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渋温泉の外湯巡りは9つ「おすすめや人気はどれ?泉質も解説!」

 

こんにちは!KOUです。

 

悩んでいる人
渋温泉に行く予定だから外湯をまわりたいな。9つもあるからどれがおすすめ?あらかじめ色々と情報収集しておきたいな

 

こういった方のお役に立てる記事になっています。

 

本記事の信頼性

KOU
僕の温泉歴は10年ほど。毎週、良い温泉を見つけては旅に出かける、という生活を続けています。本記事は、そんな僕が渋温泉の外湯を全てまわって取材をした記事になっています。

 

渋温泉の外湯は9つ!「おすすめや人気はどれ?泉質も解説するよ!」

まずは、渋温泉の外湯の基本情報を知ろう

まずは、これだけは知っておきたい!っていう情報をまとめました。

  • 利用できる時間は6:00~22:00
  • 宿泊しないと入ることができない(全て無料)
  • 日帰り入浴できるのは9番大湯だけ(10:00~16:00 駐車場、または渋温泉旅館組合事務局で500円で購入)

次に渋温泉の外湯の特徴を。

  • 全て源泉掛け流しで上質な温泉。そして多少の差はあるけど熱め。
  • 9つ全て違う泉質と効能(これが本当に面白い!)
  • 体や頭を洗うことはできない(ドライヤーなどもないです)

外湯を巡るときに持っていくと良いものは?

  • 外湯のカギ(これは各宿でお借りすることができます。これがないと入れない!)
  • タオル
  • 水(連続で外湯を回る時は必須アイテム)
  • 祈願手拭い(各外湯でスタンプを押していくものだけど、渋温泉の宿でしたらどこでも購入可能)

祈願手拭いとは?

渋温泉

9つの外湯、全てでスタンプを押していき最後に大湯前の「渋高薬師」に参詣して印受すれば満願成就。というもの

【渋温泉の9つの外湯】全てをレビュー&解説

まず全ての外湯に共通しているのは、泉質が泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉ということ。

なんだけど、微妙に色々と違う!酸性、中性、アルカリ性とPHまで色々。面白いですね!ではそれぞれを解説とレビューをしていきます。

一番湯「初湯」効能:胃腸 源泉:渋温泉混合源泉 ph:弱酸性

こちらは、木の温もりが。いかにも歴史ある外湯といった感じです。入れるのは3人くらいかな。

二番湯「笹の湯」効能:湿疹 源泉:渋温泉混合源泉 ph:弱酸性

泉質は1番と似ているかな。こちらはタイルなのが違う。

三番湯「綿の湯」効能:皮膚病 源泉:渋温泉混合源泉 ph:弱酸性

こちらは温泉街の一番外れに。それゆえ空いていることが多いとの情報。

「1〜3番の違いを答えなさい」と言われたら、それは難しい😅 この3つはすごく似ているな〜といった印象です。

四番湯「竹の湯」効能:慢性痛風 源泉:横湯と熱の湯の混合 ph:弱アルカリ性

 

ここは、三番までとは全然違う感じ!何しろ酸性⏩アルカリ性ですから。

熱の湯という源泉を使っているせいか「とにかく熱い!」。渋温泉はどこも熱いけどこの四番と次の五番は特に熱かったな!

五番湯「松の湯」効能:神経痛 源泉:横湯と熱の湯の混合 ph:弱アルカリ性

4、5番は似ているかな?PHも弱アルカリ性で源泉も同じだからね。

これは何度も入らないとわからないくらい微差かもしれない。パリッと爽やかなお湯!

