こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。(プロフィール、X)
最近、不思議なくらいクマが出てきますね。
山奥の温泉が好きなボクとしては、さすがに気になる…というのが正直なところ。
例えば「温泉名+熊」と検索すると、かなりの確率でヒット…。
そこで「ここなら安心」といったところ「極上湯(循環・消毒・加水・加温すべてなしの掛け流しなど)」に特化しつつ、まとめてみました。
また、旅先で「熊の情報」を聞くことも多く、その体験談も含めつつ、語ってみました。
もちろん2025年の11月現在、「温泉名+熊」で検索してヒットしないところに特化しています。
» YouTubeではこの記事を補足しつつボク自身が語っています
熊じゃなくて「人のいない温泉が良い…!」という場合は、下記に。笑
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関東の「人がいない温泉地」15選!ゆっくりできる極上湯【2025年版】
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もくじ
クマのいない温泉地の特徴を3つ

- そもそも熊が生息していない(九州・千葉県)
- 市街地の温泉(人間の多いところに熊はほぼいない。東北とかはニュースで見るけど…)
- 海沿いの温泉(熊の生息地から離れていると言われている)
逆にクマの多い温泉地はというと、「岩手県、秋田県、青森県」で東北に多いようです。
【温泉地】熊のエピソードを3つ
1. 九州のタクシーで
長湯温泉の「万象の湯」さんに向かう途中、タクシーの運転手さんとお話ししていたら「九州に熊はいないんですよ」とお話しされていて、実はかなり驚きました!
2. 伊豆にクマいるの?
実はずっと「クマはいない」と思っていたら2021年に、なんと100年ぶりにツキノワグマが目撃されたとのこと。(西伊豆と南伊豆)
3. 燕温泉(新潟県)の野天風呂で

ここは燕温泉の花文さんの近くの野天風呂。
実はご主人さんに「この辺って熊出るんですか?」と聞いてみたことがあるのです。
すると「人生で一度も見たことない」と。
しかし今年はしっかり確認してから向かうのが良さそうでもありますね。
熊に出会わないために…

ツキノワグマ(本州に生息)は、積極的に人間を襲わないと言われているそう。
なので、
- 熊よけの鈴を持つ
- なるべく田舎道を散歩しない
- 野湯は控える
この3つが大事かなと。
実は先日も、東北の駅から宿まで歩こうかな?と思ったところ「目撃情報」があるのでやめました。笑
クマのいない温泉・温泉宿31選
「北〜」順番に。とはいえ調べてみると、とにかく目撃情報が見つかるので、まずは福島県から。
湯岐温泉(福島県)

湯岐温泉は、神経に作用するような極上の「ぬる湯」である温泉地。
特に大好きな温泉地でもあります。
「温泉地名+熊」でいろいろ調べてみたら、湯岐温泉に熊の情報はないです。
とはいえ自然が豊かで「熊が出そう」な雰囲気はあるので、あまり出歩くのはちょっと宿の方と相談してからが良さそうですね。
湯岐温泉に宿は2つだけ。どちらも宿泊記を書いていて、超絶オススメな宿でもあります。(どちらも2食付き1万円台とコスパ良いです)
小野上温泉(群馬県)

こちらは小野上温泉「きくむら」さんの温泉。
群馬に小野上温泉なんてところがあるの??という方が多いはず。
というのも、宿はこの「きくむら」さんだけなのです。
一軒宿だけど温泉はとびっきりの極上湯で、さらに駅近の温泉で、もちろん「熊さん」の情報もないです。
東京から「車なし」でもサクッとお出かけできるというところが魅力。
2食付き14000円程度〜
» 小野上温泉「旅館きくむら」さん(じゃらんnetからのみ予約可能)
草津温泉(群馬県)

