こんにちは、温泉オタクでKindle本「奇跡のかけ流し温泉」の著者KOUです。
伊東温泉で知る人ぞ知る名湯「梅屋旅館」さんに来ていました。
実は伊東駅から近いこともあって、アクセスも抜群。日帰り入浴も600円なので、はやく伊東温泉に着いたときなどにもオススメ。
Googleの口コミやネットの情報でも基本的には「日帰り入浴」ばかりで、「宿泊」の情報はかなりレアかと思います。
また「電話予約のみ」ということで、現代では穴場の温泉でもありますね。
ではさっそく!
電話:0557-37-2112(女将さんがお一人で対応されていると思います)
素泊まり5650円、日帰り600円
伊東温泉「梅屋旅館」さんにチェックイン
梅屋さんの目の前にある駐車場に車を停めて…。
ちなみに駐車場は600円。
これを書いてしまうと梅屋さんの利益が…と思うけど、伊東温泉は道が狭いのと、この駐車場もかなり狭いのでもし大きめの車に乗っている場合、近くのコインパーキングにとめた方が簡単だと思います。
ちなみに最寄りはこちらの松原モータープールで、1日500円。歩いても梅屋さんまで2分くらい。
では梅屋旅館さんの中へと。
いつも笑顔で可愛らしい女将さんに案内していただきました。
創業から80年以上経っているとのことだけど、決して居心地の悪い感じはしないです。
中の様子。
かなり急で、昭和を思わせる階段を登ってお部屋へと。
伊東温泉「梅屋旅館」さんのお部屋
こちらはお部屋の前で、
中に入ると、すでに布団を敷いてくれているスタイル。
正直、せんべい布団をイメージしていたけど、かなり寝心地もよく上質な布団で2万円くらいの宿でもめったにないほど。
これから真冬でもまったく寒くないだろうなと。
部屋からの眺めは、
このとおり、伊東の閑静な住宅街で、車もほぼ通らないのですごく静か。
アメニティはフル完備で、バスタオルもこの下に。
部屋の冷蔵庫には、アサヒ、キリン、サッポロと、あとなぜかお漬物が入っていたけどなんだろう?笑
なんとお茶とお茶菓子もあり。この価格でありがたいかぎり。
お手洗いなどは、
通路を進んだ奥に。このあたりはリフォームしてあって最新。
トイレも最新。看板の文字が垂れてお化け屋敷っぽいので、女将さん、そこはなおした方が良いかと…笑
部屋の鍵は中からはかかるけど、外からはかからないタイプかな?
とりあえず部屋の鍵をいただくことはなかったですが、もしかしたらこの日泊まっていたのが僕だけだったからかも。
あとエアコンも新しいもので、効きもすごく良かったです。
旅アイテムとしては、耳栓とアイマスクはあった方がよいかな、といった感じで、なくても大丈夫な人は多いと思います。
部屋は古いつくりなので、外からの声なども響きやすいのと、遮光カーテンではないので、ほんのうっすら光が入るので僕はあった方がずっと快適。(けっこう神経質な方です…笑)
またWifiはないけれど、旅で最高と思っている「楽天モバイル」からのテザリングでPCも問題なしでした。
伊東温泉「梅屋旅館」さんの温泉「2つの貸切とびきり極上湯」
「男湯」といなっているけど、どちらも貸切で利用OK!(夜は11時まで。朝は6時ごろ〜。夜、お掃除をされているそうです)
こちらは奥にある大きめの浴槽。
見るからに極上湯のルックスだけど、もちろん循環・消毒・加水・加温なしのかけ流し。
ちょっと前に飯坂温泉にいたけど、それより熱いくらいで45度ほど。
「45度なら、ちょっと我慢すれば…」と思うけど、実際は温泉の鮮度が高く「実際の温度よりも高く感じられる」のです。
ちょっと水を加えるとちょうど良い温度になったけど、できれば加水はなるべく少なくした方が気持ち良いかな?といった印象でした。
オススメは、よく混ぜて温泉を冷まして、できるだけ水を加えないほうが気持ち良いです。
実際、次の日の朝にこのスタイルで入ってみたら、間違いなく伊東で最高の泉質!といった感じでした。
飯坂温泉の共同浴場よりもすごいお湯なのでは?と思ってしまうほどで、極上の中の極上といった感じ。
「温泉は成分」が注目されがちだけど、本当の温泉のすごさは「温泉の鮮度」だと思っていて、そんな意味でも梅屋さんは極上。
「温泉の鮮度」について詳しくはKindle本「奇跡のかけ流し温泉」に書いています。
梅屋さんの戻り…、温泉好きにわりと有名な話だけど、
天井にツララができているのです。
単純泉って成分が少ないと思われがちだけど、こういった氷柱ができるほどなので、「ミネラル泉」の方が言葉としては近いよな〜なんて。
ではもう1つの浴槽へ。、
こちらは昔「塩湯」と呼ばれる冷たい温泉が湧いていたのです。今は先ほどと同じ源泉だけがかけ流し。
この「塩湯」が止まってしまった原因としては、あまりにも湧出量が多すぎてポンプが壊れてしまったそうです。
クラウドファンディングで直すとか、色々なお話があったそうだけど、女将さんに聞くと「お金と勇気がなくて…」とおっしゃっていました。
僕としては、この記事を見た方が、日帰りや宿泊で訪れて、少しでも経済的に潤うきっかけになってくれれば…といった感じです。
昔の「塩湯」の感じは「梅屋旅館 日帰り入浴記」の方に載せてあります。
伊東温泉「梅屋旅館」さんのお食事「近くに飲食店たくさん」
近くに飲食店は、それこそ山ほどあるので、心配はゼロです。
今回ボクは、共同浴場の受付の方に「旬の味たなか」さんがオススメとお聞きしたので、来てみることに。梅屋さんから徒歩3分ほど。
注文したのは「夜の定食」というもの。
すべて驚くほど絶品。魚の骨せんべいからお刺身までかなりのクオリティ。
これに銀ムツの塩焼きなどがついて2800円。
もし「お刺身をがっつり食べたい」という場合は、「魚楽亭」「大海」さんがオススメで、詳しくは「伊東温泉 大東館 宿泊記」の方に載せています。
おまけ:近くのマックスバリュー安い
夜7時を過ぎるくらいになると、ほとんど半額に。
お刺身も半額に。
伊東温泉に何度も来ているけど、むかし大東館に泊まった時は、半額のお惣菜をいただくことが多かったです。笑
あと、日帰りで伊東温泉に来たときも、帰りの電車でこれらを食べつつ帰る…というのも最高だなと。
おまけ情報でした。
まとめ:伊東温泉「梅屋旅館」宿泊記ブログ
では最後に「こんな方にオススメ」もまとめつつ終わります。
- 伊東温泉で極上湯を求めて
- コスパ旅が好き
- ひとり旅、グループOK!
普通の旅館のイメージで泊まると、こんなはずでは…となってしまうかもです。
しかし湯治宿とかに慣れている方でしたら、かなり快適に感じられるはず。
また宿からちょっと出かけても、毎回優しい女将さんが声をかけてくれるので、ほっこり旅ができるのも魅力的。
「女将さん、ぜひ健康で長く続けてほしいな」と、そんな思いも込めつつ記事を書いてみました。
それでは最後までありがとうございました!
実は伊東温泉をこよなく愛していて「伊東温泉5つの魅力」にこの魅力をまとめています。
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