こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。
普段は温泉好きの方のお役に立てば…といったイメージで記事を書いています。
しかし、今回は温泉がそこまで好きではない…と、そんな方でももしかしたら温泉にハマるきっかけになるかもしれない…をイメージしつつ記事を書いてみました。
「温泉嫌い」という方は、意外と多くてそういった方の参考になったら嬉しいです。
もくじ
温泉はすごさ99%は知られていない
こちらは群馬県の沢渡温泉の共同浴場。
見ると「うん、普通のお風呂みたい。温泉ってのはわかるけど、お風呂とそんなに違う??」と、実はボクも15年くらい前まではこんな感じに思っていました。
しかし結論「お風呂とはまったく違う!」
この共同浴場に、体験談の新聞が貼っていて、その内容は「薬をぬってもまったく肌の調子が良くならなかったけど、一度入っただけでものすごく良くなってしまった…」と。
「え、そんなことが起こるの?」というと、普通に起こります。
実はボクが温泉にハマったのも同じような体験で、草津温泉で仕事をしていたら3週間でまったく薬の効かないアトピーが治ってしまったため。(詳しくはプロフィールに)
「源泉かけ流し」ならいいわけじゃない
よし、なら良い温泉を見つけて温泉に行こう!と思って、まず思いつくのが「かけ流しの温泉」だと思います。
しかし実は、世の中にいろいろな掛け流しがあって、もし都会のスーパー銭湯で「かけ流し」の文字が書いてあったら、「塩素で消毒したかけ流し」。
このほかにも循環かけ流しや、加温・加水かけ流しなど。
個人的に加温・加水かけ流しは、ほとんど温泉の質は変わらないけど、循環・消毒掛け流しは「だいぶ泉質が変わってしまうな〜」という体感を持っています。
詳しくは、Kindle本「奇跡のかけ流し温泉」に書いていて、「ほかにオススメの温泉本は?」というと、下記の温泉博士の本はオススメ。(とはいえ、温泉嫌いの方には、やや難易度は高い)
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とびきりすごい名著「続・とっておきの源泉かけ流し445湯」をレビュー!
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湯治文化「ガンも治る?」
実は山ほど温泉に出かけている「ガンが治った」や「リウマチで歩けなかったけど歩けるようになった」とかボクと同じく「アトピーが治った」という方に出会うことが多いのです。
これらが広まっていない理由は、薬事法によって、医薬品や治療行為でないものを「病気が治る」と宣伝することが禁止されているためだと思います。
ボクがどういったところで、奇跡的な体験談を聞いたかというと、
このいかにも効果抜群そうな温泉、那須湯本温泉の共同浴場「滝の湯」に入っている時など。
あと秋田の玉川温泉ではあまりにもたくさん「癌が治ったの体験談」がありますね。
ボクの知人では山梨の増富温泉で良くなった方がいますし、増富温泉で知り合ったおじさんは歩けなくても3日くらいで歩けるようになる、といったお話をお聞きしたことがあります。
参考までに「湯治のできる安い宿」という記事も書いていて、わりと人気の記事です。
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【保存版】湯治のできる安い温泉宿「一人泊、連泊もOK!」
続きを見る
とんでもなく肌がキレイになる温泉がある【美容】
温泉って基本的に肌がキレイになるし、「美肌の湯」や「美人の湯」ってちまたにたくさんあると思います。
しかし何1000ヵ所と温泉に入っていると、驚くほど肌がキレイになる温泉に出会うことがあるのです。
その代表格が長野の角間温泉。(上記は角間温泉「角間荘」さんの温泉)
これはボクが適当に体験談を語っているわけではなく、昔から角間温泉は肌をキレイに健康にすることで有名な温泉地なのです。
この温泉の泉質は「塩化物・硫酸塩泉」と呼ばれて傷に特効があるのが特徴。
しかし世の中には同じ泉質の温泉がたくさんあって、その中でも群を抜いて効果を発揮するのです。
というわけで、「温泉で肌をピカピカにしてみたい!」といった時は角間温泉に出かけてみるのがオススメです。