草津温泉に熊の情報はあります…。笑
さらに小学生はみんな「熊よけの鈴」をつけて登校しています。
ではなぜ?というと、小学生が普通に鈴をつけて登校できる程度には安全だから。
さらに湯畑の近くなんて、人がたくさんいるから、熊が出ることなんてないです。
とはいえ草津温泉は、ちょっと山の方に入ると「熊に注意」の看板を見かけるから、そこは注意が必要だと思います。
オススメ宿としては、下記の2つの素泊まり宿。(どちらも6000円程度〜)
成田空港温泉「空の湯」(千葉県)
出典:成田空港温泉 空の湯
成田空港温泉って、実は素晴らしい掛け流しの温泉でもあるところなのです。
先日、実際に泊まっていて、温泉のクオリティの高さに驚きました…。
カプセルホテルがOK!というのであれば、早朝便に乗るときの前泊とかにオススメです。
もちろん、ここでご紹介したのは「千葉県に熊がいない」といった情報があるため。
ここは大きなスーパー銭湯のような施設なので、もちろん熊さんはいないです。笑
素泊まり5000円(祝日は6000円)
下諏訪温泉(長野県)

下諏訪温泉って街中にあって、極上の温泉が湧いているところ。
あと諏訪大社などのパワースポットが充実しているところで、個人的にだけど「めちゃくちゃ運勢が上がる…」と感じている温泉。
そして下諏訪温泉は、熊の情報もなく、市街地の温泉。
ということで、すごく熊の心配がいらない温泉地だと感じています。
あと駅からのアクセスもよく、電車でも車でもアクセスの良いところ。
オススメ宿は下記です。
上諏訪温泉(長野県)

上諏訪温泉は、下諏訪温泉のすぐ隣の温泉地。
こちらも市街地にあって、熊の情報もなく安全のよう。
魅力としては、やっぱり温泉が日本でも屈指の極上であることと、諏訪湖があることかな〜。
実は「諏訪湖を一周、16キロ散歩してみた」といった記事も書いています。
またオススメ宿としては、コスパ最強な「民宿 すわ湖」さん。
なんと2食付き7500円だけど、居心地もよく、食事も最高。詳しくは宿泊記に。
浅間温泉(長野県)

浅間温泉も、先ほどの上諏訪温泉などと同じように、市街地の温泉ということで「熊がいない?」といった温泉地。
こちらは「栄の湯」さんという宿の温泉だけど、循環・消毒・加水・加温すべてなしの掛け流しであるのはもちろんのこと、なんと「飲泉もOK」なのです。
つまり全国トップクラスの名湯といって、間違いないはず。
個人的にも感動しました。
歴史を感じつつ、美味しいものをいただきつつ、極上の温泉に…といった方に最高にオススメできるところです。
2食付き12000円程度〜
伊東温泉(静岡県)

東伊豆は「熊の情報」が何十年も見つからないはずです。
さらに伊東温泉は市街地。熊の心配はゼロといっても良いのではないかと思います。
そして実はすごい魅力のある温泉地であるのが、この伊東温泉で「伊東温泉5つの魅力」といった記事も書いたことがあるほど。
温泉は日本でも第3位の湧出量で、そこまで注目されていないけど、実はすごい…といった温泉地。
オススメ宿としては下記です。(どちらも1万円以下と、コスパ抜群です)
白田温泉(静岡県)

伊豆の白田温泉を知っていますか?というと、知らない方が多いはず。
実はすごい温泉地で、素晴らしい温泉が湧くところで、宿も2つ?だけの小さな穴場。
また「伊豆の穴場温泉」の記事でも、もちろんご紹介。
そしてこちらは、白田温泉の「宮田荘」さんの温泉。
この宮田荘さんは、部屋から海が絶景で見えて、さらに部屋食で最高な海鮮料理がいただけるところ。
「混んでいるところはイヤ!!」という方に、すごくオススメな温泉・温泉地です。
また東伊豆・海の近く・市街地でもある、ということで、熊もいないはず。
2食付き14000円程度〜
下田温泉(静岡県)

下田温泉も、先ほどの白田温泉と同じような理由で「熊の心配はいらない」といった温泉地。
実は先日、下田の「寝姿山」に登ってました。猿はたくさんいたけど、熊に会うことはなかったです。笑
そして上記の「おがわ旅館」さんは、下田ですごく貴重な「循環・消毒・加水・加温すべてなしの掛け流し」であるところ。
実は下田ってわりと「循環・消毒」をしている温泉が多いので、この温泉には感動しました。
また「おがわ旅館」さんはオシャレですごく快適。
素泊まりの宿なので、気楽な旅に最高といった感じです。
オススメの飲食店などは、宿泊記でもご紹介しています。
素泊まり5500円程度〜
鳥取温泉(鳥取県)

