温泉に行くと、肩こりって基本的に良くなりますよね?
本記事は、温泉オタクの僕が、肩こりについても調べつつ、肩こりにオススメの温泉もご紹介した記事になっています!
参考文献
- 参考にした書籍(いくつかポチりつつ、目を通しています)
- 参考サイト:環境省、くすりと健康の情報局
ではさっそく!
肩こりの原因は?
ではサクッと解説します。
- 筋肉の緊張:同じ姿勢、姿勢が悪い、体が冷えている
- 加齢による骨や腱の衰え:五十肩などもこの一例
- 病気による原因:貧血、低血圧、高血圧、心筋梗塞、胃潰瘍など
- この他:運動不足、ストレス、眼精疲労など
続いては、肩こりに効果のある温泉の泉質を!
肩こりに効く温泉の泉質は?【基本的に全ての温泉は効果あり】
温泉には「一般適応症」というものがあるけど、その中で書かれているのは
「筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり」
つまり、基本的にどの泉質であっても、肩こりには効果的ということ。
ちなみに温泉の泉質は全部で10種類。
単純泉、硫黄泉、塩化物泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、含よう素泉、硫酸塩泉、酸性泉、硫黄泉、放射能泉
環境省のサイトから引用すると
この中で肩こりに関係するものとしたら「末梢循環障害、冷え性、筋肉のこわばり」など。
これを見ても、全ての泉質が肩こりに効果があることがわかります。
特に肩こりに効く温泉は存在する!
環境省が「温泉は全て肩こりに効果がある」という風に書いているのは、ごもっとも。
確かにそうだと思います。
とはいえ特に肩こりに効果のある温泉はありますよ!
具体的に、、
- 酸性泉:血の巡りが良くなる効果はダントツ!!(草津、那須湯本など)
- ぬる湯:ゆっくり1時間ほど入ることで、筋肉がゆるむ(栃尾又、沓掛、湯岐など)
- 掛け流し、かつ鮮度が高いと「肩こり」への効果も高い
温泉によく出かける方だと「納得!」という感じだと思うけど、あまり行かない方は「なんのこっちゃ」という感じかもです。。
ここからは、上記の3つに当てはまる温泉を、さらに具体的にご紹介してみます!
肩こりに効果のあった4つの温泉
草津温泉(群馬県):酸性泉
草津温泉は、酸性泉でしかも自然湧出量が日本一とあって、温泉の鮮度は抜群!
街自体も栄えていて楽しいけど、肩こりを解消する目的で出かけてみるのも良いですよ!
草津温泉の源泉は8種類
個人的にオススメは「地蔵の湯」。
無料、鮮度が高い、美肌効果も高いので、とにかくオススメ!
下記の記事で詳しく解説しています。
-
草津温泉の源泉の種類はいくつ?違いを比較してみた!
続きを見る
那須湯本温泉(栃木県):酸性硫黄泉
那須湯本温泉は、酸性泉で硫黄もたっぷりと含む温泉。
この温泉に入った後は、あまりにも温泉の効果が強烈すぎて、動くのもイヤになるほど。
しかし、ちょっと一休みした後は、びっくりするくらい肩こりも治ってます。
昔から癌などの湯治も盛んなところ。
那須湯本温泉の詳しい様子は、下記でご紹介しています。
-
那須湯本温泉を解説!「鹿の湯で日帰り入浴、民宿街そして観光!」
続きを見る
湯岐(ゆじまた)温泉(福島県):ぬる湯
湯岐温泉は、福島県の秘湯ゆえ知名度は、かなり低いかもです。
ぬる湯とは、具体的に40度以下の温泉のことだけど、それゆえ1時間くらい入るのは余裕。
僕は、湯岐温泉に来たときは、普通に1日4、5時間を目安に入浴しています。
すると、不思議なことに次の日は「肩こり」とは完全に無縁に!
昔から「中風の湯」と呼ばれていて、意味は「神経をゆるませる」ということ。
つまり肩こりにももちろん効くというわけです!
