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「普通は知らない…」伊豆の穴場の名湯5選【すごい掛け流しだけ】

こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。

伊豆の「穴場的な」温泉に特化してまとめてみました。

伊豆といったら「伊東、下田、河津、修善寺、土肥」だけではない!

ちなみに結論、この記事でご紹介するのは「大仁、雲見、伊豆横川、白田、下加茂」の5つ。

1つでも知らないところがあれば、ぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです。

実は魅力たっぷりなのが、「伊豆の穴場温泉」で、まずはその魅力を。そして後半ではガッツリと穴場の温泉について語ってみました。

» YouTubeではこの記事を補足しつつ語っています

サクッと「伊豆の穴場温泉」がすごい3つの理由を

雲見温泉 富久三苑

  1. 温泉の質が良い
  2. コスパも良い
  3. 空いている…

サクッと順番に。

1. 温泉の質が良い

温泉ファンの方の本を読んでいると「伊豆の温泉はちょっと…」と書かれてあることも多いです。

たしかに、伊豆ってすごく観光地化しているところだと、本来なら「掛け流し」できる湧出量があるのに、循環・消毒になっているところも多い。

たしかに「残念…」となってしまうのは、伊豆あるあるだと思います。

ところが、地名度の低い「穴場温泉」であれば、そんなことはほとんどゼロ。

これが温泉好きとしての、最大のメリットかなと。

2. コスパも良い

すごくコスパの良いところが多いのも、伊豆の穴場温泉のメリット。

ボクの体感としては、有名温泉の半額…のイメージであることもあるほど。

3. 空いている…

最近、伊豆はどこに行ってもとにかく混んでいるな〜という印象です。

前は伊東温泉が大好きでよく出かけたけど、今ならちょっと人の少ない穴場に出かけたい…と思ってしまう。

とはいえ「伊東温泉5つの魅力」という記事も書いていて、今でも最高な温泉地であることは変わらずです。

 

伊豆。穴場の名湯5選「普通は知らない…」

 

わかりやすく、温泉宿ベースでご紹介してみます。

大仁温泉 一二三荘

まずは大仁温泉を。こちらは大仁駅。

駅前になにかある?というと、特に何もなくそれゆえ穴場。

箱根なども近くに拠点としてもオススメできると思います。(宿は半額くらいのイメージで泊まれるかも!?)

サクッとまとめると…

所在地 静岡県伊豆の国市大仁
アクセス 伊豆箱根鉄道駿豆線「大仁駅」からすぐ
開湯 1949年(昭和24年)
特徴 狩野川(かのがわ)沿いの自然豊かな温泉地。落ち着いた雰囲気で観光客は比較的少なく、地元の人や釣り客に親しまれている
泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性、pH約8)
源泉温度 59.5~64℃
色・におい 無色透明、ほのかな硫黄臭
自然・景観 狩野川沿いの散策、丘陵地からの富士山ビュー
名物 鮎の友釣り発祥地の鮎料理、伊豆牛、地元菓子
観光スポット サイクルスポーツセンター、修善寺温泉など
イベント 2月に大仁神社で開催される梅まつり(雅楽や巫女舞など)
歴史(起源) 1938年に隣接する大仁鉱山で湧出。金の採掘が困難となったため温泉利用に転換。戦後に大仁町方面への給湯が始まり温泉地として発展

 

駅近で、開湯が70年ちょっとと、比較的新しい温泉地。

あと、長嶋茂雄さんが、この近くでトレーニングをしていたことでも有名で、近くには「長嶋茂雄ロード」まであるほど。

そしてボクのオススメとしては、一二三荘さんという宿。

こちらは2食付き9000円程度〜でありながら、素晴らしいお食事で、伊豆でも最高レベルの温泉に入ることができるところ。

大仁温泉 一二三荘

循環・消毒なしはもちろんのこと、加水・加温すべてなしの掛け流し。

こんなにすごい温泉は、伊豆の中でもかなりレアです。

» 大仁温泉 一二三荘さんの宿泊記

» 大仁温泉「一二三荘」(じゃらんnet。楽天トラベル不可)