六番湯「目洗の湯」効能:眼病 源泉:目洗の湯とガニ沢の湯の混合 ph:弱アルカリ性

ここは、眼の病気だけじゃなく「美肌の湯」としても人気だそうです。(宿の女将さんからの情報)

人気があるからか、お湯の温度がちょうど。一見ふつうのお湯のようだけどきれいな湯の華がたくさん舞ってますね。

七番湯「七繰の湯」効能:外傷性障害 源泉:七繰の湯 ph:弱アルカリ性

こちらは、名前の通り「7回入ると健康になる」とか「7つの病気に効く」とか色々言われているそうです。

六番にも似ているけど、やっぱり少し違う。言葉で表現するのがすごく難しいので実際にお試しあれ。

八番湯「神明滝の湯」効能:婦人病 源泉:神明滝の湯 ph:中性

こちらは唯一の「中性」の温泉。酸性、アルカリ性ときて中性まであるなんて!中性はここだけだからそういった意味でも入ってみる価値がありですね。

昔は本当に滝のような打たせ湯だったそうです。

中性と聞いた先入観からか「優しいお湯だな〜」と。

九番湯「大湯」効能:万病、子宝 源泉:渋大湯 ph:弱酸性

「ここだけ色が全然違うな〜」と。他の外湯に比べるととにかく「鉄の香りがする」といった特徴がありました。

外湯のうちどれか一つ選ぶとしたら、やっぱりココかな。

それから蒸し風呂もあってこれがまた最高。ようは温泉の熱のサウナ。「過去最高に気持ちの良いサウナ」←でした!

【渋温泉の9つの外湯】全体像

外湯の鍵に9つの外湯の全体像がありましたので、参考までに。

もし1泊2日で全てまわるなら

全てをまわれるプランについて考えてみます。

  1. 15時チェックイン
  2. 夕食までに外湯1〜3番
  3. 夕食後、外湯4〜6番
  4. 翌日、朝食前7、8番
  5. 朝食後、9番&渋高薬師に参拝

こんな感じにまわれば1泊2日でも全てまわることは可能です。

もちろん微調整OKです!あと夕食の時にお酒を飲んでしまうとかなりキツイかな😅

それから、全てまわるなら上記の写真のとおり大湯の近く(温泉街の中心)に宿泊するとかなり楽です。(宿については後ほど解説)

「そんなにまわれないよ!」って方におすすめプラン

どれか一つだけ!って方には「九番大湯」がやっぱりおすすめ。

では「3つくらいならまわれるかも!」って方には、

九番大湯、六番目洗の湯、八番神明滝の湯

がおすすめ。理由としては、これならば「酸性、アルカリ性、中性」の全てに入ることができるから。

こんな風に考える方は多いようで、この3つは割と人気があって少し他に比べると人が多い印象でした。

逆にその他の外湯では、人に全く会わないことの方が多かったほど。

【渋温泉の外湯】宿はどこに泊まる?

外湯巡りに便利なのは、なんといっても温泉街の中心に宿泊すること。

渋温泉の中心に位置する宿は、5つ。(大湯まで徒歩30秒以内を基準にしてます)

特に、近いのは「金具屋」さんと「一乃湯 果亭」さん。

歴史を感じたいのなら「金具屋」さんはおすすめ。

 

あと僕は今回「一乃湯 果亭」さんに泊まりました。

ここは本当に大湯の目の前。全館床が畳でできているし年配の方にも特におすすめ!

詳しいレビュー記事は下記を参考にしてください。

渋温泉【一乃湯 果亭】宿泊記ブログ「高齢の方にも安心しておすすめ」

続きを見る

まとめ:渋温泉の外湯は9つ!「おすすめや人気はどれ?泉質も解説!」

渋温泉の外湯めぐりは楽しい!これは本当に。

何しろ、酸性あり、アルカリ性あり、中性ありですから。こんなのは本当に珍しい!

しかも宿に宿泊しないと入ることができないとあって、どこも空いているんですよね。芋洗いなんてことは大湯以外はほとんどないはず。

そして、まわりは山に囲まれた地形とあって本当に清々しいところ。

本当にいいところです!ぜひ渋温泉に行って温泉を楽しみながら健康になりましょう!

  • この記事を書いた人
温泉桶

KOU

「温泉オタクKOU」の温泉ブログ。 温泉で、アトピーが完治するという不思議な体験をして、温泉にどハマり…。笑 現在、湯治とリモートワークを中心に温泉宿に年間50泊ほど宿泊。 泊まって良かった宿だけをブログにまとめています。 温泉の素晴らしさ、魅力が伝わればとの願いを込め、ブログ&Twitterで発信中! 月/最高88万pv

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