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湯川温泉「萬鷹旅館」宿泊記ブログ「すっぽんと極上の貸切温泉。自分へのご褒美に…」

湯川温泉 萬鷹旅館

こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。

岩手県の「ほっとゆだ駅」から徒歩でも行くことができる、湯川温泉に来ていました。

泊まったのは、すっぽん料理でも有名な萬鷹旅館さん。

普段、それほど高級なところには泊まらないけど、ちょっと神経を使う仕事がひと段落したので、自分へのご褒美ということで、初めてのすっぽん料理を。

結論、すっぽんが最高なのはもちろん、極上の貸切温泉は最高で、湯川温泉、ほっとゆだ駅の周辺も最高なところだな〜といった印象です。

温泉オタクとして、全国をまわっていると、「この土地は大好きだ!」みたいなところに出会うけど、この湯川温泉の周辺は、個人的に大好きな土地となりました。

自分へのご褒美を探している…みたいな方に、特にヒットしやすい温泉宿かと思っています。(個人的に最高でした!)

ではさっそく!

2食付き17000円程度〜、朝食付き7700円〜

 

ほっとゆだ駅〜湯川温泉へ「湯けむりタクシーor徒歩でも行ける」

1両の小さい電車と、小さな駅。旅の魅力はこういったところだな〜と。ちなみに新幹線の駅である「北上駅」からは45分ほど。東京からも「意外と近い」といった印象もあります。

駅には温泉施設もあって、素晴らしいかけ流しの温泉。1日に2回ほど消毒をしているそうだけど、加水や加温、循環もない素晴らしい温泉でした。

朝7時〜夜9時までオープンしているとあって、電車の待ち時間とかにもサクッと温泉に入れるのはすごい魅力。

近くで蕎麦なども食べることもできて、こちらは田舎蕎麦というメニューですごく美味しかったのでオススメ。

電車の接続に合わせて「湯けむりタクシー」というものがあるけど、今回は5キロほどということで歩いてみました。

歩くとこんな感じ。歩道がないところもあったけど、基本的に車も人もほとんど通らないので、危ないということは全くなかったです。

日照りが強いとか、大雨とかでなければ、空気がすごく美味しいので徒歩もオススメかな〜と。

ちなみに時期によっては、クマが出ることもあるそうなので、クマよけの鈴を持っていくのも良さそうですね。

 

湯川温泉「萬鷹旅館」さんにチェックイン

中はリフォームしてあって、すごくキレイ。めちゃくちゃ優しい女将さんに案内していただきました。

部屋の前にはマンガもちょこっと。

 

湯川温泉「萬鷹旅館」さんのお部屋「静かでホカホカと」

外はマイナス4度だったけど、部屋に入るととにかくポカポカ。というのも、

このガスストーブが最強なのです。東京だとほとんど見かけないけど、雪国で時々見る感じ。

山形、かみのやま温泉「はたや旅館」さんでも、これが置いてあって感動したのです。

外を眺めると、

車の音もなく、遠くに流れる川の音が少し聞こえるくらい静か。

女将さんと、「空気が美味しいので、帰りも歩いて帰ります」「アハハ」みたいなお話をしていたけど、本当にそれくらい空気が最高なのです。

身も心も清められるようなイメージ。

お茶のセット。1番感動したのは、お湯の美味しさで、確認はしていないけど、湧水なのではないかと。

アメニティはもちろんフル完備。お手洗いは、

部屋を出てすぐのところに。普通に最新の設備。

このお部屋、朝食付きだと7700円〜なのです。この部屋の心地良さを考えたら、かなりのコスパでもあるな〜と。

 

湯川温泉「萬鷹旅館」さんの温泉「2つの極上、貸切湯

こちらの2つの貸切温泉も、部屋のすぐ近くなのが嬉しいところ。小さな家族経営の宿のメリットでもありますね。

湯川温泉 萬鷹旅館

中に入ると、このとおりオーバーフローたっぷりのパーフェクトなかけ流し。

こぢんまりとした浴槽で、小さな宿の温泉が1番の泉質であることが多いけど、それを体現したかのような温泉!

湯川温泉 萬鷹旅館

この浴槽には十分すぎる湧出量。鮮度もピカイチ。

温度は適温〜ややぬるめくらいかな。夏の口コミを見ると「割と熱い!」というものが見つかるけど、あえて自然のままになるようにされているのだと思います。

やっぱり温泉は、自然のままが1番効果もあって、気持ちが良いですからね。

成分表など

  • 泉質:塩化物・硫酸塩泉
  • ph:7.6(中性)
  • 泉温:68.3度
  • 加温・加水なし、循環・消毒なしのパーフェクト!