雲見温泉 富久三苑

この画像は、あえて雲見温泉を山の上から撮影した様子に。

カテゴリ 内容
所在地 静岡県賀茂郡松崎町三浦地区
歴史 南北朝期に高橋氏の城あり。戦国時代は下田城攻防で活躍
地形・由来 山に囲まれた天然の要害。「雲を見るのみ」から命名
泉質 カルシウム・ナトリウム-塩化物泉(松崎三浦温泉から供給)
見どころ 雲見浅間神社(烏帽子山)
牛着岩(夫婦岩・富士山ビュー)
千貫門(巨大な岩の穴)
高通山・想い出岬(花の名所)
体験 海水浴、ダイビング、釣り、甘夏狩り、ハイキングなど
施設 旅館・民宿・オートキャンプ場、渚の足湯、くじら館、ダイバー施設
アクセス 【電車+バス】伊豆急下田駅から約1時間30分
【車】沼津ICから約2時間15分
【フェリー】清水港→土肥港→車で約1時間
登場作品 小説『雲見奇談』、番組『ガチンコ!』『とんび』などのロケ地
まとめ 秘湯感と素朴な魅力があり、自然と海の幸、体験が楽しめる

とにかく湯量が豊富で、素晴らしい掛け流しの温泉があるところ。

そして温泉は、海を温めたようなイメージで、ガッツリと強烈な塩化物泉。

雲見温泉 富久三苑

あったまる前から心臓がバクバクするほどの極上湯。

さらに富士山が見えたり、昔ながらの漁村の雰囲気なども魅力的。

富久三苑さんは2食付き8800円程度〜で、かなり食事も美味しく、いわゆる最高の温泉民宿の1つ。

» 雲見温泉 富久三苑さんの宿泊記

 

伊豆横川温泉 千代田旅館

こちらは伊豆横川温泉の様子。いい意味で、まったく荒らされていないといった印象です。

概要をサクッとまとめると、

項目 内容
所在地 静岡県下田市(稲生沢川上流の山間部)
特徴 静かな湯治場の雰囲気、観音温泉とは異なる独自源泉を使用
宿泊施設 ・昭吉の湯(日帰り入浴可)
・千代田屋旅館(看板猫とヤギがいる湯治宿)
・森のおくりもの(1日1組限定)
泉質 ナトリウム-カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(pH8.4、弱アルカリ性)
※一部はアルカリ性単純温泉表記あり
源泉温度 約56.3~64.7℃(やや高め)
効能 冷え性、皮膚乾燥症、関節痛、胃腸機能低下、疲労回復など
温泉の利用形態 全宿で源泉かけ流し(循環・消毒・加水・加温なし)
雰囲気 自然に囲まれ非常に静か。コンビニや飲食店は近くにない
周辺アクセス 下田市街や爪木崎などへのアクセス良好
アクセス ・電車:伊豆急下田駅→東海バス約20分「横川」下車→徒歩2分
・車:東名高速・沼津ICから約90分(国道414号経由)

 

オススメとしては、ガッツリと湯治を目的に、千代田旅館さんへ泊まることかな〜と。

とにかく快適に湯治できるところです。

伊豆横川温泉 千代田旅館

もちろん、循環・消毒・加水・加温すべてなしの極上湯。貸切で24時間OKでもあります。

詳しい様子などは、宿泊記の方に。素泊まり5500円、2食付き14000円程度〜

» 伊豆横川温泉 千代田旅館さんの宿泊記

» 伊豆横川温泉「千代田旅館」さん(じゃらんnetからのみ予約可能)