山陰地方も、熊の情報を調べてみると、少しだけ見つかるので、ここは鳥取温泉をご紹介することに。
実は鳥取駅の近くって、ものすごい温泉が湧いているのです。
そして管理の素晴らしい温泉宿だと「循環・消毒・加水・加温すべてなしの掛け流し」であることも。
こちらは「丸茂旅館」さんというところで、パーフェクトな掛け流し。
駅前の繁華街の温泉なのに「なんでこんなに温泉がすごいの??」と、やはり感動しました。
また鳥取空港にアクセスもよく、鳥取を観光するなら、ぜひ拠点としたいところです。
素泊まり7000円程度〜、2食付き15000円程度〜
九州の温泉を19ヶ所「熊いない」

先ほどタクシーの運転手さんとのお話を書いたとおり、九州に熊はいない、と言われていますね。
というわけで、オススメの温泉を2つ。
長湯温泉「万象の湯」(大分県)

長湯温泉は「ラムネ温泉」が有名なとおり、冷たいラムネのような温泉が湧いている温泉地。
そして、こちらは万象の湯さんの貸切温泉だけど、個人的に「ラムネ温泉よりラムネっぽい」と感じました。
また現代最高レベルの湯治宿…といったイメージで、癒され方がやっぱりすごい。
また温泉は飲んでもOKだし、近くに湧き水が湧いているし、とにかく水に恵まれた温泉地。
2食付き12000円程度〜
湯の鶴温泉「Tojiya」(熊本県)

山奥の温泉がいいな〜しかし熊が心配…といった時は、この湯の鶴温泉「Tojiya」さんが最強。
温泉はもちろんパーフェクトな掛け流しで、とろみがあり、感動することは必須。
名前のとおり「湯治」としての雰囲気もありつつ、若いスタッフばかりでフレッシュ。
基本、素泊まりの宿であるものの、夜は近くで屋台を開いていただけて、これが安くて最高に美味しい。
実ははやく再訪したくて、うずうずしている温泉宿でもあります。
簡単な朝食付き5000円程度〜
そのほか、九州のオススメ温泉については、下記の一覧にまとめてあります。
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【保存版】泊まって良かった温泉宿の一覧!「宿泊記へのリンクあり」
続きを見る
まとめ:クマのいない温泉どこだ「安心して極上湯へ…」
では最後に、この記事でご紹介した温泉をまとめつつ終わります。
もちろん熊は自然の生き物なので「おそらくいない…」です。
- 湯岐温泉「山形屋旅館」さんの宿泊記
- 湯岐温泉「和泉屋旅館」さんの宿泊記
- 湯岐温泉を解説した記事
- 小野上温泉「きくむら」さんの宿泊記
- 草津温泉「素泊まりの宿 はなみづき」さんの宿泊記
- 草津温泉「興亜館」さんの宿泊記
- 草津温泉の裏話を
- 成田空港温泉「空の湯」さんの宿泊記
- 下諏訪温泉「梅月」さんの宿泊記
- 下諏訪温泉「鉄鉱泉本館」さんの宿泊記
- 上諏訪温泉「民宿 すわ湖」さんの宿泊記
- 浅間温泉「栄の湯旅館」さんの宿泊記
- 伊東温泉「大東館」さんの宿泊記
- 伊東温泉「梅屋旅館」さんの宿泊記
- 伊東温泉5つの魅力
- 白田温泉「宮田荘」さんの宿泊記
- 下田温泉「おがわ旅館」さんの宿泊記
- 鳥取温泉 丸茂旅館さんの宿泊記
- 長湯温泉「万象の湯」さんの宿泊記
- 湯の鶴温泉「Tojiya」さんの宿泊記
と以上です。
少しでも楽しい温泉旅の参考になったら嬉しいです!
最後までありがとうございました!
YouTubeではこの記事を補足しつつボク自身が語っています⬇️







