先日、鹿児島県の妙見温泉にある宿泊施設で湯治宿でもある「田島本館」さんに宿泊してきました。
かなりキレイで居心地の良い「湯治宿」で、温泉はドバドバと掛け流しで鮮度は抜群!
食事もかなり美味しいですし、鹿児島空港からのアクセスも良いです。
「また泊まりたい…」とうずうずしてしまうような温泉宿ですね…笑
さらにチェックインが14時で、チェックアウトが11時というのも魅力。
こういった宿って神宿が多いな。というのが個人的な意見。お気に入りの「伊東温泉 大東館」もまったく同じ。
実は、その後「2021年の泊って良かった温泉宿ランキング」という記事を書いたけど、そこで1位にさせていただいてます。
2024年現在、どうやら「素泊まり」のみ予約可能だと思います。(調べたところ)
素泊まり6000円程度〜
妙見温泉【田島本館】にチェックイン「キレイな湯治宿!」
まわりはとにかく自然に囲まれたところで、とにかく気持ち良い!
湯治場ゆえに「ボロボロかな?」とか思いつつ入るといい意味で裏切られました!
中はとにかく綺麗ですね!
確かに高級宿(天空の森)も経営する方の湯治宿だな〜という印象そのままです。
案内していただき部屋へと向かいました。
「田島本館」の部屋に到着「川沿いが心地良い!」
こちらがお部屋。川沿いのお部屋で、
この絶景!癒される感じです!
アメニティはフル完備。
布団は自分で敷かないといけないものの、フカフカで寝心地は良かったです。
こちらはお茶のセット。お茶菓子はなかったはず。(いろいろなところに宿泊しすぎて忘れてしまった笑)
広縁に冷蔵庫もありました。
洗面所とお手洗いは、部屋の近くに。
こちらは部屋から出て、すぐのところに。お湯も自由に飲める感じです。
さらにすごいのが、お水の美味しさ!間違いなく天然水レベルの味です!(水にはこだわり強めです…)
建物自体は、かなり年季が入っているけど、トイレはピカピカですね!
あまりブログにトイレの写真は載せない僕だけど、あえて…。
オシャレなカフェのトイレみたいだな〜と。
では温泉へと向かいます!
「田島本館」の温泉は3種類「全てがドバドバと掛け流し」
3種類は具体的に
- 胃腸湯→胃腸をスッキリさせる効果
- 傷湯→肌を健康に、保湿もいらないほどしっとり
- 神経痛の湯→リウマチ、肩こり、筋肉痛に効果を発揮
どれも間違いなく名湯で素晴らしい湧出量!
まずはメインの浴槽「神経痛の湯」から。
ドアを開けると広々!この開放感ゆえか、一番人気の印象でした。
浴槽はこちら。やや濁ったお湯で、鉄分と塩分を混ぜたような味が。
この量がかけ流されているのですから、温泉の鮮度の高さが伝わるかもです。
お隣は、水風呂が。かなり冷たいけど交互浴はとにかく最高…。
これも天然水で、お水が美味しい理由がわかりました!
雰囲気もとにかく抜群なんです…
夜、一人で入っていたけど、古くとも清潔感があるので、不気味な感じとかとはホントに無縁。
最高の雰囲気の温泉の一つに感じますね。
ではもう一つのお風呂へ。
こちらは川沿いが入り口で「傷湯」と「胃腸湯」が。
注意点は、宿泊者の専用であるということ。
それゆえ、ややこじんまりとしたスペース。
浴槽が2つ。手前が「きずゆ」でキリッと熱めの温泉です。
そしてかなり炭酸を含む温泉。「え、この温度でこんなに泡が出るの!」
と、驚くほどの泡付きです。
そして奥は「胃腸湯」。
この胃腸湯は、ややぬるめ(39度くらい)で、のんびりと癒されるような温泉。
奥はこんな感じで、打たせ湯になっていました!
泉質は?
こちらは昔の表記になっているので、翻訳しつつまとめると、
- 泉質:炭酸水素塩泉
- 源泉:49.1度
- ph:6.7(中性)
- ラドンを含む
無色透明と書かれているけど「え、けっこうにごってるけど…」という感じではあります…笑
入ってみた感想
今年は九州だけでも、温泉宿に20泊ほどしているけど、その中でも湧出量は間違いなくトップクラス。
3つの浴槽がどれもドバドバと欠け流されている様子は、温泉オタクじゃなくとも感激するはず。
3つとも基本的には「炭酸水素塩泉」なのに、それぞれ個性が違うのは、ホントに面白い…。
夜にもたくさん温泉に入ろうと、お酒も飲まなかったほど。笑
お湯は炭酸水素塩泉らしく、清涼感のある温泉で、温まりすぎることはなく、あくまでも癒し系の温泉に感じました。
それでも翌日は特に、体の調子の良さを感じるので「さすがは湯治場で栄えた妙見温泉だな〜」と。
文句なしに、素晴らしすぎる温泉であることは確かです!