白田温泉 宮田荘

こちらは宮田荘さんのお部屋から撮影したもの。観光地というより、伊豆の原風景といった感じですね。

読み方は「しらだ」だそう。前にYouTubeで「しらた」と言ってしまったはず。笑

まとめると、

項目 内容
所在地 静岡県東伊豆町・白田川沿い
アクセス 伊豆急行線「片瀬白田駅」徒歩1分/国道135号線沿い
特徴 素朴で静かな温泉地。自然が多く残り、家庭的な雰囲気。
泉質 食塩泉(塩化物泉)、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
泉温・pH 80~100℃、pH7.7(ややアルカリ性)
効能 神経痛、リウマチ、婦人病、胃腸病、皮膚病など
湯の特徴 湯量豊富・源泉かけ流し多め。体がよく温まる塩化物泉。
宿泊施設 旅館組合加盟の宿2軒(定員計44名)
雰囲気 静かで家庭的、観光地化されすぎていない穴場感

温泉宿はなんと2軒だけ。さらに日帰り入浴などもないので、穴場の中の穴場かと。

白田温泉 宮田荘

しかし温泉はとびっきり極上です!ガッツリとあったまるパワーをいただけるような源泉。

2食付き14000円程度〜

» 白田温泉 宮田荘さんの宿泊記

 

下加茂温泉 民宿南伊豆

下賀茂温泉

こちらは下加茂温泉を、なんとなく散歩しつつ撮影したもの。

こちらも観光地化されていないけど、実はすごい極上湯に出会えるところ。

情報をまとめると、

所在地 静岡県賀茂郡南伊豆町
特徴 青野川沿いの静かな温泉地。自然と田園風景に囲まれ、湯けむり漂う昔ながらの風情
歴史 開湯は永禄年間(1558〜1570年)。京都からの公家が地名を名付けたという説あり
泉質 ナトリウム-塩化物泉(塩化物泉)
源泉温度 一部で100度超、源泉数は110以上
効能 神経痛、婦人病、冷え性、皮膚病、筋肉や関節の痛み、うつ状態、皮膚乾燥症、疲労回復、健康増進など
主な魅力 湯けむりの風景、温泉熱を利用したメロン栽培・熱帯植物園、早咲き桜(2月頃)
主な施設 銀の湯会館、道の駅 湯の花、下賀茂熱帯植物園、さとう温泉メロン売店 など
アクセス(電車) 伊豆急下田駅から東海バス下賀茂行き約24〜25分、終点下車
アクセス(車) 東名高速沼津ICから国道414・136号経由で約120分

 

実はすごく歴史があって、街を歩いていると、湯けむりがただよう。

さらに源泉数が110と実はかなりすごい温泉地だと思っています。

民宿南伊豆 下賀茂温泉

こちらは下加茂温泉「民宿南伊豆」さんの露天風呂。

こんな感じに下加茂温泉を上から見下ろしつつ極上の温泉に入ることができるのです。

もちろん伊豆でも珍しい、循環・消毒・加水・加温すべてなしの極上湯。

下加茂温泉は、源泉数も多いので、ボクがまだ知らないだけで、素晴らしい温泉をひく温泉民宿などもあるはず。

とはいえ南伊豆さんも、お部屋で素晴らしい海鮮料理がいただけて最高なところ。

2食付き11000円程度〜

» 下加茂温泉 民宿南伊豆さんの宿泊記

 

まとめ:普通は知らない伊豆の名湯5選【迷ったときの選び方】

 

では今回は、「どこに行こうか迷った時の選び方」でまとめてみたいと思います。

と、こんな感じにまとめてみました!

それでは少しでも伊豆の穴場的な温泉に出かける参考になったら嬉しいです。

最後までありがとうございました!

YouTubeではこの記事を補足しつつ語っています⬇️

 

  • この記事を書いた人

KOU

「温泉オタクKOU」の温泉ブログ。 温泉で、アトピーが完治するという不思議な体験をして、温泉にどハマり…。笑 現在、湯治とリモートワークを中心に温泉宿に年間50泊ほど宿泊。 泊まって良かった宿だけをブログにまとめています。 温泉の素晴らしさ、魅力が伝わればとの願いを込め、ブログ&YouTube&Xで発信中。 月/最高88万pv

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