湯岐温泉の様子は、下記で詳しくまとめています。
-
【保存版】秘湯「湯岐温泉」を徹底解説!「絶対に行くべき湯治場です」
続きを見る
沓掛温泉:ぬる湯
沓掛温泉も同じく、ぬる湯で37度くらいの温泉です。
この温泉も神経をとにかく緩ませてくれる温泉で、不思議なくらい眠気に襲われます。
お風呂でも温泉でも、絶対に寝落ちしたりしない僕が、この沓掛温泉だけ唯一、寝落ちします!笑
30分経ってから、不思議と気持ち良くなってくる温泉で、オススメは1時間ほどゆっくり温泉に入ること。
温泉から出た後は、爆睡&肩こりはスッキリという感じだと思います。
こちらも下記で、さらに詳しくまとめています。
-
沓掛温泉【小倉乃湯】日帰り入浴記「ぬる湯の名湯!」
続きを見る
続いては、肩こりに効果的な温泉の入り方について!
肩こりに効果的な温泉の入り方
1日3回、3セットが基本
これは、たいていの湯治場でも言われていることだけど、1日に3回ほど入浴するということ。
そして1回の入浴で、出たり入ったりを3回ほど繰り返す。
もちろん入りすぎは、湯当たりになってしまうから、体調と相談しつつですね。
ぬる湯は1〜2時間が基本
先ほどご紹介した「ぬる湯」の他にも、全国にはたくさんのぬる湯があります。
ぬる湯の場合は、最低でも1時間くらいは入浴しないと、肩こりにあまり効果を感じないですね。
しかし、1時間を超えたくらいから、ものすごく効果を感じるところは面白いところ。
たいてい、ぬる湯の場合は、湯当たりしにくいのでご安心を。
温冷浴は効果的
温冷浴とは、温かい温泉と、冷たい温泉を交互に繰り返すということ。
有名なところでは、山梨県の下部温泉。
こちらは以前、宿泊した大黒屋さんの温泉。
-
【最強】耳栓「モルデックス」を「旅と日常で1000個は使った」
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そしてこちらは、北海道の十勝岳の温泉「凌雲閣」。
この凌雲閣にも、温かい温泉と冷たい温泉の2種類が湧いています。
一方が冷たい温泉を沸かした…ではなく、普通に2種類の温度の温泉が湧いているのです。
すごいですね!
-
十勝岳温泉【凌雲閣】宿泊記ブログ「上富良野の名湯!」
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この温冷浴は、とにかく効果が高いですよ!
ここからは、なかなか温泉に出かけられない方のために「自宅編」も一緒にご紹介しておきますね!
自宅で肩こりを治す「お風呂を温泉に!」
エプソムソルトがやっぱり一番かな
自宅のお風呂で「肩こり」を治すなら、個人的にはエプソムソルトが一番だと思ってます。
エプソムソルトとは、硫酸マグネシウムのことで、ヨーロッパの伝統的な入浴剤です。
もちろん成分は、天然100%。
モデルさんや、海外セレブが愛用していることで、大人気となったので、ご存知の方も多いはず。
マグネシウムは、神経をゆるませる効果と、肌をキレイにする効果の2つ。
僕自身、アトピーと不眠症の治療のために、このエプソムソルトを愛用していました。
さすがに神経を緩ませる効果が高いことから、肩こりにもすごく効果が。
エプソムソルトのページ
また、下記でエプソムソルトの効果は、詳しく解説しています。
湯の花も同じく効果的
エプソムソルトが、ヨーロッパ最高の入浴剤だとすると、湯の花は日本最高の入浴剤かと。
上記はひめの華という湯の花で、一番のオススメ。
もともとは、アトピーに効果が高い湯の花と呼ばれていることもあって、肌が弱い方や美肌効果も一緒に欲しい方には特にオススメです。
980円でお試しもできるので、ぜひお試しあれ。
その効果に、かなり驚きます。。
またこの他にもオススメの湯の花は2つあり、それらは下記の記事で解説しています。
-
【感動】湯の花の効果・効能は温泉に匹敵【買うべきは3つ】
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まとめ:温泉は肩こりに効果的!
では最後にサクッとまとめて終わりにします!
- 肩こりの原因は:筋肉の緊張、加齢、病気、ストレス、運動不足、眼精疲労など多数
- 肩こりに効く泉質は?:全ての泉質が効果あり
- 特に効く温泉は?:酸性泉、ぬる湯、鮮度の高い湧き立ての温泉
- 1日3回、3セットは効果的、ぬる湯は1時間以上入ると効果的、交互浴も効果的
- 自宅ならエプソムソルトと湯の花が鉄板
以上です!
現代病とも言える「肩こり」だけど、薬でもストレッチでも正直治りにくいですよね、、
そんな時、温泉はやはりオススメ!
気持ち良く、肩こりが改善できれば幸いです!