「中性」ということもあるのか、僕の温泉人生で「こんなに優しいタイプの温泉に入ったことあったっけ?」と思えるほど。

とにかく優しく、身も心も癒されてくる…と、そういった温泉だと感じました。

また、このあたりの土地の雰囲気も、宿の方も優しくて、とにかく「優しい」がポイントな土地柄の印象です。

 

湯川温泉「萬鷹旅館」さんのお食事「部屋食ですっぽんを」

お部屋にガンガン並べていただきました。

すっぽんのフルコースで、東京であれば「宿泊代=食事代」となるはず。

お品書きを。

まずは「すっぽん酒」を3種。「生き血、心臓、胆嚢」の3つ。胆嚢は苦味があるけど、他はクセもなく美味。

すっぽんのお刺身。とはいえ火を加えてあるものも。こちらもクセはなく、こってりとした美味。(実はすっぽんは初めて)

中央は、すっぽんの卵。いくらを倍くらい濃厚にしたようなお味。

そのほかもすっぽんを使った名品の数々…

しばらくすると、すっぽんの茶碗蒸しを持ってきていただきました。

さらにイワナの塩焼き。美味しい。しかし少食のボクにはそろそろキツイ。

すっぽんの唐揚げ。かなりの美味。

すっぽんのチーズ焼き。

まる鍋。昔「美味しんぼ」で読んで知っていたけど、美味しいものですね。とはいえ流石にお腹がいっぱいなので、翌日に雑炊でいただくことに。

そして最後に、お蕎麦とデザート。カフェインに弱いので、コーヒーゼリーの代わりに洋梨を用意していただきました。

かなりのボリュームなので、昼は軽めにしておくのがオススメです!

朝食もお部屋で

朝食も絶品で、地元の山菜などは特に美味。

そして朝からスッポンの雑炊という贅沢。

すっぽん食べると冷えない?

漢方でも使われたり、世の中に「すっぽんドリンク」や「すっぽんサプリ」まであるので、その効果はすごいのかもです。

というのも、東京から東北に来るととにかく寒い…笑

なかなかカラダがこの寒さに慣れなくて、実はちょっとキツかったのだけど、すっぽんを食べてからまったく寒くないのです。

どれくらい寒くないかというと、外を手袋なしで歩いても大丈夫なほど。

実は「冬の東北に来るなら、手袋は必須だった」とか考えていたのにです。

どうやらスッポンってすごい食材なようです。

湯川温泉「萬鷹旅館」のアクセス情報など

 

項目 詳細
住所 〒029-5514 岩手県和賀郡西和賀町湯川52-108-1
電話番号 0197822304
アクセス JR北上線ほっとゆだ駅から車で5分、またはゆけむりタクシーで萬鷹前下車すぐ
秋田自動車道湯田ICから車で10分
最寄り駅 ほっとゆだ駅(約4.5km、徒歩約54分)
駐車場 有り(10台、無料、予約不要)
チェックイン 15:00から
チェックアウト 10:00まで

 

まとめ:湯川温泉「萬鷹旅館」宿泊記ブログ

では最後に「こんな方にオススメ」もまとめつつ終わります。

  • すっぽんが好き、または挑戦したい
  • 極上湯が好き
  • 貸切温泉、小さな温泉宿が好き

もともと湯川温泉は、湯治として栄えたこともあって、このあたりの雰囲気はすごく静か。

賑やかな温泉街などもゼロで、純粋に「温泉を楽しむ」といった雰囲気が個人的には大好き!

それにしても、全てが「癒し」といったイメージで、その辺りが、この湯川温泉や「萬鷹旅館」さんの魅力だと思います。

それではこのあたりで終わります。

最後までお読みいただき感謝しております。

 

  • この記事を書いた人
温泉桶

KOU

「温泉オタクKOU」の温泉ブログ。 温泉で、アトピーが完治するという不思議な体験をして、温泉にどハマり…。笑 現在、湯治とリモートワークを中心に温泉宿に年間50泊ほど宿泊。 泊まって良かった宿だけをブログにまとめています。 温泉の素晴らしさ、魅力が伝わればとの願いを込め、ブログ&Twitterで発信中! 月/最高88万pv

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