また自宅で試すならグラウバーソルトという入浴剤があって、これは硫酸ナトリウム。
角間温泉を再現しているような体感だと思っています。
温泉で知らない人に会うのがイヤ→無料で貸切温泉は多数
無料で貸切温泉ができて、しかもコスパ良い温泉宿…なんて実は星の数ほどあるのです。
「貸切温泉の宿は高い!」と思われがちだけど、極上湯かつ無料で貸切できるところは下記にまとめています。
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【保存版】「無料」で貸切できる極上温泉の安い宿
続きを見る
ひとり温泉「実は気楽にサクッとできる」
今、ひとり温泉は静かなブームだと思います。
というのも、Xを見ていると温泉宿が「ひとりプラン始めました」とするとお客さんが殺到して驚いた…みたいなポストが多いため。
あと「ひとりビジホ」とかも人気らしいけど、実は温泉宿も同じくらい一人でも泊まりやすいところってたくさんあるものです。
しかもビジホと同じような価格で2食付きの温泉宿も実はたくさんあって…
もし「ひとり温泉に出かけてみたいけど、ハードルが高い」という場合は、下記の記事も参考にしていただけると嬉しいです。
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「ひとり温泉」デビューロードマップ「一人で泊まれる温泉宿もたっぷり紹介」
続きを見る
温泉街「にぎやか過ぎるのがイヤ…」
温泉街、特有のワイワイといた感じが苦手…という方もたまに出会うことがあります。
実はそういった方にオススメの温泉は「人のいない温泉」に出かけるということ。
「とはいえ、関東にはないでしょ?」と思いきやたくさんあって、下記の記事でまとめています。「関東版」「全国版」の2種類を作成していて、もしかしたら参考にしていただけるかもしれません。
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関東の「人がいない温泉地」15選!ゆっくりできる極上湯【2025年版】
続きを見る
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全国の『人がいない温泉地』18選「想像を超えた極上湯」【2025年版】
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ではここからは、具体的に「温泉嫌い」でもハマってしまう温泉宿をご紹介してみます。
温泉嫌いでもハマってしまう7つの温泉宿
湯川温泉「萬鷹旅館」(岩手県)
湯川温泉は、岩手の山奥にひっそりと佇む温泉地。ほっとゆだ駅という小さな駅から5キロほどいったところにある温泉です。
温泉は、とにかく優しいイメージの温泉で、かけ流し、循環・消毒なし、加水・加温なしのパーフェクト。
驚くほどカラダが癒されて、幸福感が上がるイメージの温泉です。
萬鷹旅館さんは「すっぽんの宿」としても有名なところで、2食付き2万円ほど。
東京だと食事代=宿泊代というほどのお料理がいただけて、すっぽんと癒される環境に魅力を感じたら、ハマるキッカケになる温泉だと思っています。
肘折温泉「木村屋旅館」(山形県)
肘折温泉は、山形県の山あいにある、湯治としても栄えたところ。
名前のとおり関節に特に作用する温泉で、その効果は歴史が物語っていると感じています。
ボク自身、腱鞘炎になりやすいこともあって、その効果にはいつも驚いています。
この木村屋さんはご夫婦で営む小さな宿で、いわゆる湯治スタイルの宿。
食事は家庭的な美味しい料理を部屋に持ってきていただけるスタイルで、食べ終わったら部屋の前に置いておくと片付けていただけます。
肘折温泉は、少しだけ街歩きを楽しむこともできて、日帰り入浴もたくさんあって、湯治目的でなくとも旅を楽しむことができるところ。
山形の山奥でのんびりした旅をしてみたい方にオススメです。
2食付き8000円程度〜
飯坂温泉「なかや旅館」(福島県)
こちらは飯坂温泉「なかや旅館」さんのお食事で、2食付き9350円。しかも部屋食で、極上の温泉が完備。
あまりにも最高で「2024年泊まってよかった温泉宿ランキング」でも1位にさせていただいたほど。
飯坂温泉は、ある程度「観光地」としても有名だけど、実はのんびりとした空気感で、福島の歴史ある住宅街を散歩している…といったイメージを持っています。
温泉の特徴は「激アツ」であることで、街のいたるところに共同浴場があるのが嬉しいポイント。
サウナブームもあって「整う」という感覚に魅力を感じる方も多いはず。実はこの飯坂温泉は「激アツ」であることもあって「整う」タイプの温泉だとも思っています。
もっというと「サウナより整う」とも思っていて、この魅力が知れ渡ると、飯坂温泉に宿泊しにくくなってしまう…と思うほど。笑
「整い」つつ気楽な旅をしたい方にオススメです。
塩原温泉「本陣」(栃木県)
塩原温泉の「本陣」さんは、いわゆる最高の温泉民宿の1つ。
湯治宿でもなく、温泉旅館でもないのが魅力で、「環境も最高、食事も最高、温泉も湯治レベルの極上湯、部屋も最高に快適…」とどこをとっても最高で、2食付き12000円程度〜
「温泉民宿って聞くと、なんとなくハードルの高さを感じるけど最高だった」や「「こんなにコスパも良いの?」と驚かれる方も多いはず。
ひとり旅であってもハードルの高さなどはゼロで、普通にビジネスホテルに泊まるのと同じようなハードルだとも思っています。
さらに宿の方はご夫婦で経営されていて、ほっこりのんびり癒されるのも魅力だと思っています。
湯村温泉「弘法湯」(山梨県)
弘法湯さんは、山梨の甲府駅から歩いて3キロほどのところにある温泉。
いわゆる「ぬる湯のドバドバ系」の温泉で、温泉好きであれば間違いなく感動するタイプ。
食事は部屋食で居心地もよく2食付き12000円程度〜
例えば甲府の駅前のホテルで12000円くらいのところに泊まる…と、それも良いけれど、極上の温泉に癒されつつ、食事も付いて12000円…という旅もすごく良いはず。
ぬる湯の極上湯は、疲れの取れ方も素晴らしいので、出張先での滞在先。としてもオススメできると思います。
鳥取温泉「丸茂旅館」(鳥取県)
こちらも同じく、鳥取への出張などにも使えると思います。
というのも、鳥取はすごいところで鳥取駅というかなりの都会にも関わらず極上湯の湧いているところで、この丸茂さんも「循環・消毒なし、加温・加水なし」のパーフェクトなかけ流し。
街中にこれほどの極上湯があるところは、ボクの知るかぎりでは、別府温泉と甲府駅前と鳥取駅くらいかな〜と。
もちろん極上湯ということで、肌は最高にキレイになるし、カラダの調子も良くなるし、良いことだらけ。
温泉宿としてのハードルもゼロで、ビジホに泊まるのと同じような感覚。
鳥取空港へのアクセスや、有名な鳥取砂丘へのアクセスもよく拠点にもなると思います。
素泊まり7000円程度〜、2食付き15000円程度〜
玉造温泉「ゲストハウス翠鳩の巣」(島根県)
玉造温泉は、昔から「玉のような肌になる」とされている温泉。
とはいえ管理が素晴らしく、浴槽小さめで、鮮度が高くないと「昔ながらの美肌の湯」とは言いにくいのが正直なところ。
この翠鳩の巣さんは、素晴らしい状態をキープしていただいていて、間違いなく「玉のような肌になる」タイプの温泉です。
よく出雲大社の参拝をされる方が、玉造温泉に滞在されることも多いけど、そんなとき最高に美肌になったらテンションも上がる旅ができるかと思います。
あと「疲れ」にもすごく効果を発揮するタイプで、「長旅の疲れが驚くほど取れる」という感動が味わえる温泉だとも思っています。
素泊まり4400円程度〜(朝食付き、夕食付きのプランもあり)
まとめ:温泉嫌いOK!読むだけで温泉にハマる記事
では最後にこの記事でご紹介した温泉をまとめつつ終わります。(上記は飯坂温泉の共同浴場「鯖湖湯」)
- 湯川温泉「萬鷹旅館」さんの宿泊記(岩手県)
- 肘折温泉「木村屋」さんの宿泊記(山形県)
- 飯坂温泉「なかや旅館」さんの宿泊記(福島県)
- 塩原温泉「本陣」さんの宿泊記(栃木県)
- 湯村温泉「弘法湯」さんの宿泊記(山梨県)
- 鳥取温泉「丸茂旅館」さんの宿泊記(鳥取県)
- 玉造温泉「翠鳩の巣」さんの宿泊記(島根県)
とはいえ、実はまだまだたくさんあって、「泊まってよかった温泉宿の一覧」の記事に「温泉にハマる」かもしれない温泉はマルっとまとめています。
それでは最後までありがとうございました!!