田島本館「食事は食堂で!」
こちらは入り口にあったもの。これでご飯を炊いたらそりゃ美味い!
その前は囲炉裏(いろり)。いい香りに癒される!
こちらの食堂でいただくのだけど、この囲炉裏の良い香りに包まれつついただくご飯はまた最高。
ではまずは夕食から。
いっぺんに出していただくスタイルで、こちらが全て。
中心は鴨のお刺身で、普段はなかなか食べられないですよね。
小鉢を開けると、茶碗蒸しと煮物。
さらにご飯とお味噌汁を。
いかにも高級宿を経営する宿の湯治料理といった印象で、味付けはどれも抜群。
健康的でホッとするお味がどれも最高でした。
続いて朝食を
朝食もひたすら健康的なメニューで味付けは抜群。
卵もすごく殻が固くて「これはもしやすごく美味しい卵では?」と思ったけど、確かに素晴らしく美味しい卵。
小鉢を開けると、こちらも朝から胃腸に優しい感じのとろみのついたお豆腐でした。
ご飯の美味しさは言うまでもない感じ。
ちなみに
夜はこんな感じにお酒が並んでました。
「妙見」といういも焼酎があるんですね。飲みたかったけど、温泉に入りたかったので…。
この「妙見」という焼酎は、すぐ近くのどんなに大雨が降っても濁らない「不思議な名水」を使用しているとのこと。
さらに月間200~400しか作らないという貴重さ。
Amazonにはなかったのですが、楽天市場に売られていたのでポチってみました。
ひたすらに上品で清涼感のある感じで、まさに妙見温泉を思わせる感じ。
その土地の水って、なぜか個性を持っていて、本当に面白いなって思うんですよね。
≫ 楽天市場で、芋焼酎「妙見」が手に入ります(やや値段が高いですが、特別な時などに良さそう!)
田島本館に日帰り入浴も可能
これだけ素晴らしい設備の温泉だから、日帰りでもすごく人気だそうです。
宿の方いわく「夕方は混むので、神経痛の湯は避けた方がオススメ」とのこと。
確かに、地元の方が中心にたくさんの方がいらしてました。
料金は大人300円、子供150円。
というのも「さすが妙見温泉!」といった感じ。
営業時間は、10:00-19:00 (最終受付 18:00)とのことで、年中無休とのこと。
とはいえ「田島本館」の公式サイトをチェックしてからのお出かけが間違いないかと思います。
近くの名湯「秀水湯」もドバドバとすごかった…
この「秀水湯」さんは、田島本館から徒歩10分ほどのところに。
田島本館の温泉も素晴らしいけど、正直なところ「秀水湯」には負けてしまうかと…。
それほど凄すぎる温泉があります…。
「神経痛の湯」と同じくらいの温度で、「傷湯」よりも泡付きが強い名湯です。
さらに日帰り入浴は、田島本館よりも安い200円!
妙見温泉、、素晴らしいですね。
詳しくは、下記にもまとめました。
-
妙見温泉【秀水湯】日帰り入浴記ブログ「東京から日帰り可能!?」
続きを見る
田島本館「アクセスも良いのが驚き!」
九州人でない僕からすると「え、鹿児島の山奥!それってすごいアクセス悪くて時間かかりそう…」
って思うんですよね。
ところが鹿児島空港からなんとバスで30分かかからないくらい。
僕もこんな感じに、妙見温泉からあっという間に成田空港まで帰って行った感じです。
妙見温泉は、東京からサクッと日帰り入浴までできてしまうほどのアクセスの良さですね!笑
まとめ:妙見温泉【田島本館】宿泊記ブログ
では、「こんな方にオススメ!」をまとめつつ終わりにします!
- 湯治を目的として!
- 気楽な旅行がしたい!
- 鹿児島空港のアクセス拠点として
- コスパ良く旅行がしたい
- ドバドバ系の名湯が好き!
- ひとり旅、カップル、ファミリーOK
あくまでも湯治場の風情が残る宿で、豪華絢爛な食事を求める方には、すぐ近くの妙見温泉「ねむ」さんがよかったです。
また「素泊まり」なら近くの妙見温泉「楽園荘」さんも良いところでした!
それでは最後までありがとうございました。