物泉。なめると少ししょっぱくて体がよくあったるのが特徴です。
伊東温泉って実は、単純泉にも名湯があるんです。僕のおすすめはなんと言っても大東館。ケイズハウスでも大東館の温泉をおすすめしていたけど、僕もおすすめです。
-
伊東温泉「大東館」に宿泊「40回目を超えるリピート…」←「やっぱり名宿」
続きを見る
もう一つは貸し切り風呂。
こちらは貸し切り風呂の入り口。
中に入ると「狭い!」笑。もちろんそれゆえ温泉の鮮度は完璧です笑。
チョロチョロしか温泉が出ていないようでありながら、結構な量が浴槽からあふれ出ていました。
この大きさに対してはかなりの湧出量に思います。
大きさ的には入れて2人が間違いなく限界です。これとまったく同じものが上の階にもありました。
伊東温泉【ケイズハウス】食事について
伊東温泉には、食事できるところがたくさんあるので、心配はいらないです。
ファミレスでも海鮮でもお蕎麦でも、思いつくものはなんでもありますしコンビニもたくさんあります。
海鮮は伊東でたくさん食べていますので、おすすめをいくつかご紹介しておきます。
この3つであれば間違いなく美味しい伊東の海の幸をいただけます。
僕は何度も行っていますので保証します。
伊東温泉【ケイズハウス】共有スペース
こちらでは、パソコン作業をしたり交流のできるスペースになっています。自由に使って良いそうです。
共有スペースには、本もたくさん。洋書もたくさんありました。
共有スペースから伊東の美しい街並みが観れるのもいいですね!
奥にはパソコンも置いてあって自由に使って良いそうです。
こちらはキッチンスペース。自由に食器なども使ってよく、使ったら洗ってもとに戻すのがルール。お茶などは自由に飲んでも大丈夫ですし、朝はドリップコーヒーをいただけます。
僕もここでカップラーメンを作りました。笑 部屋が3階だったので持っていくのがちょっと大変だったかな。もちろん共有スペースでいただくこともOKです。
あと部屋にはテレビがありませんから見るならこちらの共有スペースになります。
伊東温泉【ケイズハウス】日帰り入浴も可能
こちらは、ケイズハウスさんの前に置かれていたものです。
とにかく素晴らしい温泉ですから日帰りで温泉に入るのもおすすめです。
営業情報は写真の通りだけど、以下にまとめておきます。
- 営業時間 8:00~10:50 15:00~20:00
- 入浴料金:500円 貸しタオル200円
- 地ビールセット(貸しタオル付き)1100円
ビールは共有スペースでいただくことが可能です。日帰りで温泉入ってビール飲んで帰るとか楽しい旅になりそうですね。
伊東温泉【ケイズハウス】写真で見る
さらに詳しい伊東温泉【ケイズハウス】の様子を知りたい方のために別記事を用意しました。(少し長くなりすぎるため)
こちらはほぼ写真のみの記事で、ケイズハウスの雰囲気を知りたい方には有益な記事になっています。
-
写真で見る伊東温泉【ケイズハウス】「鬼滅の刃ファンにもおすすめかもかも」
続きを見る
伊東温泉【ケイズハウス】こんな方におすすめ!
まず、3階まで歩くのがイヤな方や、自分で布団を敷くのがイヤな方。あと部屋にテレビがないとイヤな方にはおすすめできないです。
ではまとめてみます。
- コスパ良く宿泊したい
- 気楽な一人旅がしたい(僕を含め、今回はみなさま一人旅でした)
- 重要文化財に宿泊してみたい(鬼滅の刃ファンにもおすすめ)
- 伊東温泉で素晴らしい掛け流しの温泉に入りたい(温泉のクオリティも高いです)
まとめ:伊東温泉【ケイズハウス】宿泊記ブログ
以上が期待をはるかに上回ったケイズハウスさんについてです。
僕がこの日にすれ違ったのは、カメラを持ったおじさんとツーリング中と思われるお兄さん、それから共有スペースで何か作っているお姉さんの3人。
みなさん一人旅なようでした。
宿の方も親切な方で「うちは気楽な宿なんです」っておっしゃってましたが、本当にその通りの気楽な滞在ができました。
伊東の街って観光地だけど、騒がしくなくて素朴な雰囲気があってすごくいいところです。
ケイズハウスもそんな雰囲気ですね。一人旅が気楽にできるって最高です。僕も一人旅好きなのでこういうところが増えればな〜と思う次第です。
ぜひケイズハウスに行ってみてください。
伊東温泉でおすすめの温泉
その1【大東館】(単純泉の名湯です)
-
伊東温泉「大東館」に宿泊「40回目を超えるリピート…」←「やっぱり名宿」
続きを見る
その2【梅屋旅館】(伊東温泉で非常に珍しい温泉に入ることができます)
-
伊東温泉【梅屋旅館】日帰り入浴記「伊東にもドバドバ掛け流しが!?」
続